8月の夏休みにフィリピン・セブ島への観光を検討されている方の中には、現地の気温やイベントに関する情報に不安を感じる方もいるかもしれません。
本記事では、 セブ島観光をよりお楽しみいただけるよう、現地の気候、イベント、アクティビティについて詳しくご紹介します。
✅8月のセブ島の気温・気候
✅8月にセブ島に行く場合の費用目安
✅8月のセブ島でおすすめの服装
✅8月のセブ島でおすすめのイベント
✅8月のセブ島(夏休みシーズン)の混雑状況と注意点
セブ島観光を最大限に楽しむためには、事前の情報収集が不可欠です。8月のセブ島に関する情報を事前に把握することで、現地で後悔しないようにしましょう。
8月のセブ島の気温・気候
セブ島の気候は、「一年を通して高温であること」と「雨季が存在すること」が特徴です。日本と比較して事前に気温や気候を把握しておくことは、準備や注意点を知る上で重要となります。
ここでは、セブ島の気温と気候についてご紹介します。
フィリピン・セブの8月の気温
8月のセブ島は、年間を通して暑い気候の中にあり、平均気温は30℃を超えることが多いです。
特に日中は直射日光が強烈で、最高気温は約30〜32℃に達します。一方、朝晩の最低気温は約24〜26℃と、日中に比べるとやや涼しくなります。日本の夏と同様の暑さですが、日差しの強さに注意が必要です。
フィリピン・セブの8月の気候
8月は雨季シーズンにあたり、一時的に激しいスコールが降ることがあります。時には雷を伴うこともありますが、一日中降り続くことは滅多にありません。
例えば、早朝に激しい雨が降っていても、ツアーの時間帯にはカラッと晴れているようなこともよくあります。ただし、天候が急に変わる可能性があるため注意が必要です。
また、8月は湿度も高いため、気温以上に蒸し暑く感じることがあります。特に日中は蒸し暑さが厳しいため、こまめな水分補給が重要です。
8月中旬以降、セブ島は台風が多いため、台風の接近による交通機関の遅延や欠航、観光地へのアクセス制限などが生じる可能性があります。旅行計画に影響が出る可能性も考慮しておく必要があります。
8月にセブ島に行く場合の費用目安
8月のセブ島への旅費は、基本3泊4日で10万円くらいが目安とされています。費用の内訳は主に、航空券、ホテル代、個人差がありますがアクティビティの費用、そして食事代です。
それぞれの内訳の費用について紹介します。
費用内訳
航空券の価格は、利用する航空会社や予約時期によって大きく変わります。LCC(格安航空会社)を利用したり、乗り継ぎ便(マニラ経由など)を選んだり、旅行時期を繁忙期を避けることで費用を抑えられます。
注目すべき点として、8月のお盆の時期は、ゴールデンウィークなどと比較して低価格で設定される傾向です。LCCを利用すれば、2万円台からでも航空券が見つかる可能性があります。
ホテル代も、ホテルの種類や立地によって大きく異なります。街の中心部にあるシティホテルであれば、1泊3千円程度から見つかります。
一方、マクタン島にあるリゾートホテルでは、1泊3万円を超える場合もあります。旅行のスタイルや予算に合わせて、様々な選択肢があります。早期予約や特定の割引などのキャンペーンを利用することも費用を抑えるための工夫の一つです。
現地でのアクティビティの費用も様々です。アクティビティ費用を抑えるには、ホテルのプールやプライベートビーチを利用するのも良いでしょう。オプショナルツアーに参加する場合、大人1人あたり約7,700円〜が目安となります。複数のツアーを比較検討することも、費用を抑える上で重要です。
食事代は、レストランのタイプによって異なりますが、一食あたり1,000円〜1,500円が一般的です。地元の食堂や屋台を利用すれば、より手頃な価格で食事を楽しめます。長期滞在の場合は、自炊をして食費を節約しましょう。
8月のセブ島でおすすめの服装
8月のセブ島を快適に過ごすための適切な服装とおすすめの服装をご紹介します。場所によって適切な服装が異なりますので、しっかりと理解して着用するようにしましょう。
最適な服装
