留学に服は何着持って行く?国別で短期(1ヶ月)・長期(1年)にわけて紹介します!

留学を控えているものの、どの服を持っていけばいいのか、何着くらい持っていけばいいのか迷っている人は多いのではないでしょうか。

この記事では国別に留学に持っていく服を紹介しています。また、服選びのポイントや服をパッキングする際にコンパクトにする方法、日本と海外の服のサイズ表示の違いなどについても取り上げているため、ぜひ参考にしてください。

国別:短期留学(1ヶ月)に持って行く服

ここでは国別に1ヶ月の短期留学に持っていく服を紹介します。短期留学の場合、期間が短いこともあって、5~7着程度の服のセットがあれば十分です。それをベースに着回しをしていきます。

また、留学先でも服は当然購入可能です。日本のユニクロを出店している国もあるほか、リーズナブルな価格で服を購入できるお店も少なくありません。

最低限の服だけを日本から持参するようにしておけば、荷物も抑えられるため、移動も楽になるでしょう。

カナダ

カナダは多くの人が基本的なカジュアルな服装であるため、日本から持参する服やアイテムも以下のようにシンプルなもので構いません。

・Tシャツ:2~3枚
・タンクトップやキャミソール:3~4枚
・パンツやスカート:2~3着
・薄手のパーカーやカーディガン:1枚
・スニーカーやサンダル:1~2足

留学する時期が冬である場合は、これにコートや長袖のシャツ、厚手のパーカーやセーター、ニットなどを加えてください。

オーストラリア

オーストラリアに留学する際は以下のような服を持参することをおすすめします。

・Tシャツ:3~4枚
・タンクトップやキャミソール:3~4枚
・パンツやスカート:2~3着
・薄手のパーカーやカーディガン:1枚
・スニーカー:1~2足
・ビーチサンダル:1足

上記は夏の留学を想定したものです。オーストラリアに短期留学する場合、夏場に留学する人が多いと考えられます。

もし冬場に留学する場合は、コートやニットなど防寒対策となるアイテムを追加してください。また、夏のオーストラリアは紫外線が強いため、サングラスや帽子があると便利です。

アメリカ

アメリカは基本的にシンプルでカジュアルな服装の人が多いため、以下のようなアイテムで問題ありません。

・Tシャツ:2~3枚
・タンクトップやキャミソール:3~4枚
・パンツやスカート:2~3着
・薄手のパーカーやカーディガン:1枚
・ジャケット:1枚
・スニーカーやサンダル:1~2足

都会に留学するのであれば、服も追加で購入しやすいため、必要に応じて現地で追加購入してください。

田舎町に留学する場合、お店まで遠い可能性もあるため、少し多めに持参しても構いません。

イギリス

イギリスは夏場でも日本と比べると暑くはならないこともあり、ジャケットやカーディガンなどは折れるものがあると便利です。

・Tシャツ:3~5枚
・タンクトップやキャミソール:3~4枚
・ニット:1~2枚
・パンツやスカート:2~3着
・パーカーやカーディガン:1~2枚
・ジャケット:1枚
・スニーカーやサンダル:1~2足

