カナダへの旅行を計画している方にとって、ビザの申請はとても重要なステップです。カナダビザ申請センターでは、観光のためのビザ申請から必要書類の提出、バイオメトリクスの予約まで、すべての手続きをオンラインで進めることができます。公式ガイドに従うことで、スムーズに申請を完了し、カナダで安心して滞在できるようになります。
この記事では、ビザ申請の流れや申請方法など、必要なステップについて詳しく解説します。
カナダビザ申請センターとは
カナダビザセンター(VFS Global)とは、カナダのビザ申請に関連するサービスを提供する施設です。カナダ政府の公認を受けた外部機関が運営しています。主に、カナダに渡航を希望する人々がビザや許可証の申請を行うためのサポートをしています。
何をするところ?
カナダビザ申請センターは、カナダへの渡航を希望する人々がビザや許可証を申請するためのサポートを行う施設です。ここでは、ビザ申請書類の受理、必要な書類の確認、バイオメトリクス(指紋や顔写真)の登録、申請料金の支払いなど、ビザ申請に必要な手続きをサポートします。
申請者は、オンラインでの申請後、指定されたセンターに出向き、必要な書類を提出します。また、申請の状況の確認や、ビザ結果の受け取りなどもできます。
さらに、留学ビザやワーキングホリデーなど、特定のビザの申請に必要な書類や手続きについてもアドバイスをしてくれます。カナダビザ申請センターは、カナダ政府の公認を受けたサービス機関です。
場所はどこにある?
カナダビザ申請センターは、日本国内に二箇所、東京と大阪にあります。
カナダビザ申請センター 合同会社VFSサービシズ・ジャパン
東京:
東京都中央区築地5-6-10 浜離宮パークサイドプレイス8F
大阪:
大阪府大阪市中央区南船場1-3-5リプロ南船場ビル10F
カナダビザ申請センター(大阪)の最寄り駅は、
松屋町駅:1番出口から徒歩で約3分
長堀橋駅:1番出口から徒歩で約4分です。
*カナダビザ申請センター(福岡)はありません。
バイオメトリクス(生体認証)の登録とは
バイオメトリクス(生体認証)の登録とは、指紋や顔写真など、あなたの身体的な特徴を使って、あなたが誰かを確認する手続きです。カナダにビザを申請する際、ほとんどの人はこの登録をする必要があります。
具体的には、ビザ申請をするときカナダ大使館やビザセンターに行き、指紋を取ったり、顔写真を撮ったりします。これによってカナダの政府は、あなたが申請した通りの人物であることを確認できます。また、これらの情報は、今後カナダに入国する際にも使われ、スムーズに入国できるようになります。
バイオメトリクスの登録は、通常、ビザ申請の一部としてオンラインで予約をし、指定された場所で行います。これによってあなたの個人情報が安全に管理され、カナダに旅行することが可能になります。
なんのために使う?
バイオメトリクスは、主に指紋や顔写真を使って、あなたが本当に申請した本人かどうかを確認するための方法です。
カナダのビザ申請ではこの情報を使って、不正な申請を防いでいます。例えば、誰かが他人の名前や情報を使ってビザを申請することがあるとしても、バイオメトリクスを登録することで、本人確認が確実に行われます。
これによって、申請者が本当にその人であるかどうかが確認でき、偽造や不正行為を防ぐことができます。
また、このバイオメトリクス情報は、カナダに入国するときにも使われます。入国審査のとき、指紋や顔写真を再確認することで、過去に入国した人の情報と照らし合わせ、本人がどうかを確認します。
つまりバイオメトリクスは、カナダに入国する人が正しい人物かどうかを確かめるための方法だといえるでしょう。
バイオメトリクスの取得方法
カナダのビザ申請で求められるバイオメトリクス(生体認証)の取得方法は、以下のような流れです。
まず、カナダのビザを申請すると、申請者にはバイオメトリクスを登録するよう指示が届きます。続いて申請者はウェブサイトでアカウントを作成し、申請手続きを進めます。このアカウントを通じて、申請書類の提出や、バイオメトリクス登録の指示を受けることができます。
申請後、カナダ政府からの指示に従い、バイオメトリクスの登録を行うために予約をします。この予約はオンラインで行うことができ、センターの場所や予約日時を選択することができます。
カナダビザ 申請 センター 予約が完了したら、必要書類を揃え、指定された日時にセンターに出向きます。
センターに到着すると、スタッフがあなたの指紋をデジタル機器を使って取り、同時に顔写真も撮影します。この手続きは数分で終了します。その後、提供されたバイオメトリクス情報はカナダの移民局に送られ、ビザ申請の審査に使用されます。
バイオメトリクスの登録が完了すると、ビザの審査が進み、最終的な結果が通知されます。ビザが承認されると、パスポートにビザが貼られ、返送されます。
バイオメトリクスの取得はビザ申請の重要なステップです。スムーズに申請を進めるために、予約や必要書類を忘れずに準備してください。
予約はすぐに取ることができる?
