自然豊かな広大な国カナダ。
オーロラを見ることができる北部から、美しい街並みで有名なフランス語圏、冬でも雪がめったに降らず、山と海と都市が共存する西海岸など、自然豊かとひとことで言っても、その国土の広さから場所によって自然の風景や街並みの色が異なるのがカナダの特徴の一つです。
今回はそんなカナダのおすすめのスポットをご紹介します。
大自然だけでなく、建造物や街並み、博物館など、カナダの各地の名所を多岐にわたって紹介しているので、カナダへの旅行を考えている方や、留学やワーキングホリデーでの渡航を機に観光も楽しみたいと思っている方は、目的にあわせてぜひ参考にしてみてくださいね。
- カナダの文化と歴史、基本情報
- 魅力溢れるカナダの街並み:バンクーバー
- 魅力溢れるカナダの街並み:トロント
- 魅力溢れるカナダの街並み:ビクトリア
- 魅力溢れるカナダの街並み:モントリオール
- 魅力溢れるカナダの街並み:オタワ
- 魅力溢れるカナダの街並み:ケベック
- 魅力溢れるカナダの街並み:バンフ
- まとめ
カナダの文化と歴史、基本情報
カナダは、北アメリカ大陸に位置し、世界で2番目に広い国土を誇る国です。豊かな自然が広がる国立公園や、歴史的な街並みが魅力です。
カナダの歴史は、先住民の文化に深く根ざしています。何千年も前からこの地に暮らしていた先住民の文化や伝統は、現在も社会の重要な部分を形成しています。15世紀にはヨーロッパの探検家がこの地を訪れ、その後、フランスやイギリスの植民地となりました。1867年、カナダは自治領として連邦を形成し、独自の政治的な道を歩み始めました。
公用語は英語とフランス語で、200以上の民族が暮らす多文化国家として、多様性を尊重する社会を築いています。カナダの都市は、それぞれ独自の文化と個性を持ち、多様な魅力にあふれています。国内には、37の国立公園、1,004の国定史跡、そして22の世界遺産が点在しており、歴史や自然を楽しむのに最適な場所です。
本記事では、カナダ各地のおすすめ観光地や街並みをご紹介します。
魅力溢れるカナダの街並み:バンクーバー
バンクーバーは、カナダ西海岸に位置し、自然と都市が調和した街並みです。近代的な大都市でありながら緑が多く、石畳の道やレンガ造りの街並み、歴史ある建物も残ります。ダウンタウンから少し車で行けば、スタンレーパークやグランビルアイランド、バンクーバー港などの美しい景観が楽しめます。市内には多国籍なレストランや文化施設が豊富です。ショッピングを楽しめるロブソン通りなど、観光客に人気のスポットが点在しています。
ロブソン通り
ロブソン通りは、バンクーバーの中心地に位置し、多くの観光客が訪れるショッピングエリアです。ここでは、RootsやAritziaといったカナダブランドをはじめとする多彩な店舗が並び、ショッピング好きには楽しい場所です。また、カナダ西部最大の公共美術館であるバンクーバー美術館もこの近くにあり、豊富な作品を楽しむことができます。
ガスタウン
バンクーバーの歴史的な街並みが楽しめるエリアとして有名なのが、ガスタウンです。英国風のレンガ造りの建物が並び、蒸気で動く時計「蒸気時計」がよく知られています。2024年12月、テイラースウィフトがバンクーバーでコンサートを行った際には、この時計の汽笛がテイラーの曲に調整され、人々を楽しませました。散策中に見つけられるセレクトショップやカフェも、このエリアならではの楽しみです。
グランビルアイランド
グランビルアイランドは、新鮮な野菜や果物、地元のアーティストが制作した工芸品が並ぶマーケットが魅力で、お土産を買うのにも最適な場所です。おしゃれなカフェやレストランも多く、地元の味覚を楽しむことができます。また、海沿いの景色を眺めながらリラックスできるこの場所は、観光客にとって特別な思い出を作れるスポットです。
スタンレーパーク
