【2024年版】イギリスのワーホリビザ情報!変更点や申請方法、費用を徹底解説します

イギリスワーホリ、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

イギリスのワーホリビザは何が変わったの?」
「イギリスのワーホリビザ申請方法が知りたい!」
「ビザ申請にどのくらいの費用がかかるの?」

本記事ではこのような疑問や要望を持つ方向けに、イギリスのビザ申請の変更点と申請方法、必要な費用を詳しく解説します!

本記事を読むことで、イギリスのワーホリビザ申請について最新情報を踏まえて理解でき、スムーズにワーホリ準備を進められます。

本記事を参考にワーホリ申請に関する疑問を解消し、思い出に残るワーホリ生活にしてくださいね!

2024年イギリスのワーホリビザの変更点

2024年のイギリスのワーホリビザの変更点は、募集枠の増枠と申請方法の変更です。具体的には、これまで年間1500人だった募集枠が6000人に増枠され、申請方式が抽選制から先着順へと変更されました。

この変更により、イギリスのワーホリビザを申請する機会が大幅に増え、今までより多くの人がいつでもビザ申請を行えるようになりました。

イギリスワーホリビザの申請方法

イギリスのワーホリビザ申請方法は以下の通りです。

1.申請条件の確認
2.必要書類の準備
3.オンライン申請
4.ビザ申請センターでの手続き
5.ビザ発給

ビザの申請から受け取りまでには早くて4週間程度の時間が必要となるため、余裕を持ってビザ申請を進めましょう。各手順の詳細や具体的な申請方法を確認しておくことで、ビザ申請をよりスムーズに行えるようになります。

ワーホリビザの申請手順について1つずつ見ていきましょう。

1. 申請条件の確認

まず申請条件の確認をします。イギリスのワーホリビザ申請にはいくつかの申請条件があり、それらを満たしていないとそもそもビザ取得ができません。

主な申請条件は以下の通りです。

・申請時の年齢が18歳以上30歳以下(31歳の誕生日までに申請完了が必要)
・日本国籍を有していること
・扶養義務のある子または配偶者を同伴しないこと
・現地での生活に十分な資金(£2,530=約50万円)を有すること
・以前にYMS(イギリスのワーホリビザのこと)を使って渡航経験がないこと
・申請時にイギリス国外にいること
・有効なパスポートを有していること
・滞在期限終了時にイギリスを出国すること。期間の延長は不可。
・イギリス滞在中、公的な資金に頼らないこと

これらの申請条件を1つでも満たしていない場合はビザの取得ができないので真っ先に確認しておきましょう。

2. 必要書類の準備

申請条件の確認が済んだら必要書類の準備をします。パスポートなど取得に時間がかかる書類もあるので早めに準備を始めましょう。

申請に必要な書類は以下の通りです。

・ビザ申請用紙
・申請日の予約確認書
・有効期限が英国出国予定日から6ヶ月以上あるパスポート
・申請料金(£298=約58,000円)
・英国保険料(£776/年=約15万円)
・滞在中の生活に十分な資金(£2,530=約50万円)が確認できる口座残高証明書

申請料金は制度の変更や為替の影響などによって変動するため、必ず自身で最新の情報を確認しましょう。

3. オンライン申請

申請条件の確認が済んだらオンライン申請をします。イギリス大使館ページの「Apply Now」から必要項目を入力して申請を行いましょう。

イギリス大使館ページ:
https://www.gov.uk/youth-mobility/apply

申請に必要な情報としては個人情報の他にイギリス入国予定日、過去10年間の渡航歴、滞在先住所などがあります。

・イギリス入国予定日
オンライン申請日(料金の支払い完了日)から6ヶ月以内を指定する必要があります。

・過去10年間の渡航歴
ビジネスや旅行など目的問わず全ての記入が必要です。トランジットも含めて記入します。

・滞在先住所
滞在先住所に関して滞在先が決まっていない場合は、ホテルやホステルなどでかまいません。

調べるのに時間がかかる情報もあるため、事前に準備しておくとスムーズに申請できます。

4. ビザ申請センターでの手続き

オンライン申請を終えた後、ビザ申請センターでの手続きをします。オンライン申請後90日以内に来館する必要があるため注意しましょう。申請センターは東京または大阪の2箇所あり、どちらを選んでも良いですが必ず事前に来館の予約を行いましょう。

