夜のシンガポール観光は「ナイトサファリ」で決まり!見られる動物やチケット購入方法をご紹介

ナイトサファリ、オンライン英会話、ネイティブキャンプ

シンガポールでの夜間観光といえば、「ナイトサファリ」は外せないスポットです。世界初の夜行性動物園として、日中とは異なる動物たちの活発な姿を間近で観察できる貴重な体験ができます。

この記事では、ナイトサファリの魅力を最大限に楽しむための動物情報、お得なチケット購入方法、日本語ガイド付きトラムやショーの楽しみ方まで徹底解説していきます。

シンガポール旅行でナイトサファリをご検討の方は、アクセスや営業時間などの基本情報も詳しくご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

ナイトサファリの基本情報:アクセスと営業時間

ナイトサファリは、シンガポール北部のマンダイ地区にあります。訪れる際は、事前に基本情報をチェックしておくと安心です。

まずは、ナイトサファリへの行き方や営業時間について、詳しく見ていきましょう。

ナイトサファリとは?世界初の夜行性動物園

ナイトサファリは、1994年に開園した、世界初の夜行性動物専門の動物園です。

日中とは異なり、夜間に活動する動物たちの生態を間近で観察できるよう工夫されており、約100種900頭以上の動物が自然に近い環境で暮らしています。

暗闇を進むトラムやウォーキングトレイルを通して、夜ならではの幻想的な動物観察が楽しめる、シンガポールを代表する観光スポットです。

シンガポール市内からナイトサファリへのアクセス方法

シンガポール市内からナイトサファリまでは、主に以下の3つの方法でアクセスできます。旅のスタイルや予算に合わせて選んでみてください。

交通手段

所要時間

料金目安(片道)

おすすめポイント

タクシー・Grab

25~30分

S$20~30

ドア・ツー・ドアで楽々移動

夜遅い帰宅も安心

シャトルバス

40分

S$4

主要ホテル発着

予約で座席確保できる

MRT+バス

50分

S$2~3

最安値で地元気分を満喫

カティブ駅から無料シャトルバスあり

タクシーやGrabは、荷物が多い場合や夜間の移動に非常に便利です。また、シャトルバスは主要ホテルから発着し、予約することで座席が確保できるため安心感があります。

費用を抑えたい方には、MRTとバスを乗り継ぐ公共交通機関の利用がおすすめです。特にMRTカティブ駅からは、ナイトサファリ行きの無料シャトルバスが運行されており、初めての方でも比較的容易にアクセスできるでしょう。

ナイトサファリの営業時間とおすすめの来園時間

ナイトサファリは毎日19:15から24:00まで営業しており、最終入場は23:15です。園内のレストランやショップは18:30から利用できます。

特におすすめの来園時間は20:00過ぎ。開園直後の混雑を避け、よりゆったりと動物たちを観察できるでしょう。夕食を済ませてから向かっても十分時間があるため、1日の観光スケジュールにも組み込みやすい点が魅力です。

園内の見学には約2〜3時間を目安に、帰りのシャトルバスの最終便やタクシーの手配なども考慮し、余裕を持った時間配分で訪れることをおすすめします。

ナイトサファリの特徴・魅力

ナイトサファリは、一般的な動物園とは一線を画す独自の魅力に満ちています。ここでは、その主な特徴や見どころを詳しくご紹介します。

夜行性動物の活発な姿を間近で観察できる

ナイトサファリの最大の魅力は、昼間の動物園では出会えない夜行性動物たちの生き生きとした姿を観察できる点です。

多くの動物が夜間に本来の活動的な姿を見せるため、例えば日中は木陰で休むトラやライオンが獲物を探して歩き回る様子、象が家族で水浴びをする光景などを目にすることができます。

