フィリピンの「ラプラプ」っていったい何?英雄や都市、大学についてもご紹介!

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「ラプラプって何のこと?」
セブ旅行の計画を立てていると、必ず出てくるこの名前。

実はフィリピンの英雄であり、美しいリゾート地の名前であり、そして日本人留学生にも人気の国際大学の名前でもあるんです。ひとつの名前に、これほど多彩な背景があるなんて興味深いですよね。

この記事では、英雄の壮大な歴史から、現代の観光スポット、留学情報までラプラプの魅力を余すことなくご紹介します!フィリピン旅行や留学をお考えの方は、ぜひ最後までお読みください。

フィリピンの英雄「ラプラプ」

フィリピンの英雄「ラプラプ」。16世紀前半にマクタン島を治めていた王様で、マゼランを打ち破った伝説の人物です。

ラプラプ王が歴史にその名を刻んだのは、1521年4月27日の「マクタン島の戦い」でのこと。世界一周航海の途中でフィリピンにやってきたポルトガル人探検家フェルディナンド・マゼランと激突し、見事勝利を収めました。

この戦いでマゼランは命を落とし、ラプラプ王はヨーロッパの侵略者から故郷を守り抜いた英雄として語り継がれることになります。今でもラプラプ王はフィリピン国民の心に生き続けています。

マクタン島には記念碑や銅像が建てられ、その名前は都市名「ラプ=ラプ市」や大学名にも使われているほど。まさにフィリピンの誇りある歴史の象徴だといえるでしょう。

セブ州の都市「ラプ=ラプ市」

ラプ=ラプ市は、フィリピン・セブ州のマクタン島に位置する都市です。セブ市と橋で結ばれており、観光地としても留学先としても多くの人に愛されています。

ここでは、ラプ=ラプ市の基本情報とアクセス方法について詳しく見ていきましょう。

ラプ=ラプ市の基本情報

ラプ=ラプ市の押さえておきたい基本情報は、以下の通りです。

項目 詳細
場所 セブ島の東、マクタン島
人口 約50万人
言語 セブアノ語、タガログ語、英語
気温 年間平均26~32度(熱帯性気候)
空港 マクタン・セブ国際空港

ラプ=ラプ市は、マクタン・セブ国際空港があることから、フィリピン観光の玄関口として親しまれています。年中温暖な気候でマリンスポーツが楽しめ、リゾートホテルのセキュリティも充実。

英語が広く通じるため、留学生や観光客にとって過ごしやすい環境が整っています。

日本からのアクセスと市内の交通手段

日本からラプ=ラプ市へは、意外にアクセスは良好です。成田空港からはフィリピン航空、セブパシフィック航空、ユナイテッド航空の直行便が運航中。

2024年からは関西空港からもセブパシフィック航空とフィリピン航空の直行便が就航し、フライト時間もわずか4〜5時間ほどとなっています。

ラプ=ラプ市があるマクタン島は、3つの橋でセブ島本島と繋がっているのが特徴的です。

市内移動には3種類のタクシーが便利で、街中を走るホワイトタクシー、空港専用のイエロータクシー、そして上質なプレミアムタクシーから選べます。

配車アプリのGrabを使えば、事前に料金が分かるので初心者でも安心。現地での移動手段として、とてもおすすめです。

ラプラプの観光スポット

ラプラプ市は、歴史好きからリゾート派まで幅広い旅行者が楽しめる観光地です。

英雄ラプラプ王の足跡を辿れる記念館から、極上のスパ体験ができる施設、フィリピンの宗教文化に触れられる美しい教会まで、見どころが盛りだくさん。

ここからは、特におすすめの観光スポットをご紹介します。

マクタンシュライン

マクタンシュラインは、フィリピンの英雄ラプラプ王の勇敢な戦いを物語る、感動的なスポットです。

1521年のマクタン島の戦いで、ラプラプ王がスペインの探検家マゼランを撃退した歴史的な舞台となっているマクタンシュライン。

敷地内にはマゼラン記念碑とラプラプ像がそびえ立ち、その迫力に圧倒されること間違いなしです。周辺は緑豊かな公園として整備されており、のんびりと散策しながらフィリピンの誇り高い歴史に思いを馳せれます。

アルニカ・スパ

アルニカ・スパは、マクタン島でゆったりとした癒しの時間を過ごせる人気スパ。

伝統的なフィリピン式マッサージと、モダンなスパトリートメントの絶妙な融合が魅力的です。特にホットストーンマッサージは格別で、温かい石が疲れた筋肉をじんわりとほぐしてくれます。

