
みなさん、こんにちは。今日は留学に関する記事です。
留学に行きたい気持ちはあっても、お金に関して不安をかかえる人も多いのではないでしょうか。
確かに、留学はお金がかかるイメージが多いです。
実際に費用のかかる留学方法もたくさんあります。
しかし、工夫をすれば無料で行けるかもしれません!この記事では、留学無料のプログラムについてご紹介します。
また留学無料プログラム高校生向け、大学生・社会人向けと世代別にも説明していきます。
留学費用で行こうか悩んでいる人たち必見です。
無料で留学する方法
まず、はじめに留学に必要な費用をざっくり説明します。
留学にかかる費用 は、
・学費
・生活費
・ビザ取得費
・保険
などです。
最近は、円安の影響で海外での暮らしは日本人にとってますます高額になっています。
また、海外によってはチップ文化のある国もあります。
実際のところ、海外で留学としてかかった費用の全額を無料にしてもらうことは、ゼロとは言いませんが、難しいです。
ですので、無料で留学する方法を利用したとしても、30万円から40万円ほど自分でお金を持っていると安心でしょう。
海外留学をすると決めたら、アルバイトなどをして、できる限り渡航までに費用を貯めておいてください。
生活費まで支給してくれる無料留学は中々見つからないかもしれませんが、授業料無料や往復の渡航費支給など部分的に無料にして留学できる方法はたくさんあります。
大学の交換留学制度を使って留学
よくあるのが、大学の交換留学制度を使って留学をすることです。
交換留学プログラムであれば、学費が無料になります。
また、大学からプラスで奨学金の支給があったり、外部からの給付型奨学金を受けやすいです。
この方法で無料留学をする場合、気になるのが成績です。
大学でのGPA や、高い英語力が求められます。
早いうちから交換留学を意識して、お金を貯めることよりも学力を高めることを意識しましょう。
苦しいかもしれませんが、楽しい留学生活が待っています。
現地で働きながら留学
現地で働きながら留学をするという方法もあります。
勉強をすると言っても1日中ではありません。
語学学校に通うとしても1日に平均2、3時間ほどです。
そこで、空いている時間を使って働くという方法があります。
みなさんがよく知っているのは、ワーホリだと思います。
これは、行きたい国のワーホリビザを取得して1年間その国で働ける権利を取得するものです。
働きながら勉強をすることで、学校の費用を稼ぐことができるだけでなく、現地の実践的な英語を働きながら学ぶことができます。
中には、この方法で実質タダで留学を叶えた人もいます。
また、オーガニックファームステイで留学という方法を聞いたことはありますか。
これは、昼間現地のファーム(農園)での作業をお手伝いする代わりに無料で寝泊りや食事を提供してくれる制度です。主にヨーロッパで有名です。
この制度を求めて来る外国人もいるので、友達になると面白い文化交流ができるかもしれません。
ただしファーム作業はハードなため、ファーム作業をしながら学校に通うことはほぼ不可能ですが現地の文化や生活に触れるという体験をしたい人はおすすめです。
筆者の友人も、デンマークで2週間ほどこの制度を利用し留学期間を伸ばしていました。
とても刺激的な体験だったようです。
最後に、オーペア留学という制度をご紹介します。
これは、ベビーシッターや家政婦といったお仕事です。
海外で住み込みで滞在しながら働く代わりに、現地での滞在費、食費を支給してもらえます。
また、場合によっては、語学学校の授業料などを支援してもらえる場合もあります。
今、注目されている無料の留学方法です。
主に、アメリカやフランスなど欧米諸国で行われています。
仕事内容も英語での会話はほとんどないので語学力にあまり自信のない人もおすすめです。
返済不要の奨学金制度を利用して留学
日本には、留学をする人に返済不要の海外留学支援制度があります。
海外留学支援をもらうには、いくつか条件があり、限られた人にしか支給されません。
しかし、この制度を利用して留学を実現している人もたくさんいます。
文部科学省が支援している留学JAPANをはじめ、様々な企業が奨学金制度を設けています。
後ほど、高校生向けのプログラムで紹介もしますが、興味のある方はご自身でも調べてみてください。
学費が無料の国で留学
日本は、各国に比べて学費が高いのは知っていましたか?
