語学留学や旅行で人気のフィリピンですが、慣れない海外生活では、気が付かないうちにストレスや疲れがたまってしまいます。
そんな時おすすめが
フィリピンエステで、旅行者や留学生にも人気です。
しかし知っているようでほとんど知られていないのも、フィリピンエステ・マッサージではないでしょうか。
そこでフィリピンのエステ事情を徹底解剖!
フィリピンエステの歴史や種類、値段の相場から日本国内のおすすめ店など、気になるフィリピンエステのあれこれを詳しく解説します。
フィリピンはどんな国?
日本から最も近い英語圏の国・フィリピンは、格安で英語力を高められる格安留学先として注目されています。
そんなフィリピンは7000以上の島々によって構成されている島国なので、地域によってそれぞれ文化が異なるのが特徴です。
しかもフィリピンはスペインとアメリカに統治されていた時代があり、今でも言語や文化に関しては当時の影響が色濃く残っています。
マッサージでも多国籍文化の影響が強い
身近な英語圏の国であるフィリピンですがもともとは多民族国家で、言語だけでいえば国内に180以上もあります。
しかも歴史的にさまざまな国の統治下にあったことから、自国の文化に西洋や東洋が融合した独特な文化を形成しているのが特徴です。
そんなフィリピンでは、マッサージも多国籍文化の影響を強く受けています。
伝統的な療法としてはヒロットが有名ですが、そのほかにもバナナリーフスキャニングやダグダガイといった伝統療法も有名です。
さらに伝統療法に西洋のアロマセラピーや東洋のリラクゼーションを組み合わせた施術もあり、マッサージだけでもフィリピンの文化を知ることができます。
実は日本人と相性の良い国
多民族国家であり、複数の国の統治時代を経て現在に至るフィリピンは、実は日本人と相性の良い国でもあります。
マレー系が多いフィリピンでは家族や友人を大切にする文化がありますし、スペイン統治時代にキリスト教の影響を受けたため、キリスト教的な考え方も強いです。
また中国系民族も多いことから、東洋的な家族関係もフィリピン国民に多く見られます。
このような精神構造は日本人にも通じるものがあるので、フィリピンの国民性や文化は日本人と相性が良いといえるでしょう。
フィリピンのエステ事情
フィリピンエステは古くからマッサージが有名で、さまざまな種類の施術が受けられます。
中でも特に有名なのがマニラ・セブ島・ボラカイ島で、地域によってそれぞれ違ったエステが楽しめるのも魅力の1つです。
そこで施術を受ける前に知っておきたい、フィリピンのエステ事情をご紹介しましょう。
種類豊富なフィリピンエステ
フィリピン国内のサロンの多さは、フィリピンエステの種類の豊富さとも関係しています。
少数民族も多いフィリピンでは、一族で伝えられてきた伝統的なマッサージ療法というものがあります。
この伝統療法がフィリピンエステの大きな特徴なのですが、現在では伝統療法から最新療法までさまざまなマッサージ療法を受けることができます。
代表的な伝統療法・ヒロットも、今ではヒロット×ヒーリングやヒロット×リラクゼーションの組み合わせが主流です。
またさまざまな療法で使われるのがオイルで、ヒロットに欠かせないココナッツオイルのほかにも、ハーブオイルやアロマオイルは人気があります。
東洋の指圧療法にオイルマッサージを組み合わせたようなスウェディッシュマッサージも、フィリピンエステの主流です。
日本とは違う!フィリピンエステの予約方法
フィリピンでは1時間1000円以下という格安料金でも体験ができますが、留学生の多いセブシティ・マクタン島・セブ国際空港だと中級以上が多いです。
特に高級リゾートホテルや五つ星ホテル等宿泊施設では高級サロンの併設が一般的で、利用の際は事前予約が必要になります。
来店後に施術の種類や時間を決めるのは日本でも同じですが、フィリピンでは男性セラピストと女性セラピストのどちらにするかを決めるのが大きな違いです。
男性セラピストのみのサロンもありますが、通常は選べるスタイルで、強い指圧を好むなら男性セラピストの指名が良いでしょう。
指圧の強さも予約前に注文するのがフィリピン流なので、予約時に確認されます。
ちなみに施術中に強さを変えることもできるので、予約の際に指定した強さにこだわらなくても大丈夫です。
フィリピン国内にある人気エステサロン
フィリピン国内には格安店から中級サロン、高級リゾートエステなどさまざまなタイプの店があります。
格安でも種類は選べますし、セブ島などではリゾートホテルに高級エステサロンが併設されていることも多いです
そこで今回は、留学先としても人気のあるフィリピン・セブ島の人気エステサロンをピックアップ!
