海外旅行でLCC利用時に台風で欠航したら?トラブル時の主要LCCの対応を解説!

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海外旅行を計画する際、台風シーズンは飛行機の欠航遅延が心配ですね。

特にLCCを利用する場合、返金や補償に制限があることが多いため、事前の準備が必要です。

本記事では、ピーチ、ジェットスター、エアアジアなど主要LCC各社の台風時の欠航・遅延対応を詳しく解説します。

出発前の確認ポイントから旅行保険の活用法まで、台風に備えるための情報を詳しくお届けします。

改めて確認!LCCとは?

格安航空会社を意味するLCC(ローコストキャリア)は、サービスを最小限に絞ることで、低価格の航空券を提供している航空会社です。

日本国内には、LCCの他に以下のような航空会社が存在します。

・FSC(フルサービスキャリア):JALやANAなどの大手航空会社で、機内食や手荷物無料預け入れが航空券代に含まれ、快適性を重視

・LCC(ローコストキャリア):サービスを最小限に絞ることで、低価格の航空券を提供

・MCC(ミドル・コスト・キャリア):LCCとFSCの中間に位置するスカイマークなどで、リーズナブルな価格設定と比較的充実したサービスを両立

つまり、航空会社は提供するサービスと価格のバランスによって、快適性重視から経済性重視まで3つのタイプに分類されるということです。

では、LCCはなぜこんなに安いのでしょうか?その理由は以下の通りです。

・機内食やドリンクサービスを有料化
・手荷物預け入れに料金を設定
・座席間隔を狭め、乗客数を増加
・航空券販売をオンライン・電話に限定
・使用機体を統一し整備費を削減

これらの工夫により、JALやANAなどの従来の大手航空会社と比べて2〜5割安い運賃を実現しています。

日本では2012年にピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンが本格運航を開始し、現在ではジップエアなど複数のLCCが国内線・国際線で飛んでいます。

LCCに関してはこちらの記事を参考にしてください。
LCCのおすすめは?国内・海外の評判がいい格安航空会社をご紹介!

主なLCCの台風での欠航・遅延対応

LCCの欠航・遅延対応は、大手航空会社と違い、自社都合での欠航時にも他社便への振り替えやホテル手配といった追加補償を原則行わないという特徴があります。

本章では、日本国内で広く利用されているLCCの欠航・遅延時の対応方法を、各社の特徴について詳しく紹介していきます。

ピーチ

ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)は、ANA傘下の大手LCCで、国内線・国際線の両方を運航しています。

