今回特集していくのは、英語学習に励むみなさんにおすすめしたい英語の参考書を紹介していきます。まず最初に、これから英語学習を始める人にも、今まで英語学習を続けてきている方にも知っていただきたい、自分に合った英語の参考書の選び方のコツをお伝えします。その後、単語を学びたい人、文法を学びたい人、
長文を鍛えたい人それぞれに向けたおすすめ参考書を解説していきます。英語学習をする上で大切なのは、英語学習を続けるためのモチベーションを保つことです。自分のレベルや、英語習得の目的に合った参考書をゲットして、毎日少しずつでも英語学習の習慣をつけられるようにしていきましょう!
英語の参考書の選び方
まずは、自分の英語レベルや英語習得の目的や目標に合った参考書を選ぶために知っておくと良い情報をお伝えしておきたいと思います。
目的を明確にする
英語の参考書を選ぶ上で大切なのは、自分がなんのために英語を学習しているか明確にすることです。中学生、高校生の方は受験に合格することを目標とする方が多いでしょう。
大学生の方々は、留学や海外ボランティア、ワーキングホリデーに行くために英語を勉強する人や、就職活動で必要なTOEICやTOEFL、IELTSのスコア取得のために勉強する人もいるでしょう。社会人の方々はビジネス英語のレベルアップのためや、社会人留学のため、自分自身のスキルアップのためなどさまざまな目的で英語を学んでいる方がいるでしょう。
さらに、英語の中でもどのスキルを向上させたいのかを明確にするとどのタイプの参考書を選べば良いのか判断がしやすくなります。英語のスキルには大まかに、読む、書く、話す、聞くの4つがあります。すべてのスキルを総合的に向上させたいという目的でも大丈夫です。
学習目的にあわせて選ぶ
自分の英語学習の目的を明確にできたら、本屋さんや図書館で実際に参考書を探しましょう。その際、もしスピーキング力を向上したい場合は英会話表現や発音に焦点を当てたものを選ぶと良いでしょう。
リーディングやライティングを向上させたい場合は文法やライティングガイドのついたものを洗濯すると良いでしょう。リスニングを強化したい場合は、リスニングの音声がついたものやCDが付属されているものを選ぶと良いでしょう。
自分の英語レベルにあったものを選ぶ
参考書を選ぶ際に意識したいポイントとして、今の自分の英語レベルにあったものを選ぶという方法もあります。初級者向け、中級者向け、上級者向けが売られていることが多く、持っているTOEICやTOEFL、英検の合格点で自分の今のレベルがわかるようにカテゴライズされています。
レビューや評判を見てから購入する
さらに、購入前に気になっている参考書のレビューやクチコミをネットで検索して確認することもおすすめします。同じように英語を学習している人や英語学習の専門家の意見を参考にしてみましょう。
最新情報が掲載されているかを確認する
特に高校受験や大学受験、TOEICやTOEFL、 IELTSなどの英語試験を目的として英語学習参考書を購入する方は、その参考書の情報が最新版であるかどうかをしっかりと確認しましょう。昔の試験問題について書かれているものだと、対策がうまくいかず試験本番でみたことのない問題が出題されてしまうかもしれません。
参考資料:【大学受験英語おすすめ参考書24選】目的別・レベル別に英語の参考書・問題集を紹介 | 予備校オンラインドットコム
https://yobikou-online.com/blog/book-eigo/
おすすめの英語の参考書
ここからは、おすすめの英語参考書を①単語を学びたい人 ②文法を学びたい人 ③長文を学びたい人向けにそれぞれご紹介していきたいと思います。
単語
まずは英単語や熟語表現などについて集中的に取り組み学習したい方向けにおすすめの参考書を紹介していきます。
英単語や熟語を学ぶ際にも、自分がなんのためにそれらを学ぼうとしているのかを明確にすることが第一です。試験対策のためなのか、はたまた日常生活を送れるようにするためなのか、専門的な分野を学ぶためなのか、しっかりと目的を作りましょう。
高校受験用 旺文社 『高校入試 でる順ターゲット中学英単語1800』
高校受験に合格するために中学生の皆さんにおすすめの参考書1つ目は旺文社が出版している『高校入試 でる順ターゲット中学英単語1800』です。高校入試で出題される単語がよく出る順に掲載されています。入試のために、優先して覚えるべき単語から効率よく学習できることがおすすめの理由です。
1800個の単語が5つのカテゴリーに分けられ、カテゴリー1が最も頻出度の高いもの、5が一番低いものになっています。
大学入試用 旺文社『英単語ターゲット1900』
大学受験のために英単語を学ぶ人におすすめなのが、旺文社から出版されている『英単語ターゲット1900』です。高校入試用も出版されていますが、大学入試用は載っている単語数が1900語と多くなっています。大学入試によくでる単語が頻出度順に解説されていて、試験によくでるイディオムや例文が豊富に記載されています。
「基本・重要・差をつける」の3つのカテゴリーに単語が分類されているため、効率よく自分に必要な単語を学ぶことができます。
大学生におすすめ 『毎日の英単語 日常頻出語の90%をマスターする』
大学生で語彙力を増やしたい方におすすめなのが朝日新聞から出版されている『毎日の英単語 日常頻出語の90%をマスターする』です。海外への長期旅行や短期の留学を目指している方は、英語での日常会話をマスターしておきたいですよね。
この本は英語の教科書基準ではなくネイティブスピーカーの使用頻度を基準に普段使いできる英単語が順番に解説されています。日常英単語の90%をカバーできるので、英語の会話の中で実際に使用できる頻度が多いですよ。
ビジネス英語におすすめ 『起きてから寝るまで英語表現1000 オフィス編』
アルクから出版されている『起きてから寝るまで英語表現1000 オフィス編』では、「つぶやき練習法」という学習方法を使って職場で使用できる英語表現がしっかりと身に付きます。
「つぶやき練習法」とは、今日したことや思ったことを英語で呟いてみる方法。「内勤」「人間関係」「営業」「出張」「企画・開発」「休憩」「会議」「人事・待遇」「就職・転職」「ワークライフバランス」というテーマ別に英単語学習を進められます。
