
昨今の物価上昇や円安の影響で、海外旅行の費用は以前に比べ格段に高くなり、気軽に海外に行くことができないと思っている人も多いのではないでしょうか。
かつては、10万円台で行けたアメリカやヨーロッパは、現在では厳しいです。
ですが、アジアや近場のリゾートであれば、予算10万円でも充実した旅の実現が可能です。
今回の記事では、現在タイに拠点を置き、アジア各国に滞在経験のある私の実体験を踏まえ、予算10万円で楽しめるおすすめの国や節約術について詳しく解説します。
- 予算10万円で海外旅行は可能?
- 予算10万円以内で行けるおすすめの国ランキング
- カップルで楽しむ予算10万円の海外旅行プラン
- 海外旅行の総額を予算10万円に抑える節約術
- 予算10万円の旅行比較|海外と国内どちらを選ぶべきか
- 予算10万円で最高の海外旅行を実現しよう!
予算10万円で海外旅行は可能?
2025年現在、記録的な円安と物価高により、特にアメリカやヨーロッパ方面への海外旅行の費用も高騰しています。
しかし、渡航先を選べば、予算10万円での海外旅行も可能です。ここでは、円安・物価高の現状と予算10万円で海外旅行を実現するための方法について解説します。
2025年現在の円安・物価高の影響と対策
2025年12月現在、円安で1ドルが150円前後で推移しています。
また、航空券の価格や燃油サーチャージも高騰しており、欧米へは航空券だけで20万円を超えることが多いです。さらに、現地での食事も、ランチで4,000円〜5,000円が相場のインフレ状態です。
予算に制限がある場合、物価水準が日本と同水準か、それよりも安い国を選ぶことが少ない予算で実現できる海外旅行のための条件になります。
航空券とホテル代が旅費の大半を占める現実
旅費の中で多くの割合を占めるのが、航空券代とホテル代です。
欧米の場合、この費用だけで優に10万円を超えてしまいます。10万円の予算で海外旅行に行くためには、この部分の費用をできるだけ安く抑えることが必要です。それにより、現地での食事代や観光、ショッピングなどに使える予算が増えます。
基本は「アジア」だが短期間の「近場リゾート」なら10万円でも可能
旅行期間が長くなると、それだけホテル代や食費がかさみます。
そのため、満足度を下げずに予算10万円に収めるには、3泊4日前後に旅行期間を設定するのが解決策です。
この旅行日数で行くことができる国は、
基本は「アジア」の都市になりますが、日本から近いグアムなどのリゾート地も、滞在日数や出発時期を調整すれば検討の余地があります。
予算10万円以内で行けるおすすめの国ランキング
予算10万円以内で行ける国は、アジアが基本であるという前提のもと、ここでは、2025年現在の航空券の価格や現地の物価、そして私が実際に行ってみての実体験をもとに、おすすめの旅行先をご紹介します。
【1位】ベトナム(ホーチミン・ハノイ・ダナン)|圧倒的な物価の安さと満足度の高さ
ベトナムはアジアの中でも特に物価が安く、予算10万円で欧米や日本では味わえない「プチ贅沢」が叶いやすい国です。
ホテルの価格がリーズナブルで、5つ星ホテルにお手頃価格で泊まれたり、数千円でもコース料理やスパを楽しめます。
活気のある都会の雰囲気を味わいたい人はホーチミン、古都の雰囲気を残す旧市街のあるハノイ、ビーチでリゾートを楽しみたい人にはダナンがおすすめです。
物価は非常に安く、バインミーは安いもので約200円から、フォーは300円程度から食べられます。
【2位】タイ(バンコク・チェンマイ)|グルメと癒やしの宝庫
タイは観光インフラが整っており、予算に合わせ旅のスタイルを自由に変えることができます。
予算を徹底的に抑えるなら安宿、少し贅沢をしたいなら高級ホテルなど選択の幅が広いです。
バンコクでは、ルーフトップバーから夜景を眺めたり、ヤワラートなどの観光地でグルメ、市場での買い物などを楽しめます。