通常、ビザ申請センターでの空き状況に応じて、数日から数週間後に予約可能日を見つけることができます。
しかし混み具合によっては、予約が数週間先になることもあります。特に混雑する年末年始、夏休みや繁忙期などは、早めの予約をおすすめします。ビザ申請を行った後、できるだけ早くバイオメトリクスの予約を取りましょう。
また、オンラインで予約する際には、空き状況を随時確認することができます。
バイオメトリクス取得当日の持ち物
バイオメトリクスの登録には、必要な書類をしっかり準備し、忘れ物のないようにしましょう。当日は、パスポートや申請書類などを持参します。
オンラインで申請した場合は、申請書をプリントアウトしたものや同意書も必須です。これらの書類が整っていないと手続きが進まないことがあるので、事前に確認し、忘れずに準備してください。
何を準備すれば良い?
カナダビザ申請センターへの持ち物について解説します。バイオメトリクス登録に必要なものは、不備なくしっかりと揃えておく必要があります。
◾️予約の確認書のコピー
◾️パスポート
◾️完成した申請用紙をプリントアウトしたもの
◾️バイオメトリクスインストラクションレター、パスポートまたは書類提出のためのカナダ政府からの通知書、パスポートの顔写真ページ(コピー2部)、VFS同意書(2部)
パスポートの有効期限もしっかり確認しておきましょう。もしパスポートの有効期限が短い場合は、ビザ申請をする前にパスポートを更新しておくことをおすすめします。
駐車場はある?
ビザ申請センターの建物の駐車場はテナント専用で、 申請者の方は利用できません。近隣の有料駐車場を利用する必要があります。
バイオメトリクス取得当日の流れ
カナダのビザを申請する際、バイオメトリクスの登録が必要になります。バイオメトリクスの登録は指定されたセンターで行われ、予約した時間に必ず到着する必要があります
申請者本人が出向くことが求められ、18歳未満の場合は、親や付添人が付き添うこともできます。手続きをスムーズに進めるためには、必要な書類を不備なく準備しておくことが大切です。
どのくらいの余裕を持って到着すれば良い?
また、予約時間に遅れると、バイオメトリクス登録の手続きが遅れることがあり、混み具合によってはその日の登録ができなくなることもあります。その場合、再予約が必要となります。
また、予約時間に遅れると、バイオメトリクス登録の手続きが遅れることがあり、混み具合によってはその日の登録ができなくなることもあります。その場合、再予約が必要となります。
これによって、ビザ申請のプロセスが思いがけず大幅に遅れてしまう可能性がありますので、遅れないように到着したいですね。遅刻を避けるためにも、事前にセンターの場所や交通手段を確認しておくと安心です。
代理人が登録をすることは可能?
バイオメトリクスの登録は、申請者本人が必ずセンターに出向く必要があります。代理人のみでの申請は受け付けられません。
18歳未満で、一人で行くのが不安な場合はどうすれば良い?
18歳未満の申請者は、1名の親または付添人が一緒に入室できます。付添人の人数は1名までで、センターに入れるのは申請者とその付添人のみとなります。
14歳未満も、バイオメトリクスが必要?
