
フィリピン旅行のお土産を思い浮かべると、バナナチップスやドライフルーツが頭に浮かぶかもしれませんが、実は現地のコスメも世界的に注目され、人気が高まっています。
「肌に合うかな…」とか「見た目は可愛いけど、実際はどうなんだろう?」という不安もあるかもしれません。
この記事では、フィリピンの美容文化とその背景、そして特におすすめのコスメブランドをメイクアップから定番のスキンケアまで網羅して紹介します。
帰国後も使える優秀なアイテムを見つけて、ぜひ旅の参考にしてみてください。
- フィリピンコスメの魅力とは?
- HumanNature(ヒューマンネイチャー):オーガニックの先駆け
- SunniesFace(サニーズフェイス):トレンドを押さえたメイクアップ
- HappySkin(ハッピースキン):肌に優しいメイクアップ
- ViceCosmetics(ヴァイスコスメティックス):手頃な価格で高品質
- 番外編:フィリピンの定番人気コスメ(オイル・石鹸・ヘアケア)
- コスメ購入のおすすめスポットと注意点
- まとめ
フィリピンコスメの魅力とは?
近年、フィリピンのコスメブランドは、国際的なトレンドを取り入れながらも、フィリピン特有の風土に基づいた実用性と伝統を融合させた製品で国内外から注目を集めています。
フィリピンの“美”の基準は、西洋と東洋の文化がうまく融合した独特なものです。具体的には、透明感のある明るい肌や自然な眉、そして印象的なリップメイクが好まれます。
特に、若年層を中心に「自然なツヤ肌」を目指すメイクがトレンドであり、ソーシャルメディアのインフルエンサーの影響も相まって、軽くて保湿力のあるコスメや長持ちする実用的なアイテムが人気なのです。
フィリピン特有の環境が育んだコスメ
フィリピンは一年を通じて高温多湿であり、特に紫外線が非常に強い南国の国です。この過酷な環境こそが、現地のコスメの進化を促してきました。
紫外線・暑さ対策:
軽いつけ心地でありながらカバー力もあるBBクリーム、クッションファンデーション、そして汗や湿気に強いマットリップなど、実用的で耐久性の高いアイテムが豊富です。
硬水によるダメージ対策:
セブ島など都市部の水道水は硬水であることが多く、洗髪後の髪のごわつきや肌の乾燥を招きやすいという特徴があります。
このため、現地ではヘアケアや高保湿なボディケア製品の需要が高く、質の良いアイテムが手頃な価格で手に入ります。
伝統的な自然派美容法の融合
最新のトレンドコスメがある一方で、フィリピンでは昔からアロエベラやココナッツオイルを使った美容法が深く根付いています。
特にココナッツオイルは、フィリピンの特産品であり、政府機関が支援するほど高品質で、古くから日常の全身ケア、肌の保湿、マッサージ、そして黒く艶のある長い髪を保つためのヘアオイルとして欠かせない存在でした。
最近のフィリピンコスメは、この伝統的な植物由来の成分(ココナッツ、モリンガ、米ぬかなど)を最新の技術と融合させることで、「肌に優しく高性能」な製品を多く生み出しています。
HumanNature(ヒューマンネイチャー):オーガニックの先駆け
フィリピンのオーガニックコスメブランドといえば、「Human Nature(ヒューマンネイチャー)」がその先駆けです。
地元ではスーパーマーケットやドラッグストアで手軽に購入できるため、旅行者にも大変便利です。
このブランドの最大の魅力は、「安心して使えて、効果もちゃんとある上に、価格も手頃」という点。
「オーガニック=高い」というイメージをくつがえす、手の届きやすい価格帯も旅行者にはありがたいですね。
社会貢献と環境への徹底した配慮
Human Natureは単なる自然派ブランドではなく、サステナビリティと社会貢献に強くコミットしています。
原料にはフィリピン国内の農産物を積極的に使用し、地域住民による商品開発・製造を通じて雇用を創出し、貧困層の生活基盤となるよう市場より高めの価格で原材料を購入するなど、地元農業支援にも貢献しています。
リサイクル可能なボトルの採用や、詰め替えサービスの提供など、環境に配慮した姿勢も徹底しており、もちろん動物実験を行っていない、クルエルティフリーの理念も掲げています。
