
8月にセブ島旅行を考えている方の多くが気になるのは、「台風の影響はあるの?」「どんな服装で過ごせる?」「混雑はどのくらい?」といった点ではないでしょうか。
この記事では、8月のセブ島の気候や気温、台風や雨季の注意点、旅行費用の目安、服装・イベント・おすすめアクティビティまでまとめてご紹介します。
事前に知っておけば、雨季ならではの変わりやすい天気にも安心して過ごせるようになりますよ。
夏休みのセブ島旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 8月のセブ島はどんな天気?気温・気候・台風情報まとめ
- 8月にセブ島に行く場合の費用目安
- 8月のセブ島でおすすめの服装
- 8月のセブ島でおすすめのイベント
- 8月のセブ島(夏休みシーズン)の混雑状況と注意点
- まとめ
8月のセブ島はどんな天気?気温・気候・台風情報まとめ
セブ島の気候は、日本のような四季がなく、乾季(12月〜5月)と雨季(6月〜11月)に分かれています。
年間平均気温が26〜30℃と高く、
常夏の島とも呼ばれています。
ここでは、セブ島の気温と気候についてご紹介します。
フィリピン・セブの8月の気温
8月のセブ島は、年間を通して暑い気候の中にあり、平均気温は30℃を超えることが多いです。
特に日中は直射日光が強烈で、最高気温は約30〜32℃に達します。一方、朝晩の最低気温は約24〜26℃と、日中に比べるとやや涼しくなります。日本の夏と同様の暑さですが、日差しの強さに注意が必要です。
フィリピン・セブの8月の気候
8月は雨季シーズンにあたり、一時的に激しいスコールが降ることがあります。
ときには雷を伴うこともありますが、一日中降り続くことは滅多にありません。
早朝に激しい雨が降っていても、ツアーの時間帯にはカラッと晴れているようなこともよくあります。ただし、天候が急に変わる可能性があるため注意が必要です。
また、8月は湿度も高いため、気温以上に蒸し暑く感じることがあります。特に日中は蒸し暑さが厳しいため、こまめな水分補給が重要です。
フィリピン・セブの台風シーズン
フィリピンは年間で約20の台風が発生しますが、その多くは首都マニラのあるルソン島方面を通過します。
南に位置するセブ島を直撃することは少なく、大きな台風が接近するのは年に1回程度、上陸は3年に1回程度と言われています。
ただし、例外もあり、2021年12月には超大型台風がセブ島を直撃し甚大な被害をもたらしました。
旅行を計画する際は、直撃の頻度が少ないとはいえ油断することなく、出発前に台風情報を確認しておくことが大切です。
一般的に、8月〜10月はフィリピン全体で台風が多いシーズンです。
セブ島は比較的影響が少ない地域ですが、フライトの遅延や欠航、ツアーの中止など旅行計画に影響が出る可能性があるため、余裕をもったスケジュールを立てるとよいですよ。
8月にセブ島に行く場合の費用目安
8月のセブ島への旅費は、基本3泊4日で10万円くらいが目安とされています。
費用の内訳は主に、航空券、ホテル代、個人差がありますがアクティビティの費用、そして食事代です。
それぞれの内訳の費用について紹介します。
費用内訳
航空券の価格は、利用する航空会社や予約時期によって大きく変わります。
LCC(格安航空会社)を利用したり、乗り継ぎ便(マニラ経由など)を選んだり、旅行時期を繁忙期を避けることで費用を抑えられます。
ホテル代も、ホテルの種類や立地によって大きく異なります。街の中心部にあるシティホテルであれば、1泊3千円程度から見つかります。
一方、マクタン島にあるリゾートホテルでは、1泊3万円を超える場合もあり、旅行のスタイルや予算に合わせてさまざまな選択肢があります。
早期予約や特定の割引などのキャンペーンを利用することも費用を抑えるための工夫の一つです。
現地でのアクティビティの費用も幅広いです。費用を抑えるには、ホテルのプールやプライベートビーチを利用するのも良いでしょう。オプショナルツアーに参加する場合、大人1人あたり約7,700円〜が目安となります。複数のツアーを比較検討することも、費用を抑える上で重要です。
