【カナダ旅行の費用を学生向けに徹底解説】節約術や予算目安などご紹介

カナダの湖の上をカヌーで移動する男性の後ろ姿、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

カナダは都会的な街並みと雄大な自然を同時に楽しめる、魅力的な観光国です。アメリカにも近く、多様な文化が混ざり合う環境は、学生の皆さんにとって良い刺激となることでしょう。

「カナダへ旅行に行きたいけど、旅費が高そう・・・」
「できるだけ安く旅行するための節約術を知りたい。」

と、費用面でお悩みの方は多いのではないでしょうか。

本記事では、カナダ旅行の予算目安や、航空券や宿泊費を大幅に節約する方法など、カナダ旅行にかかる費用について徹底解説します!

学生ならではの割引や特典の情報も満載です。ぜひ最後まで読んで、少しでもお得にカナダ旅行へ行ってみませんか?

【予算シミュレーション】学生のカナダ旅行費用はいくら必要?

カナダへの旅行を計画したいけれど、実際いくらかかるのか、「旅行費用」は最初に気になる点ではないでしょうか。最新の為替レートや物価状況を踏まえた、学生向けの予算シミュレーションを見ていきましょう。

カナダ旅行1週間・10日間の予算目安(総額)

まずは、カナダ旅行に必要な総額の予算目安を解説します。学生向けの旅行として、ホテルでの宿泊費や外食費はできるだけ抑えた格安旅を想定しています。

【5泊7日の場合】→総額約26万~42万円

【8泊10日の場合】→総額約40万~52万円

航空券・宿泊費・食費:費用内訳のパーセンテージ

旅行費用の総額のうち、大部分を占めるのが航空券です。円安や燃油サーチャージの高騰が原因で、航空券や宿泊費、食費は全体的に高くなっています。

先に提示した旅行費用総額の内訳と、なかでも大きな出費となる航空券・宿泊費・食費にかかるパーセンテージを確認してみましょう。

【5泊7日の場合】

費用項目 費用目安 パーセンテージ
航空券(諸税も含む) 約20万~30万円 約70%
宿泊費(1泊1万円程度) 約5万円 約12%
食費(1日6,000円程度) 約4万~5万円 約12%
海外旅行保険・eTA取得費 約1万円 約3%
観光費(交通費も含む) 約1万円 約3%
合計 約26万~42万円 100%

【8泊10日の場合】

費用項目 費用目安 パーセンテージ
航空券(諸税も含む) 約20万~30万円 約60%
宿泊費(1泊1万円程度) 約8万円 約14%
食費(1日6,000円程度) 約5万~7万円 約13%
海外旅行保険・eTA取得費 約2万円 約3%
観光費(交通費も含む) 約5万円 約10%
合計 約40万~52万円 100%

滞在期間が長くなっても、航空券費用はほとんど変わらないのが特徴です。なぜなら航空券は、多くの場合1ヵ月〜数ヵ月単位が有効期限で、1ヵ月以内の往復であれば運賃タイプに差は出ません。

いずれにしても、航空券は旅行費用のなかで60〜70%と大きな割合を占める出費です。

2026年最新:為替(円安)と現地の物価事情への対策

2026年現在、カナダの物価は日本よりかなり高く感じられます。特にカナダの外食費は、1食あたり約2,500円〜3,000円が平均です。日本と比較して、かなり高くつきます。

そんなカナダの物価高への対策として、チップがかからないセルフサービスのお店で飲食するのがおすすめです。スターバックスなどのカウンター系カフェや、ファーストフード店では、チップを支払わなくてもマナー違反にはなりません。

ショッピングモールなどのフードコートも、セルフサービスであれば基本的にチップは不要です。

旅行中に必要な常備薬や化粧品などは日本から持参して、現地で購入しなくても良いように準備しておきましょう。荷物は多くなりますが、わざわざ現地価格で購入するよりは、日本で買っておいたほうが安くすみます。

また、レトルト食品やフリーズドライで持っていける食品を持参すると、現地での食費を節約できます。

費用の大部分を占める「航空券」を学生価格で予約するコツ


予算シミュレーションでみた通り、「航空券」は費用の大部分を占める出費です。航空券費用を抑えることが、旅費節約の最大のポイントと言えるでしょう。ここでは、航空券を安く手に入れる方法をご紹介していきます。

直行便 vs 乗り継ぎ便:安さと時間のバランスを比較

航空券を取得する際にまず重要なのが、航空会社選びです。

成田空港と羽田空港、そして関空から、日本航空や全日空、エアカナダなどでカナダの主要都市までの直行便があります。直行便のメリットは、なんといっても乗り継ぎがないことです。バンクーバーへは10時間、トロントやモントリオールへは13時間のフライトで一気に到着できます。

一方、ソウルや台北、香港といったアジアの都市を経由する便は、直行便よりも安価に取得できます。経由便であれば、直行便が出ていない空港からでも出発できるのもメリットです。