バンクーバー市内にありながら、豊かな自然を満喫できる広大な公園です。海沿いの景色や森林の中を歩ける散歩コース、ライオンズゲートブリッジの眺めが楽しめます。また、レンタル自転車を利用して公園を一周するのもおすすめです。公園内にはバンクーバー水族館や歴史的なトーテムポール、芝生の広場があり、観光の楽しみをさらに広げてくれます。
キャピラノ渓谷
キャピラノ渓谷は、バンクーバーのダウンタウンからバスで30分程度の距離にあります。バンクーバー近郊に位置する自然豊かなスポットで、美しい森林や渓流が広がる癒しのエリアです。特に有名なのはキャピラノ吊り橋で、長さ137メートル、高さ70メートルの橋から渓谷の絶景を堪能できます。また、橋だけでなく、木の間を巡る「ツリートップ・アドベンチャー」や渓谷の歴史を学べる展示も魅力です。夜にはライトアップされ、幻想的な雰囲気が楽しめます。
魅力溢れるカナダの街並み:トロント
トロントは、オンタリオ州の州都であり、カナダ最大の都市です。CNタワーやロイヤルオンタリオ博物館、ディスティラリー地区など、見どころが多い街です。ビジネスの中心地としても機能しており、多国籍企業の本社が集まる一方で、アートや音楽、スポーツが盛んな街でもあります。美しいウォーターフロントエリアやトロントアイランドも観光地として人気があります。
CNタワー
トロントを象徴するランドマークのCNタワー。高さ約533メートルのこの超高層タワーは、1975年の完成以来、世界中の観光客を魅了しています。タワー内には3つの展望台があり、オンタリオ湖やトロント市内を一望できます。特に人気なのは、高速エレベーターで上がる地上346メートルのメイン展望台や、ガラス張りの床でスリル満点の「グラスフロア」。
さらに447メートルの高さに位置する「ザ・トップ」では、晴れた日にはナイアガラの滝やニューヨーク州まで見渡せることも!また、命綱をつけてタワーの外側を歩くスリリングな体験「エッジウォーク」も見逃せません。夜景を楽しみたい方には、回転式のレストラン「360 The Restaurant」がおすすめ。地元の食材を使った料理とともにロマンチックな時間を過ごせます。
ナイアガラの滝
カナダとアメリカの国境に位置し、世界三大瀑布の一つとして知られるこの滝は、圧倒的なスケールで訪れる人々を魅了します。ホースシュー滝(カナダ滝)、アメリカ滝、ブライダルベール滝の3つから成り、特にホースシュー滝の落差57メートル、幅670メートルという壮大さは圧巻です。
近くで滝を体感したいなら、クルーズツアーがおすすめ。赤いポンチョを着て水しぶきを浴びながら滝を間近に見る体験は、一生の思い出になるでしょう。夜にはライトアップされた幻想的な滝を楽しむこともできます。
ネイサンフィリップススクエア
トロントの中心部に位置する広場ネイサンフィリップススクエアは、観光客に人気のフォトスポット。特に「TORONTO」のロゴサインは、SNS映えする場所として有名です。夜になるとライトアップされ、昼間とは異なる魅力的な雰囲気を楽しめます。この広場の中央は、冬にはスケートリンクに変わり、地元民や観光客でにぎわいます。スケート靴のレンタルもあるので、手ぶらで訪れてもOK!イベントやマーケットも頻繁に開催されており、季節を問わず楽しめるスポットです。
セントローレンスマーケット
セントローレンスマーケットは、地元の台所として愛される歴史ある市場。新鮮な果物や野菜、肉類、魚介類、さらにはカナダ名物のメープルシロップを試すのもおすすめ。地元の味覚を堪能しながら、活気あふれる雰囲気を楽しめます。
ディスティラリー地区
ディスティラリー地区は、19世紀の赤レンガの建物が立ち並ぶおしゃれエリア。かつてのウイスキー醸造所が再開発され、現在はカフェやショップ、ギャラリーが集まる人気観光地です。地区内では、季節ごとのイベントやアート展示が開催され、訪れるたびに新しい発見があります。車両は通行禁止区域のため、歩きながらゆっくり散策できるのも魅力です。
トロントアイランド
