フィリピンへの旅行や留学を計画している方にとって、フィリピン航空のアプリは非常に便利です。
特に機内でのデジタル端末の利用や座席指定、チェックインなどを効率的に行うために、アプリは多くの旅行者にとって便利なツールです。
今回は、フィリピン航空の公式アプリ「Philippine Airlines」と、機内専用アプリ「myPAL Player」の詳細について、ダウンロード方法から使い方まで徹底的に解説します。
- フィリピン航空とは
- フィリピン航空のアプリは「Philippine Airlines」
- フィリピン航空のアプリ「Philippine Airlines」でできること
- myPAL Player（マイパルプレイヤー）は現在不要！
- 機内エンターテイメントを見る方法
- まとめ
フィリピン航空とは
フィリピン航空は1941年にアジア初の航空会社として設立されました。
現在では日本の主要都市（成田・羽田・中部・関西・福岡）からマニラやセブへ直行便を運航しており、ビジネス・観光・留学のいずれの目的でも利用しやすい路線網を持っています。
この航空会社は、世界30都市を超える地域を結び、国際的にも高い評価を受けています。エコノミークラスからビジネスクラスまで、多様な座席指定オプションがあり、また機内食やサービスも提供しています。
フィリピン航空を利用する際の魅力の一つは、日本から主要なフィリピンの目的地への便利なアクセス性です。特にマニラやセブへの直行便は、海外旅行や留学生にとって非常に重要な交通手段となっています。
また、荷物の取り扱いや搭乗券の発行など、WEBサイトやアプリを通じた各種手続きが充実しており、利用者から重宝されています。
特に日本からマニラやセブへの直行便は利便性が高く、現地在住者や短期滞在者からも支持されています。
筆者自身も留学や旅行で何度か利用していますが、直行便のおかげで移動がスムーズになり、旅の疲れが大幅に軽減されました。
フィリピン航空のアプリは「Philippine Airlines」
フィリピン航空の公式アプリは「Philippine Airlines」です。
フィリピン航空(以下、PAL)のネイティブモバイルアプリは、いつでもどこでもモバイル機器を利用して、フライトの検索や予約、その他サービスの購入、チェックインを行うアプリケーション
です。
このアプリは、iPhoneとAndroid両方のプラットフォームでダウンロード可能で、無料で提供されています。
App StoreやGoogle Play Storeから簡単にダウンロードでき、登録方法も非常にシンプルです。
アプリの利用には、パスワードの設定が必要で、パスワードは5-8文字で、大文字と小文字を1つずつ、数字と特殊文字を1つずつ含む必要があります。
アプリのダウンロード方法
フィリピン航空のアプリをダウンロードするには、まずお使いのデバイスのアプリストアにアクセスします。
iPhoneユーザーはApp Store、AndroidユーザーはGoogle Play Storeから「Philippine Airlines」と検索してください。公式アプリは無料でダウンロードでき、インストール後すぐに利用開始できます。
アプリの操作画面はシンプルで、航空券の購入後に必要な手続きを一通りカバーできます。特にオンラインチェックインは非常に便利で、空港に着いてから列に並ぶ時間を大幅に削減できます。
ダウンロード前に、デバイスの容量を確認しておきましょう。また、WiFi環境での使い方や、機内でのアプリ利用について事前に理解しておくと、安心して活用できるでしょう。
フィリピン航空のアプリ「Philippine Airlines」でできること
フィリピン航空の公式アプリでは、旅行のあらゆる段階でサポートを受けることができます。
フライトの検索と予約、航空券の購入、座席指定、オンラインチェックイン、搭乗券の表示、フライト情報の確認など航空券にまつわる全てに対応しています。
アプリから事前のチェックインで、時間を大幅に短縮できます。オンラインチェックインを済ませておくことで、空港ではセキュリティチェックと搭乗ゲートに直行できます。
これは特に混雑する空港や時間に制約がある場合に非常に便利な機能です。
さらに、アプリでは荷物の追跡、フライト状況のリアルタイム更新、座席のアップグレード、機内食の事前注文など、多様なサービスを利用できます。
ビジネスクラス利用者には特別なサービス情報も提供され、よりプレミアムな旅行体験をアシストしてくれます。
チェックイン機能の使い方
チェックインは出発の24時間前から可能です。予約番号を入力すると座席選択や荷物情報の確認ができ、そのままモバイル搭乗券を発行できます。
スマホに保存されたQRコードを搭乗ゲートで提示するだけで搭乗できるため、紙の搭乗券が不要になります。
筆者もこの機能を実際に利用しましたが、セブ行きの便で空港に到着した際、紙の手続き列に並んでいる旅行者を横目に、そのまま荷物預けカウンターに進めたのは非常に快適でした。
座席指定とアップグレード
アプリでは、エコノミークラスからビジネスクラスまで、座席の確認と予約が可能です。
