フィリピンの大学に編入するには?時期・条件から英語力の目安までご紹介

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日本の大学からフィリピンの大学に編入できるのか気になる、編入の時期や条件を知りたいといった人は多いのではないでしょうか。フィリピンへの大学編入は、自身の英語力アップやキャリア形成、海外経験の蓄積などにつながるものです。

この記事では、フィリピンの大学に編入するにはどうすればいいのか、その概要や条件、手続きなどについて解説しています。また、どういった人に向いているのか、逆にどういった人に向いていないのかといった点についても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

フィリピン大学への編入制度の概要

そもそも編入制度とは、ある大学から別の大学へと移ることを意味します。例えば、日本の大学に在籍していた人がフィリピンの大学に移るといった形です。

再入学では、ある大学から別の大学に移る場合、新入生として入学するため、過去に在籍していた大学の単位は移行できません。しかし、編入制度であれば、一部の単位はそのまま編入先の大学へ移行できるため、単位取得の負担軽減が可能です。

時間とお金の消費を最小限に抑えつつ、自分が希望する大学を卒業できるという意味で、編入制度は大きなメリットがあるといえます。

要件・条件

フィリピンの大学への編入を希望している場合、編入先の大学の条件を確認する必要があります。具体的には以下のような点です。

・その大学に編入制度があるのか
・編入の際に必要な書類は何か
・編入の際に語学力が求められるのか
・筆記試験や面接はあるのか、あるならいつ行われるのか

編入制度は大学によって異なるものです。そのため、複数の大学への出願を検討している場合は、それぞれの大学の条件を調べる必要があります。また、提出する書類は基本的に英語に訳した上で提出しなければなりません。例えば日本の成績表や取得単位を証明する書類などです。

わからない点は直接大学に問い合わせる必要がありますが、すぐに返信が来ないケースもあります。また、英訳書類の手配に時間がかかるケースも想定されます。そのため、フィリピンの大学への編入を決めたら早めに準備を始めるようにしてください。

以下の記事では、一般的な海外の大学編入における英語力の目安について解説しています。フィリピンに特化したものではありませんが、フィリピンへの大学編入を目指す方はぜひ参考にしてください。

https://nativecamp.net/blog/20250222_study_abroad_transfer_collage#英語力の条件

時期

フィリピンの大学入学は8〜10月であるため、そこから逆算して編入に向けた準備を進める必要があります。大学によって若干の違いはありますが、以下のスケジュールを目安としてください。

1月〜:大学の選定を始める
9〜11月:マニラやバギオにある大学の受験
翌年1〜2月:セブにある大学の受験
4〜5月:大学の合格発表
6〜7月:現地入りして住居探し
8月〜:大学の授業開始

基本的には1年以上かけて編入することとなります。また、これと同時並行で大学の求める語学力に到達できるように英語の勉強を進めなければなりません。求められる語学レベルは大学によって異なります。例えば、レベルの高い大学だとIELTSのスコアで6.5以上を求められるケースが少なくありません。一方でレベルを落とすとIELTSスコア5.5でも合格できるケースもあります。また、レベルの高い大学だと語学以外の試験が課されることもあるため、そちらの準備も必要不可欠です。

語学や試験の準備は、時間がかかる可能性があるため、早い段階から勉強を始めることが大切です。

手続きの流れ

手続きに関しては、まず自分で手続きを全て行うのか、エージェントを利用するのかを決める必要があります。

自分で行う場合、必要な情報は全て自分で調べ、書類の手配や郵送なども行わなければなりません。コストはかかりませんが、手間と時間がかかる点はネックだといえるでしょう。

一方で、エージェントを利用する場合、面倒な手続き等は全て任せることができるため、その分英語の勉強など、自分がやるべきことに集中できます。また、現地の住居探しのサポートなどを受けられるケースもあります。ただし、その分コストがかかる点には注意が必要です。

手続きを行う場合、まず編入の出願締め切りを確認したうえで、どういった書類を提出する必要があるのか把握しなければなりません。一般的には以下のようなものが求められます。

・戸籍謄本全部証明(英訳)
・高校の卒業証明書(英訳)
・高校の成績証明書(英訳)
・証明写真

また、編入の場合、以下の書類も準備しなければなりません。

・在校している大学の在学証明書(英訳)
・在校している大学の成績証明書(英訳)

大学によっては高校の先生や大学の教授などからの推薦状の提出を求められるケースもあるため、そのような場合は早めに先生・教授とコンタクトを取り、推薦状の作成を依頼するようにしてください。

フィリピンの大学に編入するメリット

フィリピンの大学に編入することで得られるメリットはさまざまです。ここでは具体的にどのようなメリットがあるのか解説します。なぜフィリピンに編入?と思っている人やフィリピンに興味があるものの迷っている人などはぜひ参考にしてください。

英語で勉強できる

フィリピンは英語が公用語であり、大学の授業も基本的に英語で行われています。そのため、自身の専門分野や興味のある分野を英語で勉強することができます。

最初のうちは英語での授業についていくこと自体が難しいかもしれませんが、徐々に慣れていけば、卒業する頃には上級の英語力が身につくでしょう。そうすれば、卒業後は日本だけでなく英語圏の国で働くことも選択肢となるため、キャリアの幅を広げることができます。

