アイルランドのワーキングホリデー(ワーホリ)は、英語を学びながら働き、豊かな自然や文化を堪能できる貴重な機会です。
美しい緑の風景、歴史ある街並み、フレンドリーな人々との交流を通じて、アイルランドでの生活は忘れがたい経験になることでしょう。
この記事では、アイルランドでのワーホリについて詳しく解説します。費用や申請方法、滞在中にできる仕事など、アイルランドでのワーホリ生活を成功させるために知っておくべき情報をチェックしてみてくださいね!
アイルランドワーホリの基本情報
アイルランドでのワーキングホリデーは、18歳以上30歳以下の日本人を対象にした制度で、最大1年間の滞在ができます。
アイルランドのワーホリは他の英語圏の国々と比較しても比較的申請が簡単で、渡航前にしっかりと準備を整えることでスムーズに手続きが終わるでしょう。
アイルランドのワーキングホリデービザには、いくつか要件があります。これらをクリアすれば、ワーキングホリデービザを取得できます。
年齢制限
アイルランドのワーキングホリデービザは、18歳以上30歳以下の日本国籍を持つ人が対象です。この年齢を過ぎると、ワーキングホリデービザを申請できません。
渡航資金の証明
ワーホリ申請者は、アイルランド滞在中に生活できるだけの資金を証明する必要があります。具体的には、渡航前に30万円程度の資金を証明しなければいけません。銀行残高証明書などで証明できます。
健康状態
健康診断書や犯罪歴がないことを証明する書類が必要となることもあります。現地で働く際には健康状態が重要となるため、事前に確認しておくことが大切です。
就業経験やスキル
アイルランドのワーホリビザには特別な職業経験やスキルを求められることはありません。
しかし、英語力はないと仕事になりません。日常会話をスムーズに行える程度の英語力があれば、生活や仕事に大きな支障をきたすことは少ないでしょう。
ビザ申請方法
アイルランドのワーキングホリデービザ申請は、オンラインで行うことができます。申請フォームに必要事項を記入し、パスポート、証明写真、航空券、渡航資金証明書、健康診断書などの必要書類を添付して提出します。
申請手続きには時間がかかる場合があるため、早めに準備を始めることをおすすめします。審査が通過すれば、ビザが発行されます。
アイルランドワーホリの魅力
アイルランドのワーキングホリデーは、働いて生活費を稼ぐだけでなく、アイルランドならではの魅力を味わえるのが醍醐味です。
以下では、アイルランドでのワーホリの魅力をいくつか紹介します。
英語力の向上
アイルランドは英語を公用語としているため、日常生活や仕事を通じて英語力を大きく向上させることができます。
英語のスピーキング、リスニング、ライティング能力を現地の人々との交流を通じて磨け、帰国後のキャリアにも大きなプラスとなります。
また、アイルランドにはさまざまな語学学校があり、ワーキングホリデー中に語学学校に通うこともできます。学びながら仕事をすることで、実践的な英語力を身に付けられるのです。
豊かな自然と観光地
アイルランドは美しい自然で知られています。広大な緑の草原や壮大な海岸線、古代の遺跡や城など、観光地が豊富です。
たくさんの名所があるので、ワーホリ中に旅行や観光を楽しむのも良いでしょう。美しい自然環境に囲まれて生活できるのも、アイルランドの大きな魅力のひとつです。
フレンドリーで温かい人々
アイルランド人はとてもフレンドリーで、温かく迎えてくれます。現地の人々との交流を通じて、アイルランド文化や習慣について学べるでしょう。
多くのワーホリ参加者が現地の友達を作ったり、現地のパブでリラックスした時間を過ごしたりして、アイルランド生活を楽しんでいます。
アイルランド人は他国から来た人々に対してとても親切なので、すぐに友達になれるかもしれません。
ヨーロッパ旅行の拠点
アイルランドはヨーロッパの西端に位置し、イギリスやフランス、スペインなど、他のヨーロッパ諸国へのアクセスが良いです。
ワーホリ中に週末や休暇を利用して近隣諸国を旅行でき、ヨーロッパ各地の文化や歴史を学べます。アイルランドを拠点にしてさまざまな国を訪れることができる点も、ワーホリの大きな魅力です。
食文化と飲み物
アイルランドは、素朴で美味しい食文化でも知られています。特にアイリッシュシチューやアイリッシュブレッド、ポテト料理などが人気です。
また、アイルランドはビールが有名で、特に「ギネスビール」は世界的に有名です。アイルランドのパブで地元の人々とともに食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
アイルランドワーホリにかかる費用
アイルランドでワーキングホリデーをする際、どのくらいの費用がかかるのか、事前にしっかりと把握しておきましょう。滞在に必要な費用には、ビザ申請料から日常生活費まで幅広くあります。
ここでは、主な費用項目について説明します。
ビザ申請料
アイルランドでワーキングホリデーをするためには、ビザが必要です。日本からアイルランドにワーホリビザを申請する場合、費用はおおよそ5,000円~10,000円程度です。
