JAL系のLCC「ZIPAIR」の基本情報からメリット・デメリット、口コミまで【徹底解説】

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日本では2012年からジェットスターをはじめとした格安航空会社(LCC)が登場したことで、航空券を安く手に入れることができるようになり、飛行機がより身近になりました。

現在では4社のLCCが運航しています。ここでは、主に海外路線を運航しているZIPAIRの基本情報からメリットやデメリット、口コミについて徹底解説していきます。

ZIPAIRとは?

ZIPAIRとは、日本航空(JAL)が100%出資している日本の格安航空会社です。LCCとは、コスト削減と効率的な経営を実施する代わりに大手航空会社より格安で航空券を提供する航空会社のことです。

具体的には、機内食を有料化するなど、大手航空会社では無料で提供されるサービスが有料になっています。

しかし、ZIPAIRはLCCでありながらも機体はボーイング社を採用し、ビジネスクラスのような座席「ZIP Full-Flat」を体験できるなど、格安でありながら上質なフライト時間を過ごすことができます。

さらに、運航率が99.75%、定時到着率が80.31%と高いオペレーションを誇っています。(2024年度実績)そのため、他の航空会社と違い、安全性や遅延の心配はほとんどなく、安心して利用ができる航空会社として注目を集めています。

運航路線一覧

ZIPAIRの運航路線は成田国際空港から以下の通りになります。(2025年9月現在)

・ソウル(仁川国際空港)

・マニラ(ニノイ・アキノ空港)

・バンコク(スワンナプーム空港)

・シンガポール(シンガポール・チャンギ空港)

・ホノルル(ダニエル・K・イノウエ空港)

・バンクーバー(バンクーバー国際空港)

・サンフランシスコ(サンフランシスコ国際空港)

・サンノゼ(サンノゼ国際空港)

・ロサンゼルス(ロサンゼルス空港)

・ヒューストン(ヒューストン空港)

ZIPAIRの料金システムは本当に安い?

ZIPAIRの料金システムはJALやANAなどのフルサービスキャリアと比べて非常に安い価格設定になっています。さらに、追加オプションを活用することで予約後の払い戻しも可能になりました。

ZIPAIRとフルサービスキャリアとの価格の違いについて

JALとZIPAIRを比較すると次のようになります。2025年10月1日〜10月31日(成田〜マニラ)の場合、JAL(エコノミークラス)は平均50,000〜60,000円に対し、ZIPAIR(スタンダード席)は平均で約20,000円と半額以下で航空券の購入が可能です。

また、LCCの価格は空席数と連動している運賃システムになっているため、空席があればあるほど価格が安くなり、少なければ少ないほど値段が高くなります。

そのため、土日や祝日など航空需要がある日や曜日は基本的に値段が高くなる傾向があります。つまり、格安で航空券を買う場合、早めの購入を検討する必要があります。

Flex Bizパッケージとは

LCCでは基本的にフライト予約が確定した後にキャンセルや予約変更が不可能です。しかし、ZIPAIRでは「Flex Bizパッケージ」を追加で注文すると一部路線に限り、払い戻しが可能になるサービスがあります。(ソウル便は対象外)

マニラ行きのスタンダード席を20,000円で予約した場合の払い戻し額を計算してみましょう。「Flex Bizパッケージ」の価格は予約した路線及び席によって値段が異なります。(マニラ便のスタンダードだと6,000円から)

運賃

20,000円

諸税

2,000円

Flex Biz

6,000円

支払い合計

28,000円

出発30日より前の場合

支払い合計の全額がバウチャーで払い戻しされます。バウチャーで払い戻される場合、バウチャー発行手数料の3%が差し引かれます。

支払い合計

28,000円

▲バウチャー発行手数料3%

28,000円×0.03

▲840円

バウチャー発行額

27,160円

出発の29日前〜7日まで

支払い合計の8割がバウチャーで払い戻しされます。先ほどと同様、発行手数料の3%が引かれます。

支払い合計

28,000円×0.8

22,400円

▲バウチャー発行手数料3%

22,400円×0.03

▲672円

バウチャー発行額

21,728円

出発の6日〜

諸税分が元の決済手段に返還されます。

支払い合計

▲バウチャー発行手数料3%

返金額(元の決済手段)

2,000円

このように、「Flex Bizパッケージ」をつけることで、万が一の場合に返金を受けられるため、ZIPAIRの料金システムは良心的といえるでしょう。

手荷物規定・機内サービスなど【注意ポイント】

ここでは、ZIPAIRの手荷物規定や機内サービスについて解説します。

手荷物規定について

機内持ち込み手荷物とは、文字通り飛行機の中に持ち込みができる荷物のことです。1人あたり2個まで荷物を持ち込むことができます。重さは合計7キロまでで、以下のサイズより小さくなければいけません。

1個目:55cmx40cmx25cm

2個目:35cmx45cmx25cm

もし荷物の大きさがわからなければ、空港に設置されている荷物はかりで確認するとよいでしょう。荷物の大きさが規定よりも大きい場合、追加料金が発生します。利用する路線によって異なりますが、最低でも2,000円の追加料金が必要になります。

