カナダの夏の気温とは?季節ごとの特徴と過ごし方を徹底解説!

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日本人に人気の留学先であるカナダは、1年の中でも夏が特に過ごしやすく、各地で活気あふれるイベントが開催されるベストシーズンです。

ただし、広大な国土を持つカナダでは、地域ごとに夏の気候や気温に大きな差があり、服装や過ごし方にも工夫が必要です。

「実際の気温はどのくらい?」
「どんな服装や持ち物を準備すればいいの?」
と気になる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、カナダの夏の気温の特徴や最適な服装について詳しく解説します。
また、夏におすすめの観光地やアクティビティ、過ごし方の注意点についても紹介しています。

カナダ旅行や留学を夏に計画している方は、ぜひ参考にしてくださいね!

カナダの夏の気温はどのくらい?地域別の特徴を紹介

 

世界で2番目に広い国土を誇るカナダは、地域によって多様な気候区分が存在します。

西海岸の温暖な地域から、内陸部や東部の亜寒帯湿潤気候に属するエリアなど、同じ夏でも実際の気温や体感温度は大きく異なります。

ここでは、カナダの夏の気温の特徴について、地域ごとに詳しく解説します。

 

バンクーバー・ビクトリア:温暖で過ごしやすい

 

カナダ西海岸に位置するバンクーバービクトリアの夏は、カナダの中でも特に温暖で過ごしやすいのが特徴です。

平均気温は15〜18℃程度で、日差しは強いものの湿度が低く、カラッとした爽やかな日が多い傾向があります。

バンクーバーの冬は雨が多いことで知られていますが、夏は地中海性気候の影響で降水量が大幅に減少し、晴天の日が続くのも魅力です。

6月 7月 8月
月平均気温 15〜16℃ 18℃ 18℃
平均最高気温 20℃ 22℃ 22℃
平均最低気温 12℃ 14℃ 14℃

 

カルガリー・ウィニペグ:朝晩冷え込み、天候が変わりやすい

 

カルガリーウィニペグはカナダ内陸部に位置する都市で、夏でも1日の寒暖差が大きく、特に朝晩は冷え込む日が多いのが特徴です。

標高の高いカルガリーでは、真夏でも夜はかなり涼しく感じられます。

また、湿度が低く空気が乾燥しているため、日中の暑さも比較的しのぎやすいでしょう。

ただし、天候が変わりやすく突然の雷雨に見舞われることもあるため、服装や持ち物の調整が必要です。

6月 7月 8月
月平均気温 13〜18℃ 16〜20℃ 16〜20℃
平均最高気温 20℃ 23℃ 22℃
平均最低気温 8℃ 10℃ 9℃

 

トロント・モントリオール:過ごしやすい日が多いが、高温多湿な日も

 

トロントモントリオールは、基本的に夏は過ごしやすく、晴れの日も多い都市です。

ただし、7月や8月には30℃を超える高温多湿の日もあり、日本の夏のような蒸し暑さを感じることがあります。

また、午後に突然の雷雨が発生しやすいため、暑さ対策や急な雨への備えもしておくと良いでしょう。

6月 7月 8月
月平均気温 19〜20℃ 21〜23℃ 20〜22℃
平均最高気温 24℃ 27℃ 26℃
平均最低気温 15℃ 18℃ 18℃

 

ハリファックス・プリンスエドワード島:海洋性気候の影響で高温多湿傾向

 

カナダ大西洋岸に位置するハリファックスプリンスエドワード島は、海洋性気候の影響を強く受けており、夏でも比較的高温多湿になる傾向があります。

日中の気温は20℃前後で過ごしやすいものの、湿気が多いため体感温度はやや高めです。

海に近い地域では涼しい海風が吹いたり、朝晩に霧が発生したりすることもあります。

6月 7月 8月
月平均気温 15〜16℃ 18〜19℃ 19℃
平均最高気温 20℃ 23℃ 23℃
平均最低気温 11℃ 14℃ 15℃

 

イエローナイフ・ホワイトホース:日中は快適で朝晩は肌寒い

 

オーロラ観測で有名な観光地でもあるイエローナイフホワイトホースの夏は、
白夜に近い状態になるため日照時間が非常に長いのが特徴です。

カナダ北部に位置するため、夏でも最高気温が20℃程度で日中は快適に過ごせます。

しかし、朝晩は10℃前後まで下がり肌寒く感じるため、重ね着などの防寒対策が必要です。

6月 7月 8月
月平均気温 12〜13℃ 14〜17℃ 13〜14℃
平均最高気温 18℃ 21℃ 18℃
平均最低気温 8℃ 12℃ 10℃

 