特別な照明技術により、動物たちにストレスを与えることなく自然な行動を間近で観察できるのは、ナイトサファリならではの貴重な体験となるでしょう。

檻や柵がない!自然に近い環境での動物観察

ナイトサファリの最大の特徴は、檻や柵がほとんどない開放的な空間で動物たちが暮らしていることです。まるで野生の生息地を歩いているかのような感覚を味わえるでしょう。

水堀や茂みといった自然の境界線を巧みに利用することで、動物たちの安全を守りつつ、訪問者が間近で観察できる工夫が凝らされています。トラムに乗車している間はもちろん、徒歩で巡るトレイルコースでは、手が届きそうなほど近くで動物たちに出会えることもあります。

一般的な動物園とは異なり、より自然体な動物たちの姿や表情を観察できるため、写真撮影にも最適です。

日没後の涼しい時間帯に楽しめるナイトアクティビティ

シンガポールの日中は30度を超える暑さが続きますが、ナイトサファリは涼しい夜の時間帯に観光を満喫できます。

日が沈むと気温が下がり、心地よい夜風が頬を撫でる爽快感の中、トラムに揺られて動物たちを眺めたり、ゆっくりとウォーキングトレイルを歩いたりできます。日中では考えられないほど快適な環境で過ごせるのが魅力ですね。

夜の動物園ならではの幻想的な雰囲気も格別です。間接照明に照らされた動物たちと美しい夜景のコントラストは、まさに非日常の体験。暑さを気にせず、最後まで楽しい時間を過ごせるのも嬉しいポイントです。

家族連れやカップルに人気の夜間観光スポット

ナイトサファリは、年齢や関係性を問わず、多くの人々を魅了する夜間観光スポットです。お子さまにとっては「夜の動物園」という特別な冒険、カップルにとってはロマンチックな夜のデートにぴったりの空間です。

家族みんなで動物たちの生き生きとした姿を観察し、ガイドによる詳しい解説に耳を傾ける時間は、忘れられない思い出となるでしょう。さらに、ファイヤーダンスショーやアニマルショーといったエンターテイメントも充実しており、動物観察以外の楽しみも満載です。

ナイトサファリで見られる主な動物

ナイトサファリには100種類以上、900頭を超える夜行性動物たちが暮らしています。日中とは異なり、夜間に活動する動物たちの生態を、トラムやウォーキングトレイルを通して観察できるのが最大の魅力です。

ここでは、特に注目すべき動物たちをご紹介します。

トラムから見る迫力満点の大型動物たち

トラムに乗り込むと、まず目に飛び込んでくるのがライオンやトラの圧倒的な存在感です。アフリカライオンの雄々しい姿や、美しいホワイトタイガー、マレートラの優雅な動きは、まさに圧巻の一言。夜になると肉食動物たちは本来の野生の姿を見せてくれるため、昼間の動物園とは全く違った迫力ある光景を楽しめます。

また、アジアゾウの家族やキリンの群れ、のんびりと水辺で過ごすカバたちも見どころのひとつです。特に象たちが夜の涼しい時間に水浴びをしたり、草を食べたりする自然な姿は心に残る体験となるでしょう。

トラムの窓越しに間近で観察できるので、動物たちの表情や仕草まではっきりと見ることができます。

トレイルコースで出会えるユニークな夜行性動物

4つのウォーキングトレイルでは、トラムでは通り過ぎてしまうような、小さくユニークな夜行性動物たちとの出会いが待っています。

トレイル名

主な動物

フィッシングキャットトレイル

アジアカワウソ、マレーバク、レオパードキャット

レオパードトレイル

ヒョウ、サーバル

イーストロッジトレイル

スローロリス、ビントロング、フライングスクワレル

タスマニアンデビルトレイル

タスマニアンデビル、ワラビー

特におすすめなのは、東南アジア固有の珍しい動物たちです。水辺で魚を捕るフィッシングキャットや、大きな目がキュートなスローロリスなど、日本ではなかなか見ることができない動物ばかり。

