
フランス旅行はパリだけではありません。
「フランスは経験済みだけどパリ以外も知りたい」
「せっかくの長期休暇なのでのんびりバカンスを楽しみたい」
「美しい景色、アート、美食を堪能したい」
「パートナーとロマンチックな思い出を作りたい」
そんな旅をイメージしているあなたにおすすめなのが、ニースです。
今回はとっておきのニースの過ごし方をご紹介します。
- 南仏のリゾート地・ニースの基本情報
- パリからニースへのアクセス
- ニースから周辺都市(モナコ、カンヌ)への行き方
- ニース観光のベストシーズン・おすすめ滞在日数
- ニースの主要観光スポット
- 絶品グルメの宝庫・ニースで食べたい料理
- まとめ
南仏のリゾート地・ニースの基本情報

人口約35万人を誇り、19世紀にはヨーロッパの貴族に避暑地として選ばれてきたニース。今では世界中から観光客が訪れる人気リゾート地です。
おしゃれなカフェ、レストラン、スイーツ、古着屋、雑貨店など、街を歩きながら楽しめるスポットがたくさんあるため、小さいながらも"とっておき"がぎゅっと詰まった場所となっています。
また、2025年Netflixで話題になったリアリティ番組「オフラインラブ」のロケ地になったことでも話題となり、聖地巡礼に訪れる方も多いこの場所。
ニースの魅力を余すところなく撮影しているので、旅立つ前に観てみるのもおすすめです。
パリからニースへのアクセス
ヨーロッパは1週間で数か所回るツアーもあり、1か所をじっくりとというよりは「いろんな所を効率良く周遊したい」と考える方も多いのではないでしょうか?
芸術の都・パリと、地中海のリゾート・ニースを一気に観光したい!と計画しているのであれば、パリ⇔ニースのアクセスについて確認しておきましょう。
まず、アクセス方法は3つあり、何を重視するかによって選択が変わります。
総合的に一番おすすめ!→ TGV(高速鉄道) とにかく安くおさえたい!→ バス 時間を節約したい!→ 飛行機
それでは詳しく見ていきましょう。
①TGV(高速鉄道)
5時間33分/¥12,039〜¥30,000/1日約6〜8本
フランス国営鉄道会社(SNCF)が運行している高速鉄道で、日本の新幹線よりも速いです。パリを拠点にフランス主要都市やヨーロッパ各地へと広がるこの鉄道は、座席が広く快適で、美しい景色の移り変わりを見ることができるのが魅力です。
自由席はなく事前予約必須なので、旅程が決まったらチケットを取りましょう。料金は早く予約すればおさえられます。町の中心地に停まるのというのも、荷物が多い場合はうれしいポイントです。
パリから各所への所要時間はこちら。列車だけでヨーロッパを巡ることが可能なのでぜひ活用してみてください。
<フランス国内>
ニース 約5時間30分
リヨン 約2時間
マルセイユ 約3時間
ボルドー 約2時間
<フランス国外>
ミラノ(イタリア) 約8時間
ジュネーブ(スイス) 約3時間10分
フランクフルト・アム・マイン(ドイツ) 約7時間
バルセロナ(スペイン) 約6時間30分
★チケット購入方法
・sncf connect(フランス国鉄公式サイト)
https://www.sncf-connect.com/en-en/home/search/od
日本語対応はしていませんが、言語設定で英語を選び、出発駅と到着駅、日時を入力すれば検索できます。
・Omio
https://www.omio.jp/trains/france
こちらは日本語対応のオンライン代理店サイトです。言語に不安があればこちらをチェックしましょう。
②バス
12時間25分/¥7,822〜¥15,000/1日約2〜3本
時間がかかりますが圧倒的に安く済みます。運航会社はBlaBlaBusやFlixBusなど複数あり、こちらも日本語サイトOmioで購入できます。