カナダの夏の気温に最適な服装と持ち物

 

カナダの夏は比較的過ごしやすい季節ですが、朝晩と日中の気温差が大きかったり、地域によって気候が大きく異なったりするため、滞在先に合わせた服装選びが重要です。

快適に過ごすためには、現地の気温に合わせた適切な服装や準備が欠かせません。

ここでは、カナダの夏に最適な服装選びのポイントと、あると役立つ持ち物について詳しく解説します。

 

基本的な服装選びのポイント

 

カナダの夏は日中が暖かくても、朝晩は気温が10℃前後まで下がる地域も多くあります。
この気温差に対応するためには、重ね着できる服装が基本です。

以下は、カナダの夏におすすめの服装の組み合わせ例です。

時間帯 おすすめの服装(地域による)
日中 Tシャツ+短パンや長ズボン
朝晩 Tシャツ+長ズボン、薄手のジャケットやカーディガン
雨天時 撥水性のある上着やシューズ

屋内施設や公共交通機関では冷房が効きすぎていることもあるため、屋内外での寒暖差対策も必要です。

素材は汗をかいても乾きやすい綿やリネン、突然の雨対策に通気性や速乾性に優れた化学繊維の機能性素材もおすすめです。

 

夏の必需品・あると便利な持ち物リスト

 

カナダの夏を快適かつ安全に過ごすためには、天候や環境の変化に対応できる持ち物の準備が大切です。

以下に、必需品およびあると便利な持ち物をリストアップしました。

・サングラス・帽子
・日焼け止め
・折りたたみ傘
・マイボトル・水筒
・虫よけスプレー
・薄手のブランケットやストール

特にカナダは日本よりも紫外線が強いため、日焼け止めや帽子などの紫外線対策グッズは必須です。

また、森林や湖畔など自然の多い場所では蚊やブヨ、都市部でもハチに注意が必要なので、虫よけスプレーがあると安心です。

現地でのアクティビティや滞在スタイルに合わせて、必要なアイテムをしっかり準備しておきましょう。

 

カナダの夏におすすめの観光地とアクティビティ

 

過ごしやすい気候と長い日照時間に恵まれたカナダの夏は、
アウトドアや観光を楽しむのに最適な季節です。

雄大な自然を満喫できるアクティビティから、活気あふれる都市のイベントまで、多くの旅行者や留学生にとって楽しみ方は実に多彩です。

ここでは、カナダの夏におすすめの観光地とアクティビティについて詳しく紹介します。

 

人気都市で楽しむ夏の観光スポット

 

カナダの主要都市では、夏限定の観光イベントや屋外アクティビティが充実しています。

都市ならではの文化と自然の融合が魅力で、開放的な雰囲気の中、多くの人で賑わいます。

おすすめ観光スポット 見どころ
ナイアガラの滝
(オンタリオ州)
トロントから車で約2時間の人気観光地。夏限定のボートツアーで見る間近の滝は圧巻です。
CNタワー
(トロント)
トロントのランドマークタワー。展望台からトロントの街並みとオンタリオ湖を一望できます。
キャピラノ吊り橋
(バンクーバー)
ノースバンクーバー地区にある全長140メートルの吊り橋。スリリングな体験をしたい方におすすめです。
グランビルアイランド
(バンクーバー)
ローカルマーケットやアートギャラリーが集まる人気エリア。観光と食を同時に楽しめるスポットです。

また、各都市では多彩なフェスティバルやマーケットが毎週のように開催されており、街歩きだけでも存分に夏の雰囲気を楽しめます。

 

自然を満喫できるスポット

 

カナダには息をのむほど美しい自然スポットが点在しており、夏はその魅力を満喫する絶好のチャンスです。

日本ではなかなか体験できない壮大な景色や多彩なアウトドアアクティビティが揃っており、アウトドア派の旅行者や留学生に人気のエリアがあります。

おすすめアウトドアスポット 見どころ
バンフ&ジャスパー国立公園(アルバータ州) カナディアン・ロッキーに広がる雄大な自然公園。エメラルド色のレイク・ルイーズやモレーン湖は必見です。
プリンスエドワード島 『赤毛のアン』の舞台として知られる美しい島。ロブスターやじゃがいもなどのグルメも楽しめます。
アルゴンキン州立公園
(オンタリオ州)
秋はメープル街道としても有名な州立公園。カヌーやキャンプ、ハイキングなどが楽しめる人気の自然スポットです。

 

夏ならではのアクティビティ

 

