
タイ旅行の玄関口であるドンムアン空港
LCCの発着が多く、料金も安いことから、日本からの旅行客も多く利用する空港です。
しかし、初めて訪れると「入国審査って混む?」「両替はどこが安い?」「ラウンジって使えるの?」など、
不安や疑問がいろいろありますよね。
そこで本記事では、ドンムアン空港の入国手続きの流れから、空港内の両替所、Wi-FiやSIM情報、ラウンジ、フードコート、アクセス方法まで、初めての方でも迷わないように徹底解説します。
- ドンムアン空港の基本情報
- ドンムアン空港の2つのターミナル|国際線・国内線
- 入国手続きの流れ
- 空港から市内への行き方
- ドンムアン空港にある飲食店
- ドンムアン空港のラウンジ情報
- 空港内の便利施設・サービス|両替所・SIM・シャワー・荷物預かりなど
- まとめ
ドンムアン空港の基本情報
タイ旅行で多くの人が利用するドンムアン空港は、LCC(格安航空会社)のハブ空港としても知られています。
バンコクの北側に位置するドンムアン空港(Don Mueang International Airport / DMK)は、スワンナプーム国際空港と並ぶタイの主要空港のひとつです。
もともとは1914年に開港した歴史ある空港で、一時は軍用としても利用されていましたが、リニューアルを重ねた現在は民間空港として全面的に運用されています。
ただし、スワンナプーム国際空港と比べるとややコンパクトで、利用客の多さに対して混雑しやすいのが特徴です。
バンコクの2つの国際空港のうち、スワンナプーム国際空港は大型のフルサービスキャリア便が主に利用しており、日本発の航空便も多くがこちらに到着します。
一方、ドンムアン空港はLCC利用に特化しており、Thai AirAsia(タイ・エアアジア)やNok Air(ノックエア)といった格安航空会社が発着する空港になります。
特に早朝・深夜の時間帯はLCC便が集中し、到着ロビーや入国審査が長蛇の列になることも少なくありません。
ドンムアン空港の2つのターミナル|国際線・国内線
ドンムアン空港には、国際線と国内線で2つのターミナルが存在します。
このセクションでは、両ターミナルの違いやチェックすべき点をわかりやすくまとめてご紹介します。
まず、ターミナル1(T1) は国際線専用で、日本、韓国、台湾、マレーシアなど海外からの便が発着します。
建物は比較的古いものの、リニューアルによって明るく清潔感のあるエリアも増えており、フードコートや両替所、SIMカードを購入できるカウンターなど必要な設備も揃っています。
出入国審査場は混雑しやすく、特に早朝や深夜は行列が伸びるので、時間に余裕を持って行動するのがおすすめです。
一方、ターミナル2(T2) は国内線専用です。
バンコクからチェンマイやプーケット、クラビなど国内の人気観光地へ移動する人はこちらを利用します。
週末や祝日シーズンは特に混雑しやすい傾向がありますが、ターミナル1に比べるとかなり空いています。
国内線を使う場合は、チェックインカウンターが航空会社ごとに固まっているため、案内表示を確認すれば迷いにくい構造です。
2つのターミナルは建物が隣接しており、屋内の連絡通路で徒歩移動が可能です。
移動には10〜15分ほどかかりますが、道中にはわかりやすい案内看板があるので、初めて訪れる場合でも迷わず移動できます。
実際に、私がクリスマス前にバンコクからプーケットへ国内線で移動した際は、驚くほど空いていてチェックイン・保安検査ともにスムーズに通過できました。
一方で日本からドンムアンに到着した際は、かなり混雑しており入国審査にも時間がかかりました。
もちろん利用する時間帯や連休シーズンにもよりますが、ドンムアン空港ではターミナル間で混雑度がはっきり分かれるので、国際線から国内線などの乗り継ぎがある場合は時間管理が必須です。
入国手続きの流れ
到着して最初に通過するのが入国審査や荷物受け取りなどの手続きですが、混雑状況や流れが読めないと不安にもなりがちです。
ここでは、実際のドンムアン空港での入国手続きの流れを見ていきましょう。
まず、飛行機を降りたら、入国審査(イミグレーション)へ向かいます。
審査官には、パスポートと飛行機の搭乗券を渡します。