経由便は、空港での乗り継ぎ時間が長くなるので、バンクーバー行きでも15時間程度かかる場合もあります。安さと時間のバランスを考えて、旅行に最適なフライトプランを検討してみてください。

航空券が安い時期はいつ?オフシーズン(冬・春)を狙うメリット

カナダの冬は非常に寒く、観光のオフシーズンとなります。年末年始休暇が終わった後の1月中旬から2月末にかけては、安い航空券が見つかる可能性が高いです。さらに3月の春休みシーズンも、航空券の料金設定は安いので、早めに計画すればお得な旅行が楽しめます。

カナダの北部にある世界屈指のオーロラ観測地、イエローナイフは冬季12月〜4月が観光シーズンです。バンクーバーでの乗り継ぎが必要なので、検討する方は早めにフライトを探しておきましょう。

天候の良い夏休み期間は、留学に訪れる人や観光客で特に混みあう時期です。長期休暇や土日祝日を避けて、閑散期の旅行を狙ってみてください。

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学生割引や格安航空券サイトの賢い活用術

「国際学生証(ISIC)」を持っていると、専用の学生運賃を利用できます。国際学生証は世界共通の学生身分証明書で、航空券だけでなくカナダ国内の交通機関や観光ツアー、一部の宿泊割引にも使えます。

スマホアプリから簡単に登録できるので、ぜひ発行しておくと便利です。学生割引を適用できる主な便は、キャセイパシフィック航空(香港経由)やアメリカ系の航空会社(アメリカ経由)があります。

詳細は、各航空会社の学生専用割引のページをご確認ください。

航空券を予約する際に活用したいのが、格安航空券比較サイトです。スカイスキャナーやHISが運営するSurprice (サプライス)が有名です。渡航日程を入れると、いくつかの航空会社を一度に比較検討できます。

複数のサイトで比較して、その時に最も安い方法で予約すれば、航空券費用の節約につながります。

宿泊費を大幅カット!学生におすすめの滞在スタイル

カナダ滞在中の「宿泊費」も、場所によって大きな差が出ます。バンクーバーやトロントなどの都市部では、ホテル代が特に高騰しています。

中級ホテルの1泊1室の平均は、2万5,000円〜4万円ほどです。

さらに2026年は、バンクーバーやトロントがFIFAワールドカップの開催地となるため、ホテルの空室不足が予想されます。

ここでは学生向けに、1泊1万円前後で泊まれる宿泊先をご紹介していきます。

ホステルやバックパッカーズ宿:安く安全に泊まるための選び方

学生の一人旅や2〜3人の少人数旅行であれば、ホステルやバックパッカーズ宿の利用がおすすめです。

ホステルは数人で相部屋となる、ドミトリー形式の宿です。海外ではバックパッカーがよく利用する王道の宿泊スタイルで、1泊平均6,000円〜1万円ほどで泊まれます。他の人と相部屋にはなりますが、ほぼ寝るだけの宿泊先として利用する若者が多く、学生の節約旅に最適です。

なかには治安の悪いホテルもあるので、HI(ホステリング・インターナショナル)加盟店を探しましょう。加盟店では、セキュリティや清潔さが保たれた環境で宿泊できます。

女性であれば、女性専用のホステルを選ぶと安心です。国際学生証(ISIC)を持参すると、宿泊費が割引になる場合もあるので、ぜひ活用してください。

友人とのグループ旅行なら「Airbnb」

4人以上のグループ旅行であれば、Airbnb(エアビー)を利用して一軒家やマンションの一室を借りる方法があります。

例えば1泊5万円の家を借りても、5人グループであれば1人当たりは1万円に抑えられます。他の宿泊者を気にせず、一軒を広々と使えるのもメリットです。

洗濯機やキッチンがついている場所を選べば、自分で洗濯をしたり自炊をしたりして、さらに費用を節約できます。現地の人が実際に住んでいる家やマンションで過ごせるのも、貴重な良い経験となるはずです。

食費と現地交通費を節約するための実践アイデア

旅行中に意外と増えてしまいがちなのが、食費と交通費です。

ここでは、旅行中の食費と交通費の節約方法について、実践的なアイディアをお伝えします。

カナダの物価は高い?スーパー活用と自炊で食費を抑える方法

カナダは物価が高いと言われますが、その原因の1つがチップ制度です。チップが不要なお店(セルフサービス)や、地元のスーパーを活用することで、チップの分だけ安く買い物ができます。

カナダを含め北米では、コストコに代表されるような大容量の小売りチェーンが人気です。家庭用品や食品を1度にまとめて購入できる場所として、日常的に利用されています。

カナダでは特に、「Walmart Canada」や「No Frills」は品ぞろえも豊富な激安スーパーとして有名です。例えば、夜ご飯にパンやチキンなどの総菜を多めに購入し、残った分は翌日のランチに持参すれば、外食費を節約できます。

