ルネサンス建築の傑作!フランス「シャンボール城」の建築と見どころ徹底解説!

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そんな風に思う方はいらっしゃいませんか?

上記のような方には、フランスのパリから日帰りで行くことのできる、ロワール渓谷のシャンボール城がおすすめです。

シャンボール城は、ロワール渓谷に数ある古城の中でも最も美しく壮麗な城として知られ、1981年には単独でユネスコ世界遺産に登録されました。

またシャンボール城は、美女と野獣に出てくるお城のモデルになったとされており、レオナルド・ダ・ヴィンチが建築に関わったことでも有名です。

ここでは、ルネサンス様式の傑作、シャンボール城の見どころや観光の方法についてまとめました。

観光はパリだけでも、盛りだくさんですが、フランスの古城や世界遺産に興味のある方には特におすすめのスポットですので、ぜひ最後までお読みください。

シャンボール城の場所・アクセス

シャンボール城は、パリから南西約180km離れたロワール渓谷にあります。

パリから比較的アクセスが容易なため、日帰り観光先として人気があります。

ロワール渓谷には、約300もの古城が点在しており、シャンボール城はこの中でも特に広大で壮麗な城として、最大の見どころとなっています。

シャンボール城の他に「貴婦人の城」と呼ばれるシュノンソー城、歴代の王が住んだブロワ城、シュルヴェルニー城などがあり、1日で2〜4城をめぐるのもおすすめです。

鉄道+シャトルバス/タクシーの利用

鉄道とシャトルバスを乗り継いでシャンボール城に向かう方法は、一番ポピュラーで、費用を押さえることができます。

まず、パリ・オステルリッツ駅(Paris Gare d’Austerlitz)からTER (在来線)でブロワ=シャンボール駅 (Blois-Chambord)で下車します。

(所要時間:約1時間45分〜2時間 料金目安:約22ユーロ)

ブロワ駅前から「城巡りバス(Navette Châteaux)」に乗り換え、シャンボール城に向かいます。

(所要時間約25分 料金目安:約4〜6ユーロ)ただし、バスは夏季限定のため、季節により運行されていない場合には、タクシーで向かうのがおすすめです。

(所要時間 約25分 料金目安:45〜55ユーロ)

レンタカー

車で向かう場合、高速道路A10を利用でき、所要時間は約2〜2.5時間です。

古城の敷地には、有料駐車場があります。

平日でレンタカー55ユーロ、ガソリン45ユーロ、駐車6ユーロ=合計約106ユーロが目安となります。

ロワール渓谷周辺の他の古城(シュヴェルニー城やヴィランドリー城)などと併せて観光をする方は、車の利用がおすすめです。

ツアーの予約

シャンボール城にはパリからのツアーが多数催行されています。

交通手段の計画やチケットの手配などの手間をかけたくない場合は、一番おすすめの方法です。

ツアーもプライベートツアー、日本語ガイド付き、少人数グループのツアーなどさまざまなオプションがあります。

手軽に、シャンボール城を訪れたい方におすすめです。

以下それぞれの所要時間や目安の費用をまとめました。

所要時間 費用 おすすめ
鉄道 +シャトルバス /タクシー 約2.5時間 約27〜72ユーロ 料金を抑えたい人
レンタカー (車) 約2〜2.5時間 約105ユーロ 個人で併せて他の古城をめぐりたい人
ツアーへの参加
(他の古城と併せて巡ることが多い)
ツアーによる 約40ユーロ〜 (人数等により異なる) 手間を省きたい人

シャンボール城の開館時間・休館日・観光の所要時間

シャンボール城の情報については以下の通りです。

開館時間 夏季(4月〜10月) :朝9時〜18時
冬季(11月〜3月):朝9時〜17時
最終入場は、閉館の30分前
休館日 1月1日、12月25日、1月最終週のメンテナンス期間のみ
臨時休館は公式サイトの確認が必要
所要時間 城の内部の見学の所要時間が約2時間、公園や庭園をゆっくり散策する場合は、約3〜4時間必要です