8月のセブ島は、日本で夏に普段着ている服装で問題ありません。具体的には、Tシャツやタンクトップなどの涼しいトップス、ショートパンツや軽やかなリゾートパンツ、ワンピースなどのボトムスが最適です。素材は通気性の良い綿やリネン、速乾性のあるものを選ぶと、高温多湿な気候でも快適に過ごせます。
ただし、屋内や公共交通機関、航空機内などでは冷房が強く効いている場合も多いため、薄手の羽織もの(カーディガンや長袖シャツなど)を準備しましょう。また紫外線対策として、帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。
靴は、ビーチやプールでの活動にはビーチサンダル、街歩きや観光には歩きやすいサンダルやスニーカーがおすすめです。急な雨に備えて、防水機能のある靴を用意すると便利です。
格式の高いレストランでは、服装規定があります。「ビーチサンダルに短パン」のようなカジュアルすぎる格好では入店を断られることがあるため、事前に確認し、適切な服装を準備する必要があります。
一般的に、男性は襟付きシャツや長ズボン、女性はワンピースやスカートなどが推奨されます。リゾートエリアなので、比較的ドレスコードは厳しくありませんが、タンクトップなどは避けた方が賢明です。
セブ島ではスリや盗難に遭う可能性もあるため、派手なデザインや高価なアクセサリーは避け、控えめな服装を心がけましょう。
雨季である8月には、折りたたみ傘やレインコートも忘れずに持参しましょう。突然のスコールに備えておくことで、安心して旅行を楽しめます。
8月のセブ島でおすすめのイベント
8月の旅行の楽しみの一つは、多彩なイベントが開催されることです。フィリピンの文化や歴史に触れる良い機会ですので、ぜひ積極的にご参加ください。
イベント
8月には、フィリピンの歴史や文化に触れることができる重要なイベントが開催されます。
ニノイ・アキノ記念日(8月21日)は、フィリピンの民主化の象徴であるニノイ・アキノの命日を記念する日で、セブ島でも様々な行事やセレモニーが行われます。地元の人々と観光客が共にこの歴史的な日を祝うことで、フィリピン文化への理解を深められます。
8月の最終日曜日の英雄の日は、フィリピン独立戦争の英雄を称え、セブ島各地でパレードや式典、学校や団体による活気あるパフォーマンスが繰り広げられます。
トライアスロン世界大会(8月の第一週の土日)は、世界各国から選手が集まる国際的な大会で、熱気あふれる競技を観戦できます。ただし、大会開催中は交通規制があるためご注意ください。
これらのイベントに参加すれば、セブ島の文化や人々との触れ合いが深まり、文化理解が進むことで、より一層観光を満喫できるでしょう。
8月のセブ島(夏休みシーズン)の混雑状況と注意点
観光をより楽しむためには、事前に混雑状況を把握することで、ストレスを軽減できます。
また、注意点を事前に知っておくことで、危険を避け安全に楽しく過ごせるため、しっかりと確認しておきましょう。
混雑状況
8月は日本の夏休み期間であり、セブ島には日本人観光客をはじめ多くの観光客が訪れ、賑わいを見せます。混雑が特に目立つ場所としては、ビーチエリアや観光名所です。
セブシティ、オスロブ(ジンベイザメ観賞)、カワサン滝などの人気観光地は混雑しやすいので、早めの行動をおすすめします。ジンベイザメに高確率で遭遇できるオスロブへのツアーは特に人気があります。
キャニオニングで有名なカワサン滝も人気スポットです。ボホール島のチョコレートヒルズやターシャなども定番の観光スポットです。
レストラン、特に人気店は夕食時、2〜3日前までに予約しないと当日飛び込みでは入店困難な場合があります。
アクティビティはアイランドホッピングやシュノーケリング、ジンベイザメと泳ぐツアーなどの人気アクティビティですが、事前の予約なしでは、予約で空き日が埋まってしまう可能性が高いです。
交通機関も観光客の増加に伴い混雑する傾向があります。特に空港や主要バスターミナルは観光客で混雑するため、セブ島内の移動手段となるタクシーや送迎サービスも手配が難しくなります。そのため事前の予約が重要です。