トレイルの魅力は、何といっても動物との距離の近さです。トラムでは一瞬で通り過ぎてしまうような小さな仕草や表情まで、じっくりと観察できます。

ナイトサファリでしか見られない珍しい動物たち

ナイトサファリでは、他の動物園ではなかなか出会えない希少な夜行性動物たちが待っています。特に人気の高い5種類をご紹介しましょう。

動物名

特徴

マレーバク

白と黒のツートンカラーが印象的

夜間にゆったり歩く姿が愛らしい

スローロリス

大きな瞳がチャーミングな小型霊長類

ゆっくりとした動きに癒される

フィッシングキャット

泳いで魚を捕まえる珍しいネコ科動物

水辺での狩りの様子は圧巻

ビントロング

「クマネコ」とも呼ばれる愛らしい動物

ポップコーンのような甘い香りが特徴的

マレートラ

迫力満点の大型ネコ科動物

夜の森を悠然と歩く姿は野生の美しさそのもの

これらの希少な夜行性動物たちは、薄暗い園内で自然に近い環境で生活しており、彼らの活発な行動を観察できるのはナイトサファリならではの貴重な体験です。

ぜひガイド付きトラムやウォーキングトレイルで、その息遣いを感じてみてください。

ナイトサファリのチケット購入方法

ナイトサファリへの訪問を計画している方にとって、チケットの購入方法は重要なポイントですよね。料金体系や購入ルートにはいくつかの選択肢があるため、旅行スタイルに合わせて最適な方法を見つけていきましょう。

チケット料金の種類と割引情報

ナイトサファリの入場料金は、大人がS$56、子ども(3〜12歳)がS$39です。この料金には、園内を巡るトラム乗車券とアニマルショーの鑑賞券が含まれています。

さらにお得な選択肢として、ナイトサファリを含む4つのパーク(シンガポール動物園、レインフォレスト・ワイルド・アジア、バードパラダイス)を楽しめる共通パスもおすすめです。大人S$128、子どもS$98で、5日間自由に行き来でき、単体で購入するよりもかなりお得になります。

シンガポール滞在が長めの方や動物好きの方、特に留学中の方で時間にも余裕がある方には、ぜひ検討していただきたいパスです。

公式サイト・旅行代理店での購入方法

ナイトサファリのチケットを確実に手に入れるには、まずは公式サイトをチェックしましょう。マンダイ・ワイルドライフ・リザーブの公式サイトから直接購入すれば、指定時間入場制のため、QRコードでスムーズに入場できます。

ただし、夏休みやお盆などの繁忙期は予約が集中しやすく、希望日程での予約が取りにくくなることもありますので、早めの予約が安心です。

一方、日本語でのサポートを希望する方には、JTBやVELTRAなどの大手旅行代理店がおすすめです。不明な点があっても日本語で気軽に相談できるため、海外旅行に不慣れな方でも安心して予約を進められるでしょう。

KKdayなど予約サイトでの割引チケット購入方法

海外旅行でお得にチケットを手に入れたい場合は、オンライン予約サイトを活用するとよいでしょう。

なかでもKKdayは、期間限定で割引クーポンを配布している場合があり(現在は2025年12月31日まで最大600円割引など)、費用を抑えたい学生や若い旅行者にとって魅力的な選択肢となります。

一方、Klookは当日でもチケット購入が可能な利便性が特徴です。急な予定変更にも対応できるフレキシブルなチケットのため、自由度の高い旅行スタイルに適しています。

どちらのサイトも日本語対応で操作が簡単なので、初めての海外旅行でも安心して利用できます。ご自身の旅行計画に合わせて最適なサイトを選びましょう。

日本語トラムなどオプション料金の詳細

基本料金に含まれる英語トラムでも十分楽しめますが、動物の詳しい生態や行動について深く知りたい方には、日本語音声ガイド付きトラムが非常に役立ちます。追加料金はS$10です。

動物の名前や習性など専門的な内容も、母国語で聞くことでより理解が深まります。特に動物好きの方や、せっかくの海外旅行で深く学びたい方にとって、費用以上の価値があるオプションといえるでしょう。

