イギリスの入国審査は厳しい?ETA申請から入国までの流れを徹底解説

入国審査、ネイティブキャンプ、オンライン英会話

「イギリスの入国審査って厳しいの?」

「英語が苦手でも大丈夫かな…」

そんな不安を抱く旅行者や留学予定者は少なくありません。

2025年1月より、イギリスに日本人が入国するにはETA(電子渡航認証)の申請が必須となりました。これまで以上に入国手続きの準備が重要になる反面、入国審査がスムーズになるなどメリットもあります。

本記事では、ETAの申請方法から入国審査の流れ、自動化ゲートと有人ゲートの違い、必要書類、そして英語に不安がある人の対策までを整理して解説します。

制度の変更点を理解し、安心してイギリスに入国できるよう、出発前の準備を整えましょう。

イギリス入国に必要なETAとは

ETA(Electronic Travel Authorisation)は、2024年から段階的に導入され、2025年には日本を含むビザ免除国の渡航者にも適用が開始された電子渡航認証制度です。日本人を含むビザ免除対象国の旅行者も、入国前に申請が必要となります。

観光やビジネス、短期留学などで滞在を目的とする渡航者は、出発前にオンラインで申請し、承認を受ける必要があります。

具体的には次のような人がETA申請の対象となります。

・観光、親族訪問、短期の商用、または6か月以内の留学を目的に滞在する人

・英国に入国した上で他国へ乗り継ぎする人

・3か月以内のクリエイティブ活動(Creative Worker visa concession)で滞在する人

・特定の職業従事者による短期の有償活動(Permitted paid engagement)で滞在する人

この制度は、テロ対策や不法滞在の防止など、国境管理を強化する目的で導入されました。アメリカやカナダなどでも採用されている仕組みで、事前に身元情報を確認することで、入国審査をより安全かつ効率的に行うことが狙いです。

ETAの申請時には、パスポート情報や渡航日程、滞在先情報などの情報の入力が求められます。

難しいことではありませんが、入力ミスがあると入国審査で問題になる場合があるため、内容は慎重に確認しましょう。

ETA申請から入国までの流れ

イギリス入国前にETA申請が必要なため、ETA申請から入国までの流れを確認しておきましょう。

出発前にETA申請を行う

イギリス渡航の第一歩は、出発前にETA(電子渡航認証)をオンラインで申請することです。

申請はイギリス政府公式サイトまたは専用アプリから行い、パスポート情報、渡航日程、滞在先住所などを入力します。

申請料は16ポンドで、クレジットカードなどで支払い可能です。(参考:イギリス政府公式サイト)

通常、申請から承認までに平均3営業日ほどかかるため、出発の1週間前には手続きを済ませておくと安心です。

入力内容に不備があると、承認が遅れる場合もあります。特に英語の住所や氏名のスペルミスに注意し、送信前に必ず再確認しましょう。

ETA承認後の準備

承認通知を受け取ったら、内容を確認し、スマートフォンに保存または印刷しておくと安心です。

また、パスポートの有効期限(帰国日まで6か月以上が望ましい)を確認し、宿泊先の予約確認書、往復航空券、連絡先など、入国審査時に求められる可能性のある書類もまとめておきましょう。

出発当日の流れ

イギリス行きの搭乗手続きでは、セキュリティチェックや出国手続きに加えて、航空会社がETA情報を確認し、搭乗案内となります。

搭乗後は、機内で入国審査に備えて、申請時に入力した内容(渡航目的・滞在期間・宿泊先など)をもう一度見直しておくと安心です。審査時に矛盾がないよう、英語で簡単に答えられるよう準備しておくのがポイントです。

イギリス到着後は、空港の入国審査エリアに進み、自動化ゲート(eGates)または有人ゲートで入国手続きを行います。

入国審査の方法は「自動化ゲート」と「有人ゲート」の2種類

イギリスの入国審査には、「自動化ゲート」と「有人ゲート」の2つがあります。

ここからは、それぞれの入国審査について解説します。

自動化ゲート(eGates)

イギリスでは、多くの空港で自動化ゲート(eGates)が導入されています。

eGatesは、パスポートを機械に読み込ませるだけで本人確認とETA情報の照合が行われるシステムです。

顔認証により本人確認が完了すると、自動的にゲートが開き、入国が許可されます。

このeGatesを利用できるのは、12歳以上の日本国籍保持者で、ETAを事前に取得している人など、特定の条件を満たす渡航者です。

eGatesを利用する最大のメリットは、手続きがスムーズで、審査官とのやり取りが不要な点です。

長いフライト後に待ち構える、入国審査の長蛇の列で気が滅入る...というようなストレスを緩和することができます。

なお、事前のETA登録が非承認である場合や、登録情報に不備がある場合は自動化ゲートが利用できず、有人ゲートへ案内されます。

有人ゲート

何らかの理由で自動化ゲート(eGates)が利用できない場合は、有人ゲートで入国審査を受けます。

ここでは、審査官がパスポートやETA承認情報などを確認し、いくつかの質問を行います。

主な質問内容は次のとおりです。

・渡航目的:What is the purpose of your visit?「今回の渡航目的は何ですか?」

・滞在期間:How long are you staying in the UK?もしくは How long are you here?「どのくらいの期間滞在されますか?」

