yumikaさん
2023/07/17 10:00
齟齬 を英語で教えて!
意見や事が食い違って合わない時に「齟齬」と言いますが、これは英語でなんというのですか?
回答
・Mismatch
・Discrepancy
・Inconsistency
There seems to be a mismatch in our ideas about the project.
「プロジェクトについての私たちの考え方には齟齬があるようだ。」
「Mismatch」は、「不一致」や「相違」を意味する英語の単語です。パートナーや要素が同じレベル、性質、性能を持っていない状況を指すことが多いです。例えば、能力や性格が合わないカップル、予定と実際の状況が違う場合、あるいは期待と結果が異なる状況などで使えます。また、ファッションで色や柄が合わない場合などにも使います。
There seems to be a discrepancy between your account of the event and the actual evidence we have.
「あなたが話す出来事の経緯と、私たちが持っている実際の証拠との間には齟齬が見られます。」
There seems to be an inconsistency in our plans for the weekend.
「週末の計画に何か一貫性がないようだ。」
Discrepancyは、通常、数値、データ、結果などに差異や不一致があるときに使われます。一方、Inconsistencyは、主に言葉や行動、理論、ストーリーなどの一貫性がないときに用いられます。例えば、「報告書の数字にdiscrepancyがある」、「彼の話はinconsistentだ」のように使います。
回答
・discrepancy
「齟齬」は英語で discrepancy と言います。
本来は同じであるべきものが一致せず,物事が前に進まない状況を表しています。ご質問にもあるように「食い違い」とも言い換えられます。
次の例文がわかりやすいかと思います。
*Mr. A says he was deceived by Mr. B,
but Mr. B says he doesn't know anything about that.
There is a discrepancy between their testimonies.
*A氏はB氏に騙されたと言い,B氏はそれは身に覚えがないと言う。
彼らの証言には齟齬が生じている。
・deceive 「~を騙す」
例文では be deceived と受動態になっており,「騙される」という意味です。
・not know anything about~ 「~については何もしらない」
ここでは「身に覚えがない」のように訳語をあてました。
・testimony 「証言」
普段は不可算名詞ですが,個々の証言を指す時は可算名詞にもなります。ここではA氏,B氏それぞれの証言を指すので,testimonies と複数形になっています。
こうなると操作は進展しませんね。
参考になりますと幸いです。