みなさんは、オーストラリアにある都市のひとつ、「メルボルン」を知っていますか?名前だけ聞いたことがあるという方、行ったことがあるという方、まったく知らないという方など、さまざまだと思います。
メルボルンはオーストラリア第2の都市であり、
世界一住みやすい街
になったこともあるなど、多様な魅力にあふれています。
そこで、今回の記事では、そんな素敵なメルボルンについて、気候などの基本情報からおすすめ観光スポット、交通手段、食べたいおすすめグルメ、お土産、メルボルン留学の特徴などをご紹介していきたいと思います。
旅行や留学、ワーキングホリデーでメルボルンに行きたいと考えている方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね。
- オーストラリア・メルボルンの基本情報
- メルボルンのおすすめ観光スポット
- メルボルンの交通手段
- 美食のまちメルボルンで食べたいグルメ
- メルボルンで買いたいお土産
- メルボルンは留学にもおすすめ!
- メルボルン留学の特徴
- まとめ
オーストラリア・メルボルンの基本情報
メルボルンについて「なにも知識がない……」という方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、まずは地理や気候、人口などメルボルンの基本的な情報をチェックしていきましょう!
メルボルンの地理
メルボルン(Melbourne)は、
オーストラリア大陸の南東部に位置する、ビクトリア州にあります。
ビクトリア州のなかでも特に南に位置しています。
面積は9,990平方キロメートルです。
ポート・フィリップ湾を囲むように位置しており、市中心部にはヤラ川が流れています。
メルボルンの気候
メルボルンは、
西岸海洋性気候
に属しています。
西岸海洋性気候は、年間を通した寒暖差や降水量の変化が穏やかな点が特徴です。
四季がありますが、南半球に位置するため、12月から2月くらいまでが夏、3月から5月にかけてが秋、6月から8月にかけてが冬、9月から11月にかけてが春となります。
夏はカラッとしており、25度前後のことが多いですが、まれに日中40度を超えることもあります。
冬は10~15度程度となり、手袋やマフラーといった防寒対策が必要です。
年間の寒暖差はそれほど大きくないものの、注意したいのが一日のなかでの気温差です。
「一日の中に四季がある」とも言われ、突然雨が降ってきたと思ったらすぐにやむということも頻繁にあります。
メルボルンの人口
ビクトリア州の州都でもあるメルボルンはシドニーに次ぐ
オーストラリア第2の都市です。
人口は約480万人です。
日本から直行便が運行(JALとカンタス航空、いずれも成田空港発着、フライトの所要時間は10時間から10時間半です)していることもあり、日本人も多く住んでいます。
また、留学生やワーキングホリデーで滞在する人も多いです。
メルボルンのおすすめ観光スポット
メルボルンには、さまざまな観光スポットがあります。
「ガーデン・シティ」とも呼ばれるほど、多くの公園があり、自然が身近にあります。
また、歴史的建造物も多くあるため、街歩きをするだけでもとても楽しいです。
王立展示館とカールトン庭園(世界文化遺産)
王立展示館とその前方に広がるカールトン庭園は、メルボルンでぜひ訪れてほしい場所のひとつです。
いずれも世界文化遺産に登録されています(王立展示館は、2004年にオーストラリアで初めて世界文化遺産に登録されました)。
展示館は現在でもさまざまなイベントで使われています。
庭園は市民の憩いの場となっているほか、美しい木々や花々に加え、
ブラッシュテール・ポッサム(フクロギツネ)などの野生動物も多く生息しています。
クイーンビクトリアマーケット
メルボルンには多くのマーケットがありますが、クイーンビクトリアマーケットは1878年にはじまった長い歴史を持つマーケットです。
南半球最大の市場として有名で、別名「メルボルンの台所」とも呼ばれています。
生鮮食品のほか、雑貨なども売られているので、お土産探しにもぴったりです。
ビクトリア州立図書館
ビクトリア州立図書館は1856年に開館した、オーストラリアで最も古い歴史を持つ図書館です。
荘厳な外観(特に大きなドーム屋根が特徴の「La Trobe Reading room」はメルボルンで最もインスタ映えする場所と話題です)に、吹き抜けの内装と放射線状に机が配置されていることが特徴で、200万冊という圧倒的な蔵書数を誇ります。
図書館ではありますが、芸術を展示しているスペースもあり、アートに触れられる施設でもあります。
図書館なので、入場料は無料なのもうれしいポイントです。
メルボルン・スカイデッキ(ユーレカ・スカイデッキ88)
メルボルン・スカイデッキ(ユーレカ・スカイデッキ88)は、南半球で最も高い建物(300m)である「ユーレカ・スカイタワー88」にある展望台です。
285m部分に位置する展望台からは、メルボルンの街並みを一望できます。
最近になり、メルボルンの見どころをダイジェストで体験できるVRマシンが設置されました。
ちなみに、ユーレカ・タワーは高級住宅やオフィスが入る複合施設です。
セントパトリック大聖堂
歴史的な建物が多く残るメルボルンのなかでも特に美しい外観を誇るのがセントパトリック大聖堂です。
高さ105.8mの荘厳なオーストラリア最大のゴシック様式の建造物です。
もちろん外観だけでなく、内部のモザイクやステンドグラスなどもとても美しく魅力があります。
夜にはライトアップされ、昼とはまた一味違った印象になります。
教会内には、カードやグッズなどが売られているお店もあるので、旅の思い出に買っても素敵でしょう。
メルボルンの交通手段
メルボルンの主な公共交通機関には、トラム、電車、バスがあります。
特にトラムはおすすめで、無料のシティ・サークル・トラム、有料のメトロポリタン・トラムがあります。
また、マイキーカードというチャージ式ICカードもあります。
このカードは電車・バス・トラムのすべての公共交通機関で使用可能。コンビニや駅で手軽に購入できます。
美食のまちメルボルンで食べたいグルメ
意外かもしれませんが、
メルボルンは美食のまちでもあるんです!
