
南国のフィジーでのんびり過ごしたり、アクティビティを楽しんだりしながら、リゾート気分を味わいたいと考えていませんか?
南太平洋に位置するフィジーは、透き通った青い海と白い砂浜が魅力で、リゾート気分を満喫したい方にぴったりの場所です。
そこでこの記事では、南太平洋の楽園・フィジーを満喫するためのモデルプランや人気の観光スポットを紹介します。
フィジーの旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。
- フィジーってどんな国?魅力の概要と基本情報
- 人気エリアと離島巡り:ママヌザ・ヤサワ諸島などの見どころ
- マリンアクティビティ天国:ダイビング&シュノーケリング
- ビーチリゾートとアクティビティ満喫術
- 都市観光とローカル体験:スバ、シンガトカなどの楽しみ方
- フィジーの治安は?
- まとめ
フィジーってどんな国?魅力の概要と基本情報
フィジーは南太平洋に位置する330以上の島からなる国で、透き通った青い海や白い砂浜、緑が豊かな山々など、自然が魅力的な場所として知られています。
以下は、フィジーについての基本情報です。
国名(正式名称) |
フィジー共和国 |
面積 |
約1万8,270平方キロメートル |
人口 |
約92.7万人 |
首都 |
スバ |
言語 |
公用語は英語、その他はフィジー語、ヒンディー語 |
日本からのフライト時間 |
成田からナンディ国際空港まで直行便で約9時間 |
日本との時差 |
3時間(フィジーの方が3時間進んでいる) |
気候 |
年間を通して温暖な気候 12〜4月が雨季、5〜11月が乾季 |
フィジーは温暖な気候と豊かな自然に恵まれているためリラックスする場所として適しているほか、充実したアクティビティも楽しめるのが特徴です。
例えば、サンゴ礁がある海でのダイビングやシュノーケリング、自然豊かな山々でのハイキングなどが楽しめます。
また、フィジーを訪れるなら乾季の5月〜11月がおすすめです。
この時期はカラッと晴れた日が多く、ビーチや海でも気持ち良く過ごせるでしょう。
人気エリアと離島巡り:ママヌザ・ヤサワ諸島などの見どころ
フィジーを訪れた際は、有名な離島を巡るプランがおすすめです。
ここでは、フィジーで人気のママヌザ諸島とヤサワ諸島の見どころについて紹介します。
ママヌザ諸島
ママヌザ諸島は、ナンディ国際空港から一番近い諸島として有名で、船で約30分から2時間のところに約20の島が点在しています。
真っ白な砂浜や美しく透き通る海が魅力で、映画のロケ地としても度々使用されています。その中でも、「マラマラ島」「マナ島」の2つの島が人気です。
マラマラ島はフィジー本島から船で約30分で行ける無人島で、島全体がビーチクラブとなっています。
ビーチクラブには広いプールにおしゃれなバー、レストランなどが併設されており、美しい海を眺めながら落ち着いた雰囲気でリゾート気分を味わえるでしょう。
一方、マナ島はフィジー本島から船で約1時間半のところにあり、フィジーの中では比較的大きな島となっています。
この島は「フィジーの神様が宿る場所」として知られており、島の東半分は「神聖な場所」として立ち入りが禁止されています。
西半分は「マナアイランドリゾート&スパ」の施設となっており、レストランやプール、その他多くのアクティビティ施設が揃っているので、充実した時間を過ごせるでしょう。
ヤサワ諸島
ヤサワ諸島はフィジー西岸部の海岸に位置する島で、ナンディ国際空港から水上飛行機もしくは船で行くことができます。
この島は手つかずの自然が多く残っているのが特徴で、自然を堪能したい方にはおすすめの離島です。
中でも、「クアタ島」「サワイラウ島」の2つの島が人気のスポットとなっています。
クアタ島はフィジー本島から船で約2時間の場所にあり、日帰りで訪れることが可能です。
この島では、マリンアクティビティだけでなく、火山の岩山に囲まれた丘の上から美しい景観を眺めることもできます。
また、サメと一緒に泳げるツアーにも参加できるので、訪れた際はぜひ挑戦してみてください。
