オーストラリアの8月の気温について徹底解剖!~人気都市別の気候の特徴を解説します~

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オーストラリアへの旅行や留学を考える時に、気になるのが現地の気候ですよね。特に8月は、日本では真夏なのに対し、オーストラリアでは真冬。この気温差に戸惑う方も多いのではないでしょうか?

「せっかくの旅行なのに寒さ対策が足りなかった…」「思ったより暑くて服装選びに失敗した!」といった事態を避けるためには、事前の情報収集が欠かせません。

この記事では、オーストラリアの主要都市ごとの8月の気候を詳しく解説します。各地域の気温や天候の特徴や持ち物のポイントまで網羅しているので、あなたの旅の計画に役立つこと間違いなしです!快適な旅にするために、ぜひ参考にしてください。

オーストラリアの8月の気温や気候の基本情報

オーストラリアは南半球に位置するので、日本とは季節が逆になります。つまり、8月はオーストラリアでは真冬にあたります。日中は比較的暖かくなる日もありますが、朝晩は10℃を下回る肌寒い気温となることが多いです。

都市によって気温は大きく異なり、北部のケアンズなどでは日中25℃を超えることもありますが、メルボルンのように平均気温が11.1℃と低い都市もあります。日中の暖かさと朝晩の冷え込みの寒暖差が大きいのが特徴です。

特に内陸部や山岳地帯では、気温が著しく低くなることがあるので注意しましょう。広大な国土のため、都市によって気温や降雨量が大きく異なるので旅行の際は訪れる都市の情報を確認することがとても重要です。

また、降水量は都市によって異なり、8月は一般的に降水量が少ない傾向にありますが、地域によっては雨具が必要になることも。

さらに、乾燥しやすい地域もあれば、湿度が比較的高めの地域もあるので、訪れる都市ごとの気候をしっかり確認しておくことが大切です。

快適に過ごすためのポイント!
・朝晩は冷え込むので、防寒対策をしっかりする
・日中の寒暖差に対応できる服装を準備
・旅行前に訪れる都市の最新の天気予報をチェック

8月のオーストラリア旅行の注意点

■室内の寒さ対策

オーストラリアの冬は日本の冬と比べると温暖ですが、室内は寒いことが多く、暖かい服装が必須です。

オーストラリアの建物は断熱構造になっていないことが多くて、ホテルやドミトリーによっては暖房がないこともあります。

現地では、裏地がボア素材になったポンチョやフリース素材のパジャマを着るのが一般的です。就寝中に体を冷やさないような室内着を用意しましょう。

■都市別の気温差

オーストラリアは都市によって気温が全く異なります。同じ8月に訪れても、メルボルンの最高気温は15℃前後ですが、ケアンズでは25℃を上回る気温になることも。

訪れる都市ごとの気温をチェックして、いつでも寒さ対応できる服装を準備しましょう。

■服装と持ち物

セーターやフリース、ヒートテック、厚手のコートやジャケットなど、暖かい服装を準備しましょう。特に朝晩は冷え込むので、防寒対策をしっかり行う必要があります。

また、日中の気温が高い場合は、脱ぎ着しやすい服装を選ぶと良いでしょう。降水量は少ない時期ではあるものの、地域によっては雨具が必要です。折り畳み傘やレインコートなどを用意しておきましょう。

さらに、ケアンズやウルルのように日差しが強い都市では、日焼け止めや帽子、サングラスなどの日焼け対策を必ず行いましょう。また、出発前には旅行先の最新の気象情報を確認しておくと安心です。

地域別の気候

8月のオーストラリアは、各地域で異なる特徴的な気候が見られます。北部の熱帯地域から南部の温帯地域まで、それぞれの都市で気温や天候は大きく異なります。

観光やワーキングホリデーで訪れる人にとっては、滞在先の気候を事前に把握しておくことは快適に過ごすための重要なポイントとなります。ここでは、代表的な4都市の気候についてチェックしていきます。

ブリスベン

オーストラリアの東海岸に位置するブリスベンは、亜熱帯気候に属しています。そのため、年間を通して比較的温暖で冬でも過ごしやすいのが特徴です。

特に8月は、ブリスベンの冬にあたり、平均気温は16.0℃、平均最高気温は23.2℃、平均最低気温は11.9℃です。日本の冬に比べると暖かいですが、朝晩は冷え込むこともあります。

8月のブリスベンは、降水量が最も少ない時期で平均降雨量は45.9mm。湿度も日中でも40%以上あり、日本ほど乾燥は感じないでしょう。

服装選びのポイントは、寒暖差に対応できるような服装。長袖のシャツやトレーナー、半袖にパーカーを羽織るなどがおすすめです。厚手のコートやニットはほとんど必要ありません。

日中は半袖で過ごせることもありますが、朝晩の冷え込みに備えて、羽織ものを持っておくと安心です。年間を通して日差しが強いので、紫外線対策は必須。サングラスや帽子、日焼け止めクリームを忘れずに持参しましょう。

8月のブリスベンは降水量が少なく、天候が安定しているので、アクティビティを楽しむには絶好のシーズン!

