スイスの名峰マッターホルンに行こう!アクセスやベストシーズン、主なハイキングコースを解説

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そろそろ次の旅行先を決めようかな…と考えているみなさん。スイスの名峰マッターホルンを訪れてみませんか?

美しい絶景、可憐な高山植物、心もからだも満たす美味しいスイス料理…マッターホルン観光には魅力がたくさんあります。

今回の記事では、スイスの名峰マッターホルンについてご紹介します!

また、マッターホルンへのアクセスやハイキング情報もお伝えします。この記事がみなさんの参考になると嬉しいです。

スイスを象徴する山「マッターホルン」

マッターホルン(Matterhorn)は、アルプスの名峰のひとつです。標高は4,478mあり、ピラミッドのように鋭く尖った形をしています。

スイスを象徴する山で、スイスといえば「マッターホルン」のイメージをもつ方も多いのではないでしょうか。

その美しい姿から「アルプスの女王」とも呼ばれ、非常に人気があります。

その昔中世の頃、「魔の山」と人々から恐れられていました。

1865年の夏にイギリス人登山家のエドワード・ウィンバー卿が初登頂に成功しましたが、下山中の滑落事故でパーティの7人のうち4人が命を落としてしまいました。

マッターホルンの麓の町ツェルマット(Zermatt)にあるマッターホルン博物館(Matterhorn Museum)では、マッターホルンとツェルマットの歴史を学ぶことができます。

マッターホルン博物館(Matterhorn Museum)

マッターホルンの位置とアクセス

ここからはより詳しく、マッターホルンの位置とアクセスをみていきましょう。

マッターホルン観光のベースとなるスイスについてもご紹介します。

スイスの基本情報

「スイス」といえば…ハイジ?チョコレート?チーズフォンデュ?

では、スイスの公用語はご存知ですか?意外と知らない方も多いのではないでしょうか?まず、スイスの基本情報をご紹介していきますね。

人口 約870万人
面積 約4.1万平方キロメートル
首都 ベルン
公用語 ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語

スイスの正式名称はスイス連邦で、ヨーロッパの中心部に位置しています。

日本からは東京からの直行便で約13〜15時間。時差は約-8時間(サマータイム期間は約-7時間)です。

ドイツ・フランス・イタリア・オーストリア・リヒテンシュタインに囲まれた内陸国で、九州ほどの大きさです。

緩やかな連邦制をとっており、カントン(canton)と呼ばれる州が26州あります。

公用語はなんとドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語の4言語。都市部の人々は英語を流暢に話します。

『アルプスの少女ハイジ』の原作者ヨハンナ・シュピーリ、テニス選手のロジャー・フェデラーの出身国としても有名です。

マッターホルンへのアクセス

マッターホルンはスイスとイタリアの国境に位置しています。

日本からマッターホルンへの一般的なアクセス方法は、チューリヒ空港やジュネーヴ空港からスイス鉄道を利用して、観光拠点となる麓の街ツェルマットに向かいます。

ツェルマットから登山鉄道やロープウェイを利用してマッターホルンを目指しましょう。

お得なトラベルパスを活用しよう!

スイスは鉄道大国。スイストラベルパスを利用するとお得にチケットが購入できます。

旅行のプランに合わせて、事前にトラベルパスも購入しておきましょう。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。

スイス鉄道パス公式チケットショップ

マッターホルンを訪れるベストシーズン

マッターホルンを訪れるベストシーズンは、6〜9月です。6月頃から高山植物が咲き始め、美しい花々を眺めながらハイキングを楽しめます。

マッターホルン観光を満喫するために、旅行期間は最低でも1週間は確保しておきたいですね。

ハイキングにトライする場合は、体調管理も考慮し、余裕のあるスケジュールを組みましょう。

もちろん冬のマッターホルンも魅力的!!冬はウィンタースポーツが楽しめます。

注意点は、登山鉄道やロープウェイの運行時間か短縮されている、悪天候で運休する場合が多くなることです。

マッターホルンの主なハイキングコース

ここではマッターホルンの初心者向けハイキングコースを2つご紹介します。

お手軽に絵画のような世界に飛び込めるコース
コース スネガ・パラダイス〜ツェルマット
所要時間 約2時間30分
ベストシーズン 6月〜9月

ツェルマット駅からスネガ・パラダイス展望台へは、地下ケーブルカーで約5分。小さな村々を通りツェルマットに戻るハイキングコースです。

約2時間30分のコースで、途中の村では、石葺き屋根の小屋や穀物を保管した高床式倉庫などを見ることができます。

写真映え抜群!逆さマッターホルンが見られるコース
コース ローテンボーデン〜リッフェルベルク
所要時間 約1時間30分
ベストシーズン 7月〜9月

ゴルナーグラート駅から1駅のローテンボーデン駅から次の駅であるリッフェルベルク駅を目指すハイキングコースです。

道は比較的平坦で、約1時間30分でリッフェルベルク駅に到着です。

ローテンボーデン駅から約10分歩いた場所にリッフェルゼー(湖)があり、天気が良ければ写真映え抜群の逆さマッターホルンが見られます。

自力でハイキングにトライするのが不安な方は、ツアーを上手に利用しましょう。

ハイキングがスケジュールに組み込まれたパッケージツアーや、現地発着のハイキングツアーなど種類もさまざま。

日本語でサポートが受けられるツアーを選択すれば、初めてのハイキングでも安心です。

マッターホルンの絶景が楽しめる展望台

マッターホルン周辺には展望台が設けられており、異なる角度からマッターホルンを楽しむことができます。

それぞれの展望台に魅力があります。みなさんはどの展望台に行ってみたいですか?