台風による欠航・遅延時には、公式サイト、メール、アプリなど複数の方法で利用者に通知します。

【欠航・遅延決定のタイミングと通知方法】

ピーチの欠航・遅延決定は、出発予定時間の間際に決定することもあります。

通知は、出発2日以上前であればウェブサイト・メール・アプリで、前日から当日はすべての方法で行われます。

ただし、当日に直前で決定した場合は、空港のモニターやアナウンスでのみの案内となる可能性があります。

【欠航・遅延時の対応】

欠航や大幅遅延が発生した場合、ピーチは以下の2つの対応を提供しています。

ピーチ他便への振替:出発予定日の翌日から10日以内に同一区間の別便に無料で変更でき、空席がある限り選択可能

払い戻し:悪天候などの不可抗力による欠航なら10日以内、ピーチ側の原因なら30日以内に手数料不要で申請可能

【手続き方法】

振替や払い戻しの手続きは、ピーチの公式ウェブサイト「予約確認・変更」ページから行うのがもっとも迅速です。

チャットサポート(9:00〜18:00)や有料電話相談(0570-001-292)も利用できますが、ウェブサイトの利用が推奨されています。

【重要な制限事項】

ピーチでは、遅延や欠航に伴う宿泊費や交通費などの補償は一切行いません

これらの費用をカバーするには、予約時に加入できる「ピーチ旅行保険」の利用が必要です。

ジェットスター

ジェットスター・ジャパン(Jetstar Japan)は、カンタス航空傘下のLCCで、JALとも提携関係にあります。

台風による欠航・遅延時には、ウェブサイト、メール、アプリなど複数のチャネルで利用者に情報を提供します。

【欠航・遅延決定のタイミングと通知方法】

ジェットスターの遅延・欠航情報は、公式ウェブサイトの「運航状況」メニューで常時更新されており、リアルタイムで確認できます。

予約時に登録したメールアドレスには、遅延や欠航が決定した時点で通知メールが配信されます。

ただし、旅行会社や提携航空会社経由での予約の場合は、予約元に通知される仕組みになっています。

ジェットスターアプリをインストール済みでプッシュ通知をオンにしていれば、アプリから直接通知を受け取ることも可能です。

既に空港に到着している場合は、空港のモニターやアナウンスで最新情報を確認できます。

【欠航・遅延時の対応】

欠航や大幅遅延が発生した場合、ジェットスターは以下の2つの対応を提供しています。

後続のジェットスター便への振替:無料で別便への変更ができます。

払い戻し:支払い方法と欠航原因に応じて異なる方法で返金されます。

クレジットカード払いの場合、ジェットスター理由なら支払ったカードへ払い戻し、天候など不可抗力なら払い戻しまたはフライトバウチャーでの払い戻しが選択可能です。

【手続き方法】

振替や払い戻しの手続きは、ジェットスター公式ウェブサイトの「予約の確認/変更」ページから行うのがもっとも迅速です。

ライブチャット(9時〜21時)での相談も可能で、オンライン手続き途中でチャットへの切り替えもできます。

空港カウンターでは振替手続きのみ受け付けており、払い戻しはウェブサイトまたはライブチャットでの手続きが必要です。

旅行会社経由の予約の場合は予約元での対応となります。

【重要な制限事項】

ジェットスターの運送約款では、理由に関わらず遅延・欠航に伴う宿泊費や交通費などの補償は原則行わないとされています。

台風による欠航でホテルへの宿泊が必要になった場合でも、これらの費用はジェットスター負担にはなりません。

ただし、整備不良などジェットスター側の都合で欠航した場合は、特別に補償されるケースもあります。

エアアジア

エアアジア(AirAsia)は、アジア最大級のLCCで、国際線を中心に運航しています。

ただし、他のLCCと異なり、基本的にキャンセルや返金に対応していないという特徴があります。

台風による欠航・遅延の場合のみ、特定条件下で返金対応が可能となります。

【欠航・遅延決定のタイミングと通知方法】

エアアジアの欠航・遅延についての公式な事前通知方法は、ピーチやジェットスターほど明確に規定されていません

運航キャンセルや大幅な日時変更が発生した場合、エアアジア側から連絡する仕組みは不十分とも言えます。

そのため、利用者自身が公式サイトやAirAsia MOVEアプリで定期的に運航状況を確認する必要があります。

【欠航・遅延時の対応】

フライトの欠航時であれば返金対象となり、3時間以上の遅延も返金の対象になります。

台風によってエアアジアが欠航と判断した場合は返金対象に含まれます。

ただし、台風が予想される段階でエアアジアが欠航判定する前に、利用者が自己判断でキャンセルした場合は返金されません。

【手続き方法】

返金リクエストはAirAsia MOVEアプリ内の「AskBo」というAIチャットを通じてのみ受け付けられています。

公式ウェブサイトの右下のチャットマークからもアクセス可能です。

「返金を申請したい」と入力すると、返金理由の選択肢が表示され、指示に従って手続きを進めます。

ただし、旅行代理店経由での予約の場合は、予約元に直接問い合わせる必要があります。

【重要な制限事項】

エアアジアの返金対応は業界内でも評判が悪く、実際に利用者が返金手続きで困難に直面することが多々あります。

筆者も、台風ではありませんがエアアジアがフライトをキャンセルした際に返金を申請した経験があります。

その際、AskBoのチャットボットでの対応がループし、同じ案内を何度も受け取るという状況に陥りました。

結局、対人チャットへの切り替えを何度もリクエストして、ようやく実際の担当者に繋がることができ、返金申請できました。

こうした返金対応の不確実性と手続きの煩雑さを考えると、台風シーズンのエアアジア利用は慎重に検討する必要があります

台風が来そう?出発前に確認すべきこと

台風が近づいていたら、予約した航空会社の公式ウェブサイトやアプリで運航状況をこまめに確認しましょう。

なぜなら、LCCではメールやショートメッセージで個人に連絡してくれないことがあるからです。

また、台風による欠航・遅延は直前に決定されることが多く、メールなどの連絡では間に合わない場合もあります。

自分で定期的に運航状況をチェックすることが、重要な情報を見落とさないための最善の対策です。

同時に、ご自身の航空券タイプを確認し、欠航時に振替や払い戻しが可能かを調べておきましょう

現地でのツアーやホテル、交通手段のキャンセル規定も確認し、キャンセル可能な期間を把握しておくことが重要です。

旅行保険に加入している場合は、台風による欠航・遅延がLCCでもカバー対象になっているか、補償額を確認しておくと、トラブル時も冷静に対応できます。

旅行保険・クレジットカード補償の活用法

LCCは欠航・遅延に伴う費用補償について、手続きが煩雑であったり追加のプラン購入が必要であるなど、制約が多いです。

そのため、旅行保険またはクレジットカード付帯の航空機遅延保険が重要な役割を果たします。

補償を確実に受けるための具体的な活用方法は以下の通りです。

まず、加入している保険の「自動付帯」「利用付帯」を確認してください。

利用付帯の場合、航空券代をそのカードで支払っていないと補償されません

次に、補償対象にLCCが含まれているか確認しましょう。

保険会社によっては「全ての航空会社」と記載されている場合と「LCC除外」「条件付き」の場合があります。

そして、台風による欠航・遅延で活用される補償は、主に宿泊代や食事代です。

一般的に補償は6時間以上の遅延で代替便に搭乗できない場合に適用され、上限は2〜3万円程度に設定されています。

欠航・遅延が発生した場合は、速やかに航空会社から欠航・遅延証明書を取得し、すぐに保険会社に連絡して請求手続きを進めましょう

LCCを利用する場合は、LCCが補償対象になっている保険を選び、その後の手続きに備えることが重要です。

まとめ

本記事では、主要LCC各社の対応方針、返金・振替手続きの具体的な流れ、そして事前に確認すべき項目を詳しく解説しました。

LCCは大手航空会社と異なり、欠航・遅延時の補償に制限があることがほとんどです。

台風が予想される時期の海外旅行では、出発前に航空会社の対応ルールを理解し、旅行保険やクレジットカード付帯の航空機遅延保険に加入しておくことが重要です。

この記事を参考に、安心して海外旅行を楽しんでください。

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