・宿泊先:Do you have an address of your accommodation?「滞在中の連絡先はどちらですか?」

・職業:What is your occupation? 「職業は何ですか?」

・帰国便の有無:Do you have a return ticket? 「帰りのチケットは取っていますか?」

宿泊先の予約確認書や帰国のための航空券などの追加書類が求められることもあります。

回答に迷う場合でも、焦らず、事実を簡潔に伝えることが大切です。

イギリスの入国審査は厳しいと言われますが、誠実に対応すれば問題ありません。申請内容と回答が一致していれば、スムーズに通過できます。

英語での回答が不安な方は、事前に簡単なフレーズや回答例を用意しておくことをおすすめします。

イギリス入国審査の4つのポイント

イギリス入国審査を円滑に通過するために、頭に入れておきたいポイントは次の4つです。

・必要書類の確認

・審査にかかる時間を見積もる

・コミュニケーション対策

・最新情報のチェック

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ポイント1. 必要書類の確認

入国審査をスムーズに通過するためには、必要書類を確実にそろえておくことが重要です。

最低限、次の書類は必ず手元に用意しておきましょう。

・有効なパスポート(残存期間に注意)

・ETA承認通知(印刷またはデジタル保存)

・往復航空券の控え

・宿泊先の予約確認書

・渡航目的を証明できる資料(招待状やイベント参加証など)

書類に不備があると、審査が長引いたり、最悪の場合は入国を拒否されることもあります。

不安な場合は、事前に簡単なチェックリストを作って確認しておくと安心です。

ポイント2. 審査にかかる時間を見積もる

eGatesの導入により入国審査の待ち時間は短縮傾向にありますが、時間は空港や到着便の混雑状況によって大きく異なります。乗り継ぎや移動の計画は時間に余裕をもって立てましょう。

特にピーク時は混雑が予想されるため、事前にオンラインでの待ち時間情報などをチェックしておくと便利です。

ポイント3. コミュニケーション対策

審査官とのやり取りでは、簡単な英語の質問に答えられるようにしておくと安心です。

たとえば、次のようなフレーズを事前にメモしておくと役立ちます。

・観光目的です:For sightseeing.

・10日間滞在します:For ten days.

・ロンドンに宿泊します:I’m staying in London.

緊張して言葉が詰まっても焦る必要はありません。丁寧に、落ち着いて答える姿勢が大切です。

ポイント4. 最新情報のチェック

ETA制度や入国ルールは今後も変更される可能性があります。

出発前には、公式サイトや信頼できるニュースソースをチェックして最新のガイドラインを把握しておきましょう。

よくある質問

さらにここでは、イギリス渡航前に知っておくとより安心なポイントを質問形式で解説します。

イギリスの入国審査はどれくらい時間がかかる?

空港や到着時刻によって異なりますが、eGatesを利用すれば数分で完了することが多いです。

一方、有人ゲートの場合は混雑状況や質問内容によって数分〜数十分ほどかかるのが一般的です。

特に観光シーズンや到着便が重なる時間帯は待ち時間が長くなる傾向があります。

イギリスの入国審査は厳しい?

イギリスの入国審査は、他の欧州諸国と比べても比較的厳格です。

ETAで申請した内容と質問への回答が違うと、審査官に不法滞在を疑われ審査時間が長くなる可能性があります。

ただし、正確な情報を伝え、必要書類を整えていれば問題なく通過できます。緊張するよりも、「申請内容と同じことを正確に伝える」意識を持ちましょう。

入国カードは必要?

いいえ。2019年6月以降、イギリスでは入国カードの提出は不要になりました。現在は入国カードの代わりにETA申請が必要です。

入国時には、ETA情報がシステム上で自動照合されるため、入国カードに記入する手間はありません。

まとめ

ETA制度は2024年から段階的に導入され、2025年には日本を含むビザ免除国の渡航者にも適用されました。これにより、イギリスへの入国には従来よりも事前準備が求められるようになりましたが、ETAを正しく申請し、必要書類をそろえておけば入国審査はスムーズに進みます。

手続きは、自動化ゲート(eGates)を利用すれば数分で完了することも多く、有人ゲートの場合も申請内容と回答が一致していれば問題ありません。特に、英語でのコミュニケーションに不安がある方は、事前のシミュレーションや簡単な英語フレーズの準備をしておくと安心です。出発前には必ずETA承認状況と旅程情報を確認し、余裕をもって行動しましょう。

最新の入国ルールを把握して準備を整えれば、安心してイギリス旅行や留学を楽しむことができます。

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