また、秋から冬は冷え込むため、必要に応じてコートやセーターなどは現地で購入することをおすすめします。

フィリピン

フィリピンは平均気温が高く、1年を通して暑いため、夏服のみの持参で基本的には問題ありません。

・半袖Tシャツ:4~5枚
・短パン:2~3枚
・タンクトップなどインナー:4~5枚
・パーカーやカーディガン:1枚

ただし、お店の中や商業施設、学校などは冷房が効いているケースもあるため、温度調整のできる服を忘れないようにしてください。

また、フィリピンはスコールが降るなど雨が多い国でもあるため、急な雨に遭遇した時でもすぐに服が乾くように、速乾性のあるTシャツをおすすめします。

国別:長期留学(1年)に持って行く服

続いては1年間の長期留学に持っていく服を国別に紹介します。

1年間となると夏も冬も経験することとなるため、それぞれの季節に応じた服を持参する必要があります。

一方で、荷物の量が増えないようにしたいという人も多いと思われるため、何を持参して何をしないのか、何を現地購入でカバーするのかといった点を考慮することが大切です。

カナダ

カナダは1年を通して温暖な場所であるものの、エリアによっては冬場に氷点下になることもあるため、注意が必要です。

日本だと北海道や東北地方の気候に近いといえます。そのため、長期留学の場合は以下のような服を持っていくようにしましょう。

・Tシャツ:1枚
・長袖のトップス:2枚
・タンクトップやキャミソール:3枚
・パンツやスカート:3着
・薄手のカーディガンやパーカー:1枚
・冬用のコートやジャケット:1枚

Tシャツや羽織る用のカーディガンなどは少なめであるため、必要に応じて現地で購入してください。また、冬用のコートに関しても1つしっかりとしたものを持参し、あとは現地調達がベストです。

オーストラリア

オーストラリアに長期留学する際に注意しないといけないのが、南半球の国であるため、日本とは季節が真逆である点です。

現地の夏に留学したい場合、日本の秋から冬にかけて服を準備することとなります。それでも、平均気温は1年を通して比較的温暖であるため、以下のような服を用意すれば問題ないでしょう。

・Tシャツ:3~4枚
・タンクトップやキャミソール:3~4枚
・パンツやスカート:2着
・薄手のカーディガンやパーカー:1枚
・冬用のジャケット:1枚

アメリカ

アメリカは東西に大きく、エリアによって冬でも比較的温暖な場所もあれば冷え込む場所もあるため注意が必要です。

例えば首都のワシントンの場合、冬は氷点下近くまで下がるとされています。そのため、冬場はしっかりとした防寒対策が必要です。

・Tシャツ:2枚
・長袖のトップス:2枚
・タンクトップやキャミソール:3枚
・パンツやスカート:2~3着
・薄手のカーディガンやパーカー:1枚
・冬用のジャケット・コート:1枚

防寒対策で冬用のジャケットやコートを複数持参したいと考える人もいるかもしれませんが、持参した服装が現地の人のファッションと合っていないと着る機会が少なくなるケースも考えられます。

最低限の服を持参し、あとは現地に合わせて調達するのがおすすめです。

イギリス

イギリスは、首都ロンドンの場合1年を通して気温や降水量の変化が緩やかである点が特徴です。

そのため、日本と比べると季節感の寒暖差がそれほどないため、服を使った温度調節もしやすいでしょう。

・Tシャツ:2枚
・長袖のトップス:2枚
・タンクトップやキャミソール:3枚
・パンツやスカート:2~3着
・薄手のカーディガンやパーカー:2枚
・冬用のジャケット:1枚

フィリピン

先述の通り、フィリピンは1年を通して暑い国であるため、基本的には夏服のみで問題ありません。

必要に応じて冷房対策としての長袖シャツやカーディガン、パーカーなどを持参してください。これらの服は雨が降った直後の少し涼しくなるタイミングでも活用できます。

・半袖のTシャツ:5枚
・タンクトップやキャミソール:5枚
・短パンやスカート:2~3着
・薄手のカーディガンやパーカー:1枚

留学に持って行く服を選ぶときのポイント

ここでは留学に持っていく服を選ぶ際に押さえておきたいポイントを紹介します。

服選びは非常に重要なポイントですが、荷物が増えすぎないように注意しなければならないため、ぜひポイントをチェックしてみてください。

現地調達できるものは持参しない

留学先の国でも服は買えるため、現地調達可能なものは持参しない、もしくは最低限の持参にとどめ、必要になった時に現地で調達するのがおすすめです。

現地調達した服は、留学中にたくさん着て、帰国時に捨てて帰るようにすれば荷物が増えることもありません。Tシャツやスウェット、靴下、下着などは現地でも購入しやすいでしょう。

洗濯機に注意する

日本と海外では洗濯機が異なるため、注意しなければなりません。

例えば、洗濯機によっては日本のものほどの洗浄力がなく、汚れが落ちにくいケースもあります。逆にパワーが強いために服が傷む可能性もあるでしょう。

そのため、傷みを回避するためにも、日本から洗濯ネットを持参しておくことをおすすめします。また、傷んでしまう可能性があることから、高級な服を日本から持参することは避けておきましょう。