来館時に必要な書類は以下の通りです。

・有効なパスポート
滞在予定期間+6ヶ月間の余裕があること。

・口座残高証明書
ビザ申請日から遡って1ヶ月間、£2,530=約50万円相当の日本円が入っていること。

・ビザ申請用紙

・来館予約証
ビザ申請センターでは申請書類の確認と生体認証を行います。期日を守り余裕を持って来館しましょう。

5. ビザ発給

ビザ審査完了後、審査完了を通知するメールが届きます。通常、申請センターでの手続きから15営業日以内にビザの審査が完了し、申請センターへの来館または郵送でビザを受け取れます。

来館する場合、事前予約は不要で営業時間に行けば受け取ることが可能です。この場合2週間しか保存してくれないので、必ず2週間以内に受け取るようにしましょう。

郵送の場合はビザ申請時か来館予約時に申し込む必要があります。

ビザ受け取りをスムーズに行えるように、こまめにメールチェックをしておきましょう。

イギリスワーホリビザの申請にかかる費用

ビザ申請時には、合計で£3604=約70万円の費用が必要となります。

その内訳としては、

・申請料金(£298=約58,000円)
・英国保険料(£776/年=約15万円)
・残高証明(£2,530=約50万円)

となっています。制度の変更や為替の影響などで必要となる費用は日々変動しているため、目安として考えておきましょう。

イギリスでワーホリするメリット

イギリスでワーキングホリデーをすることには、

・英語の上達
・観光のしやすさ
・多様な文化の理解

など様々なメリットがあります。ワーホリに行くメリットを把握しておくことで、モチベーションのアップや目的意識の向上に繋がります。ここでは、イギリスでワーホリをするメリットについて1つずつ解説していくので渡航先を選定する際の参考にしてくださいね。

英語の上達

英語力の上達は、イギリスでワーホリをする大きなメリットです。イギリスは英語を公用語としているため、イギリス英語を学習するのに最適の国です。仕事や普段の生活など至る所で英語が使われているため、リーディングやリスニングを含む総合的な英語力を養えます。ネイティブスピーカーと同じ環境で生活する事で高いレベルの英語力を身につけましょう。

観光のしやすさ

観光がしやすい点もイギリスでワーホリをするメリットの1つです。イギリスはロンドンを中心に世界的に有名な観光都市が多くあります。また、日本と同じ島国でありながら他のヨーロッパの国々とのアクセスも良く、国内外共に多くの観光資源に恵まれています。

イギリスからは高速鉄道のユーロスターや各種航空会社、ヨーロッパ中を格安で移動できるFlix Busなど様々な交通手段を用いて気軽に国境を越えた旅行が可能です。豊富な観光資源と充実した交通手段から、ワーホリ中に旅行も楽しみやすいというメリットがあります。

多様な文化の理解

イギリスでワーホリをする事で多様な文化の理解が深められるというメリットもあります。特にロンドンではヨーロッパ各国や中近東、アジアなど様々な国や地域からの移民が多いため、様々な文化や言語が入り乱れており異文化理解に最適です。

筆者がロンドンに訪れた際もアジア系を始め様々な人種がおり、他のヨーロッパ諸国に比べて特に多文化社会が浸透している印象を受けました。ワーホリを通して様々な文化や価値観に触れ、自分の視野を広げていけることがメリットとして挙げられます。

イギリスでワーホリするデメリット

イギリスでワーキングホリデーをするデメリットとしては、

・高い生活費
・海外生活のストレス

が挙げられます。メリットだけでなくデメリットもしっかりと把握しておくことで、ワーホリ準備を効率的に進める事ができます。早速イギリスワーホリのデメリットを確認していきましょう。

