
「台湾旅行で日数に応じた必要な持ち物を知りたい。」
「できるだけ荷物を減らして身軽に移動したい。」
初めての台湾旅行で、夜市や屋台、観光スポットなど、さまざまな場所を訪れたいですよね。身軽に動きまわるには、必要な持ち物を厳選することが必要不可欠です。
そこでこの記事では、台湾旅行に必要な持ち物と日数に応じた衣類の選び方をお伝えします。
台湾に到着してから後悔しないためにも、事前に必要な持ち物を確認しておきましょう。
日数に関わらず必要な持ち物|パスポート・現金・カード等
台湾旅行で日数に関わらず必要な持ち物は、以下の通りです。
パスポート
海外旅行にはパスポートが絶対に必要です。有効期限が旅行期間をカバーしているかを事前に確認しておきましょう。
また、パスポートの紛失に備えて、コピーを持参しておくと安心です。
現金
台湾では、現金払いしか対応していないお店も多々あります。
例えば、屋台や夜市、ローカル食堂、公共交通機関などは現金払いが基本です。
旅行期間や行く場所にもよりますが、1日あたり約5,000円〜1万円ほどあれば十分でしょう。
クレジットカード
クレジットカードは、キャッシュレス決済や万が一現金がなくなったときに必要です。
ただし、一部の店舗では日本で発行されたカードが使えない場合もあるので、注意しましょう。
また、海外旅行保険付帯のクレジットカードであれば、予期せぬトラブルにも備えられるため安心です。
航空券
台湾を旅行する際は、往復の航空券が必要です。なぜなら、台湾では観光目的で入国する際に、帰国便を確保しておく必要があるからです。
航空券は通常、eチケット(電子チケット)として発行されるため、スマートフォンにスクリーンショットを保存しておきましょう。
また、万が一ネット接続に問題が生じた場合に備えて、プリントアウトしておくと安心です。
入国カード(オンライン申請)
2025年10月1日以降、台湾への入国にはオンラインの入国カードの提出が必須になりました。
以前は紙の入国カードも使用可能でしたが、現在は廃止されています。渡航前に、以下の公式サイトからオンライン登録を済ませる必要があります。
https://twac.immigration.gov.tw/
台湾の到着日を含めた3日前から登録が可能なので、忘れないように手続きを行いましょう。
常備薬
旅先では、慣れない環境や食事で体調を崩す可能性があるため、常備薬の持参をおすすめします。
例えば、以下のような薬が役立ちます。
普段使用している薬をまとめた「お薬ポーチ」があれば、なお安心です。
そのほか、応急処置品として絆創膏やかゆみ止め、アレルギーのある方は自分に合った薬を持参するのがおすすめです。
スマートフォン
スマートフォンは、さまざまな場面で必要になる持ち物です。例えば、以下の場面で必要になるでしょう。
スマートフォンの充電器も合わせて持参することを忘れないでください。なお、台湾のコンセントの形は日本と同じAタイプなので、変換プラグは不要です。
レンタルWi-FiまたはSIMカード
現地でスマートフォンを使用するには、インターネット接続が必要です。
日本で契約している通信会社の海外データローミングは高額になりやすいため、レンタルWi-Fiや現地のeSIM・SIMカードの利用がおすすめです。
eSIMは、SIMカードの差し替えが不要で、日本で事前に設定をしておけば、現地到着後すぐにネットが利用できます。
一方、SIMカードは台湾の空港などで購入し、差し替えることでネットが使えるようになります。
衣類
衣類は季節に応じて適切な服装を揃えることが大切です。例えば、冬であれば長袖にコートといった温かい服装が必要になります。
一方、春・夏・秋は暖かい気候なので、基本的には半袖でも過ごせます。
しかし、室内は冷房が強くて肌寒く感じることもあるため、温かい季節であっても羽織れるものを1枚持っておくことをおすすめします。
化粧品・スキンケア用品
普段から化粧やスキンケアを行う方にとっては必需品です。
化粧品やスキンケア用品は現地でも調達できますが、旅行用の小さいサイズで販売されていることはほとんどありません。
そのため、普段から日本で使用しているものを、小分けにして持参するのがおすすめです。
メガネ・コンタクト用品
目が悪い方にとっては、メガネ・コンタクト用品は必須です。
コンタクトレンズは紛失に備えて、1つ余分に持参しておくことをおすすめします。
日数に関わらずあると便利な持ち物

続いて、持参すると便利な持ち物は、以下の通りです。
日焼け止め
台湾は日本に比べて日差しが強いため、季節を問わず日焼け対策が必要です。
特に4月〜10月は紫外線が非常に強いので、外出の際は日焼け止めを塗っておきましょう。
旅行中に手が汚れないスティックタイプや、出先で塗り直しが簡単なミストタイプが便利です。
また、紫外線対策として、帽子やサングラスも合わせて持参しておくと役立ちます。
虫除け
台湾は高温多湿な気候で1年中蚊がいるため、虫除け対策が必要です。
特に、登山をされる方は虫に刺される可能性が高いので、虫除け対策グッズを持参しておくことをおすすめします。
洗面用具
台湾では、ホテルによってアメニティが用意されていないことも多く、洗面用具の必要性を感じることもあるでしょう。
洗面用具は、以下のアイテムがあると安心です。
100ml以上の容器に入った液体類は機内持ち込み不可となっています。
