【スイス・マッターホルン観光・登山ガイド】ルートや服装、注意点など徹底解説

マンハッタ‐ホルン、オンライン英会話、ネイティブキャンプ


みなさんは、「マッターホルン」を知っていますか?

なんとなく名前を聞いたことがあるという方、山が好きなので詳しく知っているという方など、さまざまだと思います。

そこで、今回の記事では、そんなマッターホルンについて焦点をあててご紹介したいと思います。

マッターホルンの概要と魅力・見どころ、イタリア側・スイス側双方からのマッターホルンへの行き方、観光のベストシーズン・時間帯、初心者にもおすすめの登山・ハイキングルート、マッターホルン観光・登山の服装の目安や注意点についてわかりやすく解説します。

これからスイス旅行を考えている方はもちろん、世界の山に興味がある方なども、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。

マッターホルンの概要と魅力・見どころ

マッターホルンという名前は聞いたことがあっても、意外と詳しくは知らない、という方も多いのではないでしょうか。

そこでまずは、マッターホルンの基本情報と魅力から一緒にチェックしていきましょう!

マッターホルンのある位置・高さ

マッターホルンは、スイスとイタリアの国境(主にスイス側)に位置する山で、アルプス山脈を構成する山のひとつです。

標高は4,478mで、アルプス山脈に連なる山の中では6番目(アルプス山脈で1番高いのはモンブラン)、西ヨーロッパでも6番目の高さを誇ります。

高さは富士山の約2.3倍となります。

登山レベルは上級者向けで、ガイド同行の場合でも登頂成功率は約65〜70%といわれています。

三大北壁の美しさ

マッターホルンは、その姿が美しいことでも有名です。

ピラミッドのような形をしており、4つの斜面(東壁・北壁・南壁・西壁)を持つことが特徴で、これは世界的に珍しい形状です。

マッターホルンの切り立った北壁は、アイガーおよびグランド・ジョラスと合わせ、「三大北壁」と呼ばれています。

湖に映る逆さマッターホルン

マッターホルンは、山そのものだけでなく、湖に逆さに映った姿でも有名です。

特に、標高2757m、ツェルマットのゴルナーグラート山麓にあるマッターホルンを望む山上湖・リッフェル湖は、逆さマッターホルンが見れる場所として知られています。

ゴルナーグラート鉄道のローテンボーデン駅から徒歩わずか10分というアクセスの良さも魅力です。

マッターホルンへの行き方|イタリア側・スイス側


続いては、マッターホルンへのアクセスをご紹介します。

イタリア側からの行き方

イタリア側から行く場合は、まずチェルヴィニアという小さな町を目指しましょう。

チェルヴィニアには、ミラノやトリノからシャティヨンという駅まで行って、そこからバスに乗って約1時間で到着します。

スイス側からの行き方

スイス側から行く場合は、まずツェルマットを目指しましょう。

チューリッヒ国際空港から列車で約3時間半、ジュネーブ国際空港から列車で約4時間、ミラノから国際列車で約4時間でツェルマットに到着します。

環境保護のため、村のなかはガソリン車が入ることができません。

ツェルマットからは、ゴルナーグラート鉄道で展望台などを目指す流れになります。

マッターホルン観光のベストシーズン・時間帯

マッターホルンのベストシーズンは、比較的雪の少ない7月中旬から9月上旬です。

日照時間も長いため、観光や登山にも向いています。

時間帯としては、朝から行動を開始するのがおすすめ。

雲がかかっていない美しい山を見ることもできますし、ハイキングや登山には時間がかかるため、早めの行動が良いでしょう。

初心者にもおすすめ!マッターホルンの登山・ハイキングルート

ここからは、マッターホルンの主な登山・ハイキングルートをご紹介します。

まずは、リッフェル湖周辺コース。

ゴルナーグラート鉄道のローテンボーデン駅(2,815m)から次の駅リッフェルベルク(2,582m)までを下るコースで、約1時間30分かかります。

平坦な道が続くため、初心者の方にもおすすめです。 リッフェル湖では逆さマッターホルンが見られるでしょう。

ほかにも、グレッシャーパラダイス・ガンデック小屋往復ハイキングコースも比較的歩きやすいです。

ヨーロッパで最も高い展望台であるグレッシャーパラダイスから、ゴンドラ途中駅のトロッケナーシュテックで降りてガンデック小屋まで歩くコースで、こちらも約1時間30分です。

