「その歌はキャッチーで耳に残るね」
「キャッチーなフレーズで良いね!」
「キャッチーなデザインで人目を引くこと間違いないね!」
人の注意を引きやすかったり、記憶に残りやすかったりするものを「キャッチー」と表現します。ビジネスでも日常でもよく使われる表現ですよね。英語でも「キャッチー」は同じような意味合いで使われます。
この記事では、「キャッチー」の意味や英語表現を詳しく解説します。また、関連表現として「印象に残る」と表現したいときに使える英語表現などもまとめています。ぜひ毎日の英語学習にお役立てください!
キャッチー 意味
まず、日本語でのキャッチーの意味について詳しく紹介します。
「キャッチー(catchy)」とは、主に音楽や広告、デザインなどに使われる言葉で、「人の注意を引きやすい」「記憶に残りやすい」といった意味を持ちます。聞いたり見たりした瞬間に人の心を捉えることができ、忘れにくく魅力的だと感じるものを「キャッチーだ」と表現します。
たとえば、流行りのCMソングが「キャッチー」であれば、そのメロディーは耳に残りやすく思わず口ずさんでしまうような曲調をしているでしょう。同様に、キャッチーな広告コピーやデザインは消費者の目に留まりやすく、興味を引く力が強いものであると予想できます。
キャッチー 英語表現
続いて、「キャッチャー」の英語表現を紹介します。
キャッチーは英語で「catchy」と綴ります。意味は日本語の「キャッチー」と同じで、人の注意を引きやすく、記憶によく残るようなさまを表します。
形:
1.人の心を捉える、人気を呼びそうな、〔大衆に〕受けそうな
2.〔曲・広告の言葉などが〕覚えやすい
出典:https://eow.alc.co.jp/search?q=catchy
「catchy」は、音楽・広告・スローガン・デザイン・標識などで頻繁に使われることが多い形容詞です。何かが「catchy」だと評価された場合、それは人の心を捉えやすくかつ忘れにくいといった特長を持っているでしょう。
「catchy」は「catch」から派生した形容詞です。「catch」の「捕まえる」「捉える」といった意味から、「人の注意を捉える」という意味で「catchy」が生まれました。
彼女の新しい曲はとてもキャッチーなメロディーで、つい口ずさんでしまう。
あなたが作ったロゴはとてもキャッチーで、すぐに人の注意を引きます。
その本のタイトルはとてもキャッチーで、手に取って読みたくなるね!
印象に残る 英語表現
次に、「catchy」と同じような意味の「印象に残る」を指す英語を紹介します。語彙力・フレーズ力を身に付けることは英語上達の鍵です。「catchy」の言い換え表現も習得し、英語の表現の幅を増やしましょう!
紹介する英単語は以下の7つです。
・Unforgettable
・Striking
・Haunting
・Captivating
・Remarkable
・Leave a lasting impression
それぞれ例文とともに解説していきます。
Memorable
「memorable」は、「記憶に残る」「忘れられない」「印象深い」という意味の形容詞です。何かが「memorable」である場合、それは特別で印象に残りやすく、人々が長く覚えているような出来事や体験を指します。
そのパーティは、関わったすべての人にとって忘れられない出来事だった。
その夏休み休暇は、忘れられない瞬間でいっぱいだった。
Unforgettable
unforgettableも「忘れられない」「記憶に残る」という意味を持つ形容詞です。とても印象深く、長く記憶に残るほど特別なものに対して使われます。ポジティブな文脈で使われることが多いですが、状況によってはネガティブな印象を与えることもある単語です。
その結婚式は参加した全員にとって忘れられない体験だった。
空港での長い待ち時間は忘れられない試練だった。
Striking
「striking」は、「目を引く」「印象的な」「印象深い」という意味の形容詞です。特に見た目が鮮やかで他のものよりも目立つものや、強い印象を持っている人の注意を引くようなものに対して使われます。
「striking」も一般的にはポジティブな印象ですが、文脈によってはネガティブに解釈されることもある単語です。
彼女のドレスは目を引き、パーティーで注目を集めた。
その本のカバーは目を引くもので、誰の注意も引いた
Haunting
「haunting」は、通常「心に残る」や「不気味な」といった意味を持つ形容詞です。強い印象を残すものや、心に残って離れないようなものに対して使われます。幽霊や超自然的な不気味なものに恐怖を感じるようなときにもよく活用されます。
その映画の不気味なサウンドトラックは、エンドクレジットが終わった後もずっと心に残っていた。
その事故の忘れられない記憶は、何年も私に影響を与え続けた。
Captivating
「captivating」は、「心を捉える」「魅了する」を意味する形容詞です。興味深く美しいが故に注意を引いたり、心を奪ったりするような状況で使用されます。
あなたのスピーチはとても魅力的で、観客は終始静かに聞き入っていた。
赤ちゃんには部屋を明るくするような魅力的な笑顔がある。
Remarkable
「remarkable」は、「注目すべき」「驚くべき」「際立った」という意味の形容詞です。何かが特に優れてて目立っているような状況で使われます。
彼のパフォーマンスは驚くべきもので、観客を感嘆させた。
Leave a lasting impression
「leave a lasting impression」 は「長く続く印象を残す」「心に残る印象を与える」という意味です。何かがとても強い印象を与え、その印象が長く記憶に残ることを表します。
あなたのプレゼンテーションは聴衆に強い印象を残しました。
新しい顧客と会うときに心に残る印象を与えることは大切です。
「キャッチコピー」は和製英語!?
キャッチを活用した言葉に「キャッチコピー」があります。しかし、キャッチコピーは和製英語のため、ネイティブには伝わらないので注意が必要です。
英語で「キャッチコピー」と言いたい際は、以下の3つで言い換えることができます。
・Tagline(タグライン):有名なセリフ、キャッチフレーズ
・Slogan(スローガン):スローガン、標語
「キャッチコピー」は日本独自の表現だと覚えておきましょう。
まとめ
この記事では「catchy」(キャッチー)と、その関連表現である「印象に残る」を意味する英語を7つ紹介しました。
複数の言い方を覚えておくことで、英語の表現の幅が広がります。ぜひこの記事を参考に、たくさん練習してくださいね!
会話の中でこれらの表現を使いたくなったら、ぜひオンライン英会話スクール「ネイティブキャンプ」のレッスンで使ってみてください。レッスンは受け放題なので、たくさんアウトプットしてくださいね!無料体験レッスンも受付中です。

◇経歴
・アメリカLAにてアパレル勤務
・英会話スクールに10年ほど勤務
◇留学経験
アメリカのLAのコミュニティカレッジに入学・卒業。
OPT VISAを取得し、LAのアパレル会社に1年間勤務。
次なる目標は、娘との親子留学。
◇海外渡航経験
留学:アメリカのLAに4年間留学
海外旅行:ドイツ・フランス・スイス・メキシコ・イタリア・グアムなど
◇自己紹介
英語関連の記事を中心に執筆するWebライター。中学生で日本を出ることを決意し、高校卒業後に渡米。アメリカではさまざまな国の学生と、濃い海外生活を送る。現在は関東の田舎でのんびり生活。今後の目標は、娘との親子留学と夫婦でのクルーズ旅行。

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.