アロマの香りに包まれながら、旅の疲れもすっかり忘れてしまうはず。お財布にも優しい価格設定なので、気軽にプロの技術を体験できるのも嬉しいポイントですね。

ビルヘン・デラ・レグラ教会

ビルヘン・デラ・レグラ教会は、正式な国家聖堂にも指定され、地元の人々にとって心の支えとなっている美しいカトリック教会です。

色鮮やかなステンドグラスが織りなす光の芸術と、心を落ち着かせる静寂な空間が印象的。

地元の信者たちが日々祈りを捧げる姿を見ていると、フィリピンの人々の深い信仰心が伝わってきます。観光地としてだけでなく、現地の文化や宗教観に触れられる貴重な場所で、心が洗われるような体験ができるでしょう。

アメージング・ショー・セブ

アメージング・ショー・セブは、フィリピンの躍動感あふれる文化を一度に楽しめるエンターテイメントスポットです。

カラフルな民族衣装に身を包んだダンサーたちが繰り広げる、迫力満点のパフォーマンスは圧巻!

みんなで参加できるパフォーマンスが魅力で、会場全体がひとつになって踊る瞬間は最高に盛り上がります。

家族連れにも大人気で、子どもから大人まで笑顔になれるでしょう。フィリピンの多様な文化の豊かさを、ぜひ五感で感じてみてください。

シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ

シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパは、マクタン島が誇る極上のリゾート体験を提供してくれる名門ホテルです。

真っ白なプライベートビーチに面した贅沢な立地で、青い海と空に囲まれた至福のひとときを過ごせます。

世界レベルのスパサービスや、美食を堪能できるレストランも充実しており、宿泊者以外でもデイユースが可能なので特別な記念日にもぴったりです。

アクティブ派なら、スコッティーズ・アクション・スポーツ・ネットワークでマリンスポーツも楽しめます。

ラプラプのショッピングセンター

ラプラプ市内には、旅行者が利用しやすいショッピングセンターがいくつかあります。ローカル色豊かな大型施設から空港アクセス抜群の小型モール、清潔で新しい中規模モールまで、それぞれ異なる魅力を持っています。

各ショッピングセンターの特徴を詳しくご紹介します。

ガイサノ・グランド・モール・マクタン

まず訪れたいのが、地元の人たちで賑わうガイサノ・グランド・モール・マクタン。

マクタン島の中心部にあり、まさにローカル感満載のショッピングスポットです。生活用品から洋服、ファストフード、ゲームセンターまで何でも揃う大型モールとなっています。

日用品のまとめ買いやお土産探しにはもってこいで、とにかくコスパ重視なら間違いなし。

設備は少し古めで週末は人がいっぱいですが、フィリピンの日常風景をリアルに体験できる貴重な場所といえるでしょう。

マクタン・マリーナ・モール

次におすすめなのが、空港からすぐのマクタン・マリーナ・モール。とにかくアクセスの良さが魅力で、セーブモアスーパーマーケットや飲食店、個人商店がぎゅっと集まった便利なスポットです。

コンパクトな造りながら、日用品や軽食、ちょっとしたお土産なら十分見つかります。到着してすぐの買い物や帰国前の駆け込み購入にも最適で、ローカル感を味わいつつ、サクッと必要なものを揃えたい時にぴったりの場所です。

ガイサノ・マクタン・アイランド・モール

最後にご紹介するのが、旅行者に優しいガイサノ・マクタン・アイランド・モール。空港から近く、新しくて清潔感のある雰囲気が印象的なモールです。

ロビンソンズスーパーマーケットにドラッグストア、カフェ、レストラン、両替所まで一通り揃った便利さ満点のモール!

中規模ながら必要なものはしっかり見つかり、治安面でも安心感抜群です。フィリピン初心者の方でも気軽に利用できる、頼れるショッピングスポットといえるでしょう。

ラプラプセブ国際大学とは

ラプラプセブ国際大学(LCIC)は、2021年にフィリピン政府認証を受けたマクタン島の4年制国際大学です。

世界で活躍できる高度人材の育成を目標に掲げ、留学生専用プログラムで英語や異文化理解を深められます。現地学生と留学生が共に学び生活する環境が特徴的で、語学だけでなくグローバルな視野を養えるでしょう。

ラプラプセブ国際大学の学部と特色

LCICには外国語学部、ツーリズムマネジメント学部、理学療法士学部、工学部の4つの学部が設置されています。世界各国からの留学生と現地学生が一緒に学ぶ、まさに国際色豊かな環境

