留学生のための海外インターンシップ!種類や期間等を徹底比較

留学, インターンシップ, オンライン英会話, ネイティブキャンプ

今回は、留学生のための海外インターンシップについて解説していきます!現地の言語を学ぶことを目的に語学学校へ行くのも良いですが、海外で働き、視野を広げてみるのも良いアイデアです。

お金がなくても現地で稼げるメリットがあるので、留学に興味がある方は検討してみてはいかがでしょうか。

インターンシップとは?

インターンシップは日本でも行われており、学生が企業で働けるシステムです。その会社に入ってみないとわからない雰囲気や働き方、どんな人がいるかなどがわかるため就活時の良い経験になります。このインターンシップは海外でできるものもあり、いろんなタイプがあります。

例えば、無給インターンシップと有給インターンシップがありますし、語学研修とインターンシップを両方現地で行うパターンもあります。

もちろん、どのような職種を選ぶかによっても環境はガラリと変わります。人気が高いのはホスピタリティの分野で、ホテルなどでの接客業を学ぶことができます。また、観光業も人気があり、航空系の仕事に就きたい方に人気です。カフェやレストランで店員として働いている方も多いです。

海外インターンで人気の国

では、ここからは海外インターンで人気の国をいくつかご紹介します!自分の興味がある国ではどんなインターンシップができるのか、調べているだけでも楽しいものです。行きたい国や地域とやってみたい仕事を掛け合わせて考えてみましょう。

アメリカ

アメリカのインターンシップの特徴的なところは、無給インターンシップでも働きが良ければ有給になったり、正社員として働かないかといった話が出ることです。

よく、アメリカンドリームと言ったりしますが、実は実力主義の国なので能力が高くなければやっていけません。インターンシップも同様の考え方が採用されているため、働きが良ければ次のチャンスがもらえる可能性があります。

国籍関係なくオープンで迎え入れてくれるので日本人も活躍の場はありますが、そこで実力を示せるかが大きなステップアップの鍵となるでしょう。

カナダ

カナダのインターンシップの良いところは、就労可能なビザの種類が豊富なところです。ビザがないと働けないので、初手から躓いてしまうかもしれないと不安な方はカナダから検索してみることをおすすめします。

最初は語学学校などに通い、その学校が提携している先でインターンシップをするという選択肢もあります。よって、学校を選ぶ際には学校が企業と提携しているかにも注目してみてくださいね。

オーストラリア

オーストラリアのインターンシップの特徴は、観光業に特化した仕事が多いことです。エアーズロックやコアラ、カンガルーなど、他の大陸では見られないものが多い土地柄なのでホスピタリティに関する職種を多く募集しています。

プログラムによっては英語力を問わないものもあるため、海外で働いてみたいが英語は勉強したくない、なんて人がなんとかやっていける場所もあるかもしれません。ただし、現地の言葉がわからないのなら、もちろん日常生活では困ることも多々あることは覚悟の上で決めるべきですね。

ニュージーランド

ニュージーランドでできるインターンシップは多岐にわたり、観光業だけでなく農場での働き口や看護に特化したインターンシップもあります。

職種によっては経験が問われることもありますが、基本的には資格や経験がなくても現地でそれらを得られるプログラムもあります。語学学校で英語力を培い、その学校とセットになっている専門学校で仕事に必要なスキルを習うこともできます。

イギリス

イギリスでのインターンシップを考えている場合は、将来のキャリアアップを強く意識するならロンドンがおすすめです。あらゆる人種、あらゆる文化が集まるロンドンは金融の街として知られ、グローバルな企業もたくさんあります。

イギリスだけでなくヨーロッパ全体で移民問題が発生しているため、本格的に働くとなるとビザの取得に少し手間取るかもしれないことは覚えておくと良いでしょう。働き口の用意の優先順位は、自国民、EU民、その次がEU以外の国から来た人となっています。しかし、インターンシップのレベルであれば問題はありません。ただ、その先を見据えるなら能力で示す必要があるでしょう。

マルタ

マルタはメインとなる留学先やインターンシップ先としては思いつかないかもしれませんが、英語が公用語の隠れた人気スポットです。日本人が少ないことから日本語を使ってしまう機会が少なく、現地に馴染むための良い環境があります。歴史的な建造物や美しい自然が多いため、観光業が盛んです。

