
スペインは日本と同じく四季がありますが、地域によって最高気温や気候の特徴は異なります。
1年を通して温暖で1年中が観光のベストシーズンともいえる地域もあれば、夏場に40度前後の気温を示す地域、昼夜の寒暖差が大きい地域などさまざまです。
この記事では、スペイン旅行に興味のある方に向けて、スペインのエリア別のベストシーズンや最高気温などについて解説しています。
また、服装や混雑する時期、暑さを回避するために準備しておくべきアイテムなどについても取り上げているため、これからスペインに行こうとしている方、スペインの気候を把握しておきたい方などは、ぜひ参考にしてください。
- スペインの地域ごとの気温差とベストシーズン
- 内陸部の気候と最高気温
- アンダルシア地方の気候と最高気温
- 地中海沿岸の気候と最高気温
- 気温に応じた服装の目安
- 暑さ対策向けグッズ
- 季節によって観光の混雑状況は変わる?
- まとめ
スペインの地域ごとの気温差とベストシーズン
スペインは日本と同じように四季があり、地域によってその気候は異なります。
例えば、北部地域は雨が多く、冬は温暖な気候で夏は比較的涼しい点が特徴です。
また、中央部は大陸性気候の影響で昼夜の寒暖差が大きく、夏は暑さを、冬は寒さを感じる気候となっています。
東部や南部は地中海性気候ということで1年を通して温暖で乾燥しています。また、北部以外は夏場にほとんど雨が降らない点は大きな特徴です。
都市別に見ると、マドリードは1日の中でも気温差が大きく、夏場は乾燥して暑くなります。
暑さを避けるのであれば、4〜5月、10月ごろが旅のベストシーズンだといえるでしょう。
避暑地としても人気のサンタンデールは、1年を通して気温差が小さく、夏は涼しくて過ごしやすくなっています。7〜8月でも25度前後であるため、夏の観光にもおすすめです。
バルセロナは、海から吹く風の影響で年間を通して寒暖差がそれほどなく穏やかな気候です。
冬場でも10度を下回ることは少ないことから、1年を通して観光に適しているでしょう。
そのほかにも、グラン・カナリアは、1年を通して春から初夏にかけてのような快適な気候が続く点が特徴です。
暖房がほとんど必要ないくらいに温暖であるため、こちらもどのシーズンでも訪れやすいでしょう。
内陸部の気候と最高気温
マドリードなどの内陸部は、スペインの中でも特に天候に恵まれている場所です。春と秋は過ごしやすく、適度に雨が降ります。
また、夏が本格的に始まる前に雨季が終わり、夏の間に雨が降ることはあまりないため、夏のバケーションを思いっきり楽しめる点も特徴です。
最高気温は3月から6月にかけてが〜28度ほど、6月から9月にかけてが〜38度ほど、9月から12月にかけてが〜32度ほど、12月から3月にかけてが〜25度ほどとなっています。
夏場は暑さには注意が必要ですが、1年を通して観光に適しているといえるでしょう。
中でも、11〜2月にかけては近隣の欧州諸国からの観光客や団体客が少ないため、ゆったりと観光を楽しむことができます。
一方で、4月になると雨季が始まり、雨の日が増えるため、このタイミングでの旅行を狙っている場合は、雨対策をしておく必要があります。
7〜8月の夏はマドリードとしては観光のローシーズンとなります。これは、地元の人たちが夏休みとなり、他の場所や国に行ってしまうためです。
市内のホテル料金も下がるため、真夏の暑さを楽しみつつ、観光をしたいといった方にはぴったりのタイミングだといえます。
アンダルシア地方の気候と最高気温
アンダルシア地方の夏は、熱したフライパンのように暑くなる点が特徴です。
6月上旬~10月下旬までは、日中に35度を超えるような日が多くなるため、暑さ対策は必要不可欠です。
コルドバやセビージャなどは猛暑だと40度を超える数値を温度計が示すこともあります。