最近では、高校無償化に取り組んでいたり、大学の無償化に向けて準備が進められていたりと日本も頑張っています。
ワーホリで日本人が行くことの多いカナダでは高校まで無償化です。
また、フィンランド やノルウェー、ドイツでは、現地の人だけでなく外国人留学生まで学費が無料になります。
他にもこんな留学方法がある!
無料で留学できる方法を紹介してきました。
実は、最近はちょっと変わった留学方法もあります。
グローバルになった今、留学できる方法も多種多様になりました。
オンライン英会話のお手伝い
ネイティブキャンプでは、無料留学できる制度を設けています。
日本の企業でもあり、名が知れている会社だと安心です。
ネイティブキャンプには、多くの人の可能性を広げるために、セブ島でのインターンシップとセルビアでのインターンシップを開催しています。
セブ島やセルビアのネイティブキャンプ支社に実際に行き、そこでオンライン英会話の運営お手伝いをします。
仕事のお手伝いを4時間、マンツーマンでの英会話レッスンが4時間、計8時間のコースとなっています。
英会話レッスン、航空券代、ビザ取得費、宿泊費、食事を全て会社が負担してくれるなど、魅力的な制度です。
詳しく知りたい方は以下のサイトをご覧ください。
参考:ネイティブキャンプ
奨学金制度を利用する:高校生向け
グローバルで将来の有望な若者育成に向けて、国や多くの企業が奨学金制度に取り組んでいます。
ここでは、高校生向けに行われている奨学金をご紹介します。
高校生向けだけでなく、大学生や社会人にも開かれている制度もありますので参考にしてください。
文部科学省 トビタテ!留学JAPAN
「トビタテ!留学JAPAN」は、日本で一番知られている留学奨学金制度と言っても過言ではありません。
文部科学省が主導しており、多くの高校生がこの恩恵を受けて留学を経験しました。
このプログラムは、海外での異文化体験や探究活動を伴う留学を推進するべく、2027年度までを第2ステージとして支援を継続して行っています。
奨学生は、留学前と留学後の活動にも参加する必要があります。
求められる人材像は、日本の将来を創る将来のグローバルリーダーとなる人です。
JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト
JICAが主催するエッセイコンテストで、最優秀賞と優秀賞を受賞した高校生に送られる奨学制度です。
受賞者には、無料で1週間の海外研修を提供しています。
発展途上国と日本との関係について学び深めることを目的としています。
JICAの職員も研修についてきてくれるということも安心です。
TOMODACHI MUFG Sustainable Entrepreneurship Program
東日本大震災をきっかけに作られたプログラムです。
米日カウンシルと在日米国大使館が主導する官民パートナーシップで行っています。
アメリカに渡航を予定している高校生に向けて渡航費や生活費などの支援を行っています。
日米双方の未来を開くリーダー、人と地球を考えるサステナブルなリーダー育成を目指しています。
奨学金制度を利用する:大学生・社会人向け
最近は、学生時代に留学に行くのも当たり前にもなりつつあります。
学生時代の留学経験が将来の就職にも有利に働くこともあります。
また、日本で少し働いてから留学する若者も増えました。コロナが落ち着いた今、挑戦する若者も多いようです。
日本で働いた経験を生かして、海外で働くのも良いかもしれません。
コールセンター
コールセンターで働きながら勉強をするという方法があります。
顧客は日本人対応が多いので、語学力の心配はありません。
コールセンターで働き、語学学校に行かせてもらえるという制度で、学費とホテル代が無料になります。
語学学校での仕事
語学学校で事務や運営のお手伝いをしながら、勉強をする方法があります。
授業を3時間ほど受けることができ、その前後に4時間程度働きます。
働いた分を語学学校の費用として使うという方法です。
リゾートバイト
