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【日本語学習】「漢字」の学習方法ってなにがある？

日本語 はな

漢字、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

 

 

 

 

日本語の勉強をしているみなさん！

「漢字がなかなか覚えられない…」「どんなふうに漢字を勉強すればいいのかな…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？

今回の記事では、「漢字」の学習方法についてご紹介します！

また、日本語の学習方法についても一緒に考えていきましょう。

「漢字」の学習方法を確認して、日本語学習の精度をどんどん上げていきましょうね！

この記事がみなさんの日本語学習の参考になると嬉しいです！

 

日本人と外国人だと漢字学習の難しさが違う

 

日本人と外国人だと漢字学習の難しさが違うといわれています。外国人にとって漢字学習はなぜ難しいのでしょうか？

ここでは考えられる理由を５つ挙げてみましょう。

 

漢字の形に馴染みがない

 

１つ目の理由は、漢字の形に馴染みがないことです。

漢字を使うことが当たり前の日本では、小さなころから漢字を目にし、学校で漢字の学習をしています。しかし、海外の方はそうではありません。（漢字の美しさに魅了されて日本語学習を始める方もいるそうですよ！）

馴染みがない形をスラスラと読み書きするのは難しい…ということが想像できますね。

 

書き方が難しい

 

２つ目の理由は、書き方が難しいことです。

１つ目の理由「漢字の形に馴染みがないこと」と繋がっているのですが、漢字の書き方が難しく、戸惑う方が多いようです。例えば、「薔薇」という漢字を書き写したいとしましょう。漢字に慣れ親しんでいる日本人であれば、漢字の書き順が「草冠があって、右から左、上から下」とイメージできるので、それなりにバランス良く書き写せます。しかし、日本語初学者の方にとっては、その書き方のイメージが出来ず、漢字を難しいと感じてしまうようです。

 

読み方がたくさんある

 

３つ目の理由は、読み方がたくさんあることです。

例文をみてみましょう。「一月一日は日曜日で祝日です。」（いちがつついたち　は　にちようび　で　しゅくじつ　です）日本人なら当たり前のように読む文章ですが、よーくみてみると「日」の読み方が多すぎますね！！！

このように漢字には「音読み」と「訓読み」に加えて「二十日」（はつか）など特別な読みもあります。

 

数が多い

 

４つ目の理由は、数が多いこと。

漢字は数も多ければ、画数も多い、加えて読み方も多い…！なんと学習の負担の大きいものなんでしょうか！！日本人でも漢字を全部知っていて書けます！という人は、かなり少ないでしょう。

まずは日常で使う漢字から学習を進めていくことが挫折しないポイントです。

 

漢字と意味が結びつかない

 

５つ目の理由は、漢字と意味が結びつかないことです。

漢字は、その漢字自体が意味を表すものが多くあります。「火」「水」「木」などは、漢字一文字で何を表しているかわかりますよね？

英語ではアルファベット文字自体に意味はなく、「c」「a」「t」とアルファベットが集まって「cat」というように単語をつくっています。

漢字を日常的に使っていると当たり前ですが、この感覚も難しいところ…。

 

漢字　学習方法

 

ここからが本題！効率的な漢字の学習方法を５つご紹介していきます！

 

使う漢字から覚える

 

おすすめの漢字学習方法の１つ目は、使う漢字から覚えること。

テスト対策や基礎漢字を学習することももちろん大切ですが、まずは自分がよく使う漢字を学習するとスムーズに覚えられます。

入出国で使う漢字：「姓名」「生年月日」「国籍」「職業」「住所」など

サバイバル漢字：「禁止」「注意」「危険」「緊急」「交番」など

学校や職場でよく使う漢字：「留学生」「試験」「期限」「締切」「見積書」など自分の環境に合ったもの

 

何度も漢字を目にする環境を作る

 

おすすめの漢字学習方法の２つ目は、何度も漢字を目にする環境を作ること。

人間の脳は使わない情報は忘れていき、繰り返し触れた情報は残るようにできているそうです。

たくさんの漢字に何度もふれる機会をつくりましょう！

鏡には「鏡」、傘には「傘」と書いた紙を貼っておいてもいいかもしれません！

また、カレンダーの活用もおすすめです。「一日（ついたち）」「八日（ようか）」「二十日（はつか）」などの覚えにくい漢字をマークしておいて、毎日目に入るようにしておけば、自然と覚えられますよ！

 

声に出して覚える

 

