【2025年最新版】フィリピンの物価事情を徹底解説！ - ネイティブキャンプ英会話ブログ

フィリピン、物価、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

「フィリピンの物価ってどれくらい？」

「日本と比べて安いって本当？」

フィリピンへ渡航の予定がある方は、物価の動向が気になるところでしょう。

本記事では最新のフィリピン物価事情をわかりやすく解説します。また、日本との物価比較や現地で役立つ節約術まで詳しく解説します。最後まで読めば、フィリピンで損せず快適に過ごせる知識が身に付くので、ぜひ参考にしてください。

フィリピンの物価全体像と日本との比較
- フィリピンの物価全体像
- フィリピンと日本との物価比較
フィリピンの物価から生活を想像してみよう
食費・交通費・宿泊費の具体的な価格帯
主要都市別の物価差：マニラ・セブ
- マニラ
- セブ
生活費を抑えるための節約術
まとめ

フィリピンの物価全体像と日本との比較

まずはフィリピンの物価に関する全体像を、日本と比較しながら解説します。

・フィリピンの物価全体像

・フィリピンと日本との物価比較

それぞれ詳しく見ていきましょう。

フィリピンの物価全体像

フィリピンの物価は東南アジアのなかでも比較的リーズナブルですが、地域による差が大きいのが特徴です。首都マニラや人気リゾート地のセブなどの都市部では、観光客向けの施設や輸入品が多く物価は高くなる傾向にありますが、地方都市や田舎に行くと生活必需品などは安く手に入ります。

2025年最新の月額給与は19,022ペソ（※）で日本円にすると4万9,457円です。日本の平均給与水準と比較すると低いですが、現地の物価水準を考慮すると、この収入でも一定の生活を送ることが可能です。旅行者にとっては、フィリピンの物価の安さが大きな魅力のひとつでしょう。

※参考：indeed　（1ペソ=2.6円換算）

フィリピンと日本との物価比較

フィリピンの物価は、日本と比較すると全体的に安いと言えます。特に、食費や交通費などは安い傾向にあります。

日本とフィリピンの物価を比較しました。

品目	フィリピン（目安）	日本（目安）
ミネラルウォーター	約27円～54円	約100円〜120円
ビール	約132円	約180円〜220円
マンゴー（1kg）	約270円	約2,000円〜3,000円
ファストフード	約230円	約500円〜700円
シャンプー	約153円	約500円〜1,000円
Tシャツ	約230円	約1,000円〜3,000円
映画	約345円	約1,800円〜2,000円
マッサージ	約690円	約5,000円〜6,000円

上記のように、多くの品目でフィリピンのほうが安価です。ただし、あくまで目安であり都市や店舗によって価格は変動します。

フィリピンの物価から生活を想像してみよう

フィリピンは日本より物価が安いため、現地での生活費は日本よりも抑えられます。

単身者がマニラやセブなどの都市部で快適な生活を送る場合、家賃・食費・光熱費・交通費・通信費などを含めて、1ヶ月あたり約12万円〜20万円が目安です。

もちろん、ライフスタイルや滞在する地域によって必要な費用は大きく変わります。地方都市であれば、さらに生活費を抑えることもできるでしょう。旅行する場合は宿泊施設や食事の選び方次第で、費用をコントロールしやすいのがフィリピンの魅力です。

食費・交通費・宿泊費の具体的な価格帯

フィリピン旅行の予算を立てるときは、物価の標準価格を把握しておくことが大切です。以下の項目を詳しく解説します。

・食費

・交通費

・宿泊費

ひとつずつ見ていきましょう。

食費

フィリピンでの食費は、どこで食べるかで大きく変わります。安く済ませるなら、ローカルな食堂がおすすめです。おかず1品とごはんで100円からと300円あればローカルフードをお腹いっぱい楽しめます。

観光客向けのレストランでは、1,000円程度が目安です。日本と同じ価格帯のため、フィリピンの安い物価の恩恵は感じられないでしょう。

またスーパーマーケットで食材を購入して自炊すれば、さらに食費を抑えられます。ミニトマト1パックは15円、マンゴーは1個100円ほどで手に入ります。

交通費

フィリピンの交通手段はさまざまで費用も異なります。以下にフィリピンの主要な交通手段の費用相場をまとめました。

交通手段	費用
ジプニー（相乗り型タクシー）	約25円
タクシー（メーター制）	初乗り料金：約85円 250mごとに約6円加算される
鉄道	約45円〜85円

交通費を安く抑えられるのはジプニーと呼ばれる乗り合いタクシーで、運賃は25円ほどとリーズナブルです。路線が複雑なため、観光客には少し利用しにくい点に注意しましょう。

タクシーはメーター制が基本で初乗りは85円ほどですが、メーターを使わずに不当な料金を請求するドライバーもいるため注意が必要です。

フィリピンでは配車アプリ「Grab」が広く普及しており、料金が事前に確定するため安心して利用できます。Grabの料金はタクシーと同じくらいか、少し高めです。ぼったくりが心配な方は「Grab」の利用がおすすめです。

宿泊費

フィリピンにはお手頃な宿泊施設から高級感のあるホテルまで、さまざまなホテルがあります。ここでは、フィリピンマニラの宿泊費用をご紹介します。

ホテルのグレード	費用相場（1泊あたり）
ゲストハウス（ドミトリー）	2,000円～
ゲストハウス（個室）	5,000円～
中級ホテル	7,000円～2万5,000円ほど
高級ホテル	3万円～10万円ほど

