タイ・エアアジアXは格安でタイに渡航できる航空会社として、注目を集めています。
「タイ・エアアジアXってどんな会社?」
「タイ・エアアジアXの就航路線は?」
「タイ・エアアジアXの安全性は?」
本記事では、このような悩みを抱える方向けに、タイ・エアアジアXの概要と就航路線、安全性を詳しく解説していきます!
本記事を参考にタイ・エアアジアXに関する疑問をなくし、格安の値段で快適なタイ旅行に出発してくださいね。
タイ・エアアジアXとは?
タイ・エアアジアXは、エアアジアの子会社として2013年に設立された格安航空会社です。現在はバンコクのドンムアン国際空港を拠点としており、バンコクと東アジア諸国およびオーストラリアの主要都市を結ぶ路線を運行しています。
タイ料理を始め和食や洋食などの多国籍料理が楽しめる機内食や、プレミアムフラットベッドやホットシートと呼ばれる豊富な座席オプションが楽しめることが特徴的です。
タイ・エアアジアXでは、最安で3万円台から往復航空券を購入できるため、手頃な値段でタイ旅行を楽しみたい人におすすめです。
タイ・エアアジアXの就航路線
タイ・エアアジアXはタイのドンムアン国際空港からアジア·オセアニアの主要都市に就航しています。
日本国内の路線は、以下の通りです。
東京(成田)―バンコク(ドンムアン)
大阪(関西)―バンコク(ドンムアン)
札幌(新千歳)―バンコク(ドンムアン)
名古屋(中部)―バンコク(ドンムアン)
成田発の路線に関しては毎日3~5便、関西発は2便、新千歳·中部発は1便ずつ運行しています。
この他に、インド(デリー)、中国(ハルビン)、中国(浦東)、韓国(仁川)、オーストラリア(シドニー)とバンコクのドンムアンを結ぶ路線も就航しています。
また、タイ国内線に関しては、ドンムアンープーケット間のみ就航しており、タイ国内およびアジア·オセアニアの主要都市を格安で移動できる航空会社として人気です。
タイ・エアアジアXの機内食
タイ・エアアジアXの機内食では、250バーツ(1000円)程度のリーズナブルな値段で国際色豊かなメニューを楽しめます。機内で食べられる代表的なタイ料理としては、新鮮な野菜を基にしたクリーミーなカレーの「パネーン」、タイ風オムそばとして知られる「パッタイ」、「グリーンカレー」などがあります。
その他にも、マレーシアの「ナシレマ」やナポリ風「トリュフピザ」、和風の「焼き鯖」など国際色豊かな料理が楽しめることが特徴です。さらに機内食にはヴィーガン対応メニューも用意されており、嗜好や文化、信条に合わせて自分好みの食事を楽しめます。
食事は搭乗してからでも注文可能ですが、数に限りがあるため事前予約しておくのがおすすめです。搭乗後の注文に関しては、現金のみの対応となっており、おつりもバーツでの返金となるため注意しましょう。
タイ・エアアジアXの座席
タイ・エアアジアXには、「プレミアムフラットベッド」、「クワイエットゾーン」、「ホットシート」、「スタンダードシート」の4種類の座席があります。自身の予算や嗜好に合わせて好みの座席を選択しましょう。
プレミアムフラットヘッド
プレミアムフラットベッドは、いわゆる「ファーストクラス」の座席です。前のシートとの距離が149cm、座席の幅は48cmでリクライニング可能なため、ゆっくりと横になって空の旅を楽しめます。
座席の快適さ以外にも、40kgまでの受託手荷物や無制限の予約変更、専用ラウンジ·カウンターの利用など豪華なオプションが付いてきます。
旅の疲れやストレスを感じず、最高級のサービスを受けたい人はプレミアムフラットベッドを利用しましょう。
クワイエットゾーン
クワイエットゾーンはノイズを最小限に抑えた静かな座席で、10歳以上の方のみ利用できます。クワイエットゾーンはプレミアムフラットベッドの後ろに位置し、静かな空間に加えて、特別照明やスタンダードシートよりも早く機内食が提供されるなどのメリットがあります。
ノイズの少ない空間で、友人や恋人など大切な人との時間を楽しみたい人におすすめです。
ホットシート
ホットシートはクワイエットゾーンやスタンダードシートの最前列に配置されている座席です。足下は44.45cm以上で十分に足を伸ばして使用できます。
事前予約が必要で有料ですが、広い空間と優先搭乗などのメリットが付いてくるため、搭乗のストレス無くゆったりとしたフライトを楽しみたい人におすすめです。
スタンダードシート
スタンダードシートはいわゆる「エコノミークラス」に該当する座席で、タイ・エアアジアXの利用者のほとんどはこの座席を利用します。座席前後の間隔は78cm以上、座席幅は40cm以上でスタイリッシュな革素材が特徴的です。
特別なオプション等はありませんが、手頃な料金でタイ旅行に行きたい人におすすめの座席です。
タイ・エアアジアXのメリット·デメリット
タイ・エアアジアXの利用にはメリットとデメリットの両面があります。それらを正確に理解することで、予約時や当日のトラブルを回避し、旅行の満足度を高める事ができます。
タイ・エアアジアXのメリット
まずは、タイ・エアアジアXを利用するメリットを紹介していきます。
チケット料金が安い
タイ・エアアジアXを利用する最大のメリットは、チケット料金が安いことです。キャンペーン期間中には、往復3万台でタイ旅行を楽しめるため、旅費を節約したい人には最適です。
日本からバンコクへの直行便の出発地は東京、札幌、大阪、名古屋の4都市もあるため地方に住んでいる人も利用しやすい点が魅力的です。
また、韓国の仁川など東アジアの主要空港とも繋がっているため、乗り継ぎなどの選択肢も多く、各国観光地や主要都市へのアクセスが便利です。
