
「セブ島で一番美しい夜景って、どこで見られるの?」
そんな疑問をお持ちの方におすすめしたいのが、標高600メートルの山頂にある展望台「TOPS Cebu(トップス展望台)」です。
キラキラと輝くセブ市街の灯りと、遠くマクタン島まで見渡せる絶景は、まさに息を呑む美しさ。
ですが、初めて訪れる場所だと「アクセス方法は?」「料金はいくら?」「現地では何ができる?」など、気になることがたくさん...という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな疑問をすっきり解決!トップス展望台へのアクセス方法から楽しみ方、注意点まで、詳しく解説していきます。
- TOPS Cebu(トップス展望台)の基本情報
- TOPS Cebu(トップス展望台)への行き方
- TOPS Cebu(トップス展望台)の料金
- TOPS Cebu(トップス展望台)のレストラン
- TOPS Cebu(トップス展望台)の楽しみ方
- TOPS Cebu(トップス展望台)を訪れる際の注意点
- まとめ
TOPS Cebu(トップス展望台)の基本情報
セブ島旅行で絶対に外せないのが、トップス展望台での絶景鑑賞です。
ここでは、トップス展望台の事前に知っておきたい基本情報をチェックしていきましょう。
TOPS Cebuとは?
標高約600メートルの山頂に位置するトップス展望台は、セブ市内やマクタン島を一望できる絶景スポットです。
セブシティのバランガイ・ブサイにあり、市中心部から車で約30~40分ほどの距離にあります。
1985年にオープンした歴史ある展望台で、2024年2月にリニューアルオープンを果たしました。
現在は「The Circle at TOPS」と呼ばれる5階建ての円形建物が特徴的で、20以上のレストランやバーが入っています。
観光客はもちろん、地元の人々にも大人気の観光スポットです。
晴れた日にはボホール島、カモテス島、オランゴ島まで見渡せる360度のパノラマビューが自慢で、朝日に染まる街並みから煌めく夜景まで、時間帯ごとに変わる美しい景色を満喫できます。
ロマンチックなデートスポットとしても知られ、セブ島を代表する絶景スポットとして多くの人に愛され続けています。
営業時間
トップス展望台は24時間開放されており、時間を気にせずに足を運べます。
早朝の爽やかな日の出、日中の青い海と緑豊かな景色、そして夜の美しい夜景まで、それぞれ異なる魅力を楽しめるのが特徴。
予約も不要で、思い立った時にいつでも利用できる手軽さも魅力のひとつですね。
なお、敷地内のレストランの営業時間は11:00~23:00です。
食事を予定している方や夜景を眺めながらディナーを楽しみたい方は、この時間帯での訪問がおすすめです。
予約について
展望台自体は、入場料100ペソを払うだけで予約不要で気軽に訪れることができます。
ただし、レストランで夜景を眺めながらのディナーを計画している方は、予約が必須。
特に夕方から夜にかけては観光客で賑わうため、ゆっくりした時を過ごしたいなら日中の訪問がおすすめです。
TOPS Cebu(トップス展望台)への行き方
トップス展望台への道のりも、旅の醍醐味のひとつです。
ITパークからフラっと乗れるシャトルバスから、現地感たっぷりのバイクタクシーまで、交通手段の選択肢はさまざま。
ここでは、トップス展望台への主なアクセス方法について解説します。
シャトルバスでのアクセス方法
トップス展望台への最もお得なアクセス方法は、ITパークから運行している公式シャトルバスです。
料金は往復200ペソ(約520円)で入場料が含まれており、コストパフォーマンスは抜群。
朝6時から深夜1時30分まで30分間隔で運行しているため、思い立った時にいつでも利用できます。
バス側面に「TOPS」と大きく書かれているので、乗り間違える心配もないでしょう。
