海外スタバでの注文の仕方は?基本フレーズからカスタマイズに便利な英語表現【徹底解説】

スタバ、オンライン英会話、ネイティブキャンプ


海外旅行や出張の際、ふと立ち寄りたくなる
スターバックス

日本でもおなじみのチェーン店ですが、実は海外のスタバでは注文方法や使われる表現が日本とは少し異なります。

そのため、英語でのオーダーに戸惑ってしまう方も少なくありません。
特に、自分好みにカスタマイズしたいときや、サイズ・トッピング・ミルクの種類を指定したいとき、どの順番でどう伝えればよいのか悩む人も多いでしょう。

この記事では、海外のスタバでスムーズに注文できるよう、基本の注文フレーズからカスタマイズ時に使える便利な英語表現まで詳しく解説しています。
読み進めれば、どの国のスタバでも自信を持って注文できるようになり、旅行や出張中のちょっとしたコーヒータイムがより快適で楽しいものになるはずです!

日本と違う海外スタバの特徴


海外のスターバックスは、日本と比べて注文スタイルがよりカジュアルで、カスタマイズの自由度が高いのが特徴です。

店内の雰囲気やコミュニケーション

たとえば、店員に “What can I get started for you?”(ご注文は何にされますか?)とフレンドリーに声をかけられたり、カップに名前を書くために “What’s your name?”(お名前を教えてください)と尋ねられたりします。

こうした温かいコミュニケーションは、海外スタバならではの文化です。

カスタマイズへの対応

ミルクの種類変更やシロップの追加など、細かいリクエストにも柔軟に対応してくれるのも魅力のひとつ。

自分の好みを英語で伝えながらカスタマイズできるのは、ちょっとした海外体験の楽しみでもあります。

サイズ展開

アメリカの場合、

一番小さいサイズがTall(トール/約350ml)
次がGrande(グランデ/約470ml)
その上がVenti(ベンティ/Hot:約590ml, Cold:約700ml)
そして最大のTrenta(トレンタ/約910ml)

という順番です。

日本では一般的なShort(ショート)はメニューに記載されていませんが、実は注文すれば対応してもらえることが多いです。
ただし、ドリンクによってはショートサイズ非対応のものもあるため、注文時に “Is short size available?”(ショートサイズはありますか?)と確認してみましょう。

味、価格、地域・季節限定商品

海外のスタバでは甘みが日本より強めに感じられる傾向にあります。

価格や季節限定商品も国や地域によって異なるため、旅行のたびに新しい味を見つける楽しさもあります。
限定カップやローカルメニューなど、日本では出会えない特別なスタバ体験を味わえるのも海外ならではです。

シンプルなドリンク注文で使える定番フレーズ

初めての海外のスタバでは、まず基本の注文フレーズを押さえておくと安心です。

メニューの注文

最もシンプルでよく使われる言い方の例は、

“Can I get two Venti hot lattes, please?”
(ベンティサイズのホットラテを2つください)

です。

このように、 “Can I get + 個数 + サイズ +(iced/hot)+ 商品名 + please?”という形で注文するとスムーズです。

「get」「please」 を使うことで自然で丁寧な印象になります。

もちろん、これら全ての単語を文章で言えなくても大丈夫。サイズとドリンク名だけでもしっかり通じます。(例: “Venti latte, please.”

持ち帰りか店内か

持ち帰りたいときは、 “To go, please.”
店内で飲むときは、 “For here, please.”

と付け加えるのがポイント。

これらの基本の流れを覚えておくだけで、海外のスタバでも自信を持って注文できます。緊張せずに笑顔で注文してみましょう!

カスタマイズする際に使える便利なフレーズ

海外のスタバの楽しみといえば、なんといっても自由なカスタマイズ。ミルクの種類やシロップの量、トッピングの有無など、自分の好みに合わせて調整できます。

ミルク変更

“Can I have oat milk instead?”(オーツミルクにできますか?)などと伝えるとスムーズ。

シロップを追加したいときは、

例えば、“Can you add caramel syrup in it?”
(キャラメルシロップを追加できますか?)