最高気温は、3月から6月にかけてが〜32度ほど、6月から9月にかけてが〜35度ほど、9月から12月にかけてが〜30度ほど、12月から3月にかけてが〜20度ほどとなっています。
暑さを避けつつ観光を楽しみたいのであれば、12〜6月ごろがベストシーズンだといえます。
この時期は、例えば4〜6月や12月などはコルドバのパティオを楽しみやすいタイミングであるほか、スペインの代名詞ともいえるひまわり畑は、アンダルシア地方の場合、5月下旬〜6月中旬にかけて旬を迎えます。
また、アンダルシア地方は、各地で街路樹にオレンジの木が植えられていますが、オレンジの花が開花するのが3月中旬から下旬にかけてのタイミングということで、こちらも楽しむことが可能です。
そのほかにも、1月下旬から3月下旬にかけては、グラナダのネバダ山脈が雪に覆われた姿を楽しむこともできます。
何をしたいか、見たいかによって訪れる時期は変わりますが、12〜6月ごろは気候としても、見どころとしてもベストシーズンだといえます。
地中海沿岸の気候と最高気温
バルセロナやバレンシアといった地中海沿岸地域の気候は、1年を通して温暖な点が特徴です。
そのため、内陸部と同じように地中海沿岸地域の旅行のベストシーズンも1年中となります。
ただし、夏の昼間は暑くなるため、観光をする際は暑さ対策を忘れないようにしましょう。
また、冬は温暖とはいえ冷え込むため厚手の上着などを用意し、必要に応じて脱ぎ着できるようにしておくと安心です。
最高気温は、3月から6月にかけてが〜24度ほど、6月から9月にかけてが〜28度ほど、9月から12月にかけてが〜26度ほど、12月から3月にかけてが〜16度ほどとなっています。
観光に関しては、例えばバレンシアでは火祭りを楽しむことができます。こちらの祭りは3月に開催されるものですが、春先だと少し肌寒さを感じるため、防寒対策をしつつ訪れるようにしてください。
また、バルセロナは多くの観光客が訪れますが、特に夏場はどこも混雑しているため、人混みを避けたい場合は夏以外の季節がおすすめです。
そのほかにも、バルセロナは新年のカウントダウンイベントも有名です。カウントダウンということで、多くの人で賑わいますが、海外で年越しをしてみたいといった方にはおすすめです。
気温に応じた服装の目安
ここでは、スペインのエリア別に気温に応じた服装の目安を紹介します。
どういった服装を用意すればいいのか把握しておきたいといった方は、ぜひ参考にしてください。
内陸部
マドリードをはじめとした内陸部は、夏と冬、昼と夜の寒暖差が激しいとされています。
一方で、1年を通して雨が少なく乾燥している点は特徴です。
特に7月や8月は雨がほぼ降らないため、観光に適している一方で、暑さも厳しいため、服装は基本的には通気性の半袖や半ズボンで問題ありません。
ただし、日差しが強いほか、昼夜の寒暖差があるため、薄手のジャケットやカーディガンなど簡単に着脱できるものを持っておくと便利です。
また、冬場は冷え込むため、コートやマフラー、手袋など、防寒対策をしっかりと行ってください。
アンダルシア地方
アンダルシア地方は、スペインの中でも日差しが強く、夏の暑さが厳しいエリアです。
特に7〜8月は日中35〜40℃前後まで上がることもあるため、基本は通気性の良い半袖・短パン・ワンピースなど涼しい服装で問題ありません。
直射日光対策として、薄手の長袖シャツや帽子、サングラス、日焼け止めも用意しておくと安心です。
一方で、内陸部は朝晩や冷房の効いた室内で肌寒く感じることがあるため、薄手のカーディガンやストールなど、さっと羽織れるものを持参すると便利です。
冬は沿岸部は比較的穏やかですが、内陸や標高のある地域では冷え込みやすく、グラナダ周辺では0℃近くまで下がる日もあるため、コートやマフラーなど防寒対策が必要です。
地中海沿岸地域
バルセロナやカタルーニャ地方のある地中海沿岸地域は比較的温暖な気候であり、1年を通して雨が少ないとされています。
