オーストラリアのビクトリア州に位置するメルボルンは、シドニー、ブリスベンと共にオセアニア地域を代表する世界都市です。
そんなメルボルンは、オーストラリアの中でも美食の町と言われており、コーヒーショップやカフェ、レストランがたくさんあります。
旅先でさくっとカジュアルに入れるレストランや、特別な記念日におすすめのレストランなど、さまざまなジャンルのレストランがあります。
本記事では、そんなメルボルンのおすすめレストランをご紹介していきます!
- オーストラリアの代表的なグルメ
- メルボルンのおすすめレストラン:特別な日向け
- メルボルンのおすすめレストラン:安く済ませたいとき向け
- メルボルンでレストランに行くときの注意点
- レストランで使える英語表現
- まとめ
オーストラリアの代表的なグルメ
まず、オーストラリアの代表的なグルメといえば、「ミートパイ」や「ラムチョップ」、「ハンバーガー」や「カンガルーミート」などが挙げられます。
中でも「ミートパイ」は、オーストラリアの国民的なスナックとして、レストランやカフェだけではなく、スーパーマーケットや売店でも気軽に購入することができます。
地域によって調理法や具材に違いはありますが、メルボルンが位置するビクトリア州では、ミートパイにミンチ肉が使われることが多いそうです。
また、「カンガルーミート」もオーストラリアならではの国民食。レストランでは、ステーキやタルタルなど、いろんなスタイルで提供されています。
そしてデザートで代表的なものといえば、「ラミントン」や「パブロバ」です。
四角いスポンジケーキにココナッツがまぶされている「ラミントン」は、オーストラリアの代表的なお菓子で、カフェやパン屋さんだけではなく、スーパーマーケットでも気軽に購入できます。
最近では、日本のカフェでも時々見かけることがあるほど人気なお菓子です。
次に、「パブロバ」は、メレンゲを焼き上げたもので、季節のフルーツや生クリームをトッピングしたデザートです。食感は外側はサクサク、内側はふんわり、味は甘酸っぱい感じで食後にもぴったりです。
メルボルンのおすすめレストラン:特別な日向け
まずは、特別な日向けのレストランをご紹介していきます。
これからメルボルンで記念日を過ごす予定のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
Farmer's Daughters
コリンズ・ストリート80地区にある「Farmer’s Daughters」は、1Fはデリ、2Fはレストラン、3Fはルーフトップと、それぞれ違った雰囲気で、広々とした空間のレストランです。
ビクトリア州の南東地域に位置する自然豊かなギプスランドから直接農産物を調達することで、このレストランならではのオリジナルな食事を提供しています。
特におすすめなのは、季節ごとに変わる「おまかせコース」。
町の中心部にありながらも、都会の喧騒を忘れさせてくれるような落ち着いた空間で、地域に根付いたお料理を楽しめます。
Reine La Rue
続いておすすめは、元証券取引所がラグジュアリーな空間に生まれ変わったという今話題のレストラン「Reine&La Rue」。
特におすすめなのは、採れたてのフレッシュなオイスターや、薪火で調理したメインディッシュ、さまざまな種類のチーズセレクションなど、フレンチベースのお料理たち
グラスワインは40種以上もあるので、お好みのものが見つかることでしょう。
歴史的な建造物とスタイリッシュな空間が融合したラグジュアリー空間で、素敵なひと時を過ごしてみてください。
Gimlet at Cavendish House
Russell Streetにある「Gimlet at Cavendish House」は、数々の人気店を手がけてきたスターシェフ「アンドリュー・マッコーネル」さんがオープンしたレストラン。
店内はヨーロッパのクラシカルな空間で、特に床のタイルはクラシカルでありながらもスタイリッシュな雰囲気です。
お料理はヨーロッパの定番料理が中心で、特に人気なのが薪火で調理したオーストラリア産のロブスターやTボーンステーキ。
アラカルト料理が中心となっているので、二軒目利用のカフェとしてコーヒーとデザートを楽しんだり、軽食とワインやカクテルを楽しみたい!という方にもおすすめです。
Stokehouse
今、日本でも話題になってきているサステナビリティを徹底したレストラン「Stokehouse」。
メルボルンで人気のセント・キルダビーチの前にあり、建物は廃材で造られたそうです。
化学洗剤は使わずに電解水を使用し、ゴミのリサイクルも細かい部分まで徹底しているとか。お料理は、地元やオーストラリア産の食材のみを使用し、素材の味を生かした調理法が特徴となっています。
海の近くということもあり、特に人気なのが魚介料理。
フレッシュな海老やオイスターを盛り付けたシーフードプラッターは、オーストラリア産のスパークリングワインと共に楽しむのがおすすめです。
メルボルンのおすすめレストラン:安く済ませたいとき向け
美食の町とも言われているメルボルンには、高級なレストランだけではなく、カジュアルに安く済ませることができるお店もたくさんあります。
オーストラリアは移民の国でもあるため、さまざまな国のお料理のお店があり、本場の味をリーズナブルに楽しむことができます。
