フィリピン航空の機内でwifiは使える?特徴や便利な使い方を解説!

フィリピン、航空、wifi、ネイティブキャンプ、オンライン英会話、

 

「飛行機に乗るとネットが使えなくなるのが不安」そんなふうに感じたことはありませんか?

フライト中にLINEが返せない。
急な仕事に対応できない。
暇すぎて退屈。。。

実は、フィリピン航空にはWi-Fiがあるんです。

しかも、2024年から少しずつ「使いやすく」なっています。

本記事では、Wi-Fiの使い方・料金・快適な活用法まで、使う前に知っておきたいポイントをまとめました。

初めて使う人でも迷わず設定できるように、画像なしでもイメージできるよう丁寧に言葉で解説していきます。

フィリピン航空とは

フィリピン航空は、日本とフィリピンを結ぶ主要な航空会社のひとつです。
国内外の路線網を持ち、特にセブやマニラ方面への直行便が人気を集めています。

歴史と信頼を兼ね備えた、“フィリピンの顔”とも言える存在です。

フィリピン航空の基本情報と歴史

1941年に創業されたフィリピン航空は、アジアで最も古い航空会社として知られています。

第二次世界大戦後すぐに国際便を再開し、以降はフィリピンの空を代表する存在として親しまれてきました。

現在はマニラのニノイ・アキノ国際空港を拠点とし、ビジネス・観光ともに多くの乗客を支える基幹航空会社となっています。

長い歴史と実績が信頼につながり、安心して利用できるフルサービスキャリアのひとつです。

日本とフィリピンを結ぶ就航都市

フィリピン航空は、日本各地とフィリピンを結ぶ直行便を多数運航しています。

成田・羽田・関空・中部・福岡から、マニラやセブへの定期便が設定されており、アクセスのよさが魅力です。

また、一部の地方都市からも季節運航便が展開されることがあり、観光や帰省、出張まで幅広いニーズに対応しています。

日本とフィリピンの距離をぐっと近づける存在として、両国間の交流を支える大きな役割を担っています。

ANAマイルとの提携とマブハイマイル制度

フィリピン航空はANAマイレージクラブと提携しており、ANAマイルを使ってフィリピン航空の特典航空券を予約することが可能です。

また、独自の「マブハイマイル」制度も展開されており、フィリピン航空をよく利用する方にはお得な仕組みが整っています。

特典航空券への交換や座席アップグレード、優先チェックインなど、ビジネス・エコノミー問わず活用価値の高い内容です。

日系航空の利便性を保ちながら、南国のホスピタリティも感じられるのが魅力です。

フィリピン航空機内wifi「myPAL wifi」とは

「フライト中もネットに繋がっていたい」──そんな声に応えるのが、フィリピン航空の提供する機内Wi-Fiサービス「myPAL wifi」です。

スマートフォンやタブレット、ノートPCなど、持ち込んだデバイスでインターネットに接続でき、長距離フライト中の時間をより自由に、快適に過ごせる仕組みが整っています。

myPAL wifiの特徴と提供される通信量

myPAL wifiは、衛星回線を利用した機内インターネットサービスです。

提供される通信環境はフライトの機材や路線によって異なりますが、主にA330や一部のA350など長距離対応の機材で使えるよう整備されています。

通信速度は動画視聴には不向きですが、メールの送受信やLINE、SNSのテキスト中心のやりとりには十分なレベルです。

特定の座席クラスやキャンペーン対象の利用者には、無料通信量が提供されることもあり、用途に応じて無理なく使えるのが魅力です。

無料で使える容量と有料プランの料金

myPAL wifiでは、すべての利用者に対して“無料通信容量”が用意されています。

エコノミークラスやプレミアムエコノミーの乗客でも、最大10MB〜20MBまでの無料通信が付帯されており、メールチェックやテキストチャットなら対応可能です。

さらに、大容量で使いたい場合は有料プランを選ぶことができ、たとえば100MBプランが約10米ドル前後、さらに大容量の300MBプランは20〜25米ドル程度と、機内Wi-Fiの相場としては比較的リーズナブル。