すべてのレッスンは英語で行われるため、専門知識を身につけながら英語力も自然とアップするでしょう。

SDGsの取り組みやサークル活動、ボランティア、ブートキャンプなど、勉強以外でも成長できる機会がたくさん用意されているのも魅力的なポイントです。

留学費用や学生寮について

ラプラプセブ国際大学の留学費用は、以下の通りです。

費用項目 金額(税込)
入学金 30,000円
短期留学(4週間) 248,000円
中期留学(14週間) 868,000円

※上記費用には授業料・寮費・食費(1日3食)・水道光熱費がすべて含まれます。

学生寮は最大10名のシェアハウス型で、留学生には個室が提供されます。現地学生との共同生活を通じて生きた異文化交流が体験でき、日本人には嬉しい大浴場やサウナも完備されています。

日本の大学との連携と単位認定制度

LCICは、2025年3月時点で日本の25大学と学術交流協定(MOU)を締結しており、特に広島文教大学とは姉妹校として密接な関係を築いています。

留学で取得した単位は最大60単位まで在籍大学への認定申請が可能です。留学前に所属大学の教務課に相談することで、よりスムーズな単位認定が期待できるでしょう。

また、時差1時間という立地を活かした遠隔授業制度も整備されており、LCIC内の専用ルームから日本の大学授業にリモート参加できる点も大きな魅力です。

ラプラプで食べたいおすすめグルメ・レストラン

ラプラプには新鮮なシーフードから本格的なフィリピン料理まで、多彩なグルメが楽しめるレストランが充実しています。

海辺の開放的な雰囲気を味わえるお店から地元の名物料理を堪能できる専門店まで、旅行者におすすめの5つのレストランをご紹介します。

Buko Seaside bar and Restaurant

海辺の絶景を眺めながら食事を楽しみたい方におすすめなのが「Buko Seaside bar and Restaurant」です。

このレストランは開放的なシーサイドロケーションが魅力で、新鮮なシーフードや地元料理を味わえます。

ライブミュージックやカクテルも充実しており、ロマンチックなディナーから家族での食事まで幅広いシーンに対応。バリアフリー設備やキッズメニューも用意されているため、どなたでも安心して利用できるでしょう。

Red Crab Restaurant

新鮮なカニやシーフード料理を堪能したいなら「Red Crab Restaurant」がおすすめです。

活きたカニを水槽から選んでその場で調理するライブ感あふれる体験が魅力で、観光客に人気のシーフードレストランです。

プライベートダイニングルームも完備されているため、特別な日の食事にも最適。支払いは現金のみなので事前に準備しておきましょう。

Gold Mango Grill & Restaurant

多様な料理を楽しみたい方には「Gold Mango Grill & Restaurant」がぴったりです。

バーベキューやグリル料理を中心としながらも、フィリピン料理、イタリアン、アジア料理まで幅広いジャンルを提供しており、カジュアルな食事からロマンチックなディナーまで様々な雰囲気で利用できます。

観光客からの評価も高く、初めての方でも気軽に楽しめます。

Rico's Lechon

フィリピン名物のレチョン(豚の丸焼き)を味わうなら「Rico's Lechon」は外せません。

地元でも有名なレチョン専門店として知られており、本場の味を手軽に楽しめます。香ばしく焼き上げられた豚肉の旨味は、フィリピン旅行の思い出に残る一品となるはず!

人気店のため混雑することもありますが、待つ価値のある美味しさです。

Labuyo Native Restaurant

フィリピンの伝統料理をカジュアルに楽しみたい方におすすめなのが「Labuyo Native Restaurant」です。

ローカルな雰囲気が魅力のこのレストランでは、朝食からディナーまで幅広い時間帯でフィリピン料理を堪能できます。

家族連れやグループでの利用にも人気があり、リーズナブルな価格で本格的な地元の味を体験することが可能。現地の食文化に触れたい方にはぴったりのお店です。

まとめ

この記事では、フィリピンの「ラプラプ」について、英雄ラプラプ王の歴史からラプ=ラプ市の観光情報、そしてラプラプセブ国際大学の留学情報まで幅広く解説しました。

マクタン島に位置するラプ=ラプ市は、歴史的な見どころから現代的なリゾート施設まで多彩な魅力を持つエリアです。観光で訪れるもよし、留学先として検討するもよし、それぞれの目的に応じて楽しめる場所といえるでしょう。

この記事を参考に、ぜひラプラプの魅力を体験してみてくださいね!

nativecamp.net

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