500年の歴史を持つ古城

シャンボール城の歴史は平坦なものではありませんでした。

以下にシャンボール城の歴史についてまとめました。

16世紀フランソワ1世による建設

シャンボール城は、1519年にフランス国王フランソワ1世により狩猟用の別邸として建設が始められたのが始まりました。

イタリア遠征によりイタリアのルネサンス建築に感銘を受けたフランソワ1世が、様式を取り入れた城の建築を決意しました。

特にレオナルド・ダ・ヴィンチの天才的な才能に魅了された王は、レオナルド・ダ・ヴィンチによる建築の設計を取り入れたと言われています。

建築には28年もの歳月と膨大な労働力が費やされましたが、フランソワ1世自身が実際に滞在したのはわずか数週間にすぎませんでした。

しかし、王の野心的なプロジェクトによる城は、王の権力と富の象徴として後世に残ることになりました。

ルイ14世による改装

シャンボール城は、太陽王ルイ14世によって大規模に改修が行われ、モリエールの戯曲が上演されるなど、宮廷文化の一部となりました。

ルイ14世の時代には現在に残るフランス式庭園の整備も行われました。

しかし、宮廷がヴェルサイユ宮殿に移行すると、シャンボール城は次第に利用されなくなり忘れ去られていきました。

更にフランス革命期には、城内の調度品が略奪され、荒廃が進みました。

その後、19世紀にはシャンボール伯爵により買い取られ、修復されました。

1930年には、フランスの国家所有となりました。

1981年にはユネスコの世界遺産に登録され現在に至っています。

第二次世界大戦中には、ルーヴル美術館の美術品の避難先としても使用されています。

シャンボール城の美しい建築と庭園

シャンボール城の魅力は、建築の様式美と広大な敷地、そして庭園にあります。

フランス・ルネサンス様式の傑作

シャンボール城は、フランス中世の要塞建築にイタリア・ルネサンス様式の幾何学的な美を取り入れ融合したユニークなスタイルとなっています。

イタリア・ルネサンス様式の代表的な城として、ナポリのヌオーヴォ城、カステル・デル・モンテなどがあります。

フランソワ1世がイタリアのルネサンス建築に感銘を受けイタリアの芸術家や建築家をフランスに集め、自身でもフランス式のルネサンス様式の城を作ることを決心したのです。

・128mのファサード(外観):城を正面から見た外観は左右対称となっています。

左右対称性はルネサンス様式の美に通じます。

・複雑な屋根の景観:城の上部には、塔、尖塔、窓、円筒などが無数に立ち並び、石の都市のような景観を生み出しています。

イタリア宮廷建築の装飾的な要素の影響を強く受けています。

屋上のテラスからは広大な敷地と庭園を一望することができ、見るものに感動を与えます。

壮麗なフランス式庭園

シャンボール城のもう一つの魅力は、城周辺の自然環境です。

城の周りは、5,440ヘクタール(東京ドーム約1,150個分)もの面積を誇る敷地で、野生動物も数多く生息しています。

その中でも、ルイ14世が造園したフランス式幾何学庭園が、2017年に復元され、現在も楽しむことができます。

城の正面の約6.5ヘクタールの敷地にあり、整えられた芝生、花壇などが整然と並んでおり、城に視覚的な美を添えています。

特に城のテラスから見下ろす庭園は圧巻です。

シャンボール城の内部と見どころ

城の内部も広大で、440の部屋、84の階段、300以上の暖炉があり、60室ほどが一般公開されています。

シャンボール城の見どころには、二重螺旋階段、王の居室、ヴォールトの広間とテラスがあります。

二重螺旋階段

シャンボール城内部の一番の見どころは、レオナルド・ダ・ヴィンチが設計したとされる、二重螺旋階段です。

中央の柱を中心に、2本の階段が絡み合うように交差しながら、上がっていく形状となっており、上り降りをする人がお互いの顔を見ずに階段を利用できるようになっています。

これは、王族と召使いが鉢合わせをしないように、といった宮廷文化によるもので、精緻な設計の建築は傑作と言われています。

王の居室

王の居室では、フランソワ1世や、ルイ14世が滞在した部屋があり、見学することができます。

当時の豪華な家具や装飾を見ることができます。

フランソワ1世の部屋は、フランソワ1世の紋章であるサラマンダー(火トカゲ)の紋章が施されています。

屋上テラス

シャンボール城の屋上テラスからは、広大な城の敷地や整然としたフランス式庭園を一望することができ、束の間王族の気分を味わうことができます。

シャンボール城のチケット料金・予約方法

シャンボール城チケット料金は、一般の方が16ユーロ、18〜25歳、20名以上の団体の場合割引料金が適用され、13.5ユーロ、18歳未満は無料です。

チケットで庭園も鑑賞することができます。

音声ガイド(日本語対応あり)は、6ユーロ、駐車場の利用料金は1日あたり5ユーロです。

入場チケットは、当日現地で購入も可能ですが、観光シーズンは混み、チケット購入に時間の待ち時間が発生するため、事前に公式ホームページにてオンライン予約がおすすめです。

一般チケット 19ユーロ
割引チケット(18〜25歳、団体) 16.5ユーロ
18歳・障がい者(+付き添い1名) 無料

※チケット代は変動しますので、正式には公式ホームページを確認してください。

まとめ

以上、ロワール渓谷にあるシャンボール城の見学についてまとめました。

シャンボール城はパリからの日帰りの行き先として、とても人気のある観光スポットです。

パリから出て、フランスの歴史や美しい中世の建築を見にロワール渓谷・シャンボール城を訪れてみるのはいかがでしょうか。

参考になれば幸いです。

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