トロントの喧騒を離れ、自然を満喫したいならトロントアイランドへ。フェリーで約15分の距離に位置するこの島々は、ピクニックやサイクリング、カヤックなどのアクティビティを楽しむのに最適です。島からはトロントの風景や美しい夕陽を眺めることもでき、写真好きにはたまらない絶景スポットです。
カサロマ
トロントの名所の一つであるカサロマは、まるでお城のような大豪邸。ゴシック様式の建築が印象的で、98室もある内部には、豪華な家具やインテリアが飾られています。敷地内には広大な庭園もあり、四季折々の花々を楽しむことができます。高台に位置するため、窓からの眺めも素晴らしく、トロント市街地を一望できます。地下には長い通路があり、探検気分を味わいながら展示を楽しめます。
魅力溢れるカナダの街並み:ビクトリア
ビクトリアは、バンクーバー島に位置するブリティッシュコロンビア州の州都で、英国風の街並みが特徴です。特にブッチャートガーデンは、世界中から観光客が訪れる人気の観光地です。ダウンタウンには歴史的な建築や博物館が多く、文化に触れる旅を楽しむことができます。
インナー ハーバー
ビクトリアの観光の中心地で、港町らしい活気と美しい景観が広がります。フェアモント エンプレス ホテルやブリティッシュコロンビア州議事堂などの歴史的建築物が立ち並び、散策やクルーズ体験が楽しめます。夕暮れ時には、港と夕陽のコントラストが絶景を作り出し、地元料理を味わえるレストランやカフェも充実しています。
フェアモント エンプレス ホテル
ビクトリアの象徴的な存在である優雅なこのホテルは、1908年に建てられ、国定史跡にも指定されています。アフタヌーンティーが特に有名で、観光客に人気の体験です。館内には高級レストラン「Q at the Empress」があり、地元の新鮮な食材を使った料理が楽しめます。
ロイヤル ブリティッシュ コロンビア州立博物館
ビクトリアの歴史と文化を深く学べる博物館です。先住民の工芸品、州の自然史、そして再現された20世紀初頭のビクトリアの街並みなど、多彩な展示が魅力。IMAXシアターも併設されており、家族連れにもおすすめです。
ビーコンヒルパーク
約74ヘクタールに及ぶ広大な自然公園で、花壇や池、芝生エリアなどが整備されています。ヤギなどのいる小さなファーム、バラ園や、アメリカに面する海を眺めるウォーキングトレイルなどもあり、のんびり散策したりピクニックを楽しんだりするのに最適です。
フィッシャーマンズワーフ
カラフルな水上家屋が並ぶエリアで、新鮮なシーフードを楽しめる飲食店やショップが点在しています。野生のアザラシが訪れることでも有名で、カヤックツアーなどのアクティビティも充実しています。
クレイダーロック城
炭鉱王ロバート・ダンズミュアによって建てられた豪華な城館で、ビクトリア朝時代の建築美と豪華な内装が見どころです。城内ツアーでは歴史や建築について学べ、庭園からはビクトリアの街並みを一望できます。
ハトレー城
エドワード朝様式の美しい城で、20ヘクタールもの庭園が広がります。現在は大学のキャンパスとして利用されていますが、ガイド付きツアーで内部を見学することができます。庭園のテーマごとのデザインも魅力的です。
エミリー カーの生家
カナダを代表する画家エミリー カーの生誕地で、彼女の作品や日常生活の遺品が展示されています。彼女の芸術を通してビクトリアの歴史や文化を知ることができ、地元アーティストとのつながりも感じられるスポットです。
魅力溢れるカナダの街並み:モントリオール
北米のパリと呼ばれるモントリオールは、ケベック州にある文化と歴史が豊かな都市です。特にオールドモントリオールの街並みはヨーロッパの雰囲気を感じさせ、石畳の道やノートルダム大聖堂などの歴史的建築が観光客を魅了します。ケベック文化を色濃く反映したレストランやカフェも多く、美食を楽しむことができます。また、街からは少し遠いですが、秋のローレンシャン高原の紅葉はとても有名です。
ジャン・タロン・マーケット
リトルイタリー地区に位置するジャン・タロン・マーケットは、モントリオールでもっとも古い公設市場のひとつです。新鮮な野菜や果物、地元のチーズやメープル製品などが並び、モントリオールの食文化を存分に楽しめます。
