
「アメリカ人は休日や祝日に何をして過ごすんだろう?」
「休日の過ごし方は日本とどう違うの?」
アメリカ旅行や留学を考え始めたとき、こうした疑問を持つ人は少なくありません。
アメリカには日本ほど多くの祝日はありませんが、それぞれの休日には歴史的・文化的な背景があり、人々は家族や友人との時間を大切にしながら過ごしています。
この記事では、アメリカの主な祝日をまとめ、定番の休日の過ごし方や日本との違いをわかりやすく解説します。アメリカの休日文化を知ることで、現地での滞在や交流をより楽しむヒントが得られるはずです。
アメリカの祝日や休日の特徴とは
アメリカの祝日や休日は、日本とは考え方や位置づけが大きく異なります。
日本では年間16日程度の祝日があり、国民の休日として広く認識されています。しかし、アメリカ全土で共通する連邦祝日は10日程度しかなく、それ以外の祝日は州独自に定められています。
そのため、住んでいる州や訪れる地域によって、休日の内容や休みの取り方が変わることも珍しくありません。旅行や留学の予定を立てる際には、滞在先の祝日をカレンダーで事前に確認しておくことが大切です。
また、日本のような大型連休はほとんどなく、祝日は1日単位で過ごすケースが一般的です。一方で、独立記念日や感謝祭のように、全国的に重視される祝日では、多くの人が一斉に休暇を取り、盛大に祝います。
祝日の数は少なくても、それぞれに強い意味や文化的背景が込められている点が、アメリカの休日文化の特徴といえるでしょう。
アメリカの主な祝日一覧
アメリカの祝日は連邦政府によって定められた連邦祝日と、州ごとに設定された州の祝日に分かれています。連邦祝日は全国的に広く認知されており、この日に多くの公共機関や銀行、学校が休みとなります。
ここでは、アメリカの代表的な祝日と、それぞれの意味や過ごし方を簡潔にまとめます。
・元日(New Year’s Day/1月1日)
新年の始まりを祝う日で、多くの人が家族や友人とゆったり過ごします。
・キング牧師記念日(Martin Luther King Jr. Day/1月第3月曜日)
公民権運動の指導者であるキング牧師の功績を称える祝日です。
・大統領の日(Presidents’ Day/2月第3月曜日)
アメリカの歴代大統領を称える祝日で、州によって名称や位置づけが異なる場合があります。
・メモリアルデー(Memorial Day/5月最終月曜日)
戦争で命を落とした人々を追悼する日です。多くの人が墓地を訪れたり、国旗を掲げたりします。
・独立記念日(Independence Day/7月4日)
1776年の独立宣言を記念する、アメリカで最も重要な祝日の一つです。花火大会やパレード、バーベキューなどが各地で行われます。
・労働の日(Labor Day/9月第1月曜日)
労働者の貢献を称える祝日で、この日を境に夏の終わりとされることもあります。
・コロンブス・デー/先住民の日(Columbus Day / Indigenous Peoples’ Day/10月第2月曜日)
コロンブスの新大陸到達を記念する日として制定されましたが、近年では先住民の歴史や文化を称える祝日として扱う州も増えています。
・退役軍人の日(Veterans Day/11月11日)
軍に従事した退役軍人を称える祝日で、式典やパレードが行われることがあります。
・感謝祭(Thanksgiving Day/11月第4木曜日)
家族や友人と食事を楽しみ、感謝の気持ちを共有する祝日です。翌日は大型セールが行われることでも知られています。
・クリスマス(Christmas Day/12月25日)
キリストの誕生を祝う日で、プレゼント交換や飾り付けを楽しみながら、家族と温かい時間を過ごします。
アメリカの祝日は数こそ多くありませんが、それぞれに歴史的・文化的な意味があり、地域や家庭ごとにさまざまな形で大切にされています。
アメリカ人の休日の過ごし方
アメリカの人々は祝日や休日を非常に個性的に楽しむ傾向があります。
その過ごし方は多岐にわたり、家族や友人との時間を大切にする人もいれば、外出して地域イベントや旅行を楽しむ人もいます。
仕事や学校から一度離れ、日常とは少し違う時間を過ごすことが、アメリカの休日文化の特徴です。
家族や友人と過ごす時間を大切にする
アメリカの休日でよく見られるのが、家族や友人と集まってゆったりと過ごすスタイルです。自宅で食事を楽しんだり、屋外でバーベキューをしたりと、形式にこだわらず、会話を中心にした時間が重視されます。
長時間一緒に過ごしたり、近況を話したりと、日常では取りづらい時間を確保することが目的になる場合も少なくありません。
たとえば感謝祭やクリスマスのような祝日でも、必ずしも外出するとは限らず、自宅で落ち着いて過ごす家庭も多く見られます。
形式よりも「誰と過ごすか」を重視する姿勢は、アメリカの祝日や休日の傾向といえるでしょう。
イベントやスポーツを楽しむ
休日には、地域で開催されるイベントやパレードに出かける人も少なくありません。
独立記念日には、花火大会やパレードが各地で行われ、多くの人が外出して祝日の雰囲気を楽しみます。また、クリスマスシーズンにはマーケットやイルミネーションショーが開催されます。
また、スポーツ観戦もアメリカの休日の過ごし方としてよく見られます。
感謝祭の時期にはフットボール観戦を楽しむ家庭も多く、自宅でテレビを囲んだり、友人と集まって応援したりする光景が見られます。
また、メジャーリーグやNBAの特別試合が開催される祝日もあり、地元のスタジアムへ足を運ぶ人も少なくありません。スーパーボウルが行われる日には食事を楽しみながら試合を観戦するスポーツパーティーが家庭で開かれることもあります。
こうしたイベントや観戦を通じて、休日は家族や友人と時間を共有する場としても機能しています。
アメリカの休日は多様な選択肢があり、自分に合った楽しみ方を見つけやすい点が魅力といえるでしょう。
アメリカの祝日にお店は開いている?