過ごしやすい気候と長い日照時間を活かして、カナダの夏は多彩なアクティビティに挑戦できる最高の季節です。

カナダの壮大な自然を満喫できるものから、都市近郊で気軽に楽しめるものまで、選択肢は非常に豊富です。

おすすめアクティビティ おすすめの場所
カヌー・カヤック アルゴンキン州立公園、モレーン湖
湖水浴、ビーチでの日光浴 トロント・アイランド、イングリッシュベイ
ハイキング、トレッキング バンフ国立公園、ジャスパー国立公園
キャンプ キャンプ場が整備された自然保護区

また、カナダではビーバームースなどの野生動物に出会えるチャンスも豊富です。

望遠機能のあるカメラやスマートフォンを準備しておくと、貴重なシャッターチャンスを逃さずに済むでしょう。

 

カナダの夏の天候と過ごし方の注意点

 

カナダでの旅行や留学生活を快適に過ごすためには、現地の天候や環境に合わせた対策が欠かせません。

特にカナダの夏は、日本とは異なる気候や気温差があるため、体調管理や持ち物の準備にも注意が必要です。

ここでは、カナダの夏の天候や環境に関する過ごし方の注意点について詳しく解説します。

 

日中と朝晩の気温差に注意

 

カナダの夏は日中が25〜30℃前後まで上がることもありますが、朝晩は10℃前後まで冷え込む地域もあります。

体温調節しやすい服装を心がけ、薄手のジャケットやカーディガンを持ち歩くと安心です。

特に、山間部や内陸部では1日の気温差が大きいため、重ね着でこまめに体温調節するようにしましょう。

 

紫外線・日焼け対策を徹底しよう

 

カナダの夏は日差しが非常に強く、紫外線量は日本の約7倍ともいわれています。

外出時は、日焼け止めをこまめに塗り直す、つばの広い帽子をかぶる、UVカット機能のあるサングラスを着用するなど、紫外線対策を徹底することが重要です。

また、通気性の良い長袖の服で肌の露出を控える、日陰を活用するといった工夫も、日焼け予防に効果的です。

 

野生動物との遭遇リスクについて

 

国立公園や森林エリアはもちろん、都市部でも時には都市近郊でも野生動物に遭遇する可能性があります。

シカ、アライグマ、スカンク、ウサギ、リスなどは比較的よく見かけますが、特に注意が必要なのはクマやムース、コヨーテなどの大型動物です。

遭遇した場合は絶対に近づかず、また食べ物を放置しないなど、ルールを守ることが大切です。

ハイキングやキャンプをする際は、地元の注意情報を事前に確認しましょう。

 

カナダでの夏の生活費や予算について

 

カナダの夏は人気の観光シーズンとなるため、航空券や宿泊費などが他の時期より高くなる傾向があります。

旅行や留学、長期滞在を計画する場合は、あらかじめ予算を立てておくことが大切です。

ここでは、カナダでの夏の生活費や予算について詳しく解説します。

 

夏の旅行シーズンにかかる費用目安

 

カナダの夏は観光のハイシーズンのため、他の季節よりも航空券や宿泊費が高騰する傾向があります。

以下は、1週間の旅行を想定した大まかな費用の目安です。

項目 費用の目安(1週間)
往復航空券 約15〜20万円
宿泊費(ホテルの場合) 約10〜15万円
食費 約3〜5万円
交通費 約1〜2万円
観光・入場料 約2〜3万円

特に都市部や人気観光地では出費がかさみやすいため、航空券や宿泊先は早めに予約しておくのがおすすめです。

 

予算を抑えるためのコツと節約アイデア

 

夏のカナダ滞在は費用が高くなりがちですが、工夫次第では予算を抑えながら楽しむことが可能です。

以下に、効果的な節約アイデアとそのコツをご紹介します。

・ホステルやゲストハウスを活用する
・スーパーで食材を購入して自炊する
・徒歩やレンタサイクルで移動する
・無料で楽しめる公園や博物館を利用する

また、多くの観光施設では割引パスが用意されていたり、市内フェスティバルは無料で参加できたりすることも多いため、計画的にメリハリをつけて行動するのがおすすめです。

 

まとめ

 

本記事では、カナダの夏の気温の特徴や最適な服装、おすすめの観光地やアクティビティについて紹介しました。

カナダの夏は地域によって気温や気候が異なり、過ごし方や持ち物にも工夫が必要です。

都市観光から大自然のアクティビティまで楽しみ方は多種多様なので、事前に現地の情報をしっかりと収集しておくことが快適な滞在のポイントになります。

カナダ留学はもちろん、夏に旅行を計画している方はぜひ本記事を参考にして、充実したカナダの夏を楽しんでくださいね!

 

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