座席の選択肢が多い一般的なスタンダードシートに加え、プレミアムフラットベッドやホットシートなど各々のニーズに合わせて快適性を追究したオプションが豊富です。
自身の嗜好や目的に合わせて空の旅をカスタマイズできるため、快適な空間でストレス無くタイ旅行を楽しみたい人におすすめです。
タイ・エアアジアXのデメリット
次に、タイ・エアアジアXのデメリットを紹介していきます。
オプション料金が高いタイ・エアアジアXでスタンダードシートを選んだ場合、預け荷物やブランケットなどの追加オプションが有料になります。例えば、20kgまでの預入荷物で約4000円、ブランケットのレンタルで約550円のオプション料金がかかります。
また、ネットで預け入れ荷物の予約無しに当日預け入れをした場合、高額な追加料金を請求されるため、注意しましょう。
チェックインカウンターが混んでいるタイ・エアアジアXのチェックインカウンターは非常に混んでいます。格安航空会社にありがちな事ですが、当日チェックインをすると空港で長時間待つ必要があります。タイ・エアアジアXでは搭乗14日前からWebチェックインが出来るので、必ず事前にチェックインを済ませておきましょう。
日本語がほとんど通じないこれは他の格安航空会社にも言えることですが、日本語がほとんど通じません。機内食のメニュー表記もタイ語か英語のため、語学力に自信のない人は注意が必要です。
タイ・エアアジアXの安全性
ここまでタイ・エアアジアXのサービスや概要について見てきましたが、「格安会社だから不安」、「本当に安全?」といった不安を抱える方は多いと思います。
ここからは、タイ・エアアジアXの安全性について、客観的な視点も踏まえて解説していきます。
「世界で最も安全なローコスト航空会社トップ20」に選出
2024年1月、エアアジアグループ(タイ・エアアジアX含む)は、AirlineRatings.comの航空専門家により、「世界で最も安全なローコスト航空会社」の1社に選出されました。
AirlineRatings.comは、世界で唯一の航空会社の安全·機内設備等の格付け機関であり、航空会社に関する様々な指標の調査·ランク付けを行っています。
同社が1月に行った調査では、385社の航空会社の中から「2024年における最も安全なローコストキャリア20選」を選定し、エアアジアグループが見事その中の1社に選ばれました。
また、エアアジアグループは2023年5月にも、航空安全性や政府の監査、乗客の声などを総合的に評価する「エアライン·エクセレンス·アワード」で、アジアにおけるローコストキャリアの中で1位に選出されています。
関係者の言葉
エアアジアグループ経営者や、AirlineRatings.com編集者がエアアジアの安全性について述べた言葉を紹介していきます。
エアアジアグループのBo Lingam最高経営責任者(CEO)は「私たちは、常に最高の安全基準を維持するために国際的な評価基準をグループ全体で用いるなど、安全管理システムとトレーニングに多額の投資を続けている」と述べています。
また、タイ・エアアジアXのTassapon Bijleveld最高経営責任者(CEO)は「安全性は決して妥協できないものであり、私たちのすべての活動の根幹である」と安全性へのこだわりを語りました。
AirlineRatings.comのGeoffrey Thomas編集長は「タイ・エアアジアXを含むエアアジアグループは、優れた安全性を有しており、主要な安全監査に長年合格している。エアアジアグループの安全への取り組みに対する姿勢は、高く評価すべきである」とエアアジアグループの高い安全性とその取り組みを賞賛しています。
安全性に問題はない
ここまで、AirlineRatings.comの行った安全性に関する監査や、エアアジアグループ関係者の安全性に関する言葉を見てきました。
その結果、客観的指標および責任者の主観的発言のどちらにおいても、エアアジアグループの高い安全性とそれを維持するための強いこだわりが感じられました。
これらの事実から、タイ・エアアジアXを利用する際に過度に安全性を心配する必要は無いと言えるでしょう。
まとめ
本記事では、タイ・エアアジアXの就航路線や概要、安全性などについて解説しました!
タイ・エアアジアXはバンコクを起点として東京、大阪、札幌、名古屋の日本4都市および東アジア·オーストラリアの主要5都市を結ぶ路線を運行しています。
タイ・エアアジアXの特徴として、タイ料理から和食、洋食まで国際色豊かな料理が楽しめる機内食や、プレミアムフラットベッドやホットシート、クワイエットゾーンなど幅広いカスタマイズが可能な座席が挙げられます。
また、世界的な航空会社格付け機関であるAirlineRatings.comによる「世界で最も安全なローコスト航空会社」に選出されるなど、客観的指標で見てもその安全性は世界トップクラスです。
本記事を参考にタイ・エアアジアXに関する理解を深め、格安で快適なタイ旅行を楽しんでくださいね。
◇経歴
ドイツのミュンヘン工科大学に留学。
英語で日本におけるサプライチェーンマネジメントについてプレゼンを行う。
◇資格
IELTS Academic 6.5
◇留学経験
・渡航先:ドイツ ミュンヘン
・留学期間 2024年4月~8月
・学校名:ミュンヘン工科大学
◇海外渡航経験
ドイツに約半年間留学。
留学期間中にヨーロッパ10ヶ国20都市以上を旅行。
2019年よりイギリス在住で、現在は毎日英語を使っています。
◇自己紹介
はじめまして、タニタニと申します!
現在大学4回生で、自身の留学経験を活かしてブログやライティング業を行っております。
英語や留学に関心のある方の一助となれるよう情報発信していきますのでよろしくお願いします!