服をコンパクトにパッキングする方法

ここでは、服をコンパクトにパッキングするコツを紹介します。

服は荷物の中でも嵩張るものであるため、いかにコンパクトにできるかどうかは荷造りにあたって非常に重要なポイントです。これから留学を控えている方はぜひ参考にしてください。

収納グッズを使う

旅行やパッキングに活用できる収納グッズはたくさんあるため、それらを使用することで服をコンパクトにまとめられます。具体的には以下のようなものが挙げられます。

・旅行用収納ポーチ
・洗濯ネット
・圧縮袋

旅行用収納ポーチはサイズ別に様々な大きさのものがあるため、洋服の種類ごとに分類しておけば、コンパクトにできるだけでなく、バッグの中をすっきりとまとめることも可能です。

また、洗濯ネットは現地で洗濯する際に服が傷まないように守るだけでなく、収納袋としても活用できるためおすすめです。

服をコンパクトにまとめるという意味では、圧縮袋の活用は欠かせません。空気をしっかりと抜くことができれば服の厚みをだいぶ抑えられるでしょう。

服は巻いて詰め込む

服をパッキングする場合、畳んで詰めようとする人もいるかもしれませんが、それだと場所をとってしまうため、くるくると巻いて詰めることをおすすめします。

巻いて棒状にすることでスーツケースの中にも収めやすくなります。また、シワがつきにくくなるため、留学などの長距離移動の際でも安心です。

海外で服を買う際に知っておきたいサイズ換算

日本から持参する服を最低限にした場合、海外で服を購入することとなりますが、日本と海外では服のサイズ表示が異なるため注意が必要です。また、サイズ表示は同じでも、対象としている大きさが異なるケースもあります。

例えば、現地で購入する可能性が高いTシャツやカットソー、コート、ジャケットなどは以下のような違いがあります。

男性

国際基準 日本 アメリカ イギリス ドイツ フランス イタリア
XS 1(S) 34 34 44 38 44
S 2(M) 36 36 46 40 46
M 3(L) 38 38 48 42 48
L 4(LL) 40 40 50 44 50
XL 5(3L) 42 42 52 46 52

女性

国際基準 日本 アメリカ イギリス ドイツ フランス イタリア
XXS 5(XS) 0-2 6 32 34 38
XS 7(S) 4 8 34 36 40
S 9(M) 6 10 36 38 42
M 11(L) 8 12 38 40 44
L 13(LL) 10 14 40 42 46
XL 15(3L) 12 16 42 44 48

また、パンツは以下のとおりです。

男性(パンツ)

国際基準 日本(センチ) アメリカ(インチ) イギリス(インチ) ドイツ フランス イタリア
XS 68-71 27 27 42-46 36-38 42-44
S 71-76 28-29 28-29 46-48 38-40 44-46
M 76-84 30-31 30-31 48-50 40-44 46-48
L 84-94 32-33 32-33 50-54 44-48 50
XL 94-104 34-35 34-35 54-58 48-50 51-52

女性(パンツ)

国際基準 日本(センチ) アメリカ(インチ) イギリス(インチ) ドイツ フランス イタリア
XXS 58-61 23 23 30 32 34
XS 61-64 24 24 32 34 36
S 64-67 25 25 34 36 38
M 67-70 26-27 26-27 36-38 38-40 40-42
L 70-73 28-29 28-29 40-42 42-44 44-46
XL 73-76 30 30 44 46 48

現地で服を購入する際は、事前にサイズ換算をしておくことをおすすめします。

まとめ

今回は留学で服を持参する時に何を持っていけばいいのか解説しました。短期留学の場合、1週間着回せるだけの量があれば十分です。

また、長期留学の場合も、服は必要に応じて現地調達できるため、日本から持参する量は最低限で問題ありません。

現地で生活をする中でどういった服が必要そうかがわかるケースも多いため、あれもこれもと詰め込んでパッキングで苦労することのないようにしてください。

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