オーストラリアは世界的にも牛肉の産地として有名で、ステーキは特におすすめです。
ジューシーなお肉はぜひ食べてほしい一品。
そのほか、海に囲まれたオーストラリアならではのシーフードもおいしいですよ。
バラマンディ(日本名:アカメ)やサーモン、キングフィッシュ(日本名:ヒラマサ)、オイスター、ムール貝、アバロニなど、さまざまな魚や貝類を食べられます。
メルボルンで買いたいお土産
メルボルン旅行に行ったら、お土産を買いたいですよね。
メルボルンのお土産に悩んだら、「コーヒー」を選んでみてはいかがでしょうか。
メルボルンはカフェの街としても知られており、市内にはたくさんのカフェがあります。
スペシャルティコーヒーを提供しているお店も多いので、お土産にもぴったりです。
コーヒーが苦手な方は紅茶もおすすめです。
メルボルン発祥の「T2(ティーツー)」という紅茶はとても人気があります。
さまざまな種類がありますが、「English Breakfast」を文字った「Melbourne Breakfast」は特におすすめです。
メルボルンは留学にもおすすめ!
メルボルンは留学にもおすすめです。
世界的にも有名な大学があり、高水準の教育が受けられる環境が整っています。
また、留学生も多くいるため、留学生をサポートする体制も整っています。
キャンパス内に寮があったり、留学生も公共交通機関の割引を受けられたりします。
そのため、海外に行くのに慣れていない人や、留学に不安を感じている方にもおすすめです。
メルボルン留学の特徴
最後に、メルボルン留学の特徴をご紹介します。
オーストラリアの中でも聞き取りやすい英語
オーストラリア国内でも、メルボルンの英語はイギリス英語に近いとされ、聞き取りやすいと言われています。
きれいな英語の発音を身につけたい方にもぴったりです。
多文化に触れられる
メルボルンは世界中から留学生が集まる街です。
英語を学ぶだけでなく、いろいろな国の文化・考え方を知れるのは良い機会になるでしょう。
勉強の息抜きもできる
メルボルンはカフェも多いですし、公園やビーチ、美術館・博物館など、勉強の息抜きができる場所が多くあります。
選択肢が多いので、自分の趣味や興味に合わせたアクティビティを楽しむことができます。
まとめ
今回の記事では、旅行や留学、ワーキングホリデーの渡航先としても常に人気が高いオーストラリア・メルボルンについて、基本情報からおすすめ観光スポット、交通手段、食べたいおすすめグルメ、買いたいお土産などをご紹介していきました。
またあわせて、メルボルン留学がおすすめの理由やメルボルン留学の特徴などについてもわかりやすく解説していきました。
記事のなかでもご紹介したとおり、メルボルンは世界一住みやすい街になったこともある都市です。
気候・気温や交通手段などをあらかじめ知っておくことで、さらにメルボルン滞在・生活がスムーズになるはずです。
ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。
また、ご紹介したメルボルンの状況について、「もっと詳しく知りたい」「ネイティブの意見を聞いてみたい」と思った方は、ぜひネイティブキャンプのオンライン英会話レッスンを試してみてください!レッスンでは、ネイティブ講師とマンツーマンで話すことができます。
オーストラリア、特にメルボルン出身の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。
ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。
◇経歴
新卒入社した会社ではオーストラリア人上司のもと働いた経験があります。
海外クライアントとのメールや電話でのやりとりは日常茶飯事でした。
現在はWebライターのほか、英日翻訳者としても仕事をしています。
◇資格
TOEIC、TOEFL、IELTSなどの受験経験あり
◇留学経験
学生時代、イギリスのハル大学に1か月半語学留学をしました。
◇海外渡航経験
学生時代にイギリス留学を経験したほか、アジアを中心にさまざまな国に旅行に行ったり、フィールドワークをしたりしました。
フィールドワークでは英語を使ってインタビューをした経験もあります。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
子どものころはアメリカ人の先生の英会話教室に通い、大学ではイギリス留学を経験、新卒入社した会社ではオーストラリア人上司を持つなど、英語とは色々な接点を持ってきました。
英語はもっぱらリーディングが得意で、毎日洋書を読んでいます。大学で経験したイギリス留学では、語学クラスでさまざまな国の留学生と交流しました。また、英語で大学の歴史の講義を受けたり、現地の小学校でのボランティア活動も行いました。
よろしくお願いします!