ゴルナーグラート

ゴルナーグラート(Gornergrat)は、ツェルマットで最も人気のある展望台です。

ホテルとレストランも併設されていて、マッターホルンを満喫することができます。

展望台の標高は、3,131mで、周辺の山であるモンテローザ(Monte Rosa)とリスカム(Liskam)も見ることができます。

ゴルナーグラート(Gornergrat)

マッターホルン・グレッシャー・パラダイス

マッターホルン・グレッシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)は、ヨーロッパにある展望台の中で最も高い場所にあります。

その標高は、なんと3,883m!雪と氷河の世界は絶景です。

マッターホルン・グレッシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)

スネガ・パラダイス

名峰を気軽に楽しみたい方には、スネガ・パラダイス(Sunnegga Paradise)がおすすめです。

ツェルマットの街から地下ケーブルカーに乗って、約5分でスネガ・パラダイス展望台に到着。

ハイキングコースも整備されているので、ハイキング初心者にもおすすめの展望台です。

スネガ・パラダイス(Sunnegga Paradise)

ロートホルン・パラダイス

ロートホルン・パラダイス(Rothorn Paradise)は、先ほどご紹介したスネガ・パラダイスからゴンドラとロープウェイを約15分乗り継いだ場所にある展望台です。

標高は、3,103m。他の展望台に比べて観光客が少ないため、ゆったりと絶景を楽しみたい方におすすめです。

スネガ・パラダイス展望台とゴンドラ、ケーブルカーそれぞれの場所からもマッターホルンを楽しめますよ。

ロートホルン・パラダイス(Rothorn Paradise)

マッターホルン周辺のホテル・レストラン

マッターホルン観光でおすすめのホテルが、ゴルナーグラート展望台に併設されている「3100クルムホテル・ゴルナーグラート」です。

その名称にあるように標高3,100mの場所にあり、マッターホルンを正面から眺めることができます。早朝のマッターホルンを楽しみたい方にもおすすめ。

ホテルにはレストランもあり、スイス料理を堪能することができます。とても人気のあるホテルなので、宿泊したい方は早めに予約しましょう。

ここでワンポイントアドバイス!レストランでチーズフォンデュを注文するときは、注意が必要です。

本場スイスのチーズフォンデュには、キルシュ(kirsch)というさくらんぼから作られた蒸留酒が入っていることが多く、お酒に弱い方やお子様には合わないかも…

また、1人前の量がかなり多い場合も。味と量を事前にスタッフに確認しておきましょう。

マッターホルン観光の注意点

最後にマッターホルン観光の注意点を3つお伝えします。

気温・気圧の変化に注意!

1つ目の注意点は、気温・気圧の変化です。

山の麓から展望台に向かっていくと、夏でも気温が低くなり、体全体がヒヤッとします。防寒着の準備を忘れないようにしましょう。

また、出発前の体調チェックは必須です。標高が高い場所では、普段よりもからだへのダメージが大きくなる可能性も。

旅行の疲れが出ていないか、熱や頭痛はないか等を確認し、無理をしないようにしましょう。

交通手段の運行時間に注意!

2つ目の注意点は、交通手段の運行時間です。登山鉄道の運行時間をしっかりと確認しておきましょう。

夏と冬で運行時間も異なります。特にハイキングで行く場合は、ハイキングのペースと時刻表を照らし合わせて、スケジュール管理を行いましょう。

スリに注意!

スイスはヨーロッパ諸国の中で比較的治安の良い国ですが、軽犯罪には注意が必要です。

マッターホルンの麓の町であるツェルマットやゴルナーグラート展望台には、世界中から観光客が訪れます。観光のベストシーズンに合わせてスリ集団がやってくるという話も…

絶景に見惚れている間にスリに遭ってしまった!とならないようにしましょう。スリに遭わないために…

・スマートフォンや財布にはチェーンをつける
・写真を撮ってもらうときにスマートフォンケースにクレジットカードやIDカードを入れないようにする
・現金を人目にさらさない

まとめ

いかがでしたか?今回の記事では、スイスの名峰マッターホルンをご紹介しました!次の旅行先に「マッターホルン」を選んでみてはいかがでしょうか?

旅行前にもっと英語力をアップさせたいと思ったみなさん!!ネイティブキャンプでは、英会話初心者の方から学べる旅行英会話や日常英会話の教材が準備されています。

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