座席マップを表示し、好みの座席を選択できるほか、有料での座席アップグレードオプションも提供されています。
特に長時間フライトの場合、事前の座席指定は快適な旅行のために重要です。アプリでは座席の位置、タイプ、追加料金などの詳細情報を確認できます。
筆者の感想としては、他の格安エアラインに比べて前の座席との距離が狭い印象を受けました。
5時間程度の中距離のフライトでは、少し辛く感じたのが正直な感想です。長時間の移動が苦手な方は、前列の席を選ぶなどアップグレードをオススメします。
myPAL Player（マイパルプレイヤー）は現在不要！
一部の旅行者が疑問に思っているのが、「myPAL Player」アプリの必要性です。
「マイパル プレイヤー（myPAL Player）」とは、フィリピン航空の機内専用のアプリです。以前までは、事前にダウンロードすれば、スマホから機内コンテンツを楽しむことができました。
しかし、現在は、多くの航空機に個別のエンターテイメントモニターが設置されており、myPAL Playerは必ずしも必要ではありません。
特に新しい機材では、座席に専用の画面が装備されており、タブレットやスマートフォンがなくても楽しめるようになっています。
myPAL Playerが必要な場合
myPAL Playerが特に有用なのは、機内モニターが設置されていない小型機を利用する場合です。
機内モニターがないビジネスクラスでは、myPAL Playerがセットアップ済みのタブレット端末が配布されることもあります。
また、個人の好みでスマートフォンやタブレットでエンターテイメントを楽しみたい乗客にとっても、このアプリは有益です。
映画、テレビ番組、音楽など豊富なコンテンツが用意されており、フライト中の時間を充実させることができます。
筆者は、2024年に東京-セブ島の便を利用しましたが、機内モニターはありませんでした。
フィリピン人の搭乗者でスマートフォンを利用してエンターテイメントを利用している人は見受けられましたが、日本人の搭乗者で利用している人はほとんどいませんでした。
おそらく、アプリのダウンロードに関して、多くの日本人搭乗者は事前に情報を持っていないからでしょう。
片道5時間のフライトでは、途中で退屈してしまう可能性も十分に考えられるため、念の為事前にアプリをダウンロードしておくのも選択肢の一つかもしれません。
機内エンターテイメントを見る方法
フィリピン航空の機内エンターテイメントを楽しむ方法は、使用する機材によって異なります。
最新の機材では、各座席に個別のモニターが設置されており、タッチスクリーン操作で映画、テレビ番組、音楽、ゲームなどのコンテンツを使用できます。
一方、モニターが設置されていない航空便では、個人のデバイスとmyPAL Playerアプリを使用します。
機内のWiFiは機内でのみ有効なので、飛行機に乗る前にアプリをダウンロードしておきましょう。機内でのWiFi接続については、電子機器を機内モードに設定した上で、WiFiをONにします。
すると、「myPAL」という名前のSSIDが見つかるはずです。このネットワークに接続することで、機内エンターテイメントを使用できます。
接続手順：スマホを機内モードにしてWiFiをON →「myPAL」SSIDに接続 → アプリで視聴開始
コンテンツの種類と数量
myPAL Playerでは、映画、テレビ番組、音楽を自分のデバイスで再生できます。
コンテンツは定期的に更新され、最新の映画から長期的に人気のある作品まで、幅広い選択肢が提供されています。
また、フィリピン航空オリジナルのコンテンツとして、機材の情報やフィリピンのご当地情報なども含まれており、目的地について学習する良い機会となります。
音楽についても、邦楽から洋楽まで様々なジャンルの楽曲が用意されています。
機内エンターテイメントの注意点
機内エンターテイメントシステムの利用には、いくつかの注意点があります。
エンターテイメントを含む機内サービスは、機長が飛行機の安定航行を確認し、システム利用許可を出してから使用可能になります。
また、機長やCAのガイダンスが流れる時は、自動的にコンテンツが一時停止される仕組みになっています。これは安全上の理由によるものです。
まとめ
フィリピン航空を利用するなら、公式アプリ「Philippine Airlines」を必ずダウンロードしておくことをおすすめします。
チェックインや座席指定を事前に済ませられるので、空港でのストレスが大幅に軽減されます。
一方、myPAL Playerは現在では必須ではありませんが、機材によっては活躍する場面があります。特に中距離のフライトでは退屈しないための保険として、出発前に入れておくと安心です。
筆者の体験からも言えるのは、「公式アプリは必須、myPAL Playerは状況次第」。
この2つを理解しておくだけで、フィリピンへの旅がより快適で充実したものになるでしょう。
◇経歴
海外営業の仕事を2年間経験
◇資格
TOEIC850点
◇留学経験
経験なし
◇海外渡航経験
旅行でスペインなど4カ国
◇自己紹介
海外旅行、英語でいろんな人とコミニケーションを取るのが好きです。英語に関連した面白いと思ってもらえる記事を書いていきますので、よろしくお願いします！
