今回のブログでは、 西オーストラリアの都市・パースでのワーホリ情報を紹介します!この記事を読むことで、以下の3つのポイントが理解できるようになります。
・オーストラリア・パースの基本情報
・オーストラリアワーホリの制度について
・パースでワーホリをする魅力や費用、特徴など
この記事は5分で読める内容なので、オーストラリア・パースでのワーホリに関する情報をしっかり理解し、今後のワーホリ先として検討してみてくださいね!
オーストラリア・パース基本情報
パース(Perth)は、西オーストラリア州の最大の都市です。毎年、英経済誌『エコノミスト』で発表される 「世界で最も住みやすい都市ランキング」では、 東京に次いで第15位にランクインしています。オーストラリアの他の都市が東海岸に集中している中、パースは西海岸に位置し、 豊かな自然に囲まれた静かな都市であることが特徴です。オーストラリアの都市別人口数では、シドニー、メルボルン、ブリスベンに次ぐ第4位で、人口は約150万人です。
正式名称
パース(Perth)
気候
南半球に位置するため、日本と季節が逆転しています。年間を通して日差しが強く、冬でも平均最高気温は18℃を超えることが多いです。春(9〜11月)と秋(3〜5月)は気温が安定しており、晴天の日が多いです。
アクセス
パースへの直行便は、日本から西オーストラリア州への唯一の直行便発着地となっています。東京からパースまでの直行便は約10時間です。
時差
日本より1時間遅れです。
※日本が午後12:00の場合、パースは午前11:00
※パースはサマータイムを採用していません。
オーストラリアのワーホリ制度
オーストラリアのワーキングホリデーには、 「セカンドワーキングホリデー」や 「サードワーキングホリデー」といった特徴的な制度があります。
ワーキングホリデーは、2か国または地域間の取り決めに基づいて実施されており、日本とオーストラリアでは1980年に開始されました。基本的には観光や就労が自由にできる仕組みで、滞在期間は原則として1年に限られています。その中で、セカンドワーキングホリデー制度では、特定の条件を満たすことでワーキングホリデーの期間を 1年延長できます。
オーストラリアでは、ワーキングホリデーを 最大3年間利用することが可能です。連続した3年間でなくても、条件を満たせば期間を分けて3回利用できる仕組みです。
セカンドワーキングホリデーを申請するためには、年齢やパスポートの残存期間などの条件をクリアする必要があります。特に重要なのは、最初のワーキングホリデー期間中に、 サブクラス417に指定された業種で一定期間働くことです。
オーストラリアには2種類のワーキングホリデービザがあり、サブクラス417(ワーキングホリデービザ)とサブクラス462(ワークアンドホリデービザ)があります。 日本はサブクラス417の対象国となっており、これによりセカンドワーキングホリデービザを取得することができます。
サブクラス417の対象となる業種は全部で417種類あり、 観光ガイドや接客業(宿泊業・飲食業など)、農産物の収穫や梱包作業、山火事の復旧作業などが含まれています。これらの業種は、オーストラリア国内で人手が不足している第1次産業の仕事が中心です。ただし、どの職種でも該当するわけではなく、特定の地域と職種が限定されています。最新情報については、オーストラリア政府の公式サイトを確認してください。
参考リンク:オーストラリア政府
パースでワーホリする魅力と特徴
日本からオーストラリアへのワーキングホリデーは特に人気があり、毎年10,000人以上がオーストラリアに渡航しています。その中でも、パースでのワーホリをする魅力は大きく3点あります。
1. 生活コストが抑えられる
シドニーやメルボルンといった大都市と比べると、パースは家賃が安く、 生活コストを大きく抑えることができます。また、パースの中心部では、 CATバス(無料巡回バス)が運行されており、主要な観光地やショッピングエリアへ簡単にアクセスできるため、交通費を心配しすぎずに快適に移動できます。
2. 日本人が少ないためより現地の生活を楽しめる
パースは、シドニーやメルボルンといった他の都市に比べて 日本人が少ないため、現地の文化や生活を深く体験しやすい環境です。日本語が通じる機会が少ないため、英語を使う機会が増え、 英会話のスキルを自然に磨けます。さらに、ローカルな雰囲気をより楽しむことができ、現地の人々との交流も豊かになります。
3. 豊かな自然が楽しめる
パースは、美しいビーチや緑豊かな公園に囲まれた都市です。市内には 「キングスパーク」という広大な公園があり、自然の中でリフレッシュすることができます。また、パース駅から20分ほどでアクセスできる コステロービーチでは、青い海と白い砂浜を眺めながらリラックスした時間を過ごせます。さらに、「世界一幸せな動物」として知られるクオッカが生息する ロットネスト島や、 世界遺産のピナクルズなど、自然を満喫できる観光スポットも豊富にあります。
パースのワーホリでできる仕事
パースでは、以下のような仕事に挑戦することができます。
・ジャパレス(日本食レストラン)のスタッフ
・ツアーガイド
・ウーバーや配送ドライバー
・ファームジョブ
オーストラリアでは、英語力はもちろん大切ですが、それ以上に 経験が重視されます。自分の経験をアピールできるように、事前に準備しておきましょう。
特に、ジャパレス(日本食レストラン)は求められる英語力が他の職種よりも低いため、人気の職場です。そのため、 競争率が高くなる傾向があります。
また、ツアーガイドや配送ドライバーの仕事には、経験や知識の他にも 車の免許が必要な場合がありますので、事前に確認してから応募することをおすすめします。
求人情報は、オーストラリア政府の 「Workforce Australia」の求人掲示板でも見つけることができます。さらに、セカンドワーキングホリデービザを申請したい場合は、応募する仕事の内容や勤務地がビザ申請の条件を満たしているかどうかを、必ず確認しましょう。
参考リンク:Workforce Australia
パースでワーホリしたらいくらかかる?
