
シンガポールの
「マリーナベイサンズ」は、シンガポールでも知名度、人気、高級感においてトップのホテル・施設です。
シンガポールに詳しくない方でも、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
「マリーナベイサンズにはどんな施設があるの?」
「マリーナベイサンズで宿泊する料金はいくら?」
「マリーナベイサンズは、観光だけでも楽しめるの?」
この記事では、シンガポールの「マリーナベイサンズ」について詳しく解説します。
シンガポール観光で「マリーナベイサンズ」を訪れる予定のある方は是非最後までお読みください。
- マリーナベイサンズの概要
- マリーナベイサンズのロケーション・アクセス
- マリーナベイサンズの特徴・魅力
- マリーナベイサンズの主な客室タイプ
- マリーナベイサンズの館内施設
- マリーナベイサンズの周辺スポット
- まとめ
マリーナベイサンズの概要

マリーナベイサンズは、シンガポールを代表する統合型リゾートです。
「マリーナベイ」地区のウォーターフロントに位置します。
3つの高層タワーの上とそれをつなぐ空中庭園が特徴の建築です。
観光に来た多くの人が目にする建物の一つです。
マリーナベイサンズは2010年に開業しました。
施設には、1,850室を超える客室を有する5つ星ホテル、アジア最大級のショッピングモール、世界最大規模のカジノ施設や、ナイトクラブ/span>、2つのシアター、美術館などが併設されています。
マリーナベイサンズには、宿泊者だけでなく、ショッピングモールやスカイデッキ、毎晩行われるスペクタクルショーなど観光客でも楽しむことのできる施設があるのが特徴です。
マリーナベイサンズのロケーション・アクセス
マリーナベイサンズは、シンガポール中心部からのアクセスが良好です。
アクセスの方法には、MRT(地下鉄)、バス、タクシーがあります。
MRT(地下鉄)でのアクセス方法
MRTでは乗り継ぎ1回で約15〜30分でアクセスできます。
料金は約1.4シンガポールドル(約150円)です。
中心部のBayfront MRT Station (ベイフロント駅)がマリーナベイサンズへの最寄り駅で、駅からマリーナベイサンズまでは徒歩1〜5分です。
ルート(オーチャードロード発の場合) :
・オーチャード駅(NS22)からノースサウスライン(赤)に乗車
・ニュートン駅または、マリーナ・ベイ駅で、ダウンタウンライン(青)またはサークルライン(黄橙)に乗換え
・ベイフロント駅で下車 (マリーナベイサンズ直結)
バスでのアクセス方法
バスでは、オーチャードロードからの所要時間は、約15〜30分で、運賃は通常約1〜3シンガポールドル(約110〜330円)です。
EZ-Linkという現地の交通系ICカードを利用することで、安く利用できます。
マリーナベイサンズの最寄りのバス停は、『Bayfront Ave / Marina Bay Sands』です。
主な利用できるバス路線としては、106番、113番などです。
タクシーの移動方法
配車アプリ(Grab)でタクシーを利用する場合、交通状況にもよりますが所要時間は約10分前後です。
料金は6〜8シンガポールドル(約700〜930円)程度です。
マリーナベイサンズの特徴・魅力
マリーナベイサンズは、昼も夜も楽しむことのできるエリアです。
ここでは、そんなマリーナベイサンズの魅力について解説します。
建築の魅力
マリーナベイサンズは、ボストンの著名な建築家モシェ・サフディ氏の設計によるものです。
設計の際に風水を取り入れて作られています。
3つの高層ホテルは、トランプを積み上げた形をイメージして作られました。
3つの高層ホテルタワーの上には、空中庭園のスカイパーク展望デッキ(Sands SkyPark)があり、3つのタワーをつないでいます。
有名なインフィニティプールも、この展望デッキにあります。
毎晩の噴水ショー
マリーナベイサンズ前のイベントプラザでは、夜に光と水のショー「Spectra」が行われており、ショーは無料で見られるため、観光の一大スポットとなっています。
ショーのテーマは、多文化国家のシンガポールの現在までの発展と未来です。
音楽と一体となったレーザーや噴水のショーは、スケールが大きく感動的で、一見の価値があります。
日曜日から木曜日は午後8時と9時、金曜日と土曜日は、午後8時、9時、10時の回があり、それぞれ約15分のショーとなっています。
マリーナベイサンズの主な客室タイプ
マリーナベイサンズの客室タイプは、デラックスルーム、プレミアルーム、クラブルーム、スイートルームの主に4つのタイプがあります。
宿泊者は、どのタイプの客室に宿泊しても、57階の世界最大級のインフィニティプールを利用することができます。
4つの部屋のタイプ
・デラックスルームは、4タイプの中で一番ベーシックな客室です。
部屋の広さは、35平方メートルです。
こちらの部屋には、バスタブがついておらず、シャワーのみです。
シティービューもしくは、ガーデンビュー、40階以上の部屋のスカイビューなどが選択できます。
宿泊費は、1泊約80,000円程度です。
・プレミアルームは、広さが約45㎡で、部屋はバスタブつきです。
一泊あたり、約140,000円程度です。
・クラブルームは、広さが約60㎡の客室です。
クラブルームの宿泊客は、クラブラウンジへの入室、朝食 / アフターヌーンティーなどのサービスも併せて利用することができます。
料金は約13万円です。