事前購入やプロモコードを使えば割引されるケースもあるため、出発前にチェックしておくのがおすすめです。

ビジネスクラス特典としての無料100MB

ビジネスクラスを利用する乗客には、さらに手厚いWi-Fi特典が用意されています。

代表的なのが、100MBまでの無料通信特典。
ログイン時に座席番号と氏名を入力することで自動的に適用され、申請や手続きは不要です。

この特典は、仕事でのメール送信や出張中のリサーチにも十分対応できる容量。
さらに、途中で容量を使い切った場合も、追加料金でプランの拡張が可能です。

空の上でも“つながる安心感”を得られるのは、ビジネス利用における大きな魅力のひとつといえるでしょう。

myPAL wifiの使い方

「myPAL wifiって、どうやって使うの?」初めての人にとって、機内でWi-Fiを使うのは少しハードルが高く感じるかもしれません。

でも、実際の手順はとてもシンプル。
ここでは、初めての方でも迷わないように、ステップごとにわかりやすく使い方を紹介していきます。

ステップ1:Wi-Fi接続とプラン選択

機内でWi-Fiを使うには、まずスマートフォンやノートPCなどの端末で「myPAL wifi」というネットワークを選択します。

接続後、自動的にログインページへ誘導されるので、画面に表示される案内に沿って操作を進めていきましょう。

ここで大切なのが、どのプランを選ぶかという点。

無料通信量だけを使うのか、それとも有料で容量を増やすのか。
軽くメールチェックする程度であれば無料範囲内でも足りますが、画像の送受信や長時間の通信には有料プランの選択が安心です。

ステップ2:メールアドレスの登録

Wi-Fi利用時には、本人確認のためメールアドレスの入力が必要になります。

これは無料・有料を問わず、全プラン共通のステップです。
入力後、確認メールが届くことはありませんが、間違いがないよう正確に入力しましょう。

まれにメールアドレスの誤入力によって接続が完了しないケースもあるため、タイピング時には慎重に。

ビジネス目的や出張中の利用であれば、普段使っているアドレスをそのまま使うことで、何かトラブルが起きた際の対応もスムーズになります。

ステップ3:利用可能な通信容量の目安

myPAL wifiでは、無料通信量(10MB~100MB)と有料プラン(100MB、300MBなど)が用意されていますが、「何がどのくらい使えるのか」がわかりづらいところ。

たとえば、テキストメールの送信は1通あたり0.05MB程度、LINEの文字チャットは1MBで約200回前後やりとり可能です。

逆に、画像付きメールやSNSへの写真投稿、動画視聴はデータ量を大きく消費するため、100MBでもすぐに上限に達してしまいます。

用途を見極めて、必要に応じてプランのアップグレードを検討しましょう。

myPAL wifi利用時の注意点

Wi-Fiが利用できるのは、機材が対応している便に限られます。

すべてのフィリピン航空機で使えるわけではなく、主にエアバスA330やA350の国際線仕様機材が対象です。

また、通信速度や安定性は、飛行中のルートや天候の影響を受ける場合があります。

特に、離陸直後や着陸前はWi-Fiサービスが一時停止することもあるため、必要な作業は余裕を持って済ませておくのが理想です。

機内アナウンスでの案内にも耳を傾け、安全ルールを守ったうえで快適なネット利用を心がけましょう。

フィリピン航空の機内エンターテインメントについて

長時間のフライトを快適に過ごすうえで欠かせないのが、機内エンターテインメントの充実度です。
フィリピン航空では、映画・音楽・地図情報など、多彩なコンテンツが用意されており、移動時間が“ただの移動”で終わらないよう工夫されています。

ここでは、その進化の背景と、利用方法までを詳しく見ていきます。

myPAL PlayerからmyPAL Mediaへの移行

以前までフィリピン航空では「myPAL Player」というアプリベースのエンタメサービスが主流でした。

しかし現在では、より直感的で使いやすい「myPAL Media」へと移行が進んでいます。

これは座席モニターに直接組み込まれたシステムで、アプリのダウンロードなどは不要。特に国際線仕様のエアバス機材では、この新しいシステムへの対応が進んでおり、映画も音楽もスムーズに楽しめる環境が整いつつあります。