スキンケアやボディケアはもちろん、メイク、日焼け止め、ベビー用品、さらには生活洗剤まで、生活全体をオーガニックに彩るアイテムがそろっています。
おすすめの商品と価格帯
特にフィリピンの強い日差しと環境に対応したスキンケアアイテムが人気です。
Hydrating Face Toner(200ml)
フィリピンの伝統的なスキンケア法として知られるモリンガを使った化粧水。
強い紫外線によってダメージを受けた肌のケアに役立つ栄養成分が豊富に含まれています。
ややとろみのあるテクスチャーで、しっとりした仕上がりになるのが特徴です。
Scented Cleansing Bar(120g)
100%天然由来成分を使用した固形石鹸。化学物質を含まないため、敏感肌の方にもおすすめです。
フィリピン産の天然ココナッツオイルを使用し、4種類の香りから選べます。
SunniesFace(サニーズフェイス):トレンドを押さえたメイクアップ
フィリピンの中でも特に若い世代に人気のあるブランドが「Sunnies Face」です。
スタイリッシュなパッケージと使いやすさが魅力で、現地ではおしゃれに敏感な人々の間で大人気となっています。
アジア人の肌に合う豊富なカラー展開
Sunnies Faceが支持される理由の一つが、そのカラー展開の豊富さです。
特にベースメイク製品は、明るいトーンから深めのトーンまで豊富なシェードがそろっており、アジア人の肌にぴったりな色を見つけやすいのが特徴です。
日本では手に入りにくいダークトーンのファンデーションやコンシーラーも充実しています。
また、肌に優しいことにもこだわっており、すべての製品はパラベンフリー、香料フリー、動物実験フリーです。
敏感肌の方でも安心して使えるよう、有害な成分を排除した処方で作られています。
多機能スティック「The Multistick」
中でもおすすめなのが、1本でファンデーション、コンシーラー、ハイライト、シェーディングとして使える多機能スティック「Skin So Good The Multistick」です。
16色もの豊富なカラーバリエーションがあり、ソフトでマットなテクスチャーが肌に自然になじみ、ナチュラルな仕上がりを叶えてくれます。
クオリティ、デザイン、価格の三拍子がそろった優秀コスメです。
HappySkin(ハッピースキン):肌に優しいメイクアップ
Happy Skinは、敏感肌に優しいメイクアイテムが多く、肌を守りながらしっかりメイクできるのが特徴です。
このブランドは、スキンケアとメイクの垣根を超える革新的なアプローチで知られています。
2013年の誕生以来、メイクするたびに肌をケアできる処方と、誰でも簡単に使いこなせる“使いやすさ”を大切にしています。
その革新的なアプローチはたちまち話題となり、今ではフィリピンを代表するトップブランドのひとつとしての地位を確立しました。
また、Happy Skinの魅力はメイクアップだけにとどまりません。
エイジングケアをサポートする美容液や保湿アイテム、クレンジング、日焼け止めなど、肌本来の美しさを育てるスキンケア製品も充実しています。
特に、フィリピンの強い日差しを意識した処方は、現地で暮らす人々からの信頼も厚く、安心感があります。
日焼け止め商品の例)
Rescue Me Tinted Matte Sun Gel Primer SPF40
特に人気なのが、UVケアとメイク下地が一体になった優れものです。
肌にやさしく、しかも高性能。自分へのご褒美にも、大切な人へのお土産にもぴったりなアイテムです。
ViceCosmetics(ヴァイスコスメティックス):手頃な価格で高品質
「Vice Cosmetics」は、フィリピンの人気タレント、Vice Gandaが始めたブランドで、カラフルで元気な印象を持っています。
“高品質×プチプラ”の絶妙なバランスが、幅広い世代に愛されています。
2017年のデビューから多くの支持を集め、肌にやさしい処方と、高温多湿なフィリピンでも崩れにくい使用感が好評です。
日常使いにもお出かけメイクにもぴったりで、パラベンフリーの製品も多く、敏感肌の人にも配慮されています。
その実力はプロの目にも留まっており、2019年には「Cosmopolitan Beauty Awards」でベストプレストパウダー賞を受賞。
