
旅行や出張でフィリピンを訪れる時に、手軽でリーズナブルに利用できる航空会社のひとつが、
セブパシフィック航空。
しかし、初めての利用では、航空券の予約方法や搭乗手続きなど不安に思う方もいるでしょう。
本記事では、セブパシフィック航空での航空券の予約方法を徹底解説!
チケットを購入する前に知っておくべきポイントや、チェックインや搭乗手続きのステップ、セブパシフィック航空の基本情報なども紹介します。
セブパシフィック航空の利用を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
- セブパシフィック航空のチケット購入前に知っておくべきこと
- セブパシフィック航空の予約方法
- セブパシフィック航空でのチェックインから搭乗までの流れ
- 成田→セブのセブパシフィック航空の機体情報
- セブパシフィック航空の問い合わせ先
- おまけ:セブパシフィック航空とは
- まとめ
セブパシフィック航空のチケット購入前に知っておくべきこと
セブパシフィック航空はLCCなので、ANAやJALなどのFSC(フル・サービス・キャリア)とは提供するサービスの幅が異なります。
LCCの利用に慣れていない方は、混乱する可能性があるので、セブパシフィック航空を利用する際は、事前に以下3つのポイントを知っておきましょう。
預け入れ手荷物や座席指定、機内食は有料
セブパシフィック航空はLCCのため、以下のサービスは有料です。
・座席指定
・機内食
・軽食
・ドリンク
また、ブランケットやスリッパなどのサービスもありません。航空券が安い分、ANAやJALのような手厚いサービスはありませんので注意しましょう。
なお、預け入れ手荷物や座席指定、機内食は事前に有料で予約できるほか、カップラーメンやスナック類、ドリンクは機内でも注文できます。
サービスが必要な方は有料オプションで購入しましょう。
オンラインチェックインが便利
LCCのセブパシフィック航空は空港のチェックインカウンターの数が少ないため、搭乗前のチェックインカウンターでは長蛇の列ができます。
チェックイン前の待ち時間をできるだけ短くしたい方にはオンラインチェックインがおすすめです。
オンラインチェックインを利用すると、空港での手続きを簡略化できます。
オンラインチェックインを利用できるのは、出発の2日前から2時間前までで、座席指定や有料サービスの追加にも対応しています。
セブパシフィック航空のオンラインチェックインは、公式ホームページのManageからCheck Inを選択し、必須情報を入力していきます。
ただし、一定の条件を満たさない方はオンラインチェックインができないため、早めにカウンターに出向いてチェックインを済ませましょう。
往路のチェックインでは出国用チケットが必要
日本からフィリピンに向かうフライトのチェックインでは、パスポートと往路のチケットだけでなく、フィリピン出国用の航空券が必要です。
また、フィリピン入国時にも、出国用の航空券がないと入国拒否されることがあるため、出発前にフィリピン出国用のチケットも忘れずに購入しておきましょう。
なお、出国用のチケットは、日本発着の往復航空券、あるいは第3国への航空券のいずれかで問題ありません。
セブパシフィック航空の予約方法
以下では、セブパシフィック航空の予約方法をステップごとに見ていきます。
公式サイトから予約する
セブパシフィック航空の航空券は、公式サイトから予約できます。
日本語にも対応しているので安心です。
購入手順は以下の通りです。
ちなみに、国際線ではセブパシフィック航空に限らず、パスポートと搭乗券上の氏名が一致していないと搭乗できません。
入力内容に誤りがないように、しっかりと確認した上で予約を完了させてください。
オプションが必要なければ外す
座席指定や機内食、保険などのオプションが初期設定で選択されていることがあるため、不要な場合はチェックを外しましょう。
受託手荷物は最大20kg(3個)まで預け入れが可能ですが、予約時に購入しておく方がお得です。
チェックイン時に重量オーバーすると高い料金を取られる可能性があるので、予約時に必要な重量はしっかりと確認した上で選択してください。
また、1辺の長さが100cmを超える荷物には追加料金がかかることもあるので注意しましょう。
機内持ち込み手荷物は、サイズ 56×36×23cm以内、合計7kgまでで1個持ち込み可能です。
予約完了後はチケット情報を控えておく
予約が完了したら、Eチケットの予約情報を控えておきましょう。
オンラインチェックインは、搭乗の2日前から2時間前まで可能なので、手荷物の追加や変更をしたい場合は、公式ホームページのManageを押し、Manage Bookingにて変更します。
予約したフライトに出発時間など変更がある場合は、セブパシフィック航空からのメールが届きます。
変更内容を承認するか別のフライトを選ぶか、またはキャンセル(無料)するかを選択できます。
いずれの手続きも公式サイトで行います。
セブパシフィック航空でのチェックインから搭乗までの流れ
つぎに、セブパシフィック航空のチェックインから搭乗までの手続きを解説します。チェックインの注意点も記載しているので、ぜひ参考にしてください。
チェックイン