その後、スキャナーで指紋を読み取るように促されるので、モニターの指示通り行います。
指紋採取が完了したら、写真を撮られるのでカメラの方へ顔を向けて撮影してもらいます。
審査官に質問されるケースもあるので、滞在先や帰国便の情報をすぐに答えられるよう、必要な情報は手元に用意しておくようにしましょう。
入国審査を終えたら、荷物の受取所へ進みます。
ここでは到着便の番号を確認し、ターンテーブルから自分の荷物を受け取ります。
万が一、荷物が見つからない場合には、係員にすぐに相談するようにしましょう。
その後、税関へ進み、申告する必要の有無に応じてそれぞれの行き先に進みます。 申告物がない場合は、簡単な荷物の確認のみでそのまま出口ゲートへと進むことができます。
空港から市内への行き方
空港からバンコク市内へ向かうには複数の移動手段があり、旅のスタイルによって選び方も変わります。
このセクションでは、効率よくコスパ良く移動するために、主要なアクセス方法をわかりやすく整理していきます。
ドンムアン空港からバンコク中心部へのアクセスは選択肢が多く、目的地や予算に合わせて移動手段を選べるのが魅力です。
まず、最も安全で便利なのは配車アプリのGrab(グラブ)の利用です。
空港到着後にアプリで行き先を入力し、指定されたピックアップ場所で待つだけで配車を完了することができます。
また、料金は事前に表示されるため、ぼったくりの心配もなく、荷物が多い場合でも安心して利用できます。
逆に、流しのタクシーは値段交渉が必要で、観光客を狙った高額請求が発生する場合もあるため注意が必要です。
空港の公式タクシー乗り場でも、運転手によっては追加料金を要求することがあるため、Grabを使う方がトラブルを避けやすいのでおすすめです。
また、陸路の渋滞を避けたい人に人気なのが、近年開通した鉄道のSRT Red Lineです。
ドンムアン駅は空港と直結しており、スーツケースでも移動しやすいルートが確保されています。
バンコク中心部の主要駅「Bang Sue Grand Station(バンスー駅)」まで約20分と非常にスピーディーに到着できます。
そこからはMRT(地下鉄)に乗り換えれば、スクンビット・チャトチャック市場・チャイナタウン方面などほとんどの市内人気エリアにアクセスできます。
また、できるだけ費用を抑えたい人にはエアポートバスも便利です。
A1・A2・A3・A4 など複数の路線があり、行き先によって使い分けられます。
例えば、A1はモーチット駅(BTS/MRT)へ直行し、A2は勝利記念塔方面、A3はルンピニ公園へ向かいます。
料金は30〜50タイ・バーツと格安で、バックパッカーや一人旅の旅行者によく利用される移動手段です。
ドンムアン空港にある飲食店
長旅の後は、到着してすぐに何か食べたい人も多いのではないでしょうか。
ドンムアン空港には手軽な軽食からしっかり食べられる料理まで、意外と多くの選択肢があります。
ここでは、空港内で安心して食事できる飲食店をご紹介します。
空港内には、バーガーキングやサブウェイがあり、手早く食べたい時や、子連れ・一人旅でさっと食事を済ませたい場合に便利です。
また、スターバックスや「Cafe Amazon(カフェ・アマゾン)」などのタイのカフェチェーンもターミナル内に複数あり、コーヒーや軽食を取りながらゆったり過ごすことが可能です。
フードコートに比べるとやや料金は高めですが、ちょっとした休憩やカフェタイムを取りたいときにも便利です。
さらに私がおすすめしたいのは「Magic Food Park(マジック・フード・パーク)」という空港内の出発前エリアにあるフードコートです。
空港の高価な食べ物ではなく、タイのローカルフードを安価で試したい人には特にぴったりで、搭乗予定の便まで時間に余裕がある方にはぜひ利用して欲しいです。
ドンムアン空港のラウンジ情報

フライト前にゆっくり過ごしたい人にとって、ラウンジが使えるかどうかは重要なポイント。
このセクションでは、ドンムアン空港の代表的なラウンジとサービス内容をご紹介します。
まず、「The Coral Executive Lounge(コーラルラウンジ)」は、ドンムアン空港で最も利用しやすいラウンジのひとつです。
このラウンジでは無料のWi-Fi、快適な座席、軽食やドリンクを楽しむことができます。