話題性だけでなく、コスメ通も納得のクオリティがしっかり証明されています。
特に人気なのが、受賞歴のあるプレストパウダーや、軽いつけ心地で自然なツヤ感が魅力の「デュオフィニッシュファンデーション」です。
ファンデーション、リップ、マスカラ、アイライナーなど、メイクの定番アイテムがひと通りそろっており、どれも使いやすく発色が◎なのも嬉しいポイントです。
番外編:フィリピンの定番人気コスメ(オイル・石鹸・ヘアケア)
ここからは、特定のブランドに限定されず、フィリピンのお土産として不動の人気を誇る定番のコスメカテゴリーをご紹介します。
これらはスーパーやドラッグストアで手軽に購入できます。
ココナッツオイル
フィリピンの特産品であり、旅行土産にも喜ばれるココナッツオイルは、現地で購入可能なスキンケア商品として非常に人気があります。
フィリピンはココナッツの生産量が世界第2位であり、高品質なフィリピン産ココナッツオイルはオーガニックコスメの原料としても重宝されています。
CoConuil(ココナイル)
100%天然由来成分を使用したオーガニックオイルで、保湿力に優れた成分を含み、添加物一切不使用でボトリングされています。
べたつかないため、髪や体など乾燥が気になる部分の全身ケアにおすすめです。
香りはほんのりとココナッツの甘さを感じる程度なので、普段使いにも適しています。
510Virgin Coconut Oil(バージンココナッツオイル)
セブシティやSMシティの大型ショッピングモールなどに店舗を構える「Watsons」で購入可能です。
天然植物由来成分100%使用で、敏感肌にも使える安全・安心のオーガニックケア商品。
髪も含む全身に使用可能ですし、化学物質を含まないため、食品として飲み物や料理に使用することも可能です。
ボトル1本が200ペソ(約510円)と安く、現地女性にも人気があります。
パパイヤ石鹸
日本国内でも目にする機会が増えたパパイヤ石鹸は、フィリピン・セブ島の土産物として定番中の定番です。
パパイヤには、パパイン酵素やビタミンCなどの栄養成分が多く含まれています。パパイン酵素は古い角質を分解するため、角質のケアにおすすめです。
ビタミンCにはメラニン生成の抑制作用があるため、紫外線で気になるシミやそばかすの予防効果が期待できます。
フィリピンのパパイヤ石鹸は無添加のオーガニックが主流のため、贈って喜ばれるフィリピン土産として女性に人気です。
Silka(シルカ)
フィリピンコスメの定番として日本でも有名なシルカのパパイヤ石鹸は、バラマキ用土産におすすめです。
地元では普段使いに便利なスキンケア商品として、街のスーパーやドラッグストアで取り扱っています。
贈答用の箱入りタイプが約45ペソ、増量サイズの袋入りタイプが約25ペソと、驚くほど手頃な価格で購入可能です。
GT(ジーティー)
ジーティーは、高級感のある自然派コスメとして、フィリピン国内で近年注目されているブランドです。
シルカと比較するとやや割高(内容量120gのボックスタイプで約95ペソ)ですが、保湿力に優れたココナッツオイルを多く含むため、仕上がりの満足度が高いとクチコミで人気があります。
米ぬかコスメ(ORYSPA)
オライスパ(ORYSPA)は、100%天然米ぬかや天然米ぬかオイルを使ったオーガニックコスメのブランドです。
ボディオイルとヘアケア用品が中心ですが、ベビー用品の取り扱いもあります。
実店舗販売はフィリピンとシンガポールのみのため、フィリピン・セブ島の珍しい土産物を探すなら、ORYSPAのスキンケア商品がおすすめです。
ライスウォーターアロマティックエッセンスBASI(25ml)
BASIというライスワインにインスピレーションを受け開発したヘアケアオイルです。
ライスワインの魅惑的な香りが特徴で、ルソン島北部のイロカノ族が作る伝統的な醸造酒の香りを再現しています。
米ぬか美容オイル(60ml)
天然米ぬかオイルを使用したORYSPAの人気商品です。美容オイルに含まれる米ぬか成分には、シミやくすみを薄くする効果が期待されています。
また、肌を柔らかくし、妊娠線や肉割れなどのストレッチマークを目立たなくする効果も期待できることから、土産物だけでなく自宅用として買い求める人も多いです。
ヘアビタミン(elips)