日々のストレス解消や、自分へのご褒美にぴったりな人気店をご紹介しましょう。
コスパ最強!格安エステサロン
格安料金でフィリピンエステを楽しむなら、まずはマニラのヌアッ・タイがおすすめです。
チェーン店ですが地元では口コミ評価が高いですし、1時間約300円(150ペソ)~の格安料金で施術が受けられます。
セブ島なら、タイ・ボランがコスパ最強と人気です。
伝統療法のスウェディッシュマッサージが1時間約1080円(400ペソ)で体験できますし、フットマッサージなら1時間約810円(300ペソ)で利用できます。
贅沢な時間を楽しむ!高級エステサロン
リゾート気分で贅沢時間を過ごすなら、セブ島エリアのチ・スパがおすすめです。
高級宿泊施設であるシャングリ・ラマクタンリゾート&スパに併設されているサロンで、伝統的なヒロットマッサージを含む様々な施術が受けられます。
ルソン島のネイチャー・ウェルネス・ヴィレッジは、サービスだけでなく効果に対する口コミ評価も高くおすすめです。
フィリピンの大自然の中で心身ともにリラックスするなら、ルソン島のザ・ファーム・アット・サンベニートを予約してみて下さい。
五つ星ホテルデアルメディカル・スパリゾートの併設サロンで、サービス・設備・技術ともに口コミ評価が高いです。
時間つぶしにぴったり!マニラ空港のエステサロン
留学中に旅行や帰国でマニラ空港を利用するなら、マニラ空港内のエステサロンもおすすめです。
おすすめは第3ターミナル4階にあるSM・ケンコースパです。
深夜便が多い第3ターミナルにあるため、店舗は24時間営業で、料金も1時間約1700円(675ペソ)と比較的安く利用できます。
日本式スパを取り入れているのが特徴で、オイルマッサージやタイ式のほかに、日本人になじみのある指圧式マッサージもあります。
無料ではありませんがシャワー付きメニューもあるので、マッサージオイルのべたつきが気になる人はオプションメニューがおすすめです。
フィリピンのエステサロンのお値段
値段の安さも魅力といわれるフィリピンエステですが、実際にどれくらいの値段で利用できるか気になるのではないでしょうか。
エステサロンも様々なランクがありますし、地域によって特徴が違うので、一律でいくらということは難しいです。
そこでフィリピンでエステが有名なマニラとセブ・マクタン島の相場を、ランク別にご紹介します。
マニラのエステサロン相場
格安で施術が受けられる路面店も数多くあるマニラは、エステサロン相場もフィリピン国内では安いです。
格安・中級サロンであれば1時間あたり約800円~1500円(350ペソ~500ペソ)が相場なので、お試し感覚で利用できます。
高級スパ&サロンでは90分以上からのコースが一般的で、相場は約5000円~8000円(2500ペソ~4000ペソ)です。
セブ・マクタン島のエステサロン相場
留学生も多く滞在するセブ・マクタン島は、リゾートエリアとセブシティでエステサロンのタイプが違います。
セブシティは中級・チェーン店や格安サロンが多く、コスパで選びたいときに足を運びたいエリアです。
マクタン島は高級リゾートホテルが隣接するエリアで、多くは宿泊施設内にサロンが併設されています。
評価ランクも高いので、セブシティの相場よりかなり高いです。
ちなみにセブ・マクタン島の格安・中級サロンは、1時間あたり約1000円~1500円(500ペソ~600ペソ)です。
高級スパでは、120分以上で約5000円(2000ペソ~5000ペソ)~となっています。
日本で受けられるフィリピン式エステ
リラクゼーション効果の高いフィリピンエステの施術は、日本国内でも受けることができます。
値段は現地よりも割高ですがオイルマッサージが主流なので、リラクゼーション効果が高いと日本国内でも人気があります。
東京でおすすめなフィリピン式エステ
東京でフィリピン式エステを体験するなら、伝統療法であるヒロットのエステサロンがおすすめです。
中でもおすすめはヒロットトーキョーで、本場で技術研修・資格の取得をした日本人オーナーのサロンです。
人気のヒロットメニューは60分コース(1万円)と90分コース(1万3000円)で、医療用の高品質精油「メディカルグレードアロマ」を使用します。
ココナッツオイルを使ったベーシックコースもあり、60分コースが8000円、90分コースが1万1000円、120分コースが1万4000円です。
大阪でおすすめなフィリピン式エステ
大阪でフィリピン式エステを体験するなら、大阪市西区にあるシーサワットがおすすめです。
大阪メトロ「四ツ橋駅」から徒歩3分の好立地にあるサロンで、フィリピンで定番のココナッツオイルトリートメントのヒロットマッサージが受けられます。
部分マッサージで体の調子を整えたいなら、フィリピン伝統手技であるダグダガイの足裏マッサージもおすすめです。
タイのワットポー式マッサージ資格を有する熟練セラピストが担当するので、フィリピンでも人気のタイ式マッサージも利用できます。
男性の予約も可能な完全個室のプライベートサロンなので、フィリピン伝統の手技で全身の疲れをほぐしたい人にもおすすめです。
まとめ
フィリピンエステは、定番のオイルマッサージからヒロットマッサージ、スウェディッシュマッサージなど、伝統的なものから最新式まで種類も豊富です。
値段もバリエーションが豊富ですし、地域によって施術スタイルが違うのも特徴なので、エステを通して文化に触れることもできます。
ただし高額請求詐欺によるトラブルも少なくないので、注意しなければならないこともあります。
なお強制ではありませんがチップを払うこともフィリピン文化の一つなので、利用の際は事前に用意しておきましょう。