約20分で山頂に到着し、往復チケットなので帰りの足の心配も不要です。
夕方は混雑するため、時間に余裕を持って利用するのがおすすめです。
タクシーでのアクセス方法
セブ市内からトップス展望台までタクシーを利用する場合、所要時間は約25分です。
運転手はメーター制を嫌がるため、交渉制での料金設定が一般的となります。
重要なのは必ず往復で契約すること。
山頂では流しのタクシーが走っていないため、ドライバーに待機してもらう必要があります。
料金相場は往復+待機代込みで1,000〜1,500ペソ(約2,600〜3,900円)程度が目安。
交渉のコツは「3時間で1,000ペソ」を目標にすることです。
最初は高めの料金を提示されがちですが、粘り強く交渉すれば納得のいく価格に落ち着くでしょう。
バイクタクシーでのアクセス方法
現地で「ハバルハバル」と呼ばれるバイクタクシーは、格安かつ渋滞知らずでトップス展望台へアクセスできる人気の交通手段です。
JYスクエアモールから片道100~150ペソ、往復で250~350ペソが相場となっています。
所要時間は約20分で、風を切って山道を駆け上がる爽快感が魅力的。
ただしタクシー同様、山頂では流しのバイクタクシーも捕まらないため、必ず往復利用で同じドライバーに待機してもらいましょう。
ヘルメット着用と荷物の落下防止には注意が必要ですが、セブ島の大自然を肌で感じられる特別な体験を楽しめます。
カーチャーターでのアクセス方法
友達同士や家族旅行なら、カーチャーターが断然おすすめ。
運転手付きの車を手配すれば、2時間1500ペソ程度で利用でき、リーズナブルです。
急な坂道や慣れない道路を運転する心配がなく、出発時間や滞在時間も自由に決められるため、夕日を待ちながらの写真撮影やお気に入りのスポットで長居することも可能です。
事前にレンタカー会社数社から見積もりを取って比較すると、お得なプランが見つかることもあるので、ぜひチェックしておきましょう。
ツアーでのアクセス方法
初めてセブ島を訪れる方には、現地ツアーでの参加がおすすめです。
トップス展望台へ続く山道は急カーブが多く、経験豊富なドライバーと一緒なら安心して移動できます。
「Temple of Leah」や「Sirao Garden」などの近隣スポットと組み合わせたプランなら、効率よく複数の観光地も巡れます。
グループでの旅行なら、専用車両をチャーターする方法も便利です。
プライベート空間で仲間同士リラックスしながら移動でき、日本語ガイド付きのオプションを選択すれば言葉の心配もありません。
個別手配と比較して、セットプランの方が料金面でもお得になることが多いです。
TOPS Cebu(トップス展望台)の料金
ここでは、トップス展望台の料金情報をご紹介します。
入場料の詳細や各種割引制度、現地での支払い方法について事前に把握しておくことで、当日もスムーズに入場できるでしょう。
入場料金について
トップス展望台の入場料は大人・2歳以上の子供ともに100ペソ(約260円)です。
2歳未満の子供は無料となります。
また有効なIDの提示が必要ですが、シニア(60歳以上)・PWD(障害者)の方は70ペソの割引料金が適用されます。
入場券を購入すれば、滞在時間に制限はありません。
夕日から夜景へと移り変わる美しい風景を、心ゆくまで堪能できるでしょう。
駐車料金について
トップス展望台では車両で来訪する場合、駐車料金が設定されています。
自動車やバンは50ペソ、バイクは30ペソの駐車料金が必要です。
自転車については駐車料金は無料です。
駐車場は施設内に完備されているので、安心して車両を停められます。
料金は現金での支払いとなるため、事前にペソを準備しておきましょう。
支払い方法について
料金の支払い方法は、利用する施設によって変わってきます。
展望台への入場料やシャトルバスの料金については現金での支払いが原則となっています。