14歳未満の申請者は、バイオメトリクス登録が不要です。
手続きの進行は?
センター内に入った後は、スタッフに指示される通り、手続きを進めていきます。指紋採取や顔写真撮影が行われ、すべてが終了したら、ビザ申請の審査が進められます。
以上が、カナダビザ申請センターでのバイオメトリクス登録当日の流れです。
カナダビザ 申請 センター 所要 時間についてですが、バイオメトリクスの取得は思う以上にテキパキと行われ、あっという間に終了します。
事前に必要な書類を確認し、予約日を忘れず、指定された時間に遅れずに出向くようにしましょう。
まとめ
この記事では、カナダのビザ申請に必要なバイオメトリクス登録について解説しました。まず、ビザ申請の流れに沿って、申請ガイドに従い、オンラインで登録をします。その後確認のメールを受け取ります。メールに従い、最寄りのビザ申請センターで予約をし、指定された日時に出向いてバイオメトリクスを登録します。この登録には料金がかかり、指紋と顔写真が採取されます。
登録後、ビザ申請は審査を経て、最終的にビザが承認され手続きは完了です。留学やワーク、ワーキングホリデービザなどなど、このプロセスは欠かせない大切なものです。手続きが完了すれば、晴れてカナダへの渡航準備を進めることができます。楽しみですね。

◇留学経験
・イギリス ロンドン
・カナダ トロント
これまで、イギリス・ロンドンのWimbledon School of Englishとカナダ・トロントのiLSC Language Schoolで、文法やアカデミックライティング、国際的な社会問題、ジャーナリズムなどのコースを選択し、2年間にわたり徹底的に学びました。
これらの学びを通じて英語のスキルを高めるとともに、国際的な視野を広げる貴重な機会を得ることができました。特に、アカデミックライティングのコースでは、論理的な構成や明確な主張の展開、信頼できる証拠を基にした議論の方法を学び、映画をテーマに議論するコースでは、さまざまな文化的背景を持つクラスメイトたちと積極的に意見を交わしながら、異なる視点から物事を考える力を養いました。
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
これまでに滞在した国や島:イギリス、ドイツ、スペイン、オーストリア、スイス、フランス、イタリア、インドネシア、バリ、タイ、ランカウイ、プーケット、ハワイ、グアム、サイパン、アメリカ、オーストラリア、カナダ、パンコールラウ、香港、マレーシア、シンガポール、メキシコなどです。
◇自己紹介
これまでいろんな国を旅して来て、たくさんの人々と知り合い数多くの得難い思い出があります。世界各地に友人ができ、やはり共通の言語は英語なので、今では日常的に英語を使っています。また、イギリスやカナダに滞在し、家を借りたり銀行口座を開設したり、現地の学校の申し込みをしたりした経験から、正確な英語を使う必要性を感じました。
英語のスキルでは、リスニングが得意です。また、COLLOCATIONと呼ばれる、英語の言葉が何とペアになっているかに関しての専門的なコースを取ったこともあり、皆様に少しでも有益な情報をお届けしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
◇留学への思い
これまでの留学経験を通じて、さまざまな国の人々と出会い、共通の言語として英語が必要不可欠であることを実感しました。現在では日常的に英語を使い、世界中の友人とコミュニケーションを取っています。
異なる母国語を持つ人々と円滑に意思疎通を図るためには、英語は欠かせないツールです。英語は単なる言語にとどまらず、異文化への理解や国際的な問題に対する深い洞察を得るための重要な鍵であることを強く感じています。
留学では、学業以外の思い出も、留学生活をさらに思い出深いものにしてくれました。ロンドンでは、クラスメイトとフランスやイタリアを訪れ欧州の文化を体験したり、週末にロンドンの地下鉄「チューブ」に乗りピカデリーでミュージカルを楽しんだりと、充実した時間を過ごしました。
トロントでは、ワールドカップ期間中にキャンパスのロビーに設置された大きなテレビの前で、世界中の学生たちと共に相手や自分の国の試合を応援し、にぎやかなひとときを楽しみました。
これからも、みなさんに有益な情報をお届けできるようつとめていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。