夜パリ発 → 朝ニース着の便に乗ればホテル代も浮くので、宿泊費や交通費をおさえたい方におすすめです。無料Wi-Fiもついていて、長い移動時間も工夫すれば楽しむことができます。
③飛行機
1時間25分(空港時間を含めると約4時間)/¥19,417〜¥35,000/1日複数便
出発空港は「シャルル・ド・ゴール空港(CDG)」「オルリー空港(ORY)」で、到着空港は「ニース・コート・ダジュール空港(NCE)」となります。飛行時間は短いですが、空港への行き来や待機時間を考えると結局それなりに時間はかかるので、余裕を持ったスケジュールを組むのが良いでしょう。
ニースから周辺都市(モナコ、カンヌ)への行き方
ニースから日帰りで行ける周辺人気スポット、モナコとカンヌも外せません。
モナコはニースとイタリア国境の間にあり、カジノやF1モナコグランプリ、モナコ大聖堂などで有名です。世界新三大夜景に選ばれている絶景も必見。
そしてコートダジュール地方の中ではニースに次いで人気のリゾート地、カンヌも訪れてみたい場所のひとつ。カンヌ国際映画祭の時期には数多くの有名人が集まります。それでは、この周辺都市への行き方をご紹介します。
いずれも電車、バス、Uber、船などいくつか選択肢がありますが、渋滞や遅延もなく速くスムーズに移動できるのは電車です。列車は海沿いを走り、窓から流れる景色にも道中、気持ちが高まります。
モナコ
・Nice-Ville 駅などニース市内の主要駅→Monaco‑Monte Carlo 駅
・約 25分
・15〜30分ごとに運行
・片道で8€前後(時期・購入タイミングによる)
・駅の券売機か「SNCF Connect」でチケット購入
駅に着いたら、中心街までは15分ほど景色を見ながら歩いていきます。治安の良さで有名ですが、観光客狙いのスリもいるため貴重品の持ち歩きには十分注意して歩きましょう。
さらに、特別な思い出作りであればヘリコプターという手もあります!7分で着くので移動時間としては一番速い上に、上空から眺める絶景はなにものにも代えがたいものがあります。150〜200€とお値段は張りますが、タクシー移動でも同程度の金額にはなります。ご自身の優先度に応じて検討してみてください。
カンヌ
・Nice-Ville 駅などニース市内の主要駅 → Cannes 駅
・約25〜40分
・€5〜€12(時期・購入タイミングによる)
・駅の券売機か「SNCF Connect」でチケット購入
みなさんが旅の移動で重視することは何でしょうか?プランは人それぞれ。あなたの思い出を最高のものにするために、吟味してみてくださいね!
予定通り動きたい!→ 電車 安く抑えたい!→ バス 自由な旅がしたい!→ レンタカー 特別な体験がしたい!→ ヘリコプター
ニース観光のベストシーズン・おすすめ滞在日数
ニースはバカンスやビーチ目的で訪れる人が多いため、ピークは夏(7~8月)です。ただし、混雑具合や旅費の高騰を考えると、春〜初夏(4~6月)がバランス良く満足度が高いのではないかと思われます。
もちろんオフシーズンにも利点はあり、結局は「ニースで何をしたいか」によるので、その切り口で整理してみました。
街歩きを快適に楽しみながら観光したい!→ 春か秋
ビーチで泳ぎたい!→ 夏
イベントに参加したい!→ 冬か夏
※カーニバルやジャズフェスティバルが開催される
お得に行きたい!→ 冬
そして、街をサクッと回るだけなら2泊3日、周辺都市にも足を伸ばすなら5泊6日はほしいところです。
ニースの主要観光スポット
穏やかな地中海の気候に心がほどけてゆく南仏のニース。数々のアーティストも愛した芸術と文化の街でもあり、歩いているだけでも美しい色彩にあふれた景色に圧倒されます。ここでは代表的な観光スポット7選をご紹介します。
①Promenade des Anglais(プロムナード・デ・ザングレ)