のように言えると完璧です!

甘さ・ホイップ・氷の量などの細かな変更

甘さを控えめにしたいときは、“Less sugar, please.”
ホイップを抜きたい場合は、 “No whipped cream, please.”
で十分通じます。

慣れてきたら 、“Extra ice”(氷多め)や
“Half shot of espresso”(エスプレッソ半分)など、
細かいリクエストにも挑戦してみましょう。

どんな国でも、文の最後に “please” を添えることで印象が良くなります。

カスタマイズを付ける位置の基本ルール

『シンプルなドリンク注文で使える定番フレーズ』で紹介した文の最後に、“with”を使ってカスタマイズを付け加えることで、自分好みの注文ができます。

“Can I get + 個数 + サイズ +(iced/hot)+ 商品名 + with + カスタマイズ?”です。

何かを増やしたいなら “with extra ...”
減らしたいなら “with less ...”
無しにしたいなら “with no ... / without ...”です。

例:Can I get one tall iced latte with less ice, please?
(トールサイズのアイスラテを氷少なめでください)

カスタマイズ例①:トッピングを追加する

ヴェンティサイズの抹茶フラペチーノを、抹茶パウダー多めでお願いできますか?
Can I get one venti matcha Frappuccino with extra matcha powder?

トッピングを加えるときは次のように使い分けます。

・上にのせる → with + トッピング名 + on top
・中に混ぜる → with + トッピング名 + blended in

例:Can I get one tall vanilla Frappuccino with cookie crumble on top?
(トールサイズのバニラフラペチーノで、クッキーを上にのせてもらえますか?)

Can I get one tall hot latte with cinnamon powder blended in, please?
(トールサイズのホットラテで、シナモンパウダーを混ぜてもらえますか?)

カスタマイズ例②:シロップの量を指定する

シロップの量は「ポンプ(pump)」の数で指定します。

1ポンプ → one pump of +シロップ名
2ポンプ以上 → two (or more) pumps of +シロップ名

例:Can I get one grande iced latte with two pumps of vanilla syrup?
(グランデサイズのアイスラテで、バニラシロップを2ポンプ追加でもらえますか?)

カスタマイズ例③:ミルクの種類を変える

ミルクを変えたいときは、注文の最後にwith + ミルクの種類をつけます。

例:Can I get one short hot chocolate with 2% milk?
(ショートサイズのホットチョコレートを2%ミルクでもらえますか?)

もちろん、最初からミルク名を入れてSoy Latte(ソイラテ) や Oat Milk Latte(オーツミルクラテ)のように注文しても問題ありません。アメリカの場合、ミルクの種類が日本よりも多く、オーツ、アーモンド、ココナッツなど豊富に選べます。

ちなみに

日本では「チョコレートソース」「キャラメルソース」と言えば、上からかけるものを指すのが一般的ですが、海外のスターバックスでは少し意味が異なります。

トッピングとして「ソース(sauce)」と言うと中に混ぜるものを指し、「ドリズル(drizzle)」は上からかけるものを意味します。

たとえば、「キャラメルソースを上からかけて」なら “with caramel drizzle on top”となります。

名前を聞かれた際の返答

海外のスターバックスでは、注文の最後に “What’s your name?”(お名前は?)と聞かれることがあります。これは、カップに名前を書いて、ドリンクができたときに呼びやすくするためです。

たとえば、店員が “And what’s your name?”と聞いてきたら、シンプルに “It’s Kenta.”(ケンタです)や “Kenta, please.”と答えましょう。発音が伝わりにくいと感じたら、ゆっくり・はっきり言うのがコツです。

もし “How do you spell your name?”(つづりを教えてください)と聞かれたら、 “K-E-N-T-A” と一文字ずつ丁寧に伝えましょう。
また、日本語の名前は海外では発音しにくいこともあるため、 “Ken” などの短いニックネームを使うのもおすすめです。

国によっては、店員さんが聞こえたままにユニークなつづりで書いてくれることもあり、それが旅のちょっとした思い出になることもあります。

会計時に使える表現

注文が終わったら、会計でのやり取りも覚えておくと安心です。

店員が “That’ll be five dollars.”(合計は5ドルです) と言ったら、“Here you go.”(どうぞ) と支払いましょう。支払い方法を聞かれたら、現金かクレジットカードかによって、以下のように伝えればOK!