チェックインの際には、パスポートおよびフィリピン入国用・出国用の航空券を提示する必要があるので忘れずに携帯しておきましょう。
ちなみに、フィリピン出国用の航空券や旅程表は、スマホのスクリーンショットやメールの画面でも問題ありません。
あらかじめオンラインでチェックインを済ませていると専用窓口に進めるので、よりスムーズに手続きを行えます。
荷物の預け入れも専用レーンにて行うので、列に並んで長時間待つ必要もありません。
ただし、ツアーなど公式ホームページ以外で予約するとオンラインチェックインができない場合があるので、空港でのチェックインの手続きも確認しておくと安心です。
チェックインの注意点
機内に持ち込める手荷物のサイズは56×36×23cm、重さは7kgまでで1個のみとなっています。
モバイルバッテリーは、100Wh以下のものは持ち込み可能で、100〜160Whの製品は航空会社の承認が必要です。
160Whを超えるものは持ち込めません。
さらに、フィリピンへの入国時には、フィリピン出国の航空券を持っていることが必須ですので、忘れないようにしましょう。
荷物が重すぎないか不安な方は、空港に設置された秤やラゲージチェッカーであらかじめ重さを測っておくと良いです。
セブパシフィック航空のチェックインから搭乗までの手続きをスムーズに進めるために、オンラインチェックインと手荷物の規定については特に前もって確認しておきましょう。
搭乗手続き
チェックインを終えたらセキュリティーチェックを受け、出国手続きを済ませて搭乗口に向かいます。
成田空港の場合、セブパシフィック航空の搭乗口はサテライト側のため、到着するまでに時間がかかる可能性があるので、余裕を持って移動しましょう。
成田→セブのセブパシフィック航空の機体情報
成田→セブ線の機材は日によって A321neoまたはA320などに変動します。
いずれも座席は3列+3列の配列が基本です。
一番前の席は足を伸ばせるスペースがありますが、テーブルが小さいので足元に荷物は置けません。
非常口付近の席では英語が話せる方で、かつ、緊急事態には客室乗務員の指示のもと援助する必要があります。
なお、USB電源の有無や位置は機材・座席タイプにより異なります。ご利用前に最新の座席仕様を予約画面や公式サイトで確認しておきましょう。
機内食は、事前にウェブで予約した食事が提供されます。
また、カップラーメンやパン、スナック類を機内で購入できますが、支払いはフィリピンペソかクレジットカードのみです。
機内への飲食物の持ち込みは自由なので、食べ物や飲み物を持参しても問題はありません。
セブパシフィック航空の問い合わせ先
セブパシフィック航空への問い合わせには、以下のコールセンターが対応しています。
■ セブパシフィック航空コールセンター(日本)
・営業時間:毎日8:00~18:00(日本時間)
・営業日:毎日
・日本語スタッフ:あり
コールセンターではフライトの日付変更や手荷物の追加、チケットの予約などの手続きができます。
他にも、座席指定や手荷物の追加など、さまざまなサポートを受けられます。
おまけ:セブパシフィック航空とは
1996年にフィリピンを拠点とする格安航空会社(LCC)として設立されたセブパシフィック航空はマニラやセブ、ダバオなどフィリピン国内の主要都市を中心に、アジアやオーストラリア、中東の各地へ広範なネットワークを展開しています。
フィリピン国内の主要都市間を結ぶ路線も充実しているので、手軽に利用できる航空会社だと言えるでしょう。
セブパシフィックの特徴は低価格と柔軟なサービス。
航空運賃の基本料金に加え、預け荷物、座席指定、機内食などを有料オプションにすることで、必要なサービスだけを選べるので出費を抑えられます。
さらに、「ビッグセール」と呼ばれる定期的な割引キャンペーンも実施しているので、より安く航空券を購入できる機会が多いと言えます。
他にも、楽しい旅を演出するために、客室乗務員によるクイズやゲームをはじめとしたユニークな取り組みも実施しています。
セブパシフィックは、手軽な料金でフィリピンや周辺国を旅したい人におすすめです。
2025年10月29日現在、日本発のセブパシフィック航空のフライトスケジュールは以下の通りです。
セブパシフィック航空では、座席指定や手荷物の追加などに関する問い合わせに平日は毎日電話で対応しているので安心です。
まとめ
リーズナブルな価格で多彩な路線を展開するセブパシフィック航空。
オンラインチェックインや事前の手荷物予約を利用すれば、よりスムーズに旅程が組めるのも魅力のひとつです。
日本語対応のコールセンターもあるので、初めての方でも安心して利用しやすいと言えます。
LCCならではの価格帯と充実した路線網で、フィリピン旅行の選択肢を広げられるでしょう。
TOEIC840
◇留学経験
2013年4月~12月:ニュージーランド
2019年11月~2020年1月:フィリピン
◇海外渡航経験
台湾、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、タイ、クロアチア、グアム、ハワイ、ニュージーランド
◇自己紹介
生まれも育ちも大阪です。小さい頃から、知らないことを知ることが好きで、好奇心を力に執筆をしています。趣味は、芸人さんのラジオを聴くこと、自然探索、グルメ巡りです。好奇心をフル活用して、日々、幸せ集めをしています。