モン・ロワイヤル公園
フレデリック・ロー・オルムステッドが設計したモン・ロワイヤル公園は、市内中心部にそびえる山とその一帯を含む公園です。展望台からは、モントリオールの街並みを一望でき、撮影スポットとしても人気です。秋の紅葉は特に素晴らしく、頂上までのハイキングは気軽に楽しめるアクティビティの一つです。
モントリオール美術館(MMFA)
北米でも屈指の規模を誇るモントリオール美術館は、ケベックとカナダの伝統、先住民族の芸術、国際的な作品を含み、古典から現代まで多様な芸術作品を展示しています。特別展も頻繁に開催され、映画館も併設されるなど、アートに興味のある方には見逃せないスポットです。
旧モントリオールと旧港
旧モントリオールは、石畳の道や歴史的建造物が魅力的な街並みのエリアです。街の発展の歴史を感じながら、ノートルダム大聖堂やジャック・カルティエ広場で散策を楽しむのがおすすめです。近くの旧港ではクルーズやアクティビティを体験できます。
サン・カトリーヌ通り
カナダでも有数の商業エリアであるサント・カトリーヌ通りは、ショッピング好きには欠かせない場所です。地元ブランドから国際的なチェーン店まで揃い、多くのモールが点在しています。特に冬の地下街「RÉSO」では快適に買い物が楽しめます。
聖ジョセフ礼拝堂
モン・ロワイヤルの斜面に位置する聖ジョセフ礼拝堂は、その壮大なドームとルドルフ・フォン・ベッケラート製のオルガンが特徴です。街を見渡せる絶景ポイントでもあります。
モントリオール植物園
モントリオール植物園は、世界的にも高く評価される広大な庭園です。バラ園や、ツツジ科植物のコレクションをあつめたレスリーハンコックガーデンなどが有名です。季節ごとのインスタレーションも魅力で、特に秋の光の庭園フェスティバルが人気です。
オリンピック公園
1976年夏季オリンピックの会場であったオリンピックスタジアムは、モントリオール東部のシンボルです。斜めの塔からは、街を一望する絶景が楽しめます。近隣にはバイオドームやプラネタリウムもあり、1日中楽しめます。
魅力溢れるカナダの街並み:オタワ
カナダの首都オタワの街並みは、イギリス系とフランス系の文化が調和した独特の魅力があります。国会議事堂やリドー運河などの観光スポットが人気です。特にリドー運河は冬になると世界最大のスケートリンクとして開放されます。カナダ歴史博物館や国立美術館もあり、家族旅行にもおすすめです。
国会議事堂
オタワで最も有名なランドマークである国会議事堂は、カナダ連邦政府があります。荘厳なネオゴシック様式の建物は、無料のガイド付きツアー(事前予約制)で内部を見学できます。上院、下院、東側ブロックなど、歴史と政治の中心地を体感できる貴重な体験です。
カナダ国立美術館と歴史博物館
オタワには、カナダの歴史と文化を学べる7つの国立博物館があります。その中でも、世界的な芸術作品が集まるカナダ国立美術館や、カナダの歴史を多角的に学べるカナダ歴史博物館は必見です。これらの施設では、カナダの豊かな文化遺産を深く学ぶことができます。
バイワードマーケット
バイワードマーケットは、昼間は歴史あるファーマーズマーケット、夜はレストランやクラブで賑わうエリアです。地元の食材やユニークなショッピングを楽しむのに最適で、カナダの定番スイーツ「ビーバーテイル」を試すのもおすすめです。
リドー運河(ユネスコ世界遺産)
オタワの中心部を流れるリドー運河は、春から秋にかけてはボートが行き交い、冬には世界最大の天然氷スケートリンクとして多くの人々を魅了します。国会議事堂近くの階段状の水門は、特に美しいスポットです。
魅力溢れるカナダの街並み:ケベック
ケベックシティは、ユネスコ世界遺産である旧市街を擁する美しい都市です。北米唯一の城壁で囲まれた要塞都市でもあります。フランス語が主に話される街で、ヨーロッパ風のロマンチックな街並みが魅力です。シャトー・フロンナテックやダルム広場など、観光地としても見どころが豊富です。