食事代は、レストランのタイプによって異なりますが、一食あたり1,000円〜1,500円が一般的です。地元の食堂や屋台を利用すれば、より手頃な価格で食事を楽しめます。長期滞在の場合は、自炊をして食費を節約しましょう。
8月のセブ島でおすすめの服装
8月のセブ島を快適に過ごすための適切な服装をご紹介します。
場所によって適切な服装が異なりますので、しっかりと理解して着用するようにしましょう。
最適な服装
8月のセブ島は、日本で夏に普段着ている服装で問題ありません。
具体的には、Tシャツやタンクトップなどの涼しいトップス、ショートパンツや軽やかなリゾートパンツ、ワンピースなどのボトムスが最適です。素材は通気性の良い綿やリネン、速乾性のあるものを選ぶと、高温多湿な気候でも快適に過ごせます。
ただし、屋内や公共交通機関、航空機内などでは冷房が強く効いていることも多いため、薄手の羽織もの(カーディガンや長袖シャツなど)を準備しておくとよいですよ。また紫外線対策として、帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。
靴は、ビーチやプールでの活動にはビーチサンダル、街歩きや観光には歩きやすいサンダルやスニーカーがおすすめです。急な雨に備えて、防水機能のある靴を用意すると便利です。
一般的に、男性は襟付きシャツや長ズボン、女性はワンピースやスカートなどが推奨されます。リゾートエリアなので、比較的ドレスコードは厳しくありませんが、タンクトップなどは避けた方が賢明です。
セブ島ではスリや盗難に遭う可能性もあるため、派手なデザインや高価なアクセサリーは避け、控えめな服装を心がけましょう。
雨季である8月には、折りたたみ傘やレインコートも忘れずに持参してください。突然のスコールに備えておくことで、安心して旅行を楽しめます。
8月のセブ島でおすすめのイベント
8月の旅行の楽しみの一つは、多彩なイベントが開催されることです。
フィリピンの文化や歴史に触れる良い機会ですので、ぜひ積極的にご参加ください。
イベント
8月には、フィリピンの歴史や文化に触れることができる重要なイベントが開催されます。
ニノイ・アキノ記念日(8月21日)は、フィリピンの民主化の象徴であるニノイ・アキノの命日を記念する日で、セブ島でもさまざまな行事やセレモニーが行われます。地元の人々と観光客が共にこの歴史的な日を祝うことで、フィリピン文化への理解を深められます。
8月の最終月曜日の英雄の日は、フィリピン独立戦争の英雄を称え、セブ島各地でパレードや式典、学校や団体による活気あるパフォーマンスが繰り広げられるのが特徴です。
トライアスロン世界大会(8月の第一週の土日)は、世界各国から選手が集まる国際的な大会で、熱気あふれる競技を観戦できます。ただし、大会開催中は交通規制があるためご注意ください。
これらのイベントに参加すれば、セブ島の文化や人々との触れ合いが深まり、文化理解が進むことで、より一層観光を満喫できますよ。
8月のセブ島(夏休みシーズン)の混雑状況と注意点
観光をより楽しむためには、事前に混雑状況を把握することで、ストレスを軽減できます。
また、注意点を事前に知っておくことで、危険を避け安全に楽しく過ごせるため、しっかりと確認しておきましょう。
混雑状況
8月は日本の夏休み期間であり、セブ島には日本人観光客をはじめ多くの観光客が訪れ、賑わいを見せます。
特に混雑が目立つ場所としては、ビーチエリアや観光名所です。
セブシティ、オスロブ(ジンベイザメ観賞)、カワサン滝などの人気観光地は混みやすいので、早めの行動をおすすめします。ジンベイザメに高確率で遭遇できるオスロブへのツアーは特に人気があります。
特に人気のレストランは夕食時、2〜3日前までに予約しないと当日飛び込みでは入店困難な場合があります。
アクティビティは、アイランドホッピングやシュノーケリング、ジンベイザメと泳ぐツアーなどが人気ですが、事前の予約なしでは、予約で空き日が埋まってしまう可能性が高いです。