高い生活費

生活費が高いことはイギリスでワーホリをすることの大きなデメリットです。イギリスは世界の国の中でも特に物価が高いことで知られており、平均的な生活費は月20万円程度と言われています。

具体的な例を出すと、ロンドンでラーメン一杯の価格が13ポンド~25ポンド(約2500円~4900円)、ビッグマックセットの値段が7.4ポンド(約1367円)程度である事からその物価の高さがうかがえます。

ロンドンで生活する際には多くの生活費がかかることを頭に入れておきましょう。

海外生活のストレス

日本と異なる環境で生活するストレスもイギリスでワーホリをするデメリットと言えます。海外での生活は文化、習慣の違いや言語の違いによって普通に生活するだけでも多くのストレスを感じます。

筆者もドイツに留学した際に独特の文化や異なる言語に中々なじめず、日常生活でストレスを感じる場面が多くありました。特にヨーロッパ圏に位置するイギリスは日本と生活様式が大きく異なるため、生活に慣れるまで多くのストレスを感じるでしょう。

イギリスワーホリで人気の都市

イギリスではロンドンをはじめとしてイギリス独自の文化や町並みを楽しめる都市が多くあります。ここでは、ワーホリ先として人気の5都市を紹介していきます。それぞれの都市の特徴をしっかりと把握して渡航先の決定に活かしましょう。

ロンドン

ロンドンはイギリスの首都であり、世界有数の多文化都市です。大英博物館バッキンガム宮殿など世界的に有名な観光地も数多く存在し、それらを見に多くの人が集まるため接客業や観光業での求人が豊富です。他の都市に比べて生活費が高いですが、観光や就労など様々な体験が可能であり、初めてのワーホリ先としても人気を集めています。

ケンブリッジ

ケンブリッジは学問の街として知られ、歴史ある大学や美しい建造物が魅力的です。観光地としても人気であるため、ワーホリ中は教育機関や観光業関連の仕事が多くあります。ロンドンなどの大都市に比べると小規模で落ちついた雰囲気のため、ゆったりとした生活をしたい人におすすめです。ロンドンから日帰り圏内のため観光もしやすく、ワーホリ先として人気を集めています。

オックスフォード

オックスフォードは世界的に有名な大学都市であり、歴史ある建造物とアカデミックな雰囲気が楽しめる街です。世界的に有名なオックスフォード大学イギリス最古のカフェなどを有し、観光地としても栄えているため求人も多い傾向にあります。また、映画のロケ地としても有名で落ち着いた雰囲気を楽しみつつ魅力的な町並みを散策できます。

マンチェスター

マンチェスターは北部の商業都市で、音楽やスポーツで有名です。世界的に有名なサッカーチームの本拠地であるこの街は、多くのサッカーファンにとって憧れの地であり、スポーツ関連の仕事やイベントスタッフとして働くチャンスもあります。ロンドンに比べて物価が安いため、比較的生活はしやすい印象です。多文化的で親しみやすいコミュニティがあることもマンチェスターがワーホリ先として人気な理由の1つです。

リバプール

リバプールはビートルズの故郷として音楽好きに人気の都市です。また、港町としての歴史を活かした観光業でも栄えています。ワーホリ中には観光関連や飲食店での仕事が人気です。マンチェスター同様に生活費が安く、ロンドンなどの大都市に比べると生活しやすい印象です。サッカーチーム、リバプールFCの本拠地でもあるため、サッカー好きにも人気を集めています。

まとめ

本記事ではイギリスのワーホリビザ情報について解説しました。

2024年には募集人数が6000人に増枠され、抽選制から先着順となったため、より多くの人にビザを獲得する機会が広がりました。ワーホリビザ取得には多くの手順と時間が必要となるため、ビザ申請は前もって計画的に行いましょう。

また、イギリスでワーホリをする際には英語の上達や観光のしやすさ、多様な文化の理解など多くのメリットがある反面、高い生活費や海外生活のストレスなどのデメリットがあることも認識しておきましょう。

本記事を参考にイギリスのワーホリビザ申請を進め、思い出に残るワーホリ生活にしてくださいね。

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