申請の際に必要な書類(パスポート、航空券、資金証明書など)を準備するため、別途費用が発生することもあります。
航空券
アイルランドに行くための航空券も高いです。日本からアイルランドまでの航空券は、シーズンや航空会社によって価格が異なります。
通常、往復で約10万円~15万円程度かかることが多いですが、早めに予約することで安く抑えることも可能です。
生活費
アイルランドでの生活費は都市によって異なりますが、特にダブリンなどの大都市では生活費が高めです。
1ヶ月の生活費は、住居費、食費、交通費、その他の支出を含めて、約8万円~12万円程度が目安となります。自炊をしたり、シェアハウスを利用したりすることで、費用を抑えることができます。
保険
ワーキングホリデー中は、健康保険への加入が義務付けられている場合があります。
アイルランドでの滞在期間中に急病や怪我をした場合に備えて、海外旅行保険に加入することを強くおすすめします。保険の料金は契約内容や滞在期間によって異なりますが、1ヶ月あたり数千円から1万円程度が目安となります。
現地での雑費
アイルランドでの生活には外食や移動費もかかります。
外食は1食あたり1,000円~2,000円程度かかることが多く、公共交通機関の利用も毎月数千円の費用が発生することがあります。現地での趣味や旅行を楽しむためには、余裕を持った費用の計画が必要です。
アイルランドワーホリの申請方法
アイルランドでワーキングホリデーを始めるためには、ビザを取得する必要があります。
ここでは、アイルランドワーホリビザの申請方法について、順を追って説明します。
1. 申請資格の確認
まず、日本国籍を持ち、18歳以上30歳以下であることが基本条件です。その他、申請者は健康であり、犯罪歴がないことが求められます。
さらに、現地での滞在中に必要な生活費を証明できる資金があることも大切です。
2. 必要書類の準備
ビザ申請に必要な書類は、以下の通りです。
・パスポート有効期限が申請時点で6ヶ月以上あることを確認しましょう。 ・証明写真
ビザ申請用の顔写真を用意します。サイズや背景など、指定された要件を満たすように注意しましょう。 ・資金証明
滞在初期に必要な生活費を証明するために、30万円程度の資金があることを証明します。銀行残高証明書や証明書類が必要です。 ・航空券
航空券の購入予定を証明できる書類が求められることがあります。 ・健康診断書
一部の場合では、健康診断書の提出が必要になることもあります。
オンライン申請
アイルランドのワーキングホリデービザはオンラインで申請できます。申請フォームに必要事項を記入し、準備した書類をアップロードします。ビザの申請料も、オンラインで支払えます。
審査と結果
申請後、通常数週間の審査期間があります。審査が通過すると、アイルランド大使館または領事館からビザが発行されます。ビザが発行されたら出発の準備を始めましょう。
アイルランドワーホリでできる仕事
ワーホリは、生活費を稼ぎながら現地の文化や人々と触れ合う良い機会です。アイルランドでできる仕事にはどんなものがあるのでしょうか。代表的な職種をいくつかご紹介します。
ホスピタリティ業界
アイルランドは観光業が盛んなため、ホテルやレストラン、カフェでの仕事が多いです。ウェイターやウェイトレス、キッチンスタッフなどが主な職種です。
観光地ではシーズンごとに求人が増え、英語を学びながら働けるため、語学力を向上させるには最適です。
小売業
アイルランドには多くのショップやスーパーがあります。小売業での仕事も、ワーキングホリデー参加者に人気があります。
レジ係や商品陳列、接客など、未経験でも働ける職種が多いため、初めて海外で働く方にも挑戦しやすい環境です。
農業
アイルランドの農業は盛んで、農場での仕事もあります。季節ごとの収穫作業や動物の世話などを行います。自然が好きな方や屋外で働くことに興味がある方におすすめです。
アルバイト
短期のアルバイトも多く、カフェやレストラン、イベントスタッフなどの仕事があります。現地での仕事を始める際に、アルバイトから始めるのも一つの手です。
まとめ
アイルランドでのワーキングホリデーは、英語を学びながら新しい経験を積む素晴らしい機会です。
ビザ申請や生活費、仕事に関する情報を事前に把握し、計画的に準備を進めれば、充実したワーホリとなるでしょう。アイルランドの自然、文化、人々との交流を楽しみながら、一生の思い出ができればいいですね。
◇経歴
英語科高校卒
外国語学部英米学科卒
学習塾で英語を教えている
◇資格
・IELTS6.5
◇海外渡航経験
高校時代にオックスフォードの語学学校へ留学
大学時代にエディンバラ大学へ1年交換留学
◇自己紹介
ハリー・ポッターがきっかけで英語に目覚め、高校・大学とイギリスに留学したイギリスマニア。学校はアメリカ英語なので自己流でイギリス英語を習得。発音、スペル、すべてにおいてクイーンズ・イングリッシュを使い英語の先生にバツをくらうもめげず。生まれも育ちも日本で、海外に繋がりがなかったため留学が夢となった。アルバイトで全資金を稼ぎ渡英すると、勝手な高い理想を上回るほどの素晴らしさを目の当たりにし更に虜に。