プライオリティパスに対応しているほか、一部のクレジットカード会員は無料で利用可能な場合もあります。
その一方で、プライオリティパス対応の「Miracle Lounge(ミラクルラウンジ)」は、少し高級感のある雰囲気が特徴です。
ターミナル1とターミナル2両方にあり、豊富な飲食メニューやリラックスできるラウンジチェアが揃っています。
また、シャワーも完備されており、旅行前にリフレッシュするのにぴったりです。
ラウンジ利用の際には、搭乗手続き・セキュリティチェック後のみアクセス可能です。
また、多くのラウンジが2~3時間程度の利用時間制限を設けているため、利用時間やフライトスケジュールを事前に確認すると良いでしょう。
空港内の便利施設・サービス|両替所・SIM・シャワー・荷物預かりなど
ドンムアン空港には旅の準備や困りごとをサポートする便利な施設が数多く揃っています。
ここでは、両替や通信、シャワー、荷物預かり所など、到着直後に役立つサービスをまとめてチェックしていきましょう。
まず、両替所はターミナル1・ターミナル2のどちらにも複数あります。
タイバーツへの換金は空港でも可能ですが、レートは市内よりやや高めのため、必要最低限だけ両替して市内で追加するのがおすすめです。
ATMも多く設置されており、国際キャッシュカードやクレジットカードで現金を引き出すことができます。
次に、SIMカードを購入できるカウンターは到着出口の周辺に2社窓口があります。
短期旅行者向けのプリペイドSIMも多く、料金表を見ながら迷わず選べます。 設定もスタッフがサポートしてくれることが多いので安心です。
そして、シャワー施設は前述のミラクルラウンジ内や「Sleeep Box by Miracle」で利用することが可能です。
プライオリティパスなどの条件次第では、完全無料で利用することもできますが、基本的にはお金がかかります。 しかし、タオルやアメニティが揃っているため、手ぶらでも気軽に利用できます。
さらに、ドンムアン空港には「AIRPORTELs」や「LOCK BOX」などの荷物預かり所もあります。
到着後に市内観光へ行きたい場合や、乗り継ぎ便まで時間がある場合、手荷物を預けて身軽に動けるのは大きなメリットです。
料金は荷物のサイズや預ける時間によって異なりますが、Klookなど旅行サイトで事前予約することもできます。
その他にも、観光案内カウンターやATM、売店などがあり、到着後のちょっとした困りごとにも対応可能です。
ドンムアン空港は設備自体はコンパクトですが、旅行者に必要な施設はひと通り揃っているため、初めての方もスムーズに必要に応じて各施設を利用することがきます。
まとめ
ドンムアン空港はLCCの拠点として多くの旅行者が利用する一方で、施設の使い方や混雑ポイントを知らないと、思わぬところで時間を取られることもあります。
本記事では、到着〜入国の流れ、両替やSIM購入、ラウンジ、帰国前の過ごし方まで、旅行者が迷いやすい部分を中心に詳しく紹介しました。
タイ入国時または日本への帰国時にドンムアン空港を利用する方は、ぜひこの記事の内容を参考にし、空港での時間を快適に過ごしてくださいね。
◇経歴
高校は日本国内の文部科学省グローバル教育指定校に通学。
高校卒業後、タイの国立タマサート大学に1年間正規留学。
その後、転入先であるチェコの国立マサリク大学で政治とメディア学を専攻。
イギリスの企業でマーケティングインターンを経験し、その後ジュニアマーケターとして採用され、英語での実務経験もあります。
◇資格
・TOEIC 800(高校2年次取得
・ IELTS 6.5(高校3年次取得
・ CEFR C1 (大学2年次取得)
◇留学経験
・アイルランド・ダブリンで2週間のホームステイ (高校2年次)
・タイ国立タマサート大学(1年間正規留学)
・チェコ国立マサリク大学(現在3年目で政治とメディア学専攻)
◇海外渡航経験
・25カ国訪問済み(例:ギリシャ、ベトナム、アルバニアなど)
・現地での留学やインターンシップの経験あり
・現在は30歳までに30カ国訪れることが目標
◇自己紹介
旅行が大好きで、異文化交流や新しい経験を大切にしています。これまでの経験を活かし、留学の良さを伝えていけたらと嬉しいです。