ワーキングホリデーにかかる費用は、大きく分けて渡航前の準備にかかる費用と現地での生活費に分かれます。物価の上昇や為替レートの変動などで費用が変わることがあるため、最新の情報を確認し、余裕を持って準備を進めましょう。
渡航前にかかる費用
ワーキングホリデービザ取得時に、 5,000オーストラリアドル(約47万円)と 帰国便の費用の資金証明が必要になるため、少なくても 50万以上の費用を準備しましょう。
内訳
ワーキングホリデービザ申請料 | 約6万750円(650オーストラリアドル) |
航空券(東京〜パース片道) | 約10万 |
海外旅行保険(1年間) | 約15~20万 |
語学学校の費用 ※3ヶ月間通う場合 | 約30万(月10万) |
合計 | 約67万〜 |
※2025年3月2日時点
※1オーストリアドル=93.471円
渡航後にかかる費用
家賃 ※シェアルーム | 約100万〜(月約8.3万〜) |
食費 | 約36万〜(月3万〜) |
その他(旅行費や交際費など) | 約20万〜 |
合計 | 約156万〜 |
渡航前と渡航後の合計費用を合わせると、 約223万円〜が目安となります。現地の仕事で稼ぐことで、一部費用をまかなうことはできます。予期しない費用や個人的な支出が発生する可能性もあるため、余裕を持った資金準備をおすすめします。
パースにワーホリのための準備
ワーホリの目的を明確にする
ワーキングホリデーをオーストラリアを選んだ理由や、なぜパースに行きたいのかをしっかりと考えましょう。 パースへの渡航自体が目的にならないように、現地で何をしたいのか、どんな経験を積みたいのかを明確にすることが大切です。これにより、渡航前の準備や現地での行動や得られる経験がより効果的になります。
ビザの申請
ワーキングホリデーのビザ申請は個人でもできます。オンラインでの申請は 「Immi Account」に登録し、必要事項を記入した後、申請料を支払うことで完了します。ビザ申請を行う前に、 オーストラリア大使館の公式ホームページで最新の情報を確認し、必要書類を整えておくことが重要です。
参考リンク:在日オーストラリア大使館 公式ホームページ
英語学習
渡航前に英語をある程度勉強しておくことは非常に重要です。もちろん現地で語学学校に通いながら英語を学ぶこともできます。しかし、渡航前に基礎的な英語力を身につけておくと、現地での生活や仕事探しがスムーズに進みます。たとえば、ジャパレス(日本食レストラン)などではスタッフが日本人であることが多く、英語力があまり求められないこともあります。オーストラリア全体で人材不足が続いている中、 オーストラリア人と円滑にコミュニケーションを取れないと、仕事がうまくいかず採用されない可能性もあります。
滞在先・語学学校選び
パースに到着後、最初にどの地域に住むのか、またどの語学学校で英語を学ぶのかを決めましょう。 語学学校で英語スキルを向上させながら、現地の他のワーホリ参加者から住まいや仕事の情報を得ることもおすすめです。
荷物の準備
オーストラリアは 日本の5〜6倍紫外線が強いと言われています。そのため、自分に合った日焼け止めを期間分持参することをおすすめします。また、帽子やサングラスも必須ですが、現地で購入することも可能です。現地で手に入れにくいアイテムは事前に用意しておくと安心です。
まとめ
今回のブログでは、以下の内容について詳しく解説しましたがいかがでしたか?
・オーストラリア・パースの基本情報
・最大3年間利用できるオーストラリアのワーホリ制度の特徴
・パースでワーホリをする魅力や費用、特徴など
ぜひこのブログを参考にして、自分にぴったりの渡航先を見つけてください。そして、しっかり情報を集めて、貴重なワーキングホリデーを楽しんでくださいね!もし英語力に不安がある場合は、事前に ネイティブキャンプを活用して英語学習を進めることをおすすめします!