夏も暑くなるものの内陸部ほどではなく、冬の冷え込みも厳しくはありません。
基本的には夏は半袖や半ズボン、ショートパンツなど涼しい格好で問題ないでしょう。
それでも朝や夜は涼しさを感じることもあるため、羽織れるものを持っておくと安心です。
冬場に関しても、コートやマフラー、ニットなど一般的な冬の服装で問題ありません。
暑さ対策向けグッズ

ここまで説明してきたように、スペインは地域によって気候が異なり、最高気温が高い地域もあります。
そのため、特に夏場に訪れる場合は暑さ対策が欠かせません。日本にいる間に、以下のような物・グッズを準備しておくと安心です。
手軽に暑さを軽減するためにも、あると便利なのが扇子や小型ファンです。
扇子は鞄に入れておきやすいほか、取り出してすぐに使用できる点が特徴です。
また、小型ファンはUSB充電式のものであれば、モバイルバッテリーなどでも充電できるため、スペインでも使いやすいでしょう。
次に、熱中症対策としてこまめな水分補給は欠かせません。そのため、持ち運びのできる水筒を用意しておくことをおすすめします。
保温・保冷機能がついたものであれば、屋外を観光中でも冷たい飲み物をすぐに飲むことが可能です。また、水筒の持参は節約にもつながります。
強い日差しを回避するためには、サングラスや帽子も欠かせません。また、日焼け止めはこまめに塗ることをおすすめします。
そのほかにも、夏のスペインはエリアによって暑さが厳しいものの、昼夜で寒暖差があるケースもあるため、夏場であっても羽織れるものやストールなどがあると便利です。
季節によって観光の混雑状況は変わる?
スペインは、季節によって観光客の混雑状況が変わるため、どのタイミングが混雑するのか、逆にどのタイミングであれば落ち着いて観光できるのか把握しておくことをおすすめします。
具体的には、大型連休やイベントのタイミングは人手が多く、各地が混雑します。例えば、クリスマスシーズンやイースター、夏休みなどです。
特にスペインはヨーロッパの避暑地や避寒地として多くの人が訪れるため、ホテルが高額になったり、飛行機の予約が取れなかったりする恐れもあるため、早めに手配することが大切です。
7月や8月、さらに12月はスペイン各地で観光客が増えるため注意してください。
まとめ
今回は、スペイン各地の気候の特徴や最高気温、観光のベストシーズンなどについて解説しました。
スペインは、日本と同じで四季があり、地域によってその気候の特徴は異なります。
地域によっては、1年を通して温暖な場所もあれば、最高気温が高く、夏の暑さが厳しすぎる場所もあります。
また、最高気温が高い地域でも昼夜の寒暖差が大きいケースもあるため、寒さや暑さにうまく対応できるように着脱しやすい服装を用意しておくといいでしょう。
夏場の暑さ対策としては、扇子や小型ファンなど、暑さを凌ぐためのアイテムを用意しておくほか、水筒や帽子など熱中症対策を目的としたグッズも欠かせません。
今回の情報を参考に、スペイン観光の計画を立ててみてください。
◇経歴
・イギリスに半年間留学
・イギリスでサッカーの指導者ライセンスを取得(指導の試験などは全て英語)
◇資格
・特になし
◇留学経験
・イギリス:2013年4月〜9月、The English Studio
・ドイツ:2019年9月〜、大学院留学(英語ではなくドイツ語です)
◇海外渡航経験
イギリスにはサッカーの指導を勉強するために留学しました。半年間現地の日系チームに所属し、指導者として活動しながらイギリスの指導者ライセンス取得に向けてコースにも参加していました。また、平日は語学学校に通い、英語の勉強をしていました。
◇自己紹介
ドイツの大学院に留学中のライターです。イギリスに半年間の留学経験があるほか、ドイツには現在も留学中で6年目を迎えています。現在はドイツ語学習がメインですが、英語も勉強しなおしており、語学力をさらに伸ばすことを目標にしています。