注意点
8月にセブ島へ旅行する際には、以下の点に留意して、快適な滞在をお過ごしください。8月は雨季であり、天候が不安定です。日中は晴れていても、突然、スコールが降ることがよくあります。突然の雨に備え、折りたたみ傘を忘れずに手荷物に入れてください。
また、短時間の激しい雨に遭遇した場合に備えて、避難できる場所を事前に確認しておきましょう。台風シーズンでもあるため、台風情報にも注意し、旅行計画に余裕を持たせておきましょう。
台風が多い時期ですので、遅延や欠航に備えて移動時間に余裕を持たせた計画を推奨します。タクシーや送迎サービスも混み合うため、事前の予約がスムーズな移動に繋がります。
人気のアクティビティは、すぐに予約で埋まってしまうことが多いです。
特にアイランドホッピングやシュノーケリング、ジンベイザメツアーといった水上アクティビティは、予約を取らないと参加できない場合があるため注意。Webサイトから事前の予約も検討してみましょう。現地のツアーを取り扱うウェブサイトで事前に予約するのがおすすめです。
セブ島は他のフィリピンの地域に比べると治安は良いですが、観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪が増えています。貴重品は手が届きにくい場所に保管し、荷物は常に目の届く場所に持つか、ファスナー付きの鞄を使用するなど、盗難対策を徹底しましょう。
タクシーでのぼったくりや、流暢な日本語で話しかけてくる人にも注意が必要です。夜間は一人で歩かないようにしましょう。
フィリピンでは水道水が飲めません。ホテルや空港にあるウォーターサーバーや市販のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
食事から生じる胃腸炎や食中毒にも注意が必要です。屋台やローカルフードは、日本と比べて衛生面で懸念があるため、気になる方は衛生的なレストランを選びましょう。自分でできる対策として、手洗いやアルコール消毒を徹底することも大切です。
気候に合わせた服装を準備するのはもちろんのこと、冷房対策の羽織ものや紫外線対策グッズ、雨具なども忘れずに持参しましょう。高級レストランに行く場合は、ドレスコードも確認しておきましょう。
これらの点に注意して準備をすれば、8月のセブ島旅行も十分に楽しめます。雨季ならではの風景や、夏休みシーズンの活気もまた魅力の一つです。
まとめ
この記事では、8月のセブ島観光について解説しました。8月のセブ島は高温多湿な雨季で平均気温は30℃超です。一時的なスコールに注意が必要です。
8月のセブ島、3泊4日の旅費目安は約10万円。内訳は航空券、ホテル、アクティビティ、食費です。LCCや時期を選べば航空券は2万円台も。ホテルは3千円〜3万円。アクティビティは7千円程度〜。食費は1食千円〜。早期予約や工夫で費用を抑えられます。
8月のセブ島は日本の夏服でOK。Tシャツ、短パンなど涼しい素材が最適です。冷房対策に薄手の上着、紫外線対策も必須です。靴は用途で使い分け、高級店は注意。雨具も忘れずに。
8月セブ島はニノイ・アキノ記念日、英雄の日、トライアスロン等イベント多数あります。夏休みで観光地は混雑、特に人気スポットは早めの行動を。8月のセブ島観光を成功させるためには、セブ島について理解して、万全に準備することが大切です。

◇経歴
3年間、海外の協力会社とシステム開発作業を協業しております。
◇資格
TOEIC 830点
◇留学経験
合計1年間 アメリカ(サンフランシスコとニューヨーク)
Embassy CES サンフランシスコ校
ELS Language centers/ College of Mount Saint Vincent
◇海外渡航経験
1年間アメリカ在住。2ヶ月間カナダ在住。
◇自己紹介
私は異文化理解と交流が好きで、英語学習への強い意欲を持っています。カナダの短期留学を契機に、1年間のアメリカ留学を決意しました。現在では、アメリカ留学で得た経験を糧に、現在は日本で海外との協業に携わっています。