
シンガポールといえば、皆さんは何を思い浮かべますか?
私がシンガポールを訪れたのは約20年前(笑)。その時も十分魅力的な街で、「マーライオン」で有名であり、ゴミが落ちていない綺麗な街として知られていました。
その後、この10年くらいで「マリーナベイサンズ」や「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」が誕生し、一気に世界中から注目される観光地となりました。
ただ…最近はこの発展と共に、物価高も色んな意味で注目されています。
今回は、そんな魅力あふれるシンガポールを旅行する際にかかる費用や、気になるお財布事情を調査してみました!
シンガポールの通貨
シンガポールの通貨は「シンガポールドル(S$ / SGD)」。現在、1シンガポールドル(S$)は約110円(2025年現在。為替は変動するので、旅行前に最新レートをチェックしてくださいね)。
紙幣は2、5、10、50、100ドル。この他に、もっと高額な1000、10000ドル紙幣もありますが、ほとんど流通していません。コインは5、10、20、50セント、1ドルです。
しかし、シンガポールはキャッシュレス大国!クレジットカードをはじめとするキャッシュレス決済の利用率は、なんと90%以上と言われています。2024年の日本のキャッシュレス決済比率は42.8%なので、大きく上回っています。
そのため、ほとんどのホテル、レストラン、ショッピングモールではクレジットカードが使え、現金を持ち歩く必要はほとんどありません。さらにモバイル決済も普及しており、日本でもおなじみのGoogle PayやApple Payも利用可能で、スマートフォンさえあればスムーズに支払いができます。
地下鉄やバスなどの公共交通機関もキャッシュレス決済で簡単に乗車可能です。私が20年前にシンガポールで地下鉄に乗った際は、Suicaのようなカードを事前に購入して乗車する方法で、改札で友達と頭をひねった記憶があります(笑)。
現在もホーカー(屋台)やフードコートなど、一部のお店ではカードが使えないこともあるので、少額の現金は用意しておきましょう。
シンガポールの物価は?食費・交通費・ホテル代を他国と比較!
シンガポールは物価が高いイメージがありますが、近年の世界情勢の影響で、どこの国も物価が上昇しています。直近の物価の高い都市(国)ランキングトップ10(アメリカのコンサルティング会社「Mercer」発表)では、シンガポールは堂々の第2位!ニューヨークは第7位です。日本の東京は49位ですが、円安なども考慮されているため、一概に比較はできません。では、実際はどうでしょうか?
シンガポールの食費・交通費・ホテル代
1.食費
屋台(ホーカーセンター)では1食5〜10SGD(約550〜1,100円)。カフェやレストランは15〜40SGD(約1,650〜4,400円)。
2.交通費
地下鉄は1〜2SGD(約110〜220円)で数駅乗車可能。タクシーは種類によりますが、初乗り4SGD前後(約440円)からです。
3.宿泊費
滞在するホテルの価格帯で大きく変わりますが、安全面を考慮すると中級クラス以上を選びたいところ。スタンダードホテルは1泊15,000円からで、リゾートホテルや高級ホテルは1泊50,000円以上かかります。
マリーナベイ・サンズに宿泊する場合は、1泊100,000円近く必要になるらしい…いつかは泊まってみたいですね。インフィニティプールからの夜景は、この価格に負けないことでしょう。
ざっと見ると、物価は日本と大きく変わらない印象です。では、次に日本や近隣国と比較してみます。現地の物価がわかる例として、マクドナルドとスターバックスの価格で比較しました^^
シンガポールのビッグマックセットは8.65SGD(約950円)、スターバックスラテは7.70SGD(約847円)です。
日本との比較
日本のビッグマックセットは約800円で、シンガポールは+150円高いです。スターバックスラテは約500円で、シンガポールは+350円高く、物価は日本より高めです。
1.食費
屋台(ホーカー)は日本の定食屋やファミリーレストランより安く、その他レストランは日本と同じか少し高め。
2.交通費
地下鉄の初乗りは170円〜、タクシー初乗りは410円〜。地下鉄はシンガポールの方が安く、タクシーはほぼ同等です。
3.宿泊費
日本の中級ホテルは1泊15,000〜25,000円。シンガポールはやや高めで、中心部・観光地周辺は特に高くなります。
タイとの比較
タイのビッグマックセットは220THB(約880円)、シンガポールは+70円高いです。スターバックスラテは145THB(約580円)、シンガポールは+270円高めです。
1.食費
タイも屋台文化が盛んで、安くてローカル感のある食事が楽しめます。屋台では1皿40〜70THB(約160〜280円)が一般的で、シンガポールのホーカーの1/2〜1/3くらいです。観光客向けレストランでも150〜400THB(約600〜1,600円)で、シンガポールと比べて半分以下の価格で楽しめます。
2.交通費
タイはこの10〜20年でどんどん発展していて、観光客も使いやすい鉄道網が整ってきています。
地下鉄で比較すると、16〜70THB(約64〜280円)、初乗りが16THB(約64円)なので、シンガポールの1/2くらいですが、長距離になると、さほど変わらない値段となります。
タクシーは初乗りが35THB(約140円)で、シンガポールの1/3くらいですが、タイは渋滞が多いので高くつくことも。また、タイは発展途上ですが、交通網の快適さはシンガポールに軍配が上がります。
3.宿泊費
中級ホテルでタイは12,000〜18,000円、シンガポールでも、立地が郊外、駅から少し離れている様なスタンダードホテルは15,000〜ステイ可能ですが、主要都市で比較すると大きく異なります。