一方、私が住んでいる北部チェンマイは、旧市街には多くの寺院があり日本の京都のような古都です。名物料理のカオソーイを味わったり、寺院やおしゃれなカフェ巡り、またクラフトマーケットで雑貨を見るなどゆっくり過ごしたい人におすすめです。
物価は、ローカル食堂やフードコートでタイ料理が1食あたり350円くらいから食べられます。
【3位】韓国(ソウル)|近場の海外旅行先の王道
韓国は、往復の航空券の選択肢が多く、安定して安いのが最大のメリットです。
ソウルは、日本の主要空港から2時間程度で行くことができ、観光スポットが集まっているため短時間でも効率よく観光や買い物ができます。移動時間が短いため、予算を抑えたいなら2泊3日の旅行も可能です。
ただし、韓国の物価は、日本と同水準か日本より高いこともあるため、現地での滞在費は多めに見積もる必要があります。
カップルで楽しむ予算10万円の海外旅行プラン

カップルの旅行では、安さだけでなく雰囲気や特別な体験も欠かせません。ここでは、予算10万円でもカップルに最適なおすすめのリゾート地をご紹介します。
【フィリピン・セブ島】海辺のリゾートで贅沢なひととき
フィリピンは日本から約5時間半と近く、LCCを利用すれば航空券の価格を抑えやすいです。
また、現地での滞在費も他の東南アジアの国とほぼ同水準です。
マクタン島のプライベートビーチ付きリゾートは、超高級リゾートからお手頃リゾートまで数多くあり、好みに応じて選択が可能です。リゾートでゆっくりと過ごし、アイランドホッピングのツアーに参加したり、セブシティの観光地や買い物を楽しむのがおすすめの過ごし方です。
【グアム】日本から3時間半で行ける一番近いアメリカ
アメリカ本土は予算的に厳しいですが、グアムであればフライト時間が約3時間半と短く、週末プラス1日の弾丸で行くことができます。
グアムでは、ホテル内でゆっくり過ごしたり、青い海でのアクティビティや街の散策、サンセットを眺めながらのBBQなど、出費を抑えながら楽しむことをおすすめします。
【タイ・プーケット】異国情緒あふれる大人の隠れ家リゾート
タイの人気リゾート地ですが、LCCを利用すれば価格を抑えることができます。
パトンビーチの活気を楽しんだり、ゆっくり静かに過ごしたいカップルには少し離れたカロンやカタビーチで静かに過ごすのがおすすめです。また、本格的なタイ古式マッサージはカップルで受けることも可能です。
プーケットでは、タイ南部のグルメを安く楽しむこともできます。
海外旅行の総額を予算10万円に抑える節約術
予算10万円でも満足できる海外旅行を実現するためには、むやみに支出を削るのではなく、大きな出費を賢く抑えることがポイントになります。ここでは、航空券の購入から現地での過ごし方など、すぐに実践できる具体的な節約のコツを4つに絞ってご紹介します。
スカイスキャナーと外資系LCCを使い倒す
格安航空券は、スカイスキャナーなどの比較サイトで「月全体」での最安値を検索し、LCCを利用するのがまず基本です。
エアアジア、ベトジェットなどの外資系LCCのセール情報を公式SNSやメルマガでチェックし、往復のチケットを5万円台から6万円に抑えるようにします。
また、荷物を減らし、機内持ち込みだけに絞ることで、さらに節約できます。
現地での移動は配車アプリを利用する
移動や観光では、配車アプリの「Grab」や「Bolt」を利用します。
これらを利用すれば、料金交渉やぼったくりの心配がなく、流しのタクシーより安心です。
また、事前に料金が提示されるため予算管理もしやすいです。
さらに交通費を節約したい場合は、バイクタクシーがあります。渋滞時にタクシーよりスムーズに移動でき、料金もさらに安いです。
ホテル予約サイトの「直前セール」やポイントを活用する
アゴダやブッキングドットコムなどのホテル予約サイトでは、「直前割引」や「会員限定価格」、また、ポイントを利用して、実質1泊あたりの単価を下げることができます。