フラットというよりは、少し上りのコースですが、登山やハイキングの経験が豊富でない方もチャレンジしやすいといわれています。

ライ湖周辺コースも初心者向けです。

比較的標高の低いスネガ展望台(2,2288m)から歩き始め、ライ湖を目指します。

体力に自信がない方も歩きやすく、ライ湖はリッフェル湖と並んで逆さマッターホルンが見られる場所のため、良い思い出になるでしょう。

なお、ツェルマットの村から最も近い展望台であり、地下を走るケーブルカーでわずか3分で行くことができるのも魅力です。

マッターホルン観光・登山の服装の目安

ここからは、マッターホルン観光や登山の際の服装についてご紹介します。

夏場でも防寒対策を

マッターホルンの周辺は、日本よりも高緯度であり、また標高も高い場所のため、夏場であっても冷え込むことがあります。

特にしっかりと登山をする方は、防寒対策を徹底しましょう。

低地にいるときには平気であっても、高地に移動すると体感温度も低くなります。

なお、また、本格的に登山をするのではなく、鉄道で展望台まで行って景色を楽しむ、という場合であれば、厚手のコートまではいらないこともあります。

脱ぎ着しやすい服装がベスト

標高が3000m級におよぶマッターホルンでは、真夏でも寒さを感じることがあります。

しかし、山のふもとは暑い、というケースも少なくありません。

そんなときにおすすめなのが、脱ぎ着しやすい服装です。

たとえば、夏服の上にカーディガンなどを羽織り、その上からインナーダウン、そしてウインドブレーカーなどを着るというのもおすすめです。

インナーダウンは、薄手のためもたつかず、重ね着にもぴったりです。

日焼け対策もぬかりなく

標高が高い場所では、日差しも強く紫外線対策が欠かせません。

夏場は強い日差しから、冬場は雪に反射した光から目を守るためにも、サングラスは持っていくようにしましょう。

帽子や日焼け止めも日本から使い慣れているものを持っていくと安心です。

また、寒さ対策にもなりますが、長袖の上着があると良いでしょう。

靴・足元にも注意を

本格的に登山をする方は登山靴、メリノウールなどのしっかりとした素材の靴下があると良いでしょう。

山の上の展望台まで鉄道で行く、という場合でも、周辺は足元がすべりやすいことがあるため、スニーカーがおすすめです。

靴選びに迷った際は、底が厚く硬いものを選びましょう。

また、くるぶしまであるハイカットは、捻挫防止にも効果的です。

マッターホルン観光・登山の注意点

最後に、マッターホルン観光や登山の際の注意点をいくつかご紹介します。

トラブルなくスムーズな滞在のためにも、ぜひ事前にチェックしてくださいね。

登山鉄道やロープウェイの時間に注意

観光で登山鉄道やロープウェイを使うこともあると思いますが、運行時間(特に終了時間)には注意が必要です。

夜遅くまで運行しているのではなく、基本的には夕方までの運行となります。

また、冬場はさらに短くなります。 なお、特に夏場は観光客が多くなります。

時間帯としては、午前10時頃に観光を終えた団体客が登山鉄道に集結するため、混雑を避けたい場合はより早い時間に乗るのがおすすめです。

スリなどに注意

スイスは一般的に治安が比較的いいとされていますが、それでも観光地ではスリや盗難などが起きています。

マッターホルン周辺も例外ではないため、美しい景色に見とれて自分の荷物から目を離したり、置きっぱなしにしたりしないようにしましょう。

無理をしない

登山をする方は特に、高山病に注意しましょう。

数日豆からツェルマットに入り、高地に慣れておくことや、睡眠をしっかりとること、1日2リットルを目安に水分をとることなどが大切です。

また、頭痛や吐き気といった高山病の初期症状やそのほかの異変が出たら、すぐに下山しましょう。

まとめ

今回の記事では、スイスが誇る名峰・マッターホルンについて詳しくご紹介しました。

具体的には、マッターホルンの概要と魅力・見どころ、イタリア側・スイス側双方からのマッターホルンへの行き方、観光のベストシーズン・時間帯、初心者にもおすすめの登山・ハイキングルート、マッターホルン観光・登山の服装の目安や注意点になどについてわかりやすく解説してきました。

この記事でご紹介したとおり、マッターホルンは多くの観光客や登山者を惹きつける魅力的な山です。

しかし、服装や気温など、注意すべき点はいくつもあります。

安全なマッターホルン観光・登山のためにも、ぜひ、この記事でご紹介した内容を参考にぜひ試してみてくださいね。

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特にスイス出身の講師や登山が趣味の講師であれば、よりリアルな現地情報を聞くこともできます。

ぜひ、みなさんの英語学習や渡航前の準備にレッスンをフル活用してくださいね。

 

 

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