市内移動は「デイパス(1日乗車券)」や徒歩をフル活用

主要都市内の移動は、基本的に徒歩で回れます。時間に余裕があれば、ゆっくり街並みを楽しみながら歩くのも、観光の楽しみになるでしょう。

交通機関を利用する場合は、事前にデジタルカードを購入するのが便利です。例えばバンクーバー市内には、「Compass Card」があります。日本の交通系ICカードと同じで、電車(スカイトレイン)やバス、フェリーまで1枚で支払いが可能です。

1日に何度か電車を利用する場合は、約12ドルで買えるデイパス(1日乗車券)もおすすめです。

バンクーバーの公共交通機関は、距離によって料金が変わるゾーン制となっています。乗車から90分間は、ゾーン内の電車やバスは同料金で乗り放題です。

また、平日18時以降か土日祝日は、全区間「1ゾーン」の料金で利用できます。1ゾーン以上の遠くへ移動する場合は、土日祝日がお得です。

都市間移動(バンクーバー〜トロント等)は「VIA鉄道」や格安航空会社を比較

カナダは東西に広く、バンクーバーからトロントは飛行機でも5時間近くかかるほど離れています。

最も安い移動手段は、VIA鉄道(カナダ横断鉄道)です。安ければ片道2万円~5万円前後で購入できますが、4泊5日の車中泊が必要になります。4泊分の宿泊費込みだと考えれば、カナダ観光の一環として利用を検討しても良いでしょう。

最も一般的でおすすめなのが、格安航空会社(LCC)です。なかでも超格安航空会社(ULCC)と呼ばれる、フレア航空(Flair Airlines)やポーター航空(Porter Airlines)は、片道1万5,000円ほどで購入できます。

荷物を預けると追加料金がかかるので、機内に持ち込める最低限の荷物にまとめて利用しましょう。VIA鉄道も飛行機も直前で予約すると、高額になってしまう可能性が高いです。2〜3ヵ月前には購入しておくことをおすすめします。

「国際学生証(ISIC)」で受けられる割引特典

国際学生証(ISIC)については前にもふれましたが、カナダの学生旅行には欠かせないアイテムです。学割文化が強いカナダでは、国際学生証(ISIC)を提示するだけで受けられる割引や特典が多くあります。

具体的な特典について、ご紹介します。

美術館・博物館・映画館:学生証提示で入場料が半額になるスポット

カナダの主要都市にある観光スポットでは、国際学生証(ISIC)で学生料金が利用できます。下記に、代表的な施設をご紹介します。

【美術館】

  • バンクーバー美術館:ISICで割引あり。さらに毎週火曜日の17時以降は大幅割引があるので、通常料金の半額以下で入場可能。
  • オンタリオ美術館(トロント):25歳以下の学生であれば年間パスが約4,000円(35CAD)で購入可能。通常の入場料が30CADのため、2回以上訪れる場合はお得になります。

【博物館】

  • ケベック文明博物館:一般料金25CADのところ、国際学生証(ISIC)の学生料金で15CADに。約40%オフで利用できます。

【映画館】

  • Cineplex:カナダ最大のシネマブランドCineplexは、火曜日がお得。国際学生証(ISIC)の学生料金に加えて火曜日のサービスデーを利用すれば、チケット代が約半額になります。

鉄道やバスの長距離移動も割引!ISICカードの作り方とメリット

カナダの都市間移動でご紹介した、VIA鉄道やFlix Busなどの長距離バスでも、ISICで受けられる学生運賃があります。

学生料金でカナダ旅行を楽しむなら、ぜひ事前に申し込みをしておきましょう。

下記の公式サイトから、ISICカードが作成できます。サイト内にあるカード発行手順にしたがって、進めてください。
ISIC JAPAN公式Webサイト

まずは個人情報を入力し、証明写真をアップロードして進めます。物理的なカードではなくバーチャルカードで、専用アプリを利用します。

PayPalでの決済が必要なので、合わせて登録しておきましょう。発行手数料は2,200円です。

地元のカフェやアパレルショップで見つける「Student Discount」

国際学生証(ISIC)は観光地の入場料や映画館以外にも、さまざまなお店の割引に使えます。

例えば、H&MやAdidasといった世界的なアパレルブランド店では、10%ほど割引で購入できます。他にも大学付近のカフェやモバイル通信に必要なeSIM、Spotifyなどのサブスクにも適用可能です。

ISICが使えるお店は、看板に「〇% off for Students」と書かれていますが、記載がない場合もあります。支払い時に、店員さんにアプリの登録画面を提示して「Do you have a student discount?」と、確認してみてください。

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賢く節約して一生モノのカナダ旅行を実現しよう!

カナダ旅行にかかる費用やその節約術について、学生向けに解説してきました。

カナダは東西で大きく異なる文化を持ち、都市と自然の両方を楽しめる国です。一生の思い出となる、貴重な経験がたくさんできます。

円安や物価高で、費用が心配の方も多いでしょう。航空券や宿泊先は長期休暇を避け、早めに決めるのがポイントです。さらに国際学生証(ISIC)を有効に活用して、学割を徹底的に利用しましょう。

本記事でご紹介した節約術を参考に、ぜひ心に残るカナダの旅を実現してください!

 

 

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