オーストラリア旅行や留学でのお土産選びに悩んでいる方もいるかもしれません。
本記事では、オーストラリアを代表するお菓子や日本で購入できるお菓子について紹介します。
また、日本でオーストラリアのお菓子を購入する時の注意点、オーストラリアの簡単なお菓子の作り方も合わせて紹介します。
オーストラリアでお菓子作りを学びたい、パティシエを目指しているという方に有益な情報も紹介するのでぜひ、参考にしてみてください。
オーストラリアのお菓子といえば
オーストラリアを代表する有名なお菓子には以下があります。
Tim Tam(ティムタム)
ティムタムは、ナビスコ社が代表とするチョコレートでコーティングされたビスケットです。
サクサクのビスケットとチョコレートの相性が良く、オーストラリアで最も愛されているお菓子の一つです。
味のバリエーションもキャラメル、チョコレート、ホワイトチョコレートなどがあります。
海外の甘いチョコレート菓子が好きな方におすすめなお菓子です。
ラミントンケーキ
ラミントンは、チョコレートコーティングされた四角いケーキの周りにココナッツがまぶされた人気のお菓子です。
一般的に、正方形の形をしていて、パーティーやカフェなどで愛される国民的デザートです。
1869年〜1901年までクイーンズ州で知事を勤めたラミントン卿から名付けられています。
スポンジの間にジャムや生クリームを挟むアレンジなどケーキの楽しみ方はさまざまです。
Anzacビスケット
Anzacビスケットは、サクサク食感の素朴な味のビスケットです。
特徴として、日持ちがしっかりとするように卵が使われていません。
Anzacビスケットは第一次世界大戦時に、兵士の母や妻が戦場へ向かう兵士のために作られました。
オーストラリアとニュージーランドの連合軍(Anzac)の名前からアンザック・ビスケットと呼ばれています。
日本で買えるオーストラリアのお菓子
日本で買えるオーストラリアのお菓子や購入場所、購入に向けた注意点を紹介します。
人気のオーストラリアのお菓子
日本で購入できる人気のオーストラリアのお菓子は以下です。
人気のお菓子 |
特徴 |
・Tim Tam(ティムタム) |
・オーストラリアの定番チョコレートビスケットです。 ・日本ではオリジナル・チューイキャラメル・ホワイト・クラシックダーク・ダブルコート味が購入可能です。 |
・Byron Bay Cookies(バイロンベイクッキー) |
・ソフトな食感がやみつきになるボリューミーで贅沢なグルテンクッキーです。 |
・キャロブ |
・イナゴマメと呼ばれる豆の仲間で、スーパーフードとして注目されるキャロブを使用したチョコレート風味のお菓子です。 ・砂糖不使用、カフェインレスです。 |
・Cheezels(チーズルズ) |
・チーズ味とサクサク食感がやみつきになるオーストラリア代表のスナックです。 |
日本でオーストラリアのお土産を購入するのにおすすめなサイトはJTB Shoppingです。
このサイトを使えば、お菓子だけでなく、カンガルーやクロコダイルのジャーキーも購入できます。
飛行機でオーストラリアから日本に持ち込むことが制限されている肉製品もオンラインサイトで購入できるのが嬉しいポイントです。
人気のオーストラリアのお菓子をぜひ、日本でも試してみてください。
購入可能な場所
日本でもオーストラリアのお菓子を購入するには、いくつかの方法があります。
・KALDIなど輸入食品専門店
・大型スーパーマーケットの国際食品コーナー
・Amazonや楽天市場などオンラインショップ
現地でしか手に入らない製品もありますが、多くの製品は輸入食品専門店やショッピングサイトで入手できます。
日本で購入する際の注意点
日本でオーストラリアのお菓子を購入する際の注意点は以下です。
輸入製品はオーストラリアから日本に取り寄せるため、現地で購入するよりも販売価格が高価になりやすいです。
また、販売個数もセット販売のこともあり、自分が希望する量以上に購入しなくてはいけない場合もあります。
サイトによっては、国外に輸送するための送料が料金に含まれる場合もあるので、注意しましょう。
また、季節や在庫状況によっては入手困難な食品もあります。
食品を海外から入手しているので、食品によっては賞味期限に注意しましょう。
お土産にぴったりのオーストラリアのお菓子
オーストラリアのお菓子は、日本人に喜ばれる魅力的なお土産として人気があります。
お土産にぴったりのお菓子を紹介します。
・Tim Tamのオーストラリア限定フレーバー
・Malthesersチョコレートのオーストラリア限定フレーバー
・ShapesのVegemiteフレーバー
・オーストラリアンナッツを使用したお菓子
オーストラリア国内でしか手に入らない限定のフレーバーの商品はお土産として非常に喜ばれるでしょう。
また、オーストラリアの大自然の中で育ったナッツを使用したお菓子も人気です。
お土産にオーストラリアのお菓子を選ぶ際は、日持ちの良さや税関を通過できる製品であると良いでしょう。
また、オーストラリアならではのパッケージのデザイン性やユニークさは日本人から喜ばれる大切なポイントです。
オーストラリアに生息するコアラがデザインされているお土産も現地でたくさん販売されています。
オーストラリアから日本に食品を持ち込む際の注意点
オーストラリアで購入した食品を日本に持ち込む際に注意するポイントを紹介します。
日本の税関では、以下の食品の持ち込みが禁止されています。