リゾート地で働きながら勉強をするという方法もあります。
これは、海外に行かずとも日本で国内留学をすることも可能です。
沖縄やニセコなどのリゾート地で働きながら外国人の対応をすることもあります。
リゾートバイトは多くの場合、働いている期間中は食事や宿泊費の免除になるのでお金がかからず英語に触れる環境が整います。
インフルエンサーでの留学
最近は、インフルエンサーとなって実際に留学を体験し、その体験を後日インスタグラムやユーチューブなどでPRしてくれると留学費用がタダになるという制度があるようです。
留学は、長期だけでなく、短期留学プログラムもあるので、長期が難しい人にもおすすめです。
無料じゃないけど、留学費用を安く抑える方法もある
成績や語学力など条件が多くて、無料留学は少しハードルが高い人いるかもしれません。
そんな人にも、無料とまではいかなくても留学費用を抑えて留学する方法があります。
工夫次第で費用は抑えられるので参考にしてください。
・航空券の安い時期を狙って留学
航空券は最近とても高額です。
自費で行く場合、渡航費はとても高い出費です。
そんな航空券にも安くなる時期があります。
それは、シーズンを外すということです。
日本人が観光に行きやすい夏や冬、春の出発や帰国は避けてください。
また、曜日によっても価格は変動します。
例えば、金曜出発や土曜出発は比較的高いです。
費用を抑えたい場合は、シーズンや曜日を意識して購入してみましょう。
また、直行でなくても大丈夫な方は経由して行くのも良いかもしれません。
時間はかかりますが、大幅に渡航費を抑えることができます。
無料の留学エージェントを利用して留学
最近では、無料の留学エージェントもあります。
エージェントによってどこまでやってもらえるかはそれぞれですが、ぜひ活用してみてください。
渡航してからも困りごとなどを相談すると親身になってアドバイスしてくれるエージェントさんもあります。
物価の安い国を選んで留学
留学というとどうしてもアメリカやイギリス、カナダ、オーストラリアなどの先進国の英語圏を考える人が多いと思います。
そのような国に憧れを抱いている人もいるかもしれません。
しかし、留学先はそれだけではありません。
香港やフィリピンなど英語を公用語として使っているアジアの国もあります。
アジアは日本からも近く、物価も日本よりは安いため留学費用を抑えることができます。
英語でやっているプログラムもあるので選択肢の一つとして考えるのもいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?今回は無料で留学できるかどうかについてご紹介しました。
グローバルな時代となり、今では様々な留学方法があります。
奨学金制度や働きながら学ぶ方法を駆使して、無料で留学することも夢ではありません。
ご自分でも情報を集めて「留学したい!」をお特に、叶えてください。
最近は、海外で詐欺をしている残念なニュースも聞きます。
無料留学を活用する場合、特に働きながら無料で留学を選択する場合は、身近に経験した人などを見つけ、アドバイスをもらえると安心かもしれません。
留学先が頼れる場所かどうか確認しながら留学準備を進めてください。
◇経歴(英語を使用した経歴)
学生時代に、デンマークのど田舎で交換留学を経験。ヨーロッパ中から集まる学生と寝食を共にし、英語漬けの日々を送った。
タイで現地採用として3年勤務。
タイ語が一向に上手にならず、英語で生活。
現在私立の小学校で英語講師として勤務している。
◇資格
TOEIC、TOFELiBTなどの受験経験あり。
◇留学経験
デンマーク:デンマーク南大学(UC SYD)に5ヶ月間
◇海外渡航経験、渡航先での経験内容(仕事、留学、旅行など)
ケニア、カナダ、フィリピンなど
仕事、留学、旅行合わせて計21か国の渡航経験あり。
◇自己紹介
英語は決して得意な方ではありませんでした。だからこそ、今日まで続けてきたのかもしれません。苦手だったからこそ、みなさんのお悩みに寄り添える記事を書きたいと思っています!「英語は一生」です。共に頑張りましょう。