エリア内のレストランやカフェの多くはVisa・MasterCardといったクレジットカードに対応しているところが多いですが、一部現金のみの店舗もあるため注意が必要です。
宿泊を予定している方は、現金以外にも銀行振込やGCashでの決済が可能となっています。
TOPS Cebu(トップス展望台)のレストラン
トップス展望台周辺には、リニューアル後20店舗を超えるレストランやカフェがオープンしています。
今回は、数ある飲食店の中でも、特におすすめのレストラン4店舗をご紹介します。
Top of Cebu
トップス展望台で絶対に外せないのが「Top of Cebu」。
標高600メートルの山頂から、セブ市街やマクタン島まで見渡せる絶景レストランです。
昼間は青い海と緑の山々、夜はキラキラ輝く夜景と、時間によって全く違う表情を見せてくれるのが魅力的。
フィリピン料理から西洋料理まで豊富なメニューが揃っているので、どんな好みの方でも満足できるでしょう。
ライブミュージックが開催されることも多く、友人同士での利用やデートシーンにもおすすめの一軒です。
Mimoy's Grill TOPS
「Mimoy's Grill TOPS」は、トップス展望台の高台に佇むグリル料理とバーベキューの専門店です。
屋根のないオープンテラス席では、セブ市街地の絶景を眺めながら食事を楽しめます。
ファミリー層からの支持も厚く、冷たいビールやお酒と一緒に気軽なグリル料理を堪能できるのが人気の理由。
昼食や夕食はもちろん、美しい夜景をバックにした軽めの食事やお酒だけの利用も歓迎されており、アットホームな空間でゆったりとした時間を満喫できます。
Mr. A Bar & Restaurant
トップス展望台で気軽に楽しめるのが「Mr. A Bar & Restaurant」。
ガラス張りの大規模テラスを備えたバー&レストランで、フィリピン料理からイタリアン、アメリカンまで、まるで世界一周旅行をしているかのような多彩なメニューが自慢です。
地元の人たちにも愛される親しみやすい雰囲気で、友人同士のワイワイ飲みから家族でのんびりディナーまで、どんなシーンにもぴったり。
夜景をバックにビールを片手におしゃべりすれば、セブ島の夜が特別な思い出になること間違いなしです。
Chateau de Busay Inn & Restaurant
「Chateau de Busay Inn & Restaurant」は、ホテル内にある人気のダイニングレストランです。
豊富なワインセレクションと、カクテルからデザートまで多様なメニューが魅力。
夜は生演奏が楽しめるリラックスした空間となっており、記念日やカップルの特別なディナーに最適なレストランとして親しまれています。
TOPS Cebu(トップス展望台)の楽しみ方
せっかくセブ島の絶景スポットを訪れるなら、存分に満喫したいところですよね。
トップス展望台では、時間帯ごとに変わる景色、SNS映えする撮影スポット、そして夜景と一緒に味わう美食という3つの醍醐味が待っています。
それぞれの魅力について詳しく見ていきましょう。
時間帯別の絶景を楽しむ
トップス展望台の魅力は、訪れる時間によってガラリと表情を変えるところです。
昼間は青い空と海のコントラストが美しく、セブ島とマクタン島の全景が手に取るように見渡せます。
夕方になると、海に沈む夕日が空をオレンジ色に染め上げる幻想的な光景に。
そして夜には、セブ市内の灯りがキラキラと輝く息をのむような夜景が広がります。
一日中いても飽きない、まさに絶景スポットです。
写真撮影を楽しむ
トップス展望台には、フォトジェニックな絶景スポットが数多く存在しています。
撮影用のフォトスポットも充実していて、角度を変えるだけで全く違った印象の写真が楽しめるのも嬉しいポイント。
展望台から望むセブ島の街並みは、どこを切り取っても絵になる美しさです。