人気の観光スポットとして、ハミルトン島があります。ブリスベン中心地から900kmほど離れた場所にある世界最大の砂の島で、美しい星空観賞が楽しめます。

ブリスベンは海や山などの自然に囲まれた地域なので、四季を通して様々な楽しみ方ができます。

メルボルン

「1日の中に四季がある」と言われるほど気温の変化が激しいメルボルン。オーストラリア第二の都市として知られ、南半球に位置することから季節が日本と正反対になります。

8月は冬季にあたり、年間を通して過ごしやすい気候であるものの、寒い時期です。平均最高気温は約15℃、平均最低気温は約6.7℃。曇りの日が多く、南極からの冷たい南風の影響で、日中でも寒さを感じることが多いでしょう。

日本のように氷点下まで気温が下がることはまれで、雪が降ることもほとんどありません。日本の雪が降るほどの寒さではないものの、朝晩は特に冷え込むので防寒対策は必須です。

ダウンジャケットや冬物の厚手のセーターに加え、ヒートテックのような防寒インナー、マフラー、手袋、ブーツなどを用意することをおすすめします。

また、日中の寒さ対策だけでなく、朝晩の冷え込みにも対応できるように重ね着ができる服装を心がけましょう。また、雨対策も忘れてはいけません。

年間を通して降雨量は多くありませんが、9月から11月は比較的降雨量が多い時期なので折りたたみ傘や軽量のレインコートを携帯しておくと便利です。

カフェ文化が根付いた街なので、寒い日は温かいコーヒーを楽しむのもいいですね。美術館巡りやショッピングなど、屋内で楽しめるスポットも充実しています。

シドニー

オーストラリア最大の都市シドニーの8月は、真冬にあたります。平均気温は13.5℃、平均最高気温は18℃前後、平均最低気温は9℃前後。

これは東京の4月上旬や11月下旬頃の気候に相当します。ただし、最低気温が7℃以下になることはあまりなく、東京に比べると穏やかな冬と言えるでしょう。

シドニー市内では、1836年を最後に雪は観測されていません。日中は晴れていれば暖かいものの、朝晩や雨天時は10℃前後まで気温が下がるため、厚手のコートやジャケットが必要です。

薄手のニットでも快適に過ごせる日もありますが、ファッションアイテムとしてマフラーや手袋、ブーツを取り入れる現地の人々も多く見られます。

東京の8月の気候と比較すると、大きな違いがあります。シドニーの平均最高気温は17.9℃、平均最低気温は9.0℃、降水量は81.2mm、湿度は66%。

一方で、東京の平均最高気温は30.8℃、平均最低気温は23.0℃、降水量は168.2mm、湿度は73%です。シドニーの8月は、東京に比べて気温が低く、降水量も少ないことがわかります。

シドニー近郊の観光地として人気の高いブルーマウンテン地区では、標高約1000mという地理的特性により、気温がさらに低くなります。

シドニー市内と比べて3-6℃ほど気温が低く、8月の平均最低気温は3.3℃、平均最高気温は11.3℃まで下がります。

そのため、ブルーマウンテンを訪れる際は、市内以上に防寒対策が重要となり、より厚手のコートや防寒具の携帯が必要不可欠です。

ケアンズ

ケアンズの8月は冬にあたります。南半球にあるオーストラリアは日本と季節が逆になるので、8月は比較的涼しい時期です。

8月の平均最高気温は26.8℃、平均最低気温は17.4℃で、東京よりも涼しいと感じるでしょう。8月の平均降水量は約68mm程度。湿度も低く、さらっと過ごしやすい気候です。

ただし、年間を通じて日差しは強く、アスファルトからの照り返しもあるので、日焼け止め、帽子、サングラスなどの日焼け対策が必要です。

日中はシャツ1枚で過ごせる日が多いですが、朝晩や屋内では肌寒さを感じることもあるため、薄手の羽織ものを持参するのがおすすめです。特に、乗り物や観光施設、レストランなどの屋内は冷房が効きすぎている場合があるので、注意が必要です。

キュランダ地区はケアンズ市内から内陸部へ27kmほど入った場所に位置しており、標高330mほどですが、気温はケアンズ市内とほぼ同じです。キュランダ高原鉄道の客車には冷房がないため、冬でも水分補給などの暑さ対策が必要です。

8月は日本の夏休みやお盆休みと重なるため、観光客が多く、ホテルや観光施設が大変混み合います。人気のスポットのひとつが、ケアンズ・ボタニック・ガーデンズ。1886年に設立された熱帯植物園で、入場料が無料な点も魅力的です。

他にも、グリーン島クルーズやダイビング、キュランダ列車、熱気球ツアーなどのアクティビティも豊富です。オプショナルツアーは、事前に予約しておくことをおすすめします。

まとめ

オーストラリアの8月は、日本とは逆の冬にあたりますが、地域ごとに気候が大きく異なります。北部のケアンズは温暖で過ごしやすい一方で、メルボルンやシドニーでは朝晩の冷え込みに注意が必要です。

旅行や留学を計画する際は、訪れる都市の気候を事前に把握し、適切な服装や持ち物を準備しましょう。

また、日中と朝晩の寒暖差が大きいので重ね着ができる服装がおすすめです。充実した旅にするために、今回の情報をぜひ参考にしてください。

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