アメリカでは、祝日であっても多くのお店やサービスが通常どおり営業しています。
スーパーマーケットやショッピングモール、レストランなどは、祝日でも営業していることが多く、祝日に買い物や外食を楽しむ人も少なくありません。
祝日に合わせてセールが行われることもあり、アメリカ留学中の学生や観光客にとっても、祝日はお買い物を楽しむ絶好の機会となります。
一方で、銀行や郵便局、役所などの公共機関は、祝日に休業する場合があります。
ただし、すべての祝日が対象になるわけではなく、州や施設によって対応は異なります。学校も祝日は休みになることが多いものの、地域差があります。
このように、アメリカでは祝日でもお店が開いていることが多い一方で、公共機関の営業状況には注意が必要です。旅行や留学中は、祝日だからといってすべてが休みになるわけではないことを前提に、予定を立てると安心です。
アメリカの祝日で知っておきたい英語表現
アメリカでの旅行や留学、日常生活では、祝日に関する英語表現を使う場面がよくあります。基本的な単語や言い回しを知っておくことで、予定の確認や会話がスムーズになります。
「祝日・休日」を表す基本的な英語表現
英語で「祝日」や「休日」を表す最も一般的な表現がholidayです。祝日だけでなく、休暇を指す場合にも使われます。
公的に定められた祝日について話す際には、public holidayという表現が使われることがあります。国や州が公式に定めた祝日であることを示したいときに用いられます。
また、アメリカではfederal holidayという表現もよく使われます。これは連邦政府が定めた祝日を指し、銀行や公共機関の休業と関係することが多い言葉です。
州ごとに定められた祝日については、state holidayという言い方が使われます。州によって祝日の扱いが異なるアメリカでは、覚えておくと便利な表現です。
これらの表現は、例えば以下のように使われます。
(7月4日はアメリカの祝日です)
(レイバーデーは連邦の祝日です)
また、「祝日」という言葉だけでなく、大統領の日(Presidents' Day)や独立記念日(Independence Day)といった個別の祝日の名称も押さえておくと、現地での日常生活に役立ちます。
休日の予定や営業状況を確認するときの表現
休日に何をするのか、またお店や施設が営業しているかを確認したいときには、簡単な質問表現が役立ちます。
たとえば、休日や祝日の予定を尋ねる場合には、
(休日の予定は何ですか?)
(独立記念日には普段何をしますか?)
営業状況を確認したいときには、
(クリスマスにこのお店は開いていますか?)
祝日のイベントについて尋ねる場合は、
(感謝祭には特別なイベントがありますか?)
このような表現が使えます。
こうした基本的な表現を知っておくことで、祝日に関するやり取りがスムーズになります。
まとめ
アメリカの祝日や休日は、日本とは考え方や位置づけが異なり、数が少ない一方で、それぞれに歴史や文化的な意味が込められています。全国共通の祝日だけでなく、州ごとに異なる祝日が存在する点も、アメリカならではの特徴といえるでしょう。
また、アメリカには、大統領の日や独立記念日といった歴史的な出来事を記念する祝日がある一方で、感謝祭やクリスマスのように、家族や友人との時間を大切にする祝日もあります。
それぞれの祝日には独自の伝統や行事があり、その日にしか体験できない特別なイベントが開催されることも珍しくありません。
アメリカの祝日は現地の文化や価値観を深く理解するための良い機会でもあります。
アメリカへの旅行や留学を検討している方は、祝日の特徴や過ごし方を把握しておくことで、より充実した時間を過ごすことができるでしょう。
◇経歴
高校は日本国内の文部科学省グローバル教育指定校に通学。
高校卒業後、タイの国立タマサート大学に1年間正規留学。
その後、転入先であるチェコの国立マサリク大学で政治とメディア学を専攻。
イギリスの企業でマーケティングインターンを経験し、その後ジュニアマーケターとして採用され、英語での実務経験もあります。
◇資格
・TOEIC 800(高校2年次取得
・ IELTS 6.5(高校3年次取得
・ CEFR C1 (大学2年次取得)
◇留学経験
・アイルランド・ダブリンで2週間のホームステイ (高校2年次)
・タイ国立タマサート大学(1年間正規留学)
・チェコ国立マサリク大学(現在3年目で政治とメディア学専攻)
◇海外渡航経験
・25カ国訪問済み(例:ギリシャ、ベトナム、アルバニアなど)
・現地での留学やインターンシップの経験あり
・現在は30歳までに30カ国訪れることが目標
◇自己紹介
旅行が大好きで、異文化交流や新しい経験を大切にしています。これまでの経験を活かし、留学の良さを伝えていけたらと嬉しいです。
◇経歴
英語や科学、金融ジャンルのライターをしています。
◇資格
英検2級
◇留学経験
大学時代にアメリカ・カリフォルニア州の大学に短期留学
◇海外渡航経験
アメリカ(カリフォルニア、ハワイ)、イギリス、ドイツ、イタリア、台湾、タイ、ベトナム(留学や旅行、海外出張などで訪問)
◇自己紹介
留学中に訪れたヨセミテ国立公園の壮大な景色に感動したことをきっかけに、海外の絶景を求めて旅をするようになりました。
将来は子どもと世界一周することを目標に、日々英語学習に取り組んでいます。