・スイートルームは、広さが約55〜300㎡の客室です。
宿泊料金も1泊30万円以上です。
VIPロビーの使用やバトラーサービス、展望などマリーナベイサンズの中でも最上の体験をすることができます。
マリーナベイサンズにお得に宿泊するコツ
マリーナベイサンズの部屋の宿泊費は、部屋ごとのため、1人よりも2人以上で宿泊することで、費用を押さえることができます。
また、シンガポールの観光シーズンである乾季(3〜10月頃)は、特にホテルの予約が殺到し、価格も高騰します。
マリーナベイサンズへの宿泊の優先度が高い方は、雨季(10〜2月頃)を狙うのもおすすめです。
マリーナベイサンズの館内施設
マリーナベイサンズの館内施設について説明をします。
スカイパーク展望デッキ( Sands SkyPark)
スカイパーク展望デッキ(Sands SkyPark)は、マリーナベイサンズの最上階の全長340mの空中庭園で、360度視界を遮ることなく、シンガポールを見下ろす絶景を楽しむことができます。
特に日の入り時間(18〜19時)は、夕方から夜景に変化する様子が見られるため、おすすめです。
チケットは、現地でも購入可能ですが、混雑を避けるためには、公式サイトでの事前の購入がおすすめです。
チケット代は、オフピークとピーク時で異なり、35〜39シンガポールドルです。
ショッピングモール・レストラン
マリーナベイサンズの施設の一つ「ショップス・アット・マリーナベイ・サンズ」は、アジア最大級のショッピングモールです。
高級ブランド店やカフェが160店舗以上並びます。
他とは異なるユニークな店舗デザインも見どころで、例えばApple Storeは、球体デザインで「浮遊」しているように見える近未来的なデザイン、Louis Vuitton Island Maisonは、水上に浮かぶような建築になっています。
モール内には、サンパンライドと呼ばれる、東南アジアの伝統的な小舟でショッピング内の水路を巡るアトラクションや、レイン・オキュラス(Rain Oculus)という、お椀状のボウル内の渦巻きからB2階に向かって水が流れる滝があります。
レストランには、ミシュランシェフの名店から、カジュアルなカフェまで80店舗以上が並びます。
アートサイエンス・ミュージアム
アートサイエンス・ミュージアムは、芸術と科学をテーマにした博物館です。
蓮の花をモチーフにした「シンガポールの歓迎の手」を意味する形の建物が特徴です。
中では常設展と特別展が開催されています。
日本の「チームラボ」が手掛ける常設展「FUTURE WORLD」を見ることができます。
カジノ・ナイトクラブ
アジア最大級24時間営業のカジノがあり、約600台のテーブルゲーム、約3000台のスロットマシンを備えています。
外国人観光客は無料で入場できますが、入場時にパスポートの提示が必要です。
「Marquee Singapore」は、ニューヨークやラスベガスでも有名なマーキーの3店舗目です。
世界的に有名なDJによるイベントや最先端のオーディオ・ビジュアルが装備されています。
マリーナベイサンズの周辺スポット
最後にマリーナ・ベイサンズ周辺で併せて訪れたいおすすめスポットを紹介します。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
マリーナベイサンズから徒歩10〜15分の所にある都市型庭園空間です。
フラワードームという巨大なガラスの温室や、スーパーツリー・グローブという高さ20〜25mの人口巨木が目を引きます。
こちらでも、毎晩ガーデン・ラプソディーという音楽と光のショーが開催されています。
マリーナベイサンズのSpectraと共に訪れることも可能です。
マーライオンパーク
言わずと知れた、マーライオン像がある公園です。
マリーナベイサンズからは、徒歩で約15〜20分ほどの距離です。
対岸からのマリーナベイサンズを見ることができ、フォトスポット、散策スポットとして、必見のスポットです。
まとめ
以上、マリーナベイサンズの概要、アクセス、客室、施設の情報についてまとめました。
マリーナベイサンズのスカイデッキや、サンパンライド等入場料が必要な場合は、事前にチケットを公式ホームページで購入するのが、スムーズに観光するためにおすすめです。
マリーナベイサンズは、宿泊者でなくても、訪れて観光する価値のある場所です。
この記事が参考になれば幸いです。
◇経歴
・国際教養学部卒業
・外資系企業に勤務経験があり、アドミや会計分野で、インド人、カナダ人、オーストリア人、フランス人など様々な国の出身の同僚と働いた経験があります。
◇資格
英検1級、TOEIC 900点、IELTS 7.5 など
◇留学経験
大学時代に交換留学プログラムでイギリスの大学へ1年間留学し、リサーチの基礎や英語学について学びました。
◇海外渡航経験
・高校時代にシンガポールで3週間ホームステイをし、現地の高校で授業を受講した経験があります。
・大学留学中は休暇を利用してヨーロッパ各国を旅行し、多様な文化に触れました。
◇自己紹介
英語が好きで、子どもの頃から自ら進んで勉強してきましたが、日本式の文法やリーディング中心の学習方法では、なかなか話せるようにならず、苦労した経験があります。ネイティブキャンプでの英会話に助けられました。
英語学習に役立つ情報をまとめたブログも運営しておりますので、よろしければご覧ください。
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