相部屋のドミトリーであれば、1泊2,000円ほどで見つかります。個室タイプのゲストハウスや安価なホテルは、1泊5,000円前後が相場です。一般的な中級ホテルになると、7,000円～2万5,000円程度。リゾート地の高級ホテルや5つ星ホテルでは、5万円以上になることもあります。

地域や宿泊形態によって価格は大きく変わるため、予約サイトを活用して事前にしっかりと比較しましょう。

主要都市別の物価差：マニラ・セブ

フィリピンのなかでも、特に旅行で人気の高い首都マニラとリゾート地セブでは、物価にも違いがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

マニラ

フィリピンの首都であるマニラは、近年物価が上昇している傾向にあります。輸入品や外資系のブランドも簡単に手に入りますが、価格は日本と同じくらいかそれ以上です。

また、ローカル向けの市場や食堂は1食あたり150円～200円と比較的安いですが、レストランは1,500円前後です。フィリピンは日本よりも物価が安いと言われますが、滞在スタイルによっては日本とあまり変わらないという印象を受けるでしょう。

セブ

セブ島はフィリピン屈指の人気リゾート地であり、多くの観光客が訪れます。物価はマニラよりやや安いですが、フィリピン国内で見ると高いほうに入ります。

特に、マクタン島のリゾートエリアにあるホテルやレストランは、観光客向けの価格設定になっている場合が多いです。セブシティの中心部では、ショッピングモールや比較的新しいコンドミニアムなども多く、生活の利便性は高いですが、それにともない物価も上昇傾向にあります。

ただし、少し郊外に出たりローカル向けの市場を利用したりすれば、マニラ同様安く食事や買い物を済ませられます。リゾートを楽しむか、ローカルな生活に触れるかで必要な費用は大きく変わってくるでしょう。

生活費を抑えるための節約術

フィリピンでの滞在費を少しでも抑えたい方のために、現地で実践できる節約術を紹介します。

・ローカル市場を利用する

・無料Wi-Fiを活用する

・日用品はローカルブランドを選ぶ

・海外旅行保険や留学保険に加入しておく

順番に見ていきましょう。

ローカル市場を利用する

フィリピンの魅力のひとつは、安くて新鮮な食材が豊富なことです。スーパーマーケットも便利ですが、より費用を抑えたいならローカル市場（パレンケ）の利用がおすすめです。

野菜や果物・肉・魚介類などが安く手に入ります。旬の食材を選べば、さらにお得に購入できるでしょう。市場での買い物は、現地の活気ある雰囲気を味わえるだけでなく、地元の人々との交流も楽しめます。

外食は便利ですが、ときには市場で食材を調達して自炊を取り入れることで、食費を大幅に節約できます。衛生面には注意して、信頼できる店を選びましょう。

無料Wi-Fiを活用する

フィリピンでは、都市部を中心にカフェやレストラン・ショッピングモール・空港など多くの公共スペースで無料Wi-Fiが提供されています。

ただし、無料Wi-Fiは通信速度が遅かったり、不安定だったりすることもあります。またセキュリティ面でのリスクも考慮して、個人情報や重要なデータの送受信は避けましょう。

ホテルや宿泊先を選ぶ際には無料Wi-Fiの有無や評判を確認しておくと、通信費の節約につながり滞在中のインターネット利用が快適になります。

日用品はローカルブランドを選ぶ

フィリピンで日用品や化粧品、スナック菓子などを購入する際、フィリピン国内で生産・販売されているローカルブランドの製品を選ぶのがおすすめです。

例えば、シャンプー・石鹸・洗剤・ティッシュペーパーなどの消耗品は、ローカルブランドを選ぶだけでかなりの節約になります。スーパーマーケットやドラッグストアには、多くのローカルブランド製品が並んでいるため、ぜひ試してみてください。価格と品質のバランスがよいものが多く、コストパフォーマンスは抜群です。

賢くローカルブランドを取り入れることで、出費を最小限に抑えましょう。

海外旅行保険や留学保険に加入しておく

海外旅行保険や留学保険への加入は、大きな出費を防ぐための重要な節約術です。

万が一、フィリピン滞在中に病気やケガをしてしまった場合、保険に加入していなければ全額自己負担となり、予期せぬ大きな出費につながります。

保険に加入していれば、キャッシュレスで治療を受けられたり、帰国後に治療費の請求ができたりするため、安心して医療サービスを受けられます。出発前には加入しておきましょう。

まとめ

この記事では、最新のフィリピン物価事情を紹介しました。フィリピンの物価は日本と比較して全体的に安く、特に食費や交通費においてその恩恵を感じやすいでしょう。主なポイントをまとめました。

・物価は東南アジアでもリーズナブルだが都市部と地方で差がある

・日本と比較すると食費や交通費が特に安い

・マニラは物価が高く、セブはそれに次ぐ水準

・節約術として、ローカル市場の利用・無料Wi-Fiの活用・ローカルブランド・海外保険の加入がおすすめ

フィリピンは物価の安さを活かせば、少ない予算でも十分に楽しめる魅力的な国です。ローカルな生活に触れたり、美味しいフィリピン料理を堪能したり、美しいビーチでリラックスしたりと、さまざまな体験がコスパよくできます。

ご紹介した物価情報や節約術を参考に、自身のライフスタイルや予算にあわせた計画を立ててみましょう。事前にしっかりと情報収集をおこない、賢くお金を使えばフィリピンでの滞在はより充実したものになるはずです。物価のメリットを活かして、フィリピンでの滞在を楽しんでください。

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