
エメラルドグリーンに輝く海、
空へとそびえ立つ石灰岩の断崖、
手つかずの自然が広がる楽園「パラワン島・エルニド」。
世界中の旅行者を魅了するフィリピン屈指の秘境リゾート地で、非日常を味わいたい方にはまさに理想の目的地です。
この記事では、そんなパラワン島・エルニドの魅力をたっぷりお届けします。
アクセス方法や観光スポット、現地での楽しみ方、旅行前に知っておきたい注意点まで、初めての方でも安心して旅を楽しめるよう、わかりやすく解説します。
一生の思い出に残る旅行経験をしたい方必読です!
パラワン島とは
パラワン島は、手つかずの自然と多彩な観光地が魅力のフィリピン屈指の秘境リゾート地です。
パラワン島は、南シナ海とスールー海に挟まれたフィリピン南西部に位置し、国内で5番目の大きさを誇る島です。
南北に約400kmと細長く、自然豊かな地形が広がっています。
島の中心には州都プエルト・プリンセサがあり、観光の拠点として多くの旅行者に利用されています。
世界遺産のプエルト・プリンセサ地底河川国立公園、ラグーンやビーチが絶景のエルニド、沈没船ダイビングで知られるコロンなど、見どころも豊富。
さらに、島には先住民族の村やフィリピンの伝統文化が色濃く残っており、素朴な人々の暮らしに触れられるのも魅力のひとつです。
そんなパラワン島の北部に位置するのが、
「神が創造した最後の秘境」と称されるエルニドです。
エルニドは、エルニド村とその沖合に浮かぶ約50の小さな島々から構成されており、そのほとんどが無人島。
大理石の岩山や500メートルを超える断崖絶壁、白砂のビーチ、紺碧のラグーン、熱帯雨林など、息をのむような自然美が広がっています。
フィリピンには7,641もの島がありますが、その中でもエルニドは特に美しいことで知られ、多くの旅行者や写真家を魅了しています。
さらにエルニドには、
「1島1リゾート」といったスタイルのプライベート感あふれる宿泊施設や水上コテージなどが点在。
大自然の中でゆったりとした時間を過ごせる、極上のリゾート体験が叶います。
パラワン島全体を巡るもよし、エルニドに滞在して絶景を満喫するもよし。大自然の中で日常を忘れるような時間を過ごしたい方には、まさに理想的な旅先です。
パラワン島・エルニドまでの行き方
パラワン島・エルニドまでの行き方には、主に以下の3種類があります。
それぞれのメリットやデメリット、移動にかかる時間について解説します。
直行便でエルニドへ向かう
最も移動時間が短く便利な方法は、マニラまたはセブからエルニドのリオ空港(Lio Airport)へ向かう直行便を利用する方法です。
所要時間は約1時間20分で、到着後はトライシクルに乗って15分ほどで町の中心部にアクセスできます。
ただし、便数が限られており、特にハイシーズンには航空券が高騰する傾向がある点には注意が必要です。
プエルト・プリンセサ経由でエルニドに向かう
航空券の価格を抑えたい場合は、プエルト・プリンセサ国際空港(PPS)を経由する方法があります。
マニラやセブからプエルト・プリンセサまで飛行機で移動し、空港からはバンでエルニドへ向かいます。
所要時間は合計で約6〜7時間です。
費用を抑えられる一方、バンでの長時間移動はやや疲れやすい点に注意が必要です。
また、このルートでは小型機を利用するため、預け荷物や手荷物はコンパクトにまとめる必要があります。
荷物のサイズや重量に制限があるため、事前に航空会社の規定を確認しておくと安心です。
マニラからフェリーでエルニドに向かう
マニラからエルニドへはフェリーを使って行く方法もあります。
所要時間はおよそ18時間と長く、船旅に慣れていない方には少々ハードな選択肢です。
「海の景色を楽しみたい」
「船旅をしたい」といった方には、冒険心がくすぐられる方法です。
ただし、移動時間が長いことに加え、船酔いのリスクもあります。快適さや安全面を重視する場合は慎重に検討することをおすすめします。
また、フェリーの料金や運航スケジュールには変動が多いため、利用を検討する際は事前に最新情報をしっかり確認することが重要です。
パラワン島・エルニドのベストシーズン
パラワン島・エルニドを訪れるなら、12〜5月の乾季が最適です。
特に3〜5月は気温が高く、晴天の日も多いため、アイランドホッピングやマリンアクティビティを思い切り楽しめます。
ただし、1〜4月はピークシーズンにあたり観光客が集中します。
クリスマスやイースターの時期は混雑するため、宿泊施設やツアーは早めの予約が必要です。
一方で、6〜11月は雨季で、7〜8月に降水量が増加します。
この時期はツアーが中止になることも多く、観光にはあまり適していません。
雨季は観光客が減り宿泊料金が安くなる利点がありますが、天候に左右されやすいため、予定の変更に柔軟に対応できる計画が求められます。
パラワン島・エルニドの見どころ・楽しみ方
パラワン島・エルニドにはたくさんの見どころや楽しみ方があります。
ここでは、観光スポットとアクティビティの両面からエルニドの魅力を紹介します。
見どころ
パラワン島・エルニドには、自然の美しさを存分に味わえる魅力的なスポットが多数あります。
以下の表に代表的な見どころをまとめました。
| 見どころ | 説明 |