オールドケベック(旧市街)
オールドケベックは、ユネスコ世界遺産にも登録されている歴史的な地区で、保存状態の良い建物がたくさん残っています。ケベックシティの岬に立つシャトー・フロンテナックやダッファリン・テラス、プチ・シャンプラン通りなどを散策しながら、400年以上の歴史に触れることができます。
シタデル(要塞)
サンジャン門やサンルイ門などの門から入ることができる要塞です。現在もカナダ陸軍が駐屯しており、北米最大規模の現役軍隊が駐在する要塞として知られています。王立第22連隊博物館もあり、歴史と軍事的背景を学ぶことができます。
プチ・シャンプラン通り
カナダで最も美しい通りの一つとされる石畳のプチ・シャンプラン通りは、ユニークなブティックや地元の職人による手工芸品が並ぶショッピングスポットです。地元の珍味を試食したり、お土産探しに最適です。
モンモランシー滝公園
街の外にあるモンモランシー滝は、ナイアガラの滝よりも30m高い壮大な滝です。ケーブルカーで滝の上まで上がったり、ダブルジップラインで迫力のある体験を楽しむこともできます。冬には滝が凍結し、氷の美しい景観が広がります。
アブラハム平原
歴史的な戦場であるアブラハム平原は、市民が集う広大な公園として利用されています。ジョギングやピクニックを楽しむのに最適な場所で、冬にはスケートやスノーシュー(専用の靴を履いて、雪の地面の上を歩くアクティビティ)も体験できます。また、博物館もあり、平原であった戦いの歴史を知ることができます。
魅力溢れるカナダの街並み:バンフ
バンフは、アルバータ州に位置するバンフ国立公園内の観光地で、ボウ滝や数々の美しい湖、ロッキー山脈の絶景が広がります。ルイーズ湖やモレーン湖は特に写真映えするスポットとして知られ、世界中から観光客が訪れます。また、温泉やリゾートも充実しており、リラックスした旅行を楽しむことができます。
バンフゴンドラ
ゴンドラで山頂まで登ると、山々に囲まれた360度のパノラマビューを堪能できます。展望台からはカナディアンロッキーの雄大な景色が広がり、山頂では軽食を楽しむこともできます。
ボウ滝
バンフを代表する観光スポットの一つで、車でもアクセス可能ですが、約1.2kmの「ボウフォールズトレイル」を歩いて訪れるのもおすすめです。流れ落ちる水の迫力ある音と美しい景観は、写真撮影にも最適。滝の周辺を散策しながら、自然に囲まれたリラックスした時間を過ごせます。
ルイーズ湖(レイクルイーズ)とモレーン湖
ターコイズブルーに輝くこれらの湖は、バンフの中でも特に人気の観光地です。湖畔でのピクニックや、周囲のトレイルをハイキングするのも魅力。夏にはカヌー体験、冬には凍結した湖の絶景が楽しめます。(*モレーン湖は個人車両の通行が禁止されているため、シャトルバスの予約が必要です。)
ケイブ&ベイスン国定史跡
カナダ国立公園制度発祥の地で、温泉と洞窟が特徴的な観光スポットです。館内では国立公園の歴史を学べる展示があり、ガイド付きツアーでさらに深く知ることができます。
エメラルド湖
ターコイズブルーの水面が美しい静かな湖です。夏にはカヌーで湖上を楽しみ、冬には凍結した湖面を散策するのがおすすめです。湖畔のベンチでのんびり過ごせば、自然の静寂に癒されます。また、周辺の地層からは、数億年前の化石が出土することでも知られています。
まとめ
カナダの魅力は、その多彩な文化と自然の調和にあります。トロントの都会的な風景から、ケベックシティの歴史的な街並み、バンフ国立公園の壮大な自然まで、カナダにはあなたの訪れたくなる場所がきっとあります。観光やカナダ留学を計画中の方は、ぜひこれらの都市や観光スポットを参考にしてください。
また、この記事で紹介しきれなかった魅力あるところも多くありますので、ぜひカナダ観光局(https://travel.destinationcanada.com/ja-jp)や、各州の公式サイト等で詳細な情報をチェックし、あなたにぴったりのカナダ旅行を計画してみてください!