特に夜景をバックにした一枚は、思わず「いいね!」がたくさんもらえそうなSNS映え写真に仕上がるでしょう。
キラキラと輝く街の灯りと一緒に写れば、旅の特別感もぐっと高まります。
食事を楽しむ
山頂で味わう特別なディナータイムがトップス展望台のもうひとつの醍醐味。
眼下に広がるセブ市街の夜景を独り占めしながら、フィリピン料理から洋食まで多彩なメニューが楽しめます。
グラス片手に煌めく街明かりを眺めていると、日常を忘れて贅沢な気分に浸れること間違いなし。
旅の思い出に残る、ロマンチックなひとときを過ごせるでしょう。
TOPS Cebu(トップス展望台)を訪れる際の注意点
せっかくの絶景スポットも、準備不足で台無しになってしまっては残念ですよね。
トップス展望台で最高の時間を過ごすために、知っておきたい注意ポイントをご紹介します。
寒さ対策をする
標高600メートルの山頂は、想像以上にひんやりとしています。
セブ島の暑さに慣れていると、つい半袖で向かってしまいがちですが、これが意外な落とし穴。
特に夜になると気温がぐっと下がり、「あれ、寒い...」と後悔する観光客が続出しています。
薄手のパーカーやカーディガンを一枚持参するだけで、快適に夜景を楽しめます。
現地で購入するのは難しいので、忘れずに持参しましょう。
細かいお金を準備する
入場料100ペソをはじめ、ドリンクや軽食の購入時に細かいお金があると便利です。
山頂の売店では大きな紙幣のお釣りが用意されていない場合があるため、事前に小額紙幣に両替しておくことをおすすめします。
ドライバーへのチップや写真撮影をお願いした際の心づけなど、ちょっとした場面でも重宝するでしょう。
ドライバーの待機手配をする
山頂付近ではタクシーが流れておらず、帰りの足を確保するのが困難です。
往復料金でドライバーと交渉し、必ず待機してもらいましょう。
「2時間後にここで待ち合わせ」といった具体的な約束をしておくと安心。
ドライバーにとっても確実な収入になるため、喜んで引き受けてくれるはずです。
貴重品管理をする
山頂という開放的な雰囲気につい気が緩みがちですが、貴重品の管理はしっかりとしておきましょう。
特に夜景撮影に夢中になっていると、テーブルに置いたスマートフォンやお財布への注意が散漫になってしまいます。
トップス展望台を訪れる際は、必要最小限の現金とスマートフォンだけを持参し、パスポートや高額紙幣はホテルに置いていくのが賢明です。
まとめ
トップス展望台は、セブ島を訪れたら必ず訪れておきたい絶景スポットです。
標高600メートルから見下ろすパノラマビューは、昼間の美しい海景色から夕暮れのロマンチックなサンセット、そして夜には宝石を散りばめたような煌めく夜景まで、時間とともに異なる表情を楽しませてくれます。
アクセス方法も多様なため、お好みの移動スタイルで気軽に向かうことができます。
山頂のレストランで絶景を眺めながら味わう地元料理は、セブ島滞在の特別な思い出となるでしょう。
この記事を参考に、ぜひトップス展望台で最高の絶景体験を満喫してくださいね!
◇経歴
・インターナショナルプリスクールでの勤務経験あり
・幼児英会話講師としての勤務経験あり
◇資格
・ケンブリッジ英語検定FCE
・実用英語技能検定2級
・幼保英語検定2級
・児童英語インストラクター資格
◇留学経験
・オーストラリア(1年間)
・イギリス(1か月)
◇海外渡航経験
【旅行】
イタリア、オーストラリア、ハワイ、グアム、プーケット、バリ島、セブ島、台湾
◇自己紹介
英語と旅行に魅了され、学生時代にオーストラリアとイギリスへの留学を経験。
異文化との出会いが人生の大きな転機となる。
幼児英会話講師としての経験を積み、現在は英語や異文化の魅力を発信するWebライターとして活動中。
夢は、娘との親子留学といつかは家族で海外移住。
趣味は、週末プチ農業と地元のグルメ探し。