・肉類
・フルーツや野菜の一部
・ミルクやクリーム、バター
・プロセスチーズ以外のチーズ
そのため、現地で購入した肉製品や果物など特定商品は事前申請がないと税関を通ることができません。
カンガルーのジャーキーなど肉製品はお土産に購入しても税関で取り上げられてしまう可能性があるので注意しましょう。
お土産としてお菓子を購入する場合は、チョコレートやクッキーなど安心して持ち帰れるお土産がおすすめです。
オーストラリアのお菓子を手作りする
オーストラリアのお菓子は、日本でも簡単に作れるものがいくつかあります。
オーストラリアでは、カラフルで甘いお菓子もたくさんありますが、グルテンフリーやヘルシーなお菓子も人気です。
オーストラリアの料理本・レシピサイトやYouTubeなどでさまざまなお菓子のレシピを見つけることができます。
お菓子作りが初めての方でも簡単に作れるお菓子には以下があります。
・ラミントン
・アンザッククッキー
・ハニーコム
・パヴロヴァ
・ロッキーロード
現地で人気のお菓子を日本でも再現できるので、ぜひ、挑戦してみてください。
とっても簡単!ロッキーロードの作り方
ロッキーロードは、「岩の道」という名前の通り、ゴツゴツとした見た目が特徴のオーストラリア発祥のチョコレート菓子です。
基本的には、チョコレートにマシュマロやナッツ・ビスケットを加えるお手軽なお菓子の一つです。
材料は以下の4つです。
・スイートチョコレート・・・300g
・マシュマロ・・・80g
・無塩バター・・・30g
・ビスケット・・・60g
作り方はたったの5ステップでとっても簡単です。
・Step 1.ボウルにチョコレートとバターを入れて約50℃のお湯で湯せんし、混ぜながら溶かしていきます。
・Step 2.小さく切ったマシュマロと砕いたビスケットを加え、全体にチョコレートが絡むように混ぜます。
・Step 3.パウンド型に流してゴムベラで表面をならします。
・Step 4.冷蔵庫で2時間以上冷やし、固まったら型から取り出して包丁で好きな大きさに切ります。
・Step 5.できあがりです。
ドライフルーツなど好きな具材にアレンジもできるのもおすすめです。
オーストラリアでパティシエの資格をとってみる
オーストラリアでパティシエの資格を取得する方法を解説します。
オーストラリアでパティシエの資格を取るには、専門学校に進学してカリキュラムを受講し、免許取得を行います。
オーストラリアでパティシエを目指すのにおすすめの学校は以下の3つです。
学校名 |
特徴 |
・TAFE NSW |
・130年以上の歴史がある州立の職業専門学校 ・社会に出てすぐに役立つ実践的なスキルを学べる ・調理師免許取得コース以外にもCertificate IV in Commercial Cookery、Diploma of Hospitalityのコースがある |
Evolution Hospitality Institute |
・シドニーにある専門学校 ・ホスピタリティ分野を取り扱う専門学校で、実技や講義ともに質の良い授業を提供 ・シドニー内外のレストランやホテルなどインターンシップや就職に強い |
ABM |
・シドニーにある新しい専門学校 ・学費が安く、少人数制の授業で学生サポートが丁寧 ・新しくパティシエコースを新設する予定なのでパティシエを目指す方は注目 |
パティシエを目指す学生は、以下のような内容を学習します。
・お菓子づくりの基本を学ぶ製菓技術
・衛生管理
・食品安全
・ビジネススキル
・デザイン技術
また、卒業後はオーストラリアで就職できる可能性も高く、以下のような場所に就職をする人が多いです。
・カフェやレストランでパティシエとして働く
・ホテルやリゾート地で勤務をする
・パン屋や洋菓子店を開業する
オーストラリアでパティシエの資格を取得することを目標としている方はぜひ、参考にしてみてください。
まとめ
オーストラリアには、ティムタムやラミントン、奇抜な色や形のお菓子があります。
また、オーガニックな食材を使用したお菓子やヘルシーなお菓子も世界中で人気です。
日本でも入手可能なお菓子も多く、おみやげとしても人気があり、魅力が尽きません。
オーストラリアのおしゃれなカフェやレストランでプロのパティシエを目指す方は、紹介した専門学校を参考にしてみてください。
オーストラリアのお菓子を試すことは、新しい味や文化を楽しむ機会となるでしょう。

◇経歴
・高校留学を目指して英語科のある高校に進学し、英語中心の生活を送る。
・高校2年生で交換留学プログラムでアメリカ長期留学を経験。
・留学先で出会った彼(夫)と7年間の国際恋愛を経て結婚。
・夫はアメリカ人で日本語が話せないので英語中心の会話。
・現在、アメリカ移住に向けて準備中。
◇資格
・英検準2級
◇留学経験
・アメリカ合衆国ノースダコタ州、10か月、レッド・リバー高校
◇海外渡航経験
・中学2年生で初めての海外旅行でハワイ・グアムに行く
・高校2年生で10か月間のアメリカ留学
・アメリカ人彼氏に会うため、毎年、最短2週間、最長2か月間の渡米
(コロナ禍は2年間は渡米していません。)
・現在、アメリカ移住の準備中
◇自己紹介
普段は翻訳などの仕事をしていますが、Webライターとしても活動しています。
興味の幅が広く、様々なテーマで記事を書いています。
皆様にとってわかりやすく面白い記事を書けるよう頑張ります。
よろしくお願いいたします。