マルタでのインターンシッププログラムは語学学校に通いながら働くスタイルのものが多く、語学力が不安な方におすすめです。

フィリピン

いくらインターンシップで働けたとしても、予算がそこまでないという場合におすすめなのがフィリピンです。英語には訛りがあるので、いわゆるイギリスやアメリカなどの英語とは違うことが欠点とされますが、インターンシップを行うかわりに語学学校の授業料が無料になるプログラムなどもあり、費用面では魅力的です。

世界的なリゾート地であるため観光客が多く、地域によっては世界各国から来た人と触れ合う機会があります。各国の英語の訛りに慣れるチャンスと捉えることもできるでしょう。

インターンシップの期間と種類

一口にインターンシップと言っても、期間と種類を組み合わせれば自分の理想的なプランにできます。大きく分けると、以下の4パターンがあります。

①短期インターン
②長期インターン
③語学研修+短期インターン
④語学研修+長期インターン

どれくらいの期間インターンを行うのか決める場合は、プログラムの期間をチェックしましょう。国や地域、学校、企業によってまちまちなので、優先順位を決めてから探すと効率的です。

どんなプログラムが用意されているのか、そのプログラムに自分は行けそうかわからない場合は、インターンシップを取り扱っている留学エージェントに相談してみましょう。

現地で語学力も向上させたい場合は、語学研修プランを付けることも可能です。語学学校に通いながら働くプランが多く、忙しいながらも充実した日々が送れます。

求められる英語力

海外でインターンシップを行う場合に気になるのは英語力でしょう。今の自分の実力でも海外で働けるのか、働けないとしたらどういったプランが残るのかと、自分が行く国や学校が決まる大きな基準になります。

しかし、実際は英語力が初級レベルであってもできるインターンシップはあります。例えば、TOEIC500点未満の場合でも、期間が数日から1か月程度の短期間で、かつ日系企業で働くことは可能です。ただし、これでは日本で日本語を使って働くことと変わりないため、自分がしたいインターンシップの意味と目的を考える必要があります。

一方、英語力が中級レベルと言われるTOEIC500~750点の場合であれば、期間は長くて3か月程度のインターンができるものも出てきます。それでも日系企業で働くことが多く、仕事内容も作業的なものが多いです。

英語力が上級のTOEIC750点以上のレベルになってくると、長くて1年半程度のインターンが可能になります。現地の企業で働くプログラムもあり、英語を使って仕事をする、いわゆる多くの方が思い浮かべる海外でのインターンシップとなります。事前に英語を勉強し、ビジネス英語に対応できるようであれば負かせてもらえる仕事の幅も広がります。

このように、英語力が初級や中級でも海外インターンシップはできます。しかし、上級以外では語学研修付きになることが多く、その分費用がかかってくることも視野に入れておく必要があります。

海外インターンに参加するメリット

海外インターンに参加すると、さまざまなメリットがあります。海外に行ってみたいという自分の夢や目標を達成できる以外にも良い面があるのは魅力的です。

例えば、たとえ日本に戻って日本で就活をすることになっても、就活が有利になる可能性があります。特に、英語を使う企業であれば現地で働いてきた人材は企業にとって貴重なものです。スピーキングテストもライティングテストも一切ないTOEICの点数より、実地の経験をしている人を優先する企業の方が自然です。

また、日本にいてはなかなか試せない自分の英語力を現地で試せる良い期間にもなります。英会話講師は、日本人向けにかなりはっきり、そしてゆっくり、かつ訛りをなくして話してくれています。グローバルな経験をすることで自分の実力をはっきりとさせるためにもインターンシップは有効です。

ただ海外旅行をするのではなく、現地の人と混じって働くことで視野が広がるのも大きなメリットです。世界からすると日本人は真面目で長時間働くと言われていますが、海外ではどのような働き方が主流なのかこの目で確かめられます。良いところは今後の人生に取り入れて、悪いところがあれば反面教師にできるでしょう。

まとめ

海外に行くことに興味がある場合は、留学だけでなくインターンシップも視野に入れておくと良いでしょう。語学力以外のスキルを身に付けることができますし、自分の働きに対して報酬が出る喜びも得られます。

英語力はあった方が断然良いので、近いうちに行きたいと考えている方は今から英語力を磨き、海外の職場でも通じるレベルまでできるだけ引き上げておきましょう!

nativecamp.net

nativecamp.net