ニースといえばこの海岸遊歩道。約7キロ続く絶景は、朝のウォーキングやサイクリングにも気持ち良く、夕暮れ時はサンセットを見渡す限りの地中海と共に楽しむことができます。
②Vieux Nice(旧市街) & Cours Saleya Market(クール・サレヤ市場)
色鮮やかな壁の建物が立ち並ぶエリアで、17~18世紀の歴史的建造物に胸が熱くなります。屋台や市場もあるので、地元グルメはここで味わえます。街歩きに2,3時間は見ておいたほうがよさそうです。
③Colline du Château(城跡公園)
徒歩か観光トレインで丘の頂上を目指します。到着すると360度ニースを一望できるため、旅の始まりや終わりに思いを馳せながら眺めるのがおすすめ。
④Place Masséna(マセナ広場)
中心的ランドマークとして知られる広場で、噴水は待ち合わせスポットとして活躍。夜は彫像がライトアップされ、タイミングによっては様々なイベントにも遭遇できます。
⑤Cathédrale Saint-Nicolas de Nice(ロシア正教会大聖堂)
フランスで最も大きなロシア正教会で、歴史的建造物が好きな方は必見。中にはフレスコ画や彫刻が飾られており神秘的です。肌を出しすぎない格好で行きましょう。
⑥Musée Matisse(マティス美術館)
「色彩の魔術師」と呼ばれたアンリ・マティス。生涯をフランスで過ごし、最期の時もニースにいました。彼の作品が多く収蔵されるこの美術館はアート好きであれば外せません。
⑦Musée Marc Chagall(シャガール美術館)
マルク・シャガールは恋人たちをテーマにした作品を多く残し「愛の画家」と呼ばれています。画家本人が自ら設計に関わった美術館で、こだわりが詰まっています。
絶品グルメの宝庫・ニースで食べたい料理
ニースの代表的なグルメといえばこちら。
・サラダ・ニソワーズ(ニース風サラダ):世界的に知られるニース料理で、トマト、アンチョビ、オリーブ、ゆで卵、ツナなどが入ったサラダ。オリーブオイルと塩で味付けされている。
・ラタトゥイユ:夏野菜(ナス、ズッキーニ、トマトなど)の煮込み。
・ピサラディエール:炒めた玉ねぎ、アンチョビ、黒オリーブをのせた平らなパン。
・ファルシ:トマト、ナス、ズッキーニの肉詰め。
・ソッカ:ひよこ豆の粉でできた薄焼きガレット。屋台やカフェで出会える。
そして、ニースには伝統料理の文化を守るためのラベルがあります。ミシュランのようなものですね。この「Cuisine Nissarde(キュイジーヌ・ニソワーズ)」として観光局から認定されているお店はこちらから調べることができます。
また、Netflix「オフラインラブ」に登場する飲食店もすべてニース観光局公式サイトにまとまっています。
偶然見つけたお店にふらっと立ち寄るのも旅ならではですし、食べたい郷土料理から探すのも良いでしょう。南フランスならではの料理を味わってみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?一人旅で自分と向き合う時間を作ったり、大切な人と時間を過ごしたり。ニースにはいろんな目的を持った人々が集まり、それぞれの素敵なときが流れています。
ニースの美しい自然と文化的要素が、訪れる人に新しい発見を与えてくれることでしょう。
あなたにとって忘れられない時間となることを願っています。
◇海外経験
アメリカのカリフォルニア州在住です。
大学で英文学を学びましたが、今が一番英語を好きだと感じています。
英語そのものを勉強することを目的にせず、好きなことを英語環境で学ぶことが今の私にとっての最適解です。
◇自己紹介
日本ではエンタメ業界で働いていました。
現在は、アメリカの学校で日本文化を教えたり、イベント企画に携わったり、大学で美術を学んだりと、新しい生活を楽しんでいます。