なお現在、日本語トラムの一般予約は制限されています。確実に利用したい場合は、JTBマイバスツアーなどの専門ツアーに参加することを検討しましょう。

ナイトサファリの楽しみ方:ガイド付きトラムやダンス、ショー

ナイトサファリの魅力は動物観察だけではありません。日本語ガイド付きのトラムで園内を効率よく回ったり、歩いて動物により近づけるトレイルコースを体験したり、迫力満点のショーを楽しんだりと、様々な過ごし方ができます。

それぞれの楽しみ方を詳しく見ていきましょう。

日本語ガイド付きトラムで効率的に園内を巡る

ナイトサファリを効率よく満喫したいなら、日本語ガイド付きトラムの利用がおすすめです。広大な園内を歩いてすべて回ると3〜4時間を要しますが、日本語ガイド付きトラムなら約45分間で主要な見どころを効率的に巡ることが可能です。

専門ガイドによる動物の生態や隠れた見どころに関する日本語での詳しい解説は、海外旅行で言葉の不安がある方にとって、動物園の理解を深める貴重な機会となります。追加料金はS$10かかりますが、初めての訪問や限られた時間で効率的に楽しみたい方には、非常に価値のあるオプションといえるでしょう。

ウォーキングトレイルでより深く動物に接近する

動物たちとの距離をさらに縮めたい方には、園内に整備された4つのウォーキングトレイルの散策がおすすめです。トラムでは入れない細い小道や隠れた展望台からは、動物たちのより自然な姿をじっくりと観察できる貴重な体験ができます。

どのトレイルも約20〜30分ほどで歩けるため、旅行のスケジュールや体調に合わせて気軽に選べるでしょう。夜間の散策となるため、歩きやすいスニーカーと虫除けスプレーの準備を忘れずに行うことをおすすめします。

迫力満点の「クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイトショー」を楽しむ

ナイトサファリで絶対に見逃せないのが、動物たちが主役の「クリーチャーズ・オブ・ザ・ナイトショー」です。

ハイエナやサーバルキャット、美しい大型の鳥たちが次々と登場し、トレーナーとの絶妙なコンビネーションで素晴らしいパフォーマンスを披露してくれます。

動物本来の能力や賢さを活かした演出が魅力で、楽しみながら学べる内容になっているため、お子様連れのご家族にも非常に人気です。まさに感動体験となるでしょう。

ショーは毎晩約20分間開催されますが、座席は早い者勝ちとなるため、開演の30分前には会場に到着しておくことをおすすめします。

ファイヤーダンスショーを楽しむ

ナイトサファリの夜を彩るハイライトといえば、やはりファイヤーダンスショーでしょう。プロのダンサーたちが炎を巧みに操りながら踊る姿は、まさに圧巻の一言。約15分間のショーでは、太鼓やパーカッションにエレクトロビートが融合したトライバルミュージックが響き渡り、炎の演出と力強いダンスが織りなす幻想的な世界に引き込まれます。

屋外での開催となるため雨天時は中止になることもありますが、晴れた夜空の下で見る炎のパフォーマンスは格別です。動物観察とはまた違った魅力を持つこのエンターテインメントは、多くの旅行者にとって忘れられない思い出となることでしょう。

まとめ

この記事では、シンガポールのナイトサファリについて、基本情報や魅力、楽しみ方まで詳しく解説してきました。

世界初の夜行性動物園として知られるナイトサファリは、夜行性動物たちの活発な姿を間近で観察できる貴重な体験ができる場所です。涼しい夜の時間帯に楽しめることから、日中の暑さを避けたい旅行者にとっても理想的な観光スポットといえるでしょう。

事前にオンラインでチケットを購入し、日本語ガイド付きトラムやショーなどを上手に活用することで、より充実した時間を過ごすことができます。

この記事を参考に、ぜひシンガポール旅行でナイトサファリの魅力を体感してみてくださいね!

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