一方、ヤサワ諸島の北部にあるサワイラウ島は、「サワイラウ・ケーブ」と呼ばれる海中洞窟が人気のスポットです。
ここは、四方を石灰岩が取り囲む洞窟になっていて、真ん中にある天然のプールで泳ぐことができます。
また、洞窟の上から透き通るような光が差し込み、幻想的な空間が作り出されているので、フォトスポットとしてもおすすめです。
マリンアクティビティ天国:ダイビング&シュノーケリング
フィジーを訪れた際にぜひ試してほしいのが、ダイビングとシュノーケリングです。
ここでは、それらの魅力とおすすめスポットを紹介します。
フィジーのダイビング&シュノーケリングの魅力
フィジーでダイビングやシュノーケリングを満喫できるのは、ビーチに近いホテルが多く、好きな時にシュノーケリングを楽しめるからです。
そして、浅瀬でも多くの種類の魚を見れるという魅力もあります。
多くのリゾート施設では、ライフジャケットや浮き具、シュノーケリング用具などを貸し出してくれるので、必要な持ち物は特になく、気軽にダイビングやシュノーケリングを楽しめます。
フィジーでおすすめのダイビング&シュノーケリングスポット
フィジーでおすすめのダイビング&シュノーケリングスポットは、先ほど紹介したママヌザ諸島とヤサワ諸島にあります。
中でも人気のあるスポットは、以下の場所です。
・マナ島
・モンドリキ島
・ボモ島
・クアタ島
・サワイラウケーブ
これらの島の周辺は、特に透き通った海が広がっています。
美しい海の中に潜ると、目の前に広がるサンゴ礁や日本ではあまり見られないカラフルな熱帯魚を観察できるでしょう。
ビーチリゾートとアクティビティ満喫術

フィジーを訪れた際は、ビーチリゾートとアクティビティを満喫するのもおすすめです。
ここでは、それらの満喫方法について解説します。
ビーチリゾートで南国気分を満喫する
フィジーのビーチリゾートで南国気分を満喫したいなら、「デナラウ・アイランド」がおすすめです。
デナラウ・アイランドは、世界的に有名な高級ホテルが集結しているリゾートエリアで、その中でも「ヒルトン・フィジー・ビーチリゾート&スパ」は最も長いプライベートビーチがあることで有名です。
ヒルトン・フィジーは、2階建の白い外壁の客室が横一列に並んでおり、まるで海沿いの高級住宅街に住んでいるかのような気分を味わえます。
部屋のすぐ目の前にはプライベートビーチと芝生が広がっていたり、ホテル内の屋外プールで水中エアロビに参加できるプログラムを開催していたりと、ビーチリゾートを満喫するための施設が充実しています。
このようなビーチリゾートなら、日常を忘れて贅沢な時間を過ごせるでしょう。
日帰りツアーでフィジーの人気アクティビティを満喫する
フィジーでアクティビティを楽しみたいなら、日帰りツアーに参加するのも良い選択肢です。
中でも、トレジャーアイランドの散策とサンド・バンクでのシュノーケリング体験、Cloud9(クラウドナイン)での食事がセットになった日帰りツアーが人気です。
トレジャーアイランドは、島を歩いて1周できるほどの大きさですが、島ならではの自然を満喫できるほか、イグアナとも触れ合えます。
そして、引き潮のときにだけ現れる白い砂浜が特徴のサンド・バンクでは、美しい砂浜と透き通った海でシュノーケリングを楽しんだり、砂浜に座ってのんびりと海を眺めたりして過ごすことができます。
さらに、海に浮かぶ2階建てのレストラン&バーであるCloud9では、食事も楽しめます。
船内にはピザ窯で焼いたピザや豊富なドリンクを堪能できる上、横になって休んだり、海に飛び込んだりと、さまざまな過ごし方を満喫できます。
日帰りツアーに参加すれば、フィジーで人気のアクティビティを一度に楽しむことができるので、初めてフィジーに訪れる方には特におすすめです。
都市観光とローカル体験:スバ、シンガトカなどの楽しみ方
フィジーは南国気分を味わえるリゾートビーチや美しい海が人気の観光スポットですが、都市観光やローカル体験をしてみるのもおすすめです。
ここでは、それらを楽しめる「スバ」や「シンガトカ」での観光を紹介します。