小分けのボトルに詰め替える場合は、100ml以下の容器を使用し、ジップロックにまとめて入れましょう。
ウェットティッシュ
夜市や屋台では手が汚れることが多いので、ウェットティッシュがあると便利です。
ローカルの飲食店では、基本的におしぼりや濡れたお手拭きはなく、手を洗う場所もないことがほとんどです。
汗拭きシート
台湾は温暖で湿度が高い気候なので、観光中に汗をかく場面があります。
暑い中で快適さを保ちたい方は、汗拭きシートを持参しておくと、さっと汗を拭けて便利です。
折りたたみ傘
台湾は年間を通して降水量が多いので、折りたたみ傘の持参をおすすめします。
また、晴雨兼用の折りたたみ傘があれば、日差しが強いときの紫外線対策にもなるため便利です。
歩きやすい靴
台湾は街歩きや食べ歩きが楽しめる場所でもあり、歩いて移動することが多くなります。
特に、九份のような人気の高い観光地は、山間部にあることも少なくありません。
足場が悪いところや階段が多い場所でも、足になるべく負担をかけないように、歩きやすいスニーカーなどを用意しておくと安心です。
サンダル・スリッパ
サンダルやスリッパを持参すれば、ホテルや外出時など、さまざまな場面で活躍します。
例えば、台湾は急に雨が降ることがあるので、濡れてもすぐ乾くサンダルがあると便利です。また、スリッパはホテルの室内履きとして使えます。
エコバッグ
現地で突発的な買い物やお土産を買う際に、エコバッグがあると便利です。
小さく折りたためるタイプのエコバッグであれば、カバンのポケットに入れておけるので、邪魔になりません。
モバイルバッテリー
観光中にスマートフォンの充電がなくなってしまった場合、モバイルバッテリーがあればすぐに充電できて便利です。
特に慣れない場所での観光は、調べ物をしたり道を調べたりしているうちに、すぐ充電を消耗してしまいます。
残りの充電を心配せずに観光したい方は、持参しておくことをおすすめします。
旅行日数に応じた衣類の枚数・選び方のポイント
衣類は旅行の日数分を用意するのがおすすめです。例えば、3泊4日の場合、出発時に着用するものを含めて、4日分の衣類を準備します。
荷物をさらに減らしたい場合は、使い捨ての下着や、使い古した下着を持参するという選択肢もあります。
使い捨ての衣類を現地で捨てれば、バッグの空いたスペースにお土産を入れて帰ることもできるので効率的です。
衣類は現地調達も可能
万が一、台湾旅行中に服が足りなくなった場合、現地で問題なく調達できます。
実は、台北を中心に日本ブランドの「ユニクロ」や「無印良品」が複数店舗展開されています。
ただし、日本に比べて約1.5倍ほど割高な価格帯に設定されているので、注意が必要です。
なるべく価格を抑えたいなら、現地のファッション店で購入するのがおすすめです。
例えば、台湾版ユニクロと呼ばれる「NET」は、台湾全土に約150店舗を展開しており、Tシャツ・下着・アウター・サンダルなどを数百〜数千円程度で購入できます。
もし旅行中に服が追加で必要になった場合は、現地での調達も検討しましょう。
季節ごとのおすすめアイテム
台湾旅行でおすすめのアイテムは、季節ごとに異なります。
ここでは、比較的暖かい季節の春〜秋(4月〜11月)と、少し肌寒い季節の冬(12月〜2月)に分けて、おすすめのアイテムを紹介します。
春〜秋(4月〜11月)
春から秋に台湾を旅行する場合、以下のアイテムがおすすめです。
台湾では、特に春から秋にかけて日差しが強いため、日焼け止めや帽子、サングラスといったアイテムが欠かせません。
夏場は暑いため半袖・半ズボンでも過ごせますが、朝晩や室内は冷えることもあります。
そのため、羽織れるものを1枚持っておくだけでも体温調整がしやすくなるでしょう。
そして、秋の紅葉を楽しむために登山を考えている方には、虫除けや歩きやすい靴が必要です。
また、山で虫に刺されないように、長袖・長ズボンなど、肌をあまり露出しない服装を選ぶのも大切です。
冬(12月〜2月)
冬に台湾を旅行する場合、以下のアイテムがおすすめです。
台湾の冬は湿度が高くジメジメした寒さが特徴です。強い寒波の影響で、最低気温が10℃を下回る日もあります。
外は暖かくても室内に入ると暖房が効いておらず、冷えることもあるので、重ね着できるものが必要です。
また、冬でも突然雨が降る日や日差しが強い日もあるため、折りたたみ傘や日焼け止めは持っておきましょう。
まとめ
台湾旅行では、パスポート・航空券・現金・クレジットカード・スマートフォンなどの持ち物は、絶対に必要なので忘れないようにしましょう。
その他の持ち物は、今回紹介した内容を参考に、旅行の日数や季節に応じて必要なものを選択してください。
できる限り無駄なものは省いて、身軽にいろいろな場所を観光できるように、持ち物を準備していきましょう。
◇経歴
Webライター(留学・旅行関連)
◇留学経験
・フィリピン 2ヶ月
・カナダ(ワーキングホリデー中) 4ヶ月
◇海外渡航経験
・留学:フィリピン
・ワーキングホリデー:カナダ、ニュージーランド(1年ずつ)
・旅行:アメリカ、シンガポール、台湾など
◇自己紹介
海外での留学や仕事、旅を通じて、英語力だけでなく、行動力や環境への適応力も身についたと感じています。
また、異なる文化や人々の価値観に触れる中で、多くの発見や学びを得て、自分自身の成長も実感できました。
留学や海外に興味があり、挑戦したいと考えている皆さまに向けて、経験者の視点から少しでもお役に立てる記事をお届けしていきます。