フランス「ナント」観光ガイド!基本情報・グルメ・観光スポットなど【解説】

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中世の建物が多く立ち並ぶフランスで、街全体が美術館のような美しい街があることをご存じでしょうか?

パリからおよそ400km離れた都市「ナント」は芸術の街としてフランスの中でも有名な観光地で、フランス国内でも治安がよく住みやすい街として支持を集めています。

ここではフランス・ナントについての基本情報やグルメ、観光スポットについて解説していきます。

ナントの基本情報とアクセス

ロワール川沿いに位置するナントはフランス国内第6位の人口を持つ都市で人口は約32万人です。

ここではナントの基本情報とアクセス方法について紹介していきます。

ナントの基本情報について

フランスの西部の街にあるナントは19世紀まで貿易や造船業で栄えていました。

現在は「現代アートの街」と呼ばれ、人気の観光地として親しまれています。

毎年8月頃に「ル・ヴォヤージュ・アン・ナント」というイベントも開催されています。

このイベントは道に書かれた緑の線にしたがって、ナントの街を旅するという企画です。

線の先には街にある現代アート作品が次々と登場し、参加者たちを楽しませています。

世界から人気観光地として注目を浴びる一方で、フランス人が選ぶ住みたい街ランキングに常にランクインしている都市でもあります。

その理由としては、パリなどに比べて自然に囲まれているだけではなく、車が無くてもトラム(路面電車)やバスなどの公共交通機関が充実しているため移動手段にも困ることがないからです。

なお、緑化も推進しており、フランスの中でも最も緑の多い都市に選ばれています。

ナントまでのアクセスについて

ナントはパリから約380キロ離れており、アクセス方法は車、高速鉄道(TGV)、飛行機があります。

■ 車
車で移動する場合はA11号線という高速道路を使用すると約4時間で到着できます。

■ 高速列車(TGV)
パリのモンパルナス駅からナント駅に向かうTGVが運行しており、約2時間で到着できます。

TGVは飛行機と同じで購入するタイミングによって値段が大きく異なる可能性があるため、予約サイトで早めの購入がおすすめです。

■ 飛行機
パリ=シャルル・ド・ゴール国際空港からナント・アトランティック空港までの直行便が運行しています。約1時間のフライトで移動が可能です。

ナントの魅力と歴史

ナントは「現代アートの街」として知られる一方、三角貿易の中心地として栄えた歴史ある都市です。

ナントの魅力

現代アートの街ということもあり、街中が美術館の中にいるような雰囲気が漂っています。

そのため、普段味わえない非日常を楽しめます。美術に興味がある方にとっては夢のような空間であることは間違いありません。

ナントはフランスの主要都市の中でも圧倒的に犯罪発生率が低いとされており、住みたい街ランキングにランクインする理由が裏付けられます。

ただし、スリやひったくりなどの一般的な防犯対策は必要なので、日本と同じような感覚で過ごすことは避けましょう。

さらに、ナントの公共交通機関は週末誰でも無料で利用することができます。こちらを利用しながら観光地巡りをするのもおすすめです。

ただし、日曜日にお店を閉めるところが多いため、あらかじめ営業しているか確認する必要があります。

ナントの歴史

ナントは17世紀から19世紀に行われていたアメリカ大陸とアフリカ大陸との三角貿易で当時世界最大の貿易の街として栄えていました。

造船業も盛んであったことから、街には造船業の跡地も残っています。

この街の華やかさは三角貿易時代の名残が残っており、それらが「現代アートの街」として現在も活かされているのです。

ナントで行きたい定番観光スポット

ナントの観光スポットはアクセスが良いところが多いです。ここでは定番の観光スポットを6箇所紹介します。

ブルターニュ公爵城

15世紀にブルターニュ大公フランソワ2世によって建築され、1598年にアンリ4世が「ナントの勅令」を発布したことで知られる歴史的なお城です。

2007年に歴史博物館としてリニューアルオープンされ、ブルターニュ公国の歴史からナントの都市開発や産業活動の歴史が紹介されています。

場所はナント駅から500mほど離れた場所に位置しており、徒歩10分で移動が可能です。入場料は9ユーロ(約1,600円)かかります。

レ・マシーン・ド・リル

レ・マシーン・ド・リルではアミューズメントパークとしてさまざまなアートを楽しめたり、機械仕掛けの生き物のアトラクションに乗ることができたりします。

特に、12mの大きさを誇るゾウのマシーン「グランエレファント」が有名で、鼻から水を噴射する仕掛けを見せるパフォーマンスや、ゾウの背中に乗って園内の観光を楽しめます。