また宿泊先を選ぶ際、観光客が集中する中心エリアから、電車やGrabでほんの少し離れたエリアを選ぶだけで、同じ料金でもホテルのランクが上がることもあり狙い目です。
現地での滞在費を抑える
■ ホテル内での飲食を控える
リゾート地のホテル内レストラン・ミニバーは、現地の価格に比べかなり高いです。そのため、飲み物や軽食は、現地のコンビニやスーパーマーケットで調達すれば安く済みます。
■ 「食事」のメリハリをつける
3食すべてをレストランにせず、朝食と昼食を兼ねてブランチにしたり、スーパーやマーケットの食べ物で安く済ませ、夕食に予算を集中させる予算配分も有効な方法です。また、フードコートは清潔で安く、観光客でも安心して節約しながらグルメを楽しめます。
■ 無料の「観光スポット」をフル活用する
公園やビーチ、市場の散策など、入場料のかからない観光スポットを中心にプランを組むと観光費を大幅に節約できます。
予算10万円の旅行比較|海外と国内どちらを選ぶべきか
予算10万円の旅では国内旅行を検討することもあるでしょう。ここでは、国内と海外の旅のどちらを選ぶべきかのアイディアをお伝えします。
安心感の国内か、非日常の海外か?
10万円あれば、国内なら2泊3日で少し贅沢な温泉宿に滞在でき、移動のストレスが少なく、失敗がない選択です。
一方、同じ10万円でも、アジアなら物価の差の恩恵により、日本では躊躇する高級スパや5つ星ホテルの滞在、豪華な食事が気軽に楽しめます。
タイ在住の私が「海外旅行」を推す理由
国内旅行も魅力的ですが、20〜30代こそ、あえて海外を選ぶ価値があります。
異文化体験や、日本の常識と違う環境で工夫して旅をすることは、単なる観光以上に貴重な経験になります。アジアであれば今はまだ10万円で「ちょっと贅沢な旅」を味わえるチャンスが残っています。
予算10万円で最高の海外旅行を実現しよう!
予算10万円という制約があっても、工夫次第で海外旅行は可能です。渡航先を正しく選び、節約術を実践すれば、日本国内では味わえない貴重な体験をすることができます。
国内旅行との比較をしながら、卒業旅行や自分へのご褒美に海外旅行も検討してみてください。
◇経歴
日本、韓国の企業で通訳・翻訳、アシスタントとして勤務
日本にて韓国語講師として5年勤務
フィリピンにてフリーの通訳として英語、韓国語、日本語の3言語の通訳を担当
◇資格
・韓国語能力試験(TOPIK)6級
・延世大学校韓国語教員養成課程修了
◇留学経験
【オーストラリア】
・クイーンズランドカレッジオブイングリッシュ:3カ月
・ゴールドコーストカレッジオブビジネス:6カ月
【フィリピン】
・ファーストウェルネスイングリッシュアカデミー:3週間
【韓国】
・梨花女子大学校言語教育院:3週間
・延世大学校言語研究教育院(韓国語教員養成課程):5週間
【タイ】
・プロランゲージ(タイ語):1年6カ月
◇海外渡航経験
ワーキングホリデーにてソウルの企業数社で通訳・翻訳、セールス、マーケティングを担当
韓国語習得のための留学5回(一般韓国語、ビジネス韓国語)
延世大学校にて韓国人と共に韓国語教育について学ぶ
◇自己紹介
韓国語学習コンサルタント
韓国語講師
講座構築コンサルタント
オンラインで韓国語学習に悩みを持つ学習者の問題解決をする韓国語学習コンサルタント、韓国語講師として韓国語習得に成功する学習法や練習法も指導しています。
また、英語と韓国語習得に成功した経験とカリキュラム構築、教材作成の経験を活かし講座構築の方法をあらゆるジャンルのプロに指導するコンサルタントとしても活動しています。
海外就職でフィリピンのセブに移住して5年半在住、現在はタイのチェンマイに住んでいます。
外国語に興味があり、英語、韓国語(ビジネスレベル)、中国語(中級)、現在はタイ語習得を目標に勉強しています。