ステップ1では、オフィスでの必須単語や表現をイラストを見て暗記していきます。ステップ2では、動作や行為を英語で言う行動表現をしていきます。ステップ3では、自分が英語で伝えてみたい!という思いを、英語で言うつぶやきで練習します。
文法
続いては英語の文法力を向上させたい方におすすめしたい参考書を紹介していきます。ゼロから学びたい人向け、基礎や基本が身についている方向け、ある程度文法がわかっている方向けの3種類をピックアップしました。
ゼロから学びたい人向け「今井の英文法教室」
「今井の英文法教室」は、講義形式の参考書です。英文法それぞれのテーマが講師によりわかりやすく解説されていて、文法初心者の方が使っておきたい一冊です。講師は20年ほどさまざまな予備校で講師をしながら受験勉強はまず「英語の英文法から」と主張してきています。
この本では、「36日完成コース」もしくは「72日完成コース」のどちらかを洗濯して学習を始めます。入試まで時間が残り少ない場合は簡潔に、大切な部分をしっかりと身につけられる32日コースを選択しましょう。まだ入試まで余裕がある場合は3ヶ月かけてみっちりと英文法を身につけられる72日コースをお勧めします。
基礎や基本が身についている方向け「POWER STAGE 英文法・語法問題」
中学で習う英語の文法がある程度身についている方にお勧めしたいのが「POWER STAGE 英文法・語法問題」という参考書です。大学の新入試に必要とされる英文読解、リスニング、英作文に役に立つ私立大学、国公立二次試験用の両方の英語文法が解説されています。
入試頻出項目が205の【KEY POINT】にまとめられているので、効率的に学習を進めることができます。また、単に英文法・語法問題を解けるようになるだけではなく、英文法・語法の知識を英作文や英文読解力につなげるために、英作文問題や英文読解問題に取り組み、国公立大二次への対策に役立てることができます。
ある程度文法がわかっている方向け VINTAGE
中学、高校で習う英文法を網羅していて、ある程度知識として身についている方にお勧めなのが 「VINTAGE」という文法書です。「受験で無敵の文法アイテム」と呼ばれ最新版のVINTAGEは、大学受験に必要な英文法・語法・イディオム・会話表現などの広範な英語の知識を効率よく獲得することを狙いとしています。
レベル別英語長文問題ソリューションシリーズ
通常盤と最新テーマ編の2種類がありますが、どちらにも共通しているのは長文の長さが短いこと、音読が重要視されてること、長文内で使われている構文の解説があることです。
さらに、長文問題の復習のやり方についても詳しく解説されていますので、長文問題の勉強の仕方が身につきます。
参考資料:『大学入試レベル別英語長文問題 Solution1』の日本一わかりやすい使い方! | 現論会 | あなただけの勉強計画と正しい勉強法で合格に導く
https://genronkai.com/subject/english/41483/#:~:text=%E3%80%8E%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E5%85%A5%E8%A9%A6%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E5%88%A5%E9%95%B7%E6%96%87%E5%95%8F%E9%A1%8CSolution1%E3%80%8F%E3%81%AF%E3%80%81%E9%95%B7%E6%96%87,%E5%86%8A%E7%9B%AE%E3%81%8C%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
まとめ
このコラムではここまで、英語学習に最適な参考書を①単語を学びたい人 ②文法を学びたい人 ③長文を学びたい人向けにそれぞれご紹介してきました。いかがでしたでしょうか?最初に紹介した自分に合った参考書を選ぶためのポイントを確認しながら、実際に本屋さんで適切な参考書を選択し、英語習得の目的に合ったものを使用して学習に励んでみてくださいね。

出身地は静岡県の下田市です。実家の目の前にはエメラルドグリーンのビーチがひろがっています。小さい頃からスキンダイビングやボディーボードをして育ちました! フェリス女学院大学の英文科在学中にニュージーランドへ留学。そこで国際教育の重要さに気づき、横浜国立大学大学院教育学研究科へ進学。小学生の外国語教育の研究に携わる傍ら、アメリカからの留学生のチューター業務も経験。 修士課程修了後は、都内のインターナショナルプリスクールで5歳児クラスの担任を経験。外国人と日本人バイリンガルの2人体制でこどもたちと英語で探究学習を行う。日本語の授業も担当し、母語の大切さも伝えた。 現在は前職を退職し、英語を教えるだけでなく、国際交流•異文化交流の大切さをそだてるニュータイプのオンライン英会話をネイティブ講師とともに小学生に教えている。 ④ 趣味は洋楽をギターやピアノでカバーすること、ビーチでヨガ、サイクリング、ピアノ耳コピ、ダンス、犬と散歩。 夢は、英語をツールにして音楽やダンスや絵、スポーツなどの自分の得意なことを使って自分自身について表現し、世界の人と交流することを楽しいと思ってくれる子供達が増えるような「先生」そして「表現者」になること。 そしてもう一度大好きなニュージーランドにステキな家族、友人達と長期ステイすること!

I took a Bachelor of Science degree in Mathematics where my problem-solving and critical-thinking skills were honed. I have worked as a trainer in a government office, which has helped me to develop my communication and intrapersonal skills. My hobbies are reading, listening to music, and cooking. After joining NativeCamp, I acquired 2 years of teaching experience. Currently, I am involved in content production in the Editing Department.