おすすめの漢字学習方法の３つ目は、声に出して覚えること。

漢字を見るだけでなく、実際に声に出して覚えていきましょう！

目で見て、口を動かし、自分の声を耳で聞くと、文字の情報＋音声の情報となり、記憶に定着しやすくなります。

音源付きの単語帳を選び、リピートするのもおすすめです！

図書館など実際に声を出すことが難しい場所では、ぶつぶつと口を動かすだけでもOKです！

 

フレーズで覚える

 

おすすめの漢字学習方法の４つ目は、簡単なフレーズを丸ごと覚えること。

ポイントは、簡単な例文にすることです。「フレーズを覚えるのが辛くて漢字学習をやめちゃった…」とならないようにしましょう！

例えば、「日」という漢字を覚えたいとしましょう。

「一月一日は日曜日で祝日です。」（いちがつついたち　は　にちようび　で　しゅくじつ　です）

「日」だけで覚えようとするより、少し覚えやすくなりませんか？

音読み、訓読み、特別な読みと、一つのフレーズでいろいろな読み方を覚えることができます。

また、フレーズを自分で作って暗記するのもおすすめです！

（覚えたい漢字）犬

（自分流の例文）私は犬を２匹飼っています。

自分の生活と直結していると記憶に残りやすいですよ！

 

対義語を覚える

 

おすすめの漢字学習方法の５つ目は、対義語の漢字を覚えること。

対義語の漢字を覚えると語彙力もアップします！

「大きい」「小さい」、「開ける」「閉める」、「上」「下」など、日常生活でもよく目にする漢字をセットで覚えると非常に便利です。

「開ける」「閉める」はとてもよく似ているので、エレベーターで間違えて押しちゃった…というエピソードもちらほら。対義語がわかっていると助かる場面も多いはず！

 

テーマ別に覚える

 

おすすめの漢字学習方法の６つ目は、テーマ別に覚えること。

テーマ別に漢字を覚えることも効果的です。

例えば、「オリンピック」について書かれた文章を読んでみると、「五輪」「国」「順位」「競技」「金」「種目」などの漢字が何度も出てきます。

事前にテーマを理解していると、漢字のイメージも湧きやすいですよね。バラバラに覚えるよりも頭にスッと入ってきますよ！

 

日本語の学習法

 

ここからは、具体的な日本語の学習法を紹介していきます！

 

文法を確認しよう！

 

日本語は語順などの点で、他の言語と大きく異なるといわれています。

英語は主語の後に動詞がきますが、日本語は主語の後に目的語などが続きますよね？

基礎の文法を理解するだけでも、グッと言語との距離が縮まります！

手始めに基礎的な文法をやりましょう。まずは小学～中学レベルの文法の完成を目指し、薄い問題集をやるといいですよ！そのときに基本的なフレーズを暗唱して体に叩き込んでおきましょう。また、文法書を一冊、手元に置いておくといいかもしれません。隅から隅まで読み込む必要はありません。疑問点が出たときに確認する、辞書のような感覚で使うのがおすすめです！

 

語彙を増やそう！

 

語彙が増えると理解できる文章も増えます！

単語を暗記するときのポイントは、「浅く広く＋繰り返し」です！

（NG例）100ページの単語帳の1ページを覚えてから次のページに進む

（OK例）1日で20単語を見る。翌日に前日の20単語＋本日の20単語

単語帳を見るときに音声を聞く、口に出して言うなど、視覚以外の五感もフル活用していきましょう！

 

シャドーイングをしよう！

 

リスニングの上達に効果的なのが、シャドーイング。

シャドーイングとは、流れている音声を追いかけるように真似して発音する勉強法です。最初は短いフレーズから挑戦してみてください。フレーズの暗記に役立つだけでなく、日本語特有の抑揚や語順を自然と身につけることができます。

好きな芸能人やアニメキャラクターの真似をしながらシャドーイングするのも楽しいですよ！

 

とにかく話そう！

 

デスクでの勉強と同時進行で、話す練習もしていきましょう。

話せないから不安という気持ちもありますが、話すことで自分に何が足りないのか認識することができます。

「この質問よくされるなぁ…」「これ日本語でなんて言うんだっけ…」など、たくさんの気づきがあります。また、言えなかったときに他の言葉で言い換える練習にもなりますよ！

 

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漢字　学習方法　まとめ

 

いかがでしたか？

今回の記事では、「漢字」の学習方法についてご紹介します！

・使う漢字から覚える

・何度も漢字を目にする環境を作る

・声に出して覚える

・フレーズで覚える

・対義語で覚える

・テーマ別に覚える

また、具体的な日本語の学習方法もご紹介しました。

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