
フィリピン滞在を予定している方の中には、フィリピンでの格安SIMの利用を考えている方が多いでしょう。フィリピンの代表的な大手通信キャリアには、「Globe」と「Smart」の2社があり、フィリピンで通信料を抑えるためには、これら大手通信会社を利用するのがおすすめですよ。
この記事では、Smart社のSIMカード設定方法やチャージ方法について詳しく解説します。フィリピンでSmart社等のSIMを利用する場合、初期設定はスタッフが行ってくれることも多いですが、
「現地SIMを使う前にどのような準備が必要か知りたい」
「現地でSIMを自身で設定することになった」
上記のような方は、ぜひこの記事を最後までお読みくださいね。
- フィリピンの有名キャリア「Smart」とは
- まずはSIMフリースマホを用意
- Smart SIMの料金プランと選び方
- Smart社のSIMカードの設定方法
- プリペイドカードのチャージ方法
- フィリピンではスマホの盗難に注意
- まとめ
フィリピンの有名キャリア「Smart」とは
Smart社(Smart Communications)は、Globe社と並ぶフィリピンでの大手通信キャリアの一つです。Smart社の主な特徴は次の通りです。
フィリピン国内の広範囲の通信をカバー 多様な料金プランがある 通話やSMSもデータ通信で可能
フィリピン国内の広範囲の通信をカバー
Smart社の通信網は、フィリピンの広範囲をカバーしており、都市部以外でも、地方や離島で利用することが可能です。
多様な料金プランがある
Smart社のSIMサービスには、プリペイドのSIMカードやeSIMの提供があり、日数やデータ容量によって細かく選べるプランがあります。
通話やSMSもデータ通信で可能
Globe社と異なり、Smart社では通話、SMSの利用を選択することができますよ。
まずはSIMフリースマホを用意
では次に、SmartのSIMを利用する前のスマホの準備方法について解説しましょう。まずは、SIMロックがかかっていない、SIMフリーのスマホを用意する必要があります。
SIMロックがかかっているスマホとは
SIMロックがかかっているスマホとは、特定の通信キャリアしか使えないよう制限がかかっているスマホのことです。例えば、ドコモショップで購入したスマホで、ドコモ回線しか使えない状態のスマホです。
2021年10月1日以降は原則SIMロック携帯の販売が禁止されていますが、2021年10月1日以前に購入した携帯の場合には注意が必要でしょう。
自身のスマホがSIMフリーか確認する方法
自身のスマホでSIMロックがかかっていない場合、原則海外でSIMカードを購入し、設定すれば使えるようになります。フィリピンに渡航する前に、日本でSIMロックが解除されている状態か確認が必要です。
自身の携帯がSIMフリーの状態か確認する方法としては、次のような方法をご紹介しましょう。
iPhoneの場合
「設定」 > 「一般」 > 「情報」の順にタップします。
ページ下にある「SIMロック」という項目を確認します。
「SIMロックなし」という表示があればSIMフリーの状態です。
Androidの場合:(機種により確認方法が多少異なります。)
「設定」 > 「端末情報」 や、「デバイス情報」>「SIMステータス」、「SIMロックの状態」の項目を探します。
「許可されています」や「SIMロックなし」等の表示があればSIMロック解除済みです。
※利用している通信業者の公式サイトにログインをし、SIMロック解除の状況を確認できる場合があります。
その他準備をすること
利用料金はカード決済で行うため、クレジットカードの用意が必要です。また、SIMカードの差し替えが必要になるため、クリップ等先の尖ったものを用意しておくと安心ですよ。SIM登録のためには、個人のパスポート、滞在場所の情報が欠かせません。
Smart SIMの料金プランと選び方
以下では、Smart SIMのたようなプランやおおよその料金などを解説します。
フィリピンSmart SIMのおすすめプラン
Smart SIMには、滞在期間や用途に応じて選べる多様なプランがあります。短期旅行者向けには、1日〜3日間の短期プランが便利です。例えば、1日2GBで20ペソ程度のプランなら、観光やSNS利用には十分でしょう。
また1週間程度の滞在なら、7日間20GBのプランがコストパフォーマンスに優れています。長期留学やビジネス滞在の場合は、30日間のプランを選ぶとさらにお得ですね。データ容量は、動画視聴を頻繁にする方は大容量プラン、メールやSNS中心の方は小容量プランで十分です。ご自身の使い方に合わせてプランを選びましょう。
Smart SIMとGlobe SIMの違い
フィリピンの2大通信キャリアであるSmartとGlobeには、それぞれ特徴があります。Smart SIMは地方や離島でもカバー範囲が広く、通話やSMS機能も利用できる点が魅力です。
一方、Globe SIMは都市部での通信速度が速く、マニラやセブなどの主要都市での利用に適しています。料金面では両社とも大きな差はありませんが、滞在先のエリアによって電波状況が異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
ちなみにフィリピン留学生の間では、Smart SIMの方が安定しているという声も多く聞かれます。
Smart社のSIMカードの設定方法
ここでは、SIMカードの設定方法についてご紹介しましょう。
プリペイドカードの購入場所
プリペイドカードは、空港、コンビニ、ショッピングモールなど多くの場所で購入できます。例えば、フィリピンのショッピングモールには、”Loading Station”という看板のある小さな店舗があります。スタッフがいるので、相談することも可能です。
フィリピンでスマホを使用できるようにするためには、以下の2点を購入する必要があります。
①SIMカード:スマホに挿入するもの
②プリペイドカード(ローディングカード):通信料のチャージのために使用するもの
SIMカードの挿入
物理的なSIMカードには、標準SIM、microSIM、nanoSIMなどがありますが、購入するSIMカードは、通常どの大きさにも対応できるタイプです。自分のスマホのSIMの大きさに合わせて切り取ってください。日本でeSIMを利用している場合は、購入したSIMカードの設定後、回線を切り替えます。