ナント駅から最寄り駅の「Chantiers Navals」駅まで5駅あり、乗車時間は約10分です。

そして、駅を降りてアンヌ・ド・ブリュターニュ橋を渡って徒歩6分の場所にあります。

パッサージュ・ポムレ

パッサージュ・ポムレは1843年に作られた屋根がついたアーケード街です。

フランスで唯一3層構造のレトロな雰囲気を醸し出しているのが特徴で、欧州で最も美しいアーケード街として有名です。映画の撮影にもよく利用されています。

多くの雑貨屋やお土産屋が並んでおり、日曜日以外はいつも営業しています。ショッピングとしてはもちろん、観光地として訪れても楽しめる場所です。

ナント駅から4駅先の「Commerce」駅で降りてから徒歩4分の場所にパッサージュ・ポムレがあります。

ジャルダン・デ・プラント・デ・ナンテ

ナント市内にある植物園で11,000種類もの植物が展示されています。噴水や滝などもあり、自然に囲まれた癒しの時間を楽しむことができます。

こちらの場所はナント駅から徒歩1分の場所にあり、入場料は無料です。

ナント・サン・ピエール・サン・ポール大聖堂

カトリック教会の大聖堂のひとつで1891年に457年の歳月をかけて建立されました。

この建物は1862年にフランス歴史的記念物、日本でいう重要文化財のような分類の歴史遺産として指定されています。

最寄り駅の「Bouffay」駅はナント駅から2駅離れた場所にあり、そこからエタ通りとマドゥラン・ロディエ通りを歩いて5分ほどで到着できます。

ナント美術館

1801年に創立されたナント美術館では約900年にわたるコレクションが展示されており、その数は約14,000点ともいわれています。

タマラ・ドゥ・レンピカの少女画や、クロード・モネの睡蓮といった有名な作品も展示されており、貴重な作品を間近で楽しめるのが特徴です。

ナント美術館はナント駅から徒歩7分の場所に位置しています。

スタニスラス・ポドリー通りを途中で左に曲がると白い石造りの建物が見えますので、そこが目的地になります。

時間があったら行きたい穴場スポット

さらにナントでは穴場となっている観光スポットもいくつかあります。ここではそれらについて2箇所紹介していきます。

ジュール・ヴェルヌ博物館

ジュール・ヴェルヌ博物館は、『海底2万マイル』や『十五少年漂流記』などを手がけた有名なSF作家ジュール・ヴェルヌ氏の生誕150周年を記念して開館されました。

博物館には生前残した手書き草稿のコピーや書簡などの貴重な品が展示されています。

ナント駅から「Gare Maritime」駅まで11分かかり、最寄りの駅から10分歩く必要があります。

ロワイヤル広場

ロワイヤル広場はナントの中心部にある広場で、そこには白い女神像が飾られた大きな噴水があります。

夜になるとライトアップもされ、幻想的な雰囲気が楽しめます。

ロワイヤル広場は最寄り駅の「Commerce」駅から徒歩2分の場所にあります。

ナントの名物グルメ

ブルターニュ地方に位置するナントでは、ガレットやシードルなどが有名です。

ナントにはロワール川があり、そこではたくさんの魚が収穫されることから魚料理が比較的多く見られます。

魚料理

ナントはロワール川沿いにある都市であるため、川魚料理はよく食べられています。

特に、ホソスズキのホワイトバターソース添えはナントの有名な郷土料理として挙げられ、他にもカワカマスのテリーヌや白身魚のポワレなど様々な川魚料理が堪能できます。

ガレット

ガレットとは、ブルターニュ地方の郷土料理のひとつでそば粉で作ったクレープのような生地にハムや卵、チーズなどを添えて食べるのが一般的です。

ナントは小麦の栽培に適さない地域ではあるものの、そばの栽培には適しているためこのような食べ物が生まれたとされています。

シードル

シードルとは、りんごを原料としたお酒のことです。シードルはアルコール度数が低いものが多いため、飲みやすいことから世界中から人気を集めています。

甘口から辛口、発泡性があるものからないものまで揃っており非常にバリエーションが豊かなことが特徴です。

そして、シードルはガレットとの相性が良いため一緒に召し上がることが多いです。

ナントで買いたいお土産

ナントに訪れたらぜひチェックしたいお土産について紹介していきます。

ガトー・ナンテ

ナントを代表とする銘菓で、砂糖やアーモンドを使用した焼き菓子です。

もともと三角貿易が行われていた頃にサトウキビやラム酒といったものが運ばれており、これらの材料を基に作られたのが始まりとされています。

ミュスカデ

ミュスカデとは、フランスのロワール地方で栽培されている白ブドウ品種『ムロン・ド・ブルゴーニュ』から造られたワインになります。

フレッシュな柑橘系の香りとしっかりとした酸を持った辛口な味わいが特徴です。価格も5ユーロ(約900円)からと他のワインと比べてリーズナブルです。

ナントのワインツアーではミュスカデの試飲も楽しめます。約2時間のツアーで約6,000円で楽しめます。

まとめ

ナントは「現代アートの街」と呼ばれるほど、街の至るところに作品が並ぶ美しい景観が特徴で、観光客から人気を集めています。

また、フランス国内の中でも住みやすい地域として人気がある場所で、最低限の防犯対策は必要ですが、比較的治安が良い街として知られています。

約1〜2時間ほどの移動で済むため、日帰りで楽しむことが可能な場所となっています。

ナントの観光地はトラムでの移動でほぼ完結するため、日帰りでもたくさんのスポットを回れます。

観光スポットはもちろん、様々なグルメも楽しむことができるため、フランスに訪れた際ナントへ一度訪れてみる価値はあるでしょう。

「現代アートの街」のナントで非日常な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?

nativecamp.net

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かい

◇経歴
学習塾で小学生から高校生までを対象に英語を教えていました。 現在は、英語の学習方法や教育に関する記事を執筆するライターとして活動しております。

◇英語に関する資格
小学校英語指導者資格(J-SHINE)

◇留学経験
大学時代にアメリカでの語学留学を経験。
現地で様々な人とコミュニケーションを取る中で、語学力だけでなく異文化理解の大切さも学び、この経験は私の大きな財産となっています。

◇自己紹介
普段は接客業もしており、外国人のお客様に対応できるよう日々英語力を磨いております。最近はメジャーリーグに夢中で、実況を字幕なしで理解できるよう日々挑戦しています。