スバで楽しむ都市観光
首都のスバには都市ならではの魅力があり、ビーチリゾートやアクティビティとは少し違った観光を楽しめます。
例えば、豊富な種類の野菜や果物が売られている市場では、地元でしか味わえない食べ物を堪能できたり、フィジー博物館に行けば、フィジーの歴史や文化を学べたりします。
その他にも、市民の憩いの場として親しまれている「アルバートパーク」では、散歩やピクニック、スポーツなども楽しめるでしょう。
スバを訪れた際は、ぜひこれらの観光名所でフィジーの文化や生活を感じてみてください。
シンガトカで味わう伝統文化とアクティビティ
シンガトカは、首都のスバからバスで約2時間の場所にある、伝統的な文化体験と自然を活かしたアクティビティが楽しめる街です。
例えば、ジェットボートに乗って川を上り、フィジーの村人とふれあったり、伝統料理を体験できたりするツアーがあります。
また、「シンガトカ大砂丘国立公園」では、砂丘のハイキングやサンドスキーなどができるのも魅力です。
さらに、シンガトカタウンに行けば、地元の市場やショップを楽しみながら、ローカルな雰囲気を味わうこともできます。
このようにシンガトカでは、さまざまなアクティビティや地元の市場でのショッピングを通じてフィジーの文化に触れられるので、気になる方はぜひ訪れてください。
フィジーの治安は?
フィジーを観光する際に、治安の面で不安を感じている方もいるでしょう。
ここでは、フィジーの治安と防犯対策について解説します。
フィジーの治安は安定しているが注意も必要
フィジーの治安は比較的安定していますが、一部地域では犯罪に巻き込まれるリスクもあるため注意が必要です。
外務省によると、以下のエリアでは「危険レベル1:十分注意してください」と危険情報が出されています。
・首都圏(スバ市、ラミ町、ナシヌ町、ナウソリ町)
・西部地区のラウトカ市、ナンディ町、バ町
参考:外務省|フィジーの危険情報詳細(2025年2月13日更新時点)
夜間は日中に比べて治安が悪化する傾向にあり、特に主要都市の人通りの少ない場所ではひったくりや強盗のリスクが高まります。
また、ナンディ国際空港周辺も注意が必要です。
空港の到着ロビーや両替所、ATM周辺、タクシー乗り場などで、スリや置き引きの被害報告が多発していますので、フィジーに到着した際は気をつけましょう。
フィジーを観光する際の防犯対策
フィジーを観光する際は、以下の3つの防犯対策を徹底しましょう。
パスポートや現金、クレジットカード、携帯電話などの貴重品は常に身につけておくことが重要です。
身につける際は、ズボンのポケットに直接入れるのではなく、体の前にかけられるカバンやポーチに入れておくとスリ防止に役立ちます。
そして、人混みの場所でリュックを持って移動する場合は、なるべく体の前で抱えて持ち運びましょう。
また、夜間は犯罪リスクが高まるため、なるべく外出は避けるのが無難です。
もし外出が必要な場合は、一人ではなく複数人で行動するようにしましょう。
まとめ
今回は、フィジーでの旅行を満喫できるおすすめの観光スポットやモデルプランについて紹介しました。
フィジーは透き通った青い海や白い砂浜でリゾート気分が味わえるほか、さまざまなアクティビティやローカル体験によってフィジーの文化にも触れられます。
フィジーでの旅行プランを考えている方は、ぜひ今回紹介した観光スポットを訪れてみてください。
◇経歴
Webライター(留学・旅行関連)
◇留学経験
・フィリピン 2ヶ月
・カナダ(ワーキングホリデー中) 4ヶ月
◇海外渡航経験
・留学:フィリピン
・ワーキングホリデー:カナダ、ニュージーランド(1年ずつ)
・旅行:アメリカ、シンガポール、台湾など
◇自己紹介
海外での留学や仕事、旅を通じて、英語力だけでなく、行動力や環境への適応力も身についたと感じています。
また、異なる文化や人々の価値観に触れる中で、多くの発見や学びを得て、自分自身の成長も実感できました。
留学や海外に興味があり、挑戦したいと考えている皆さまに向けて、経験者の視点から少しでもお役に立てる記事をお届けしていきます。