エリップス(elips)は、インドネシア・バリ島のコスメブランドですが、フィリピンでもその人気は絶大で、セブ島などでも購入可能です。
紫外線の強さや水道水が硬水であるなど、バリ島とフィリピンの共通点が多く、現地の環境に適しているため人気が高まりました。
ヘアビタミン・シートタイプ
洗い流さないカプセル型のトリートメントです。
携帯に便利なシートタイプは、旅行先でのヘアケアや、髪のダメージが気になった場合の応急処置におすすめです。
カプセルの色によって効果の異なる成分が配合されており、用途で使い分けができます。
| カプセルの色 | 期待できるトリートメント効果 |
| パープル | カラーリングで傷んだ髪の補修 |
| イエロー | 髪に艶を出す |
| ピンク | 傷んだ髪全般の補修 |
| オレンジ | 枝毛や切れ毛を抑える |
| ブラック | 黒髪の艶を増す |
ヘアビタミン・ボトルタイプ(50カプセル入り)
大容量タイプの商品です。
シートタイプと内容は同じですが、1ボトルに50カプセル入っているため、日々のケアとして常備しておきたい人に人気があります。
携帯用のお試しにはシートタイプ、常備用にはボトルタイプがおすすめです。
コスメ購入のおすすめスポットと注意点
フィリピンでは、手軽に買えるプチプラコスメから高品質なオーガニック商品まで、現地ならではのコスメが豊富にそろっています。
ここでは、人気の購入スポットと、現地コスメを選ぶ際の注意点を紹介します。
おすすめの購入スポット
フィリピンでは、街中のスーパーマーケットやドラッグストアでオーガニック商品やプチプラ商品が手軽に購入できます。
Watsons(ワトソン)
現地で手軽にプチプラコスメを探したいなら断然Watsonsが便利です。
シートマスクや日焼け止め、ココナッツオイルなど、手軽なお土産にぴったりなアイテムがそろっています。
人気の韓国ブランドや海外ブランドも進出しているため、品揃えが豊富です。
大型ショッピングモール
マニラの「グロリエッタ3」「SMメガモール」、ケソン市の「トライノーマ」、セブの「アヤラ・センター」などの大型モールには、Sunnies FaceやHappy Skinといった専門店や、コスメセレクトショップが集まっています。
日本人が知っておきたい注意点
高品質なオーガニックコスメが手頃な価格で購入できるのがフィリピンコスメの魅力ですが、日本人にとっては注意しておきたい点もあります。
フィリピンのオーガニックコスメは、日本のコスメのように日本人向けに成分を調整して商品開発されているわけではありません。
そのため、植物成分などが日本で一般的なコスメより濃く含まれている場合があります。
敏感肌の方や、普段から愛用している化粧品がある方は、気候や水質の変化で肌がゆらぎやすくなることも考慮し、新しい化粧品を使用する際は必ずパッチテストの実施を推奨します。
特に保湿力の高い乳液やウォータープルーフタイプの日焼け止めは、日本から使い慣れたものを持参するのがおすすめです。
まとめ
フィリピンのお土産というと食品が一般的ですが、実は現地のコスメブランドは非常に質が高く、新たな魅力に満ちています。
Human Natureのサステナブルなオーガニックコスメ、Sunnies FaceやHappy Skinのトレンド感溢れるメイクアップアイテム、そしてココナッツオイルやパパイヤ石鹸といった伝統に根ざした定番土産まで、肌に優しく実用的なアイテムが豊富にそろっています。
次回フィリピンを訪れた際は、ぜひコスメ売り場も覗いてみてください。
日本にはない、価格以上の満足度と新たな美のインスピレーションに出会えるかもしれません。
TOEIC840
◇留学経験
2013年4月~12月:ニュージーランド
2019年11月~2020年1月:フィリピン
◇海外渡航経験
台湾、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ミャンマー、タイ、クロアチア、グアム、ハワイ、ニュージーランド
◇自己紹介
生まれも育ちも大阪です。小さい頃から、知らないことを知ることが好きで、好奇心を力に執筆をしています。趣味は、芸人さんのラジオを聴くこと、自然探索、グルメ巡りです。好奇心をフル活用して、日々、幸せ集めをしています。