シンガポールの中心部・主要観光地周辺のスタンダードホテルは33,000円〜となり、タイの2倍以上です。
マレーシアとの比較
マレーシアのビッグマックセットは20.50MYR(約550円)、シンガポールは+400円高めです。スターバックスラテは14.84MYR(約400円)、シンガポールは+450円高いです。
1.食費
マレーシアにも屋台やフードコートがあり、地元で愛される安価で美味しい料理を楽しめます。屋台ではRM5〜10(約150〜300円)が一般的で、観光客向けレストランでも定食がRM20〜30(約600〜900円)で楽しめます。シンガポールの屋台やタイの屋台と比べても、かなりリーズナブルです。
2.交通費
クアラルンプールを中心に公共交通が整備され、地下鉄運賃はRM1〜4(約30〜120円)。タクシー初乗りはRM3〜4.50(約90〜135円)で、シンガポールよりかなり安いです。
3.ホテル代
都市部でもコスパの高い宿泊施設が多く、スタンダードホテルはRM100〜150(約3,000〜4,500円)で、シンガポールの中心部のホテルやタイの観光地の中級ホテルと比較しても非常にリーズナブルです。
シンガポール旅行の予算目安
3泊4日の旅程の場合、1人あたり約15万円前後が目安です。
往復約77,000円(シンガポール航空・エコノミー)
・ホテル代:
約49,500〜82,500円(中級ホテル・観光地から少し離れたエリアで3泊)
・食費:
約9,240〜15,400円(朝昼はホーカー、夜はレストラン)
・交通費:
約4,950〜6,600円(タクシーも少し利用)
・その他(観光・入場料・お土産):
約20,000円
3泊4日のシンガポール旅行費用合計:約156,000円〜207,000円となりました。時期、ホテル、食事によって大きく上下するので、ご参考までに。
更に、1日分の旅行予算シミュレーションもしてみました。大人気観光スポットのマリーナベイ・サンズとガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ行く場合。
屋台で朝食(5SGD ≒ 550円)
・午前:
マリーナベイ・サンズ周辺散策(無料の展望デッキやショップ巡り)
・昼食:
カフェで軽食(15SGD ≒ 1,650円)
・午後:
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(入場料18SGD ≒ 1,980円)
・交通費:
地下鉄・バス(2SGD×3 ≒ 660円)
・夕食:
レストランでディナー(35SGD ≒ 3,850円)
・宿泊費:
ホテル1泊(16,500円)
合計:約25,890円となりました。こちらもどこを巡るか、食事などにより変わってきます。では、もっとリーズナブルにシンガポールを楽しみたい!という方は次もお読み下さい^^
シンガポール旅行費用を抑えるコツ
ポイント1:
LCC利用や早割を利用して航空運賃を抑える。平日や深夜便を利用して、往復33,000円前後も可能です。もちろん、マイルを利用して航空運賃を浮かせるのも◎
ポイント2:
中心地から少し離れたホテルを選んで価格を抑える。もちろん、旅慣れている方はゲストハウスの利用も検討すれば、半額程度に抑えられることも。
ポイント3:
ホーカー中心に食事をし、飲み物もスーパーやコンビニで購入して食費を抑える。私は海外旅行では絶対に地元のスーパーをチェックします!人々の生活が感じられて、節約にもなるのでおすすめです。
ポイント4:
地下鉄やバスを中心に移動して交通費を抑える。交通網が発達しているシンガポールだからこそできる節約技。観光スポットは駅直結の場合も多いですし、旅行者用のツーリストパスもお得です。
ポイント5:
マーライオン公園など無料で楽しめる観光地を活用するのもgood!有料施設はチケットをオンラインで事前購入すると割引になる場合もあるので、チェックをお忘れなく。
まとめ
シンガポールの物価、徹底比較はいかがでしたか?
食事や交通費に関して日本と比べると、大きな差はありません。しかし、タイやマレーシアに旅行するとなると、シンガポールの方がやや価格は高くなります。
それでも、それに負けない魅力があるのがシンガポールという国です。都市部はコンパクトで、交通網が発達しているため観光しやすく、ローカルと最先端が融合した都市ならではの、様々な楽しみ方ができます。
皆さんなら、どんな風にシンガポールを楽しみますか?
日本の教育課程を修了後、色々な英語学習に挑戦しましたが思うような結果が出ず、挫折。10年以上のブランクを経て、コロナ禍をきっかけに英語の再学習にチャレンジしました。その後は英語コーチとしても活動し、現在は医療従事者として勤務しながら英語学習を続けています。 仕事も英語も旅も大好きで、今も「自分らしい生き方」を模索中です。
◇英語に関する資格
TOEIC860
英検準一級
◇留学経験
オーストラリアに3週間のホームステイ(高校1年)
カナダに4週間のホームステイ(大学3年)
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容
東南アジアを中心に旅を楽しんできました。
訪れた国は、台湾・中国・タイ・シンガポール・マレーシア・カンボジア・ベトナム・インドネシア・フィリピン。そのほか、トルコ・オーストラリア・カナダ・ドイツも訪問しました。
世界遺産めぐりやローカルフードが旅の楽しみです^^
◇自己紹介
私はオンライン英会話やコーチングを活用し、日本にいながら英語を身に着けました。英語へのハードルが下がったことで、以前よりもグッと旅を楽しめるようになり、仕事の選択肢も楽しみも増えました♪ 少しでも皆さんの背中を押せるような記事をお届けできればと思います