I’ll pay in cash.(現金で払います)
I’ll pay by credit card.(クレジットカードで払います)

支払い後に “Do you need a receipt?”(レシートは必要ですか?) と聞かれることがあります。

必要なら “Yes, please.”、不要なら “No, thank you.” と答えましょう。最後に “Thank you.” と笑顔で伝えれば、会計は完了です。

スタバはどこも混雑しているもの。会計時にもたついて焦ってしまうと、英語がうまく出てこない場合もあります。こうした短いフレーズはスタバ以外のお店でも使う機会がたくさんあるので、暗記しておくと便利です!

その他の覚えておくと便利なフレーズ

上記でご紹介したもの以外にも覚えておくと便利なフレーズがあります。丁寧で自然な表現を使うことで、店員さんとの会話もスムーズで楽しくなりますよ!

注文前·迷っているとき

Can I have a moment?
(少し考えてもいいですか?)

What do you recommend?
(おすすめは何ですか?)

What’s the most popular drink here?
(ここで一番人気のドリンクは何ですか?)

Do you have any seasonal drinks?
(季節限定のドリンクはありますか?)

聞き返したいとき

Sorry?
Could you say that again?
(もう一度言ってくれませんか?)

注文追加·食べ物の注文

店員に “Anything else you would like to order with your coffee?”
(コーヒーの他にご注文はありますか?)

と聞かれたら、

“Can I also have a Chocolate Croissant? Could you warm it up, please?”
(チョコレートクロワッサンもください。温めていただけますか?)

もしくは、

“No thank you, I’m good.”
(それだけで結構です)

受け取り時の小さなリクエスト

Can I have a straw, please?
(ストローをもらえますか?)

まとめ

海外のスターバックスは日本よりも自由度が高く、自分の好みに合わせてさまざまなカスタマイズができるのが大きな魅力です。

基本の注文フレーズや定番表現を押さえておけば、どの国でもスムーズにオーダーできますし、英語に自信がなくても “please” や簡単な一言を添えるだけで、店員さんに好印象を与えることができます。

今回ご紹介したフレーズや言い回しをいくつか覚えておくだけで、海外のスタバでの注文がずっと安心で快適になり、旅行や出張の合間にカスタマイズしたドリンクを楽しむ時間がさらに充実するでしょう。

次回の海外旅行では、ぜひ英語で自分だけのカスタマイズドリンクを注文してみて、海外スタバならではの体験を満喫してみてはいかがでしょうか?

 

 

nativecamp.net

nativecamp.net

 

Yumiranian

◇経歴
31歳のときに「be動詞って何だっけ?」というところから勉強を始めました。年齢を重ねてからの学習に、難しさや焦りを感じている方の背中を押せたらと思っています。

◇英語に関する資格
TOEIC830点

◇留学経験
セブ島3か月、マルタ共和国2か月

◇海外渡航経験
マルタ共和国滞在中にイタリア人と仲良くなり、お家に招待いただきました。英語学習を始めたころ、海外とは無縁だった私にとって想像もしていなかった経験です。イタリア国内を案内してもらうだけでなく一人でベネチアやヴェローナなどを巡り、度胸もつきました!

◇自己紹介
元々勉強が好きではなかったので、英語も全くと言ってよいほどのレベルでした。でも「英語を勉強する!」と決めてからは、時には泣きながら時には貴重な経験を得ながら、毎日少しずつ努力をしてきました。 今では、英語学習の大切さを日々実感するとともに、一念発起した過去の自分に感謝しています。 これまでの努力を無駄にしないよう、今後も楽しく英語を勉強していきます。