旅行中ずっと高級なものばかり食べるのは大変だなと感じる人も多いのではないでしょうか。そこで、続いては安く済ませたいとき向けのレストランをご紹介していきます。
トウキョウ・ティナ
ウインザーで人気のあるお店のうちの1つである「トウキョウ・ティナ」は、外観は古く見えますが、お料理はどれも美味しくおすすめです。
メニューには餃子や柚子とチョコレートを使ったアイスクリームなどもあり、日本食が恋しくなった時におすすめです。
8bit
リーズナブルに美味しいハンバーガーを食べたい時におすすめなのが「8bit」。
特におすすめなのが、ダブル・ドラゴン(中身はダブルビーフ、ダブルチーズ、ダブルベーコン)や、ゴールデン・アクス(中身はクリスピーフライドチキン、シラチャマヨ、コールスロー)のボリュームたっぷりなハンバーガー。
フライドポテトやクリスピーオニオンリングも一緒にオーダーするのがおすすめです。塩キャラメルのミルクシェイクも人気メニューだそうです。
ホォアナ・タコ
セント・キルダビーチの向かいにある「ホォアナ・タコ」は、地元民にも人気で、タコスを楽しめるお店です。シェアプレートの種類も豊富で、ヴィーガンメニューも揃っています。
美味しいタコスと特製のマルガリータでメキシコ気分を味わってみるのはいかがでしょうか。
メルボルンでレストランに行くときの注意点
初めてメルボルンのレストランに行く際、メルボルンの治安やレストランでのマナーについて心配な人もいるのではないでしょうか。
そんな人向けに、メルボルンでレストランに行くときの注意点をお伝えしていきます。
メルボルンの治安は?
まず、メルボルンは都心ではありますが、オーストラリアの中でも治安の良い地域です。
日本にいる時と同じように、自分の荷物から目を離さないなど基本的なことに気を付けながら食事を楽しんでください!
店員さんの呼び方
オーストラリアのお店で店員さんにオーダーや質問をしたい時には、日本でオーダーする時のように大声で呼ばずに、アイコンタクトや、そっと声をかけるのがマナーとなっています。
音をたてない
食事する際、大きな音をたてないようにするのがオーストラリアでのマナーです。!
カトラリーをがちゃがちゃする音や、パスタなどの麺類やスープを食べる際に啜る音に注意しながら食事を楽しみましょう。
テイクアウトOK
オーストラリアでは、高級なレストラン、カジュアルなレストラン、カフェなど業態に関わらず、残したものは持ち帰ってもOKです。!
帰る際に店員さんに、「テイクアウェイ」したい旨を伝えると、持ち帰り用の箱などを用意して入れてくれます。
※オーストラリアでは「テイクアウト」は伝わらないため、必ず「テイクアウェイ」と言いましょう。!
レストランで使える英語表現
それでは最後に、レストランで使える英語表現について一部、ご紹介します。
入店時に使えるフレーズ
■予約してないのですが、入れますか?
-We don’t have a reservation. Do you still have a table?
■閉店は何時ですか?
- What time do you close?
■4名でお願いします。
-Can we have a table for four please.
注文する際に使えるフレーズ
■メニューをいただけますか。
-Could we have a menu please?
■注文をお願いします。
-Can we order now?
■本日のおすすめは何ですか?
-What’s the recommendation today?
■このお料理に合うワインを教えていただけますか?
-What wine goes well with this dish?
お会計の際に使えるフレーズ
■お会計をお願いします。
-Can we have the bill please?
■伝票はどちらですか?
-Where is our bill?
■領収書をいただけますか?
-Can we have the receipt?
■美味しかったです!また来ます。
-The food was so nice! We will be back soon.
まとめ
本記事ではメルボルンのおすすめレストランを、特別な日から安く済ませたいときまで、さまざまな価格帯のレストランをご紹介してきました。
美食の町「メルボルン」には、ラグジュアリーな雰囲気漂う記念日向けの高級レストランや、カジュアルなカフェやレストランなど、さまざまなスタイルのお店があります。
それぞれの拘りが詰まった特別な空間で、素敵なひと時を過ごしてみてくださいね!

◇経歴
・大学時代の4年間
(そのうち1年はシドニーのニューサウスウェールズ大学)
・外資系ブランドの接客時代2年間
・外資系ホテルのコンサル営業時代5年間
◇資格
TOEIC870点、英検2級
◇留学経験
オーストラリア・シドニー・1年間ア・ニューサウスウェールズ大学
◇海外渡航経験
・オーストラリア(留学・旅行)
・アメリカ(海外派遣・旅行)
・オランダ、ベルギー、ドイツ、スペイン、ポルトガル、イギリス、インドネシア、バンコク、ドバイ、マレーシア、フィンランド、デンマーク、シンガポール(旅行)
◇自己紹介
小学生の頃から英語が好きで、英会話教室に通っていました。
さまざまな国籍の方々とコミュニケーションをとることも好きです。
休日は国内外問わず旅行やカフェ巡り、ピラティスなど割とアクティブに過ごしております。