受託手荷物の規定について

受託手荷物とは、空港のチェックカウンターで航空会社に預けて機内の貨物室に運ばれる荷物のことで、機内に持ち込めない荷物は全て受託手荷物になります。

受託手荷物にもサイズや重さの規定があります。重さは30キロまでで、大きさは縦横高さの合計が203センチ以下でなければいけません。ただし、ゴルフ用品や自転車などのスポーツ用品などは除きます。また、ベビーカーやチャイルドシート、車椅子などの移動補助具などは受託手荷物料金が無料になります。

機内サービスについて

ZIPAIRが提供している機内サービスは以下の通りです。

インターネット無料サービス

機内ではWi-Fiが無料で使用できます。また、コンセントも設置されているため、フライト中もPC作業が可能です。日本の航空会社でもWi-Fiサービスはそこまで普及していないため、珍しい特徴です。

機内販売

機内販売は乗務員と直接やり取りをするのが一般的ですが、ZIPAIRではWebからセルフオーダーで軽食や機内販売を受け付けるシステムになっています。

機内エンターテインメント

各座席にモニターが設置されていない代わりに、スマホやタブレットから無料で映画などが視聴できるようになっています。

ZIPAIRの評判・口コミ

口コミサイトの「フォートラベル」にて、ZIPAIRの総合評価は5点中3.44と評価されています。

良い評価と口コミについて

ZIPAIRの良かった評価や口コミのまとめは以下の通りです。

・コスパが良く、座席が思ったより広かった

・機内Wi-Fiが無料で使用ができるため、時間を潰すことができた

・6歳以下の子どもは定価より安く利用でき、子連れにはありがたい

・JALのマイレージとZIPAIRのポイントに換えることができた

・機内食が美味しく、種類が豊富

・過剰なサービスが不要な方にはぴったり

気になる評価と口コミについて

・フルサービスキャリアとは違い、充実したサービスは提供されない

・毛布などのアメニティは有料のため、お金を払うか自分で用意する必要がある

・Webチェックインの処理に時間がかかる

・受託手荷物が高い

・急遽キャンセルすることになっても対応してもらえない

・掃除が行き届いていなかった

ZIPAIRのメリット・デメリット

ここでは、ZIPAIRを選ぶ際のメリットとデメリットについてまとめます。

メリット

・機内のWi-Fiとコンセントが無料で使えるため、機内でも仕事が可能

・ZIPAIRポイントクラブに入会すると、ZIPAIRマイルを貯めることができ、そのポイントはJALマイルに換えることも可能

・機体や整備がJALと同じ品質であるため、LCCでも比較的遅延が少なく、安心して利用できる

デメリット

・発着が成田空港のみのため、東京近辺の人しか利用できない

・欠航時の返金手続きはネットのみの対応のため、スマホを使い慣れていない方には不便

・日本語対応のカスタマーセンターが対応できる時間が限られている

ZIPAIRはどんな人におすすめ?

ZIPAIRはこんな方におすすめです。

6歳以下の子どもと搭乗する家族連れ

ZIPAIRでは6歳以下の子どもと搭乗する場合、子ども用割引運賃「U6 Standard」が適用されるため、通常料金よりも安く搭乗することができます(マニラだと7,900円)。さらに、通常かかる座席指定料金は子どもの分に限り無料になります。

コスパよく利用したい方

ZIPAIRなどのLCCは燃料費や人件費などのコストカットをする代わりにフルサービスキャリアと比べて格安での航空券の提供を可能にしています。時期によってはセールが行われているため、通常の料金よりさらに格安で航空券を購入できる機会があります。

フライト中にインターネットを楽しみたい方

ZIPAIRの機内には無料のWi-Fiが完備されており、コンセントも各座席に配置されています。機内モードに設定した上でWi-Fiに接続することで、空の上でもインターネットを楽しむことができ、普段とは違ったフライトを楽しむことができるでしょう。

まとめ

ZIPAIRは日本のLCCとして、マニラをはじめ世界各地への路線を運航しています。そんななか、LCCでありながらも、ボーイング社の機体を採用するなど安全面において妥協しない企業努力がうかがえます。

そして、Wi-Fiを無料で完備しているなど、日本の他の航空会社ではあまり見られない取り組みをしているのも魅力的なポイントです。

とはいえ、LCCならではのルールが異なるため、フルサービスキャリアとはまた違う認識で利用するとよいでしょう。

航空会社を利用する際には、チェックインの時間に遅れないことなど事前準備が重要になります。上手くZIPAIRを活用して快適な旅をしてみてはいかがでしょうか。

nativecamp.net

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かい

◇経歴
学習塾で小学生から高校生までを対象に英語を教えていました。 現在は、英語の学習方法や教育に関する記事を執筆するライターとして活動しております。

◇英語に関する資格
小学校英語指導者資格(J-SHINE)

◇留学経験
大学時代にアメリカでの語学留学を経験。
現地で様々な人とコミュニケーションを取る中で、語学力だけでなく異文化理解の大切さも学び、この経験は私の大きな財産となっています。

◇自己紹介
普段は接客業もしており、外国人のお客様に対応できるよう日々英語力を磨いております。最近はメジャーリーグに夢中で、実況を字幕なしで理解できるよう日々挑戦しています。