交通機関も観光客の増加に伴い混雑する傾向があります。特に空港や主要バスターミナルは観光客で混雑するため、セブ島内の移動手段となるタクシーや送迎サービスも手配が難しくなります。そのため事前の予約が重要です。
注意点
8月にセブ島へ旅行する際には、以下の点に留意して快適な滞在をお過ごしください。
前述の通り、8月のセブは雨季であり、天候が不安定です。日中は晴れていても、突然、スコールが降ることがよくあります。突然の雨に備え、折りたたみ傘を忘れずに手荷物に入れてください。
台風が多い時期ですので、遅延や欠航に備えて移動時間に余裕を持たせた計画をおすすめします。タクシーや送迎サービスも混み合うため、事前の予約がスムーズな移動に繋がります。
人気のアクティビティは、すぐに予約で埋まってしまうことが多いです。
特にアイランドホッピングやシュノーケリング、ジンベイザメツアーといった水上アクティビティは、予約を取らないと参加できない場合があるため注意しましょう。Webサイトから事前の予約も検討してみるとよいですよ。現地のツアーを取り扱うウェブサイトで事前に予約するのがおすすめです。
セブ島は他のフィリピンの地域に比べると治安は良いですが、観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪が増えています。貴重品は手が届きにくい場所に保管し、荷物は常に目の届く場所に持つか、ファスナー付きの鞄を使用するなど、盗難対策を徹底しましょう。
フィリピンでは水道水が飲めません。ホテルや空港にあるウォーターサーバーや市販のミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
また、食事から生じる胃腸炎や食中毒にも注意が必要です。屋台やローカルフードは、日本と比べて衛生面で懸念があるため、気になる方は衛生的なレストランを選びましょう。自分でできる対策として、手洗いやアルコール消毒を徹底することも大切です。
気候に合わせた服装を準備するのはもちろんのこと、冷房対策の羽織ものや紫外線対策グッズ、雨具なども忘れずに持参しましょう。高級レストランに行く場合は、ドレスコードも確認しておきましょう。
これらの点に注意して準備をすれば、8月のセブ島旅行も十分に楽しめます。雨季ならではの風景や、夏休みシーズンの活気もまた魅力の一つです。
まとめ
この記事では、8月のセブ島観光について解説しました。
8月のセブ島は高温多湿な雨季で、平均気温は30℃超です。一時的なスコールもよくあるので、注意が必要です。
8月のセブ島に3泊4日で行く際の旅費目安は約10万円です。
内訳は航空券とホテル、アクティビティ、食費になります。LCCや時期を選べば航空券は2万円台に抑えることもできます。ホテルは3千円〜3万円。アクティビティは7千円程度〜。食費は1食千円〜。早期予約や工夫で安く済ませられます。
また、服装については8月のセブ島は日本の夏服でOK。Tシャツ、短パンなど涼しい素材が最適です。冷房対策に薄手の上着、紫外線対策も欠かせません。靴は用途で使い分けましょう。
服装規定がある料理店もあるため、高級店は注意が必要です。晴れていても突然雨が降ることもあるため、雨具も忘れずに。
8月セブ島はニノイ・アキノ記念日、英雄の日、トライアスロン等イベント多数あります。夏休みで観光地は混雑します。
特に人気スポットは早めの行動を心がけることをおすすめします。
この記事を参考に8月のセブ島旅行の準備を万全にして、現地で思いっきり楽しめるようにしてくださいね。
◇経歴
3年間、海外の協力会社とシステム開発作業を協業しております。
◇資格
TOEIC 830点
◇留学経験
合計1年間 アメリカ(サンフランシスコとニューヨーク)
Embassy CES サンフランシスコ校
ELS Language centers/ College of Mount Saint Vincent
◇海外渡航経験
1年間アメリカ在住。2ヶ月間カナダ在住。
◇自己紹介
私は異文化理解と交流が好きで、英語学習への強い意欲を持っています。カナダの短期留学を契機に、1年間のアメリカ留学を決意しました。現在では、アメリカ留学で得た経験を糧に、現在は日本で海外との協業に携わっています。