| ビッグラグーン | 透明度の高い青い水と石灰岩の絶壁が織りなす美しい景観。 カヤックやシュノーケリングが楽しめる。 |
| スモールラグーン | 静かな環境が魅力のラグーン。 カヤックでの探検やシュノーケリングに最適。 |
| シークレットビーチ | ボートでしか行けない隠れたビーチ。 静かでリラックスできるスポット。 |
| ナクパンビーチ | 約4キロメートルの白砂のビーチ。 サーフィンやのんびり過ごすのに最適。 |
| トゥバタハ岩礁 | 世界遺産に登録されたダイビングスポット。 珊瑚礁と多彩な海洋生物が魅力。 乾季のみ訪問可能。 |
上記の見どころは、どれもエルニドの自然の豊かさと美しさを象徴しています。
観光の際にはぜひ訪れてみてください。
楽しみ方
エルニドの楽しみ方は多岐にわたり、自然とアクティビティを組み合わせて充実した滞在が可能です。
代表的な楽しみ方を以下にまとめました。
| 楽しみ方 | 説明 |
| アイランドホッピング | A〜Dの4つのルートで異なる島やラグーンを巡る。 ビーチやシュノーケリングスポットを満喫できる。 |
| ダイビング | 初心者から上級者まで楽しめる多彩なスポットが点在している。 器材レンタルやガイド付きツアーも充実。 |
| カヤック | 自分のペースで静かなラグーンやビーチを探索。 混雑を避けてリラックスできる。 |
| ハイキング | タライス山などのトレッキングコースあり。 頂上からの絶景が楽しめる。 |
| 地元グルメ | 新鮮なシーフードやフィリピン料理を楽しめる。 特に魚介類を使った料理が人気。 |
これらのアクティビティを通じて、エルニドの自然をより深く体感し、思い出深い旅を実現できるでしょう。
パラワン島・エルニドに行く際の注意点
パラワン島・エルニドを安全かつ快適に楽しむためには、事前にいくつかの注意点を把握しておくことが重要です。
以下に、旅行前に確認すべきポイントをリスト形式でご紹介します。
■ 環境保護への配慮
エルニドは自然を守るために「海洋保護区」に指定されています。
サンゴやきれいなビーチの環境をこわさないように、観光客にもルールが求められます。
ゴミは必ず持ち帰り、立ち入りが禁止されている場所には入らないようにしましょう。
また、水を使ったり流したりする場所も決められているので、注意が必要です。
■ 追加料金の確認
アイランドホッピングなどのツアーでは、環境税や観光地ごとの入場料が別途必要になることがあります。
ツアー料金に含まれているか事前に確認しておくと安心です。
■ 天候に注意
雨季にあたる6月〜11月は、天候によってツアーが中止される可能性があります。
渡航時期によっては、日程変更に対応できる柔軟な旅程を組むことが賢明です。
■ 貴重品の管理
ビーチや船上では、盗難や紛失のリスクに注意が必要です。
貴重品は必要最低限にとどめ、防水ケースやホテルのセーフティボックスを活用しましょう。
■ 持ち物の準備
エルニドで快適に過ごすためには、あらかじめ必要なものをそろえておくと安心です。
アイランドホッピングをする場合は、防水バッグがあると荷物が濡れずに済みます。
また、船酔いが心配な方は酔い止め薬、日差し対策として日焼け止めも必須です。
さらに、現地のトイレにはトイレットペーパーがない場合もあるため、ポケットティッシュやウェットティッシュを持っておくと便利です。
■ 現金の準備
エルニドにはATMが少なく、故障や現金切れもめずらしくありません。
多めに現金を持参しておくことで、万が一のトラブルにも対応できます。
■ 旅行手続きの確認
エルニドへの入域には、QT-ID(観光客ID)の取得が必要です。
オンラインで事前申請し、宿泊先の予約確認書や旅程表を提出する必要があるため、渡航前に手続きを済ませておきましょう。
これらの注意点を把握しておくことで、トラブルを避けつつ、自然豊かなエルニドでの滞在をより満喫できます。
まとめ
この記事では、フィリピンのパラワン島・エルニドについて詳しく紹介しました。
エルニドは、フィリピン屈指のリゾート地であり、楽園のような地域です。
エルニドへの旅行をより楽しむためには、英語力も大切です。
エルニドでは英語が共通語として使われているため、現地でのコミュニケーションをスムーズにするためにも、英会話を学んでおくと便利でしょう。
旅行前にオンライン英会話で実践練習しておくとより安心です。英会話を学ぶなら、オンライン英会話スクール「ネイティブキャンプ」をおすすめします!
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無料体験レッスンも受け付けているので、気軽に始めてみてくださいね。
◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇留学経験
アメリカのLAのコミュニティカレッジに入学・卒業。
OPT VISAを取得し、LAのアパレル会社に1年間勤務。
次なる目標は、娘との親子留学。
◇海外渡航経験
留学:アメリカのLAに4年間留学
海外旅行:ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。