技術的な進化によって、より幅広い世代に使いやすくなったのが最大のポイントです。

映画・音楽・地図情報などの主なコンテンツ

myPAL Mediaでは、最新の映画から往年の名作まで、ジャンル豊富な映像コンテンツが取り揃えられています。

加えて、国際色豊かな音楽チャンネル、オーディオブック、さらにはフライトマップや現在地の高度・速度をリアルタイムで確認できる地図機能も充実。

特にファミリー層に人気なのがキッズ向けのアニメやゲームで、長時間のフライトでも子どもが飽きずに過ごせるという声も多数。

画面操作は日本語にも対応しており、直感的なナビゲーションで迷うことなく使えるのも魅力です。

エンターテインメントの利用方法と接続手順

myPAL Mediaの利用は非常にシンプルです。

座席前のモニターがオンになっていれば、自動的にホーム画面が表示され、そこから映画・音楽・ゲームなどのカテゴリを選択するだけ。

画面はタッチパネル式で、操作感もスマートフォンに近いため、機械が苦手な方でもすぐに慣れるでしょう。

一部の短距離路線や古い機材では、モニターの設置がないケースもありますが、その場合は手持ちの端末にWi-Fi接続して楽しめる簡易版エンタメポータルが用意されていることも。
出発前に機材情報を確認しておくと安心です。

機内エンターテインメント利用時の注意点

myPAL Mediaのような便利なシステムが整っていても、実際に使う段階で「しまった…」とならないために、事前に知っておきたいことがいくつかあります。

ここでは、乗る前にチェックしておきたい注意点を、利用者の声をもとにまとめていきます。

アプリ不要だがイヤホンは持参必須

フィリピン航空の新型機材では、エンターテインメントシステムが座席に標準装備されており、アプリのインストールは必要ありません。

これは大きなメリットですが、忘れがちなのが「イヤホン」

エコノミークラスでは、イヤホンの配布がなかったり、あっても音質や接続端子の相性に問題があることが多いです。

特に、自分のスマートフォンやタブレットでも音楽や映画を楽しみたい人は、普段使い慣れたイヤホンを機内に持ち込むのが安心。

Bluetoothは使えないこともあるため、有線タイプの準備をおすすめします。

充電設備なしのためモバイルバッテリーが重要

長時間のフライトでは、スマホやタブレットの電池消費がどうしても避けられません。

ところが、機材によっては座席にUSBポートやコンセントが備わっていないことも。

特にエコノミークラスでは、充電設備がない便も多く、途中でバッテリー切れに見舞われたというケースも珍しくありません。

そのため、コンパクトなvモバイルバッテリーを1つ持っておくと安心です。

飛行機に持ち込める容量(おおむね100Wh以下)を守れば、問題なく手荷物として搭乗可能。
出発前にスマートフォンとセットで確認しておくとよいでしょう。

myPAL Mediaのアクセス開始タイミング

意外と知られていないのが、「いつからmyPAL Mediaが使えるのか」という点。

実は、地上ではアクセスできません。

このエンターテインメントサービスは、飛行機が巡航高度に到達し、安全サインが消えた後から利用可能になります。

離陸後すぐに操作しようとして「画面がつかない」「Wi-Fiがつながらない」と焦る乗客も多いですが、慌てる必要はありません。

機内アナウンスで案内されるタイミングが目安になりますので、その時を待ってから接続操作を始めれば、スムーズに楽しむことができます。

まとめ

フィリピン航空では、Wi-Fiサービスやエンターテインメントなど、フライト中の過ごし方を豊かにしてくれる機能が整っています。

通信量や接続のタイミング、アプリの不要さなど、使い方を理解していれば、空の上でもスムーズに楽しめるはずです。

ただし、イヤホンやモバイルバッテリーは自分で準備しておくと安心。
旅行の快適さは、こうした小さな心がけから生まれます。

事前に必要な情報をチェックし、自分の旅スタイルに合った使い方を選ぶことで、空の時間がもっと自由で、価値あるものに変わっていくでしょう。

 

nativecamp.net

nativecamp.net

nativecamp.net

 

クロエ

◇経歴
証券会社・映像制作会社を経て独立。現在はWebライターとして英語学習、旅行、ライフスタイル分野を中心に執筆。実務での英語メール対応や、海外企業とのやり取りも経験。

◇海外渡航経験
旅行でヨーロッパ各国、東南アジア諸国、アメリカを訪問。タイや韓国、アメリカでは現地企業とのやりとりや実務経験もあり、英語でのビジネスメール対応や資料作成など、実践的な英語を使う場面も経験しています。

◇自己紹介
大学時代に東南アジアをバックパッカー旅して以来、旅がライフワークに。ギリシャでの結婚式をはじめ、アジア・欧州・アメリカなどさまざまな国を訪れてきました。