日本で使用していたSIMカードを取り出す場合(デュアルSIMでない場合)は、SIMカードをなくさないように保管が大切です。
スマホ内のAPN設定
SIMカードを挿入後、APNの設定が必要な場合があります。「設定」→「接続」→「モバイルネットワーク」→「APN」の順に選択し、購入時に渡された情報から、「名前」と「APN名」の情報を入力しましょう。
SIMカードの登録
スマホの設定作業には、WiFi環境が不可欠なため、カフェや学校などWiFi環境がある所で行うのが良いでしょう。
SIMの登録作業には、パスポート、出国便のeチケット、フィリピンの住所を証明する書類(短期滞在の場合は、ホテルや学校の住所でOK)の準備が必要です。
Smart社との通信が完了すると、SMSにリンクが届き、URLから必要な情報を入力します。具体的には、次のリンクから(https://simreg.smart.com.ph/)入力を行ってください。
1)記載されているMobile Number を入力
2)SMSに送られてきた、ワンタイムパスワードを入力
3)必須項目の「*」がついている所に入力
| 項目名 | 選択/入力内容 |
| Type of Registration(登録の種類) | I’m registering newly bought SIM を選択 |
| Nationality(国籍) | Japanを選択 |
| ID Card (IDカード) | Passport を選択 |
| Visa Type(ビザの種類) | Tourist Visa を選択 |
| Upload Valid ID | パスポートのコピー、セルフィーの撮影データをアップロード |
| ID Card Number | パスポート番号を入力 |
| First Name(名前) | ご自身の名前を入力 |
| Middle Name(ミドルネーム) | 日本人はミドルネームがない人が多いため、I have no legal middle name にチェックしましょう。 |
| Last Name (苗字) | ご自身の苗字を入力 |
| Birthday | ご自身の生年月日を入力 |
| Sex | ご自身の性別を入力 |
| Province | 滞在先を入力します。セブ(Cebu)、マニラ(METRO MANILA)、バギオ(BENGUET)など滞在先を入力します。 |
| City/Municipality | 都市自治体を記入します。セブ(CEBU CITY)、マニラ(MANILA CITY)などと入力します。 |
| Barangay | 自治体のことですが、だいたいのものでOKです。 |
Province、City/Municipality、Barangayなどは、厳密でなくても問題ありません。
アプリのインストール
SIMの登録完了後に、アプリのインストールをしましょう。アプリは、Androidの場合は、Google Play、iPhoneの場合はApp Store からインストールが可能です。
アプリでSign upを選び、SIMの電話番号とパスワードを入力します。次にSMSに届いたワンタイムパスワードを入力します。Sign upの完了後、再度設定した情報でログインしてください。
プリペイドカードのチャージ方法
Smart社のSIMカードへのチャージ方法には、プリペイド方式とアプリから直接購入する2つの方法がありますよ。
プリペイド方式では、プリペイドカードの裏面にあるスクラッチを削り、14桁の番号の先頭に「1510」をつけて通話を開始してください。SMSで、チャージが成功したかどうかの案内メッセージが届きます。
またアプリから直接データ通信を購入することも可能です。その場合、アプリの画面から、「giga EVERY DAY」のアイコンをタップします。「POWER」で購入するデータプランを選びます。例えば、データ通信プランで、3日間7ペソで8GB、7日間で20GBといった選択肢があるので、自身に合ったプランを選択してくださいね。
支払いはクレジットカードで行います。注意点としては、「Auto-Renew」がONの状態になっていると、データ通信を消化すると自動でクレジットカードから引き落としがされてしまうため、利用しない場合はOFFにしておくべきでしょう。
フィリピンではスマホの盗難に注意
フィリピンでは、窃盗などの軽犯罪が多く、iPhoneなどのスマホも高級品でスリの対象になるのは事実です。日本とは異なり、交番に申し出ても、スマホが返ってくる可能性は低いため、対策が欠かせません。外を歩く際には、スマホはストラップをつけて首からぶら下げるなど、忘れにくく、盗まれにくいように工夫が大切ですね。
また、万が一スマホを置き忘れてしまった、盗まれてしまった場合には、スマホの機能を活用すると役立つでしょう。例えばiPhoneの場合は、端末の位置を確認する、着信音を鳴らす、スマホをロック、データの消去などの機能があります。こちらの機能についても事前に確認しておくと良いでしょう。
まとめ
この記事では、フィリピンでの通信をする方法・Smart社のSIMを購入して設定する方法を解説しました。
Smart社のプリペイドSIMは、フィリピンでは旅行者にも手に入りやすく、グローバルSIMや国際ローミングと比較しても格安SIMに利用できるのでおすすめですよ。
通信に関する不安をなくして、フィリピンでの滞在を快適なものにしてみませんか。
◇経歴
・国際教養学部卒業
・外資系企業に勤務経験があり、アドミや会計分野で、インド人、カナダ人、オーストリア人、フランス人など様々な国の出身の同僚と働いた経験があります。
◇資格
英検1級、TOEIC 900点、IELTS 7.5 など
◇留学経験
大学時代に交換留学プログラムでイギリスの大学へ1年間留学し、リサーチの基礎や英語学について学びました。
◇海外渡航経験
・高校時代にシンガポールで3週間ホームステイをし、現地の高校で授業を受講した経験があります。
・大学留学中は休暇を利用してヨーロッパ各国を旅行し、多様な文化に触れました。
◇自己紹介
英語が好きで、子どもの頃から自ら進んで勉強してきましたが、日本式の文法やリーディング中心の学習方法では、なかなか話せるようにならず、苦労した経験があります。ネイティブキャンプでの英会話に助けられました。
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