欧米よりも学費が安い

フィリピンの大学は、欧米の大学よりも学費を抑えられる点がメリットです。

海外の大学に進学・編入するとなると、欧米をイメージする人が多いかもしれませんが、欧米の大学の多くは、学費が年間100万円単位でかかるため、費用負担が大きくなります。

一方で、フィリピンの場合、国立大学なら年間10万円程度、私立大学でも年間20〜30万円程度の学費で済むため、費用面が気になっている人におすすめです。

また、フィリピンは物価も安いため、現地で生活を送る際のコストも安く抑えられます。そのため、コスト面を考えると、大学などの長期留学の場合、フィリピンに留学するメリットは大きいといえるでしょう。

海外の大学が最終学歴になる

編入したフィリピンの大学を無事に卒業できれば、自身の最終学歴が海外の大学ということになります。海外留学といっても、語学学校に通っただけでは学歴としてみなされませんが、大学を卒業していれば、最終学歴として履歴書にも記載可能です。フィリピンの大学を卒業したということは、大学レベルの英語を扱えることを示せるため、就職活動における大きな武器となるでしょう。また、海外での就職を検討することもできます。

フィリピンの大学に編入する際の注意点

ここではフィリピンの大学に編入するにあたって覚えておきたい注意点を紹介します。編入はメリットだけではないため、こちらもチェックしてみてください。

英語力の証明が必要

フィリピンの大学は英語で授業を進めるのが基本であるため、外国人としてフィリピンの大学に編入する場合、英語力を証明しなければならないケースがほとんどです。英語力の証明方法はさまざまですが、一般的には英語の試験のスコアを提示します。対象となる試験はIELTSやTOEFLなど大学によって異なるため、詳しくは各大学の情報を調べなければなりません。

規定のスコアを満たすのは簡単ではなく、長期間の勉強が欠かせないため、早い段階から試験対策を始めることが大切です。

一定の成績が求められる

日本の大学ですでに勉強し、途中でフィリピンの大学へ編入する場合、日本の大学の成績を提出しなければなりません。フィリピンの大学によっては編入時の条件として一定以上の成績を設定しているケースもあります。そのため、現在日本の大学に在籍中で、これから編入を目指そうとしている人は、日本の大学での勉強もしっかりと頑張らなければなりません。

フィリピンの大学編入が向いている人・向いていない人

ここではフィリピンの大学編入がどういった人に向いていて、逆にどういった人に向いていないのか解説します。フィリピン留学に興味があるものの、自分に向いているのかどうかが気になるといった人はチェックしてみてください。

フィリピンの大学編入が向いている人

フィリピンの大学編入に向いているのは以下のような人です。

・海外の大学で勉強したいものの、費用面がネックになっている人
・専門分野を英語で勉強したい人
・他の人とは違ったユニークな経験をしたい人

先ほども説明しているように、フィリピンは欧米の大学と比べて学費が安い点が特徴です。また、物価も安いため、出費を抑えつつ留学ができます。海外留学に憧れているものの、欧米の数百万円単位のお金が必要な大学への編入は難しいといった人にとってフィリピンはおすすめです。

また、自分が興味のある学問分野を英語で勉強したいといった人にもフィリピンは向いています。フィリピンの大学は英語での授業が基本で、プレゼンやディスカッションなども英語で行われます。そのため、英語を使いながら専門分野に関する知識や理解を深めていくことが可能です。

そして、ユニークな経験をしたいと考えている人も、フィリピンの大学編入がおすすめです。大学留学というと欧米の大学が多く、フィリピンのような東南アジアに留学する人はそれほど多くありません。そのため、フィリピンの大学に編入し、そこで勉強すること自体が非常にユニークな経験となり、自身の強みや特徴にもなります。

フィリピンの大学編入が向いていない人

一方で、以下のような人はフィリピンへの大学編入は向いていません。

・インフラが整っていないと嫌
・安全な生活環境で暮らしたい
・主体性を持って勉強に取り組むのが苦手

日本とフィリピンの大きな違いの1つが、インフラの整備状況です。フィリピンは都市によってインフラ整備が十分でないケースもあります。例えば、突然停電する、Wi-Fiが不安定などです。そういった不便さも楽しめるくらいの人であれば編入は向いていますが、そうではない人は避けた方がいいかもしれません。

また、治安の面でも改善されているとはいえ、日本と比べるとフィリピンの方が悪いため、日本と同じような感覚で生活を送りたいと思っている人にもおすすめできません。

そのほかにも、フィリピンと日本の教育スタイルの違いにも注意しなければなりません。日本の大学だと、講義を聞くだけで終わる授業も多くありますが、フィリピンの場合、自分で大量の文献を読みそれについてディスカッションをするなど、主体性を持っていることを求められます。そのため、そういった勉強スタイルが合っていないと考える人は編入が向いていないでしょう。

まとめ

今回は、フィリピンの大学への編入の概要や条件、手続きなどについて解説しました。

日本の大学に通っている学生であれば、一定の条件を満たせばフィリピンの大学に編入が可能です。成績や語学証明などの提示が必要であり、授業は全部英語で行われるなど決して簡単なものではありませんが、費用面でのメリットや語学力アップにつながる授業、ユニークな経験を積めることなど魅力もたくさんあります。

フィリピンへの大学編入に興味を持っている方、興味を持った方は、ぜひ今回の内容を参考に準備を進めてみてください。

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