英語漬け環境を求めるなら!日本人が少ないフィリピン語学学校6選

フィリピン、オンライン英会話、ネイティブキャンプ


フィリピンへの語学留学を検討する際に、日本人が少ない学校を探す人は多いです。

せっかく海外留学しても日本人に囲まれていては、英語力が伸びにくいと考えるのはもっともです。

では、フィリピンで日本人の少ない語学学校にはどんなところがあるのでしょう。

この記事では、なぜ日本人の少ない環境が評価されるのかを改めて解説し、日本人が少ないおすすめの語学学校をセブ島とバギオから紹介します。

学校選びで押さえておきたいポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

なぜ「日本人が少ない環境」が評価されるのか?

そもそも、なぜ日本人が少ない環境が評価されるのでしょうか。

理由は以下の3つです。

・必然的に英語を話さざるを得なくなる
・外国の文化に触れる機会が増える
・外国人の友達を作りやすい

必然的に英語を話さざるを得なくなる

日本人が少ない環境が評価される第一の理由は、日本語が使えない環境に身を置くことで、どうしても英語を話さざるを得なくなるからです。

「日本語を使わずに英語で話そう」と思っていても、周りに日本人が多いとどうしても日本語を使ってしまうのは自然なこと。

また、たとえ自分が英語を使いたくても、相手は日本語で話してくるというケースもあります。

英語を使うための何よりも単純で簡単な方法は、日本語が使えないところへ行くことです。
日常的に英語を使うことで英語脳に切り替わり、より早く確実に英語力をアップできるでしょう。

外国の文化に触れる機会が増える

多国籍の人々に接すると、日本とはまったく異なる文化に触れる機会が増えるのも、日本人が少ない環境が評価される理由のひとつです。

フィリピンにはさまざまな国籍の人が留学してきています。
日本ではなかなか知る機会のない文化や習慣に驚かされることもあるでしょう。

また、日本のアニメや食事などの文化について質問を受けたりもするので、異文化交流の良い機会になります。

外国人の友達を作りやすい

外国人の友達を作りやすいことも、日本人が少ない環境が評価される理由です。

日本人が多いと、どうしても日本人グループの中でしか友達を作りにくくなります。

しかし、日本人が少ないと英語を使って多国籍な人たちと会話をする機会が増えます。

毎日一緒に勉強をした仲間は、留学期間が終了してもきっとよい友達でい続けることができるでしょう。

セブ島で日本人比率が低い注目校「Winning EnglishとCIA(セブ国際アカデミー)」

ここからは、日本人比率が低い注目校を紹介していきましょう。

まず紹介するのは、セブ島にある以下の2校です。

・Winning English
・CIA(セブ国際アカデミー)

Winning English

正式学校名 Winning English Academy
学校資本 台湾
設立 2015年
最大受け入れ人数 約100名
日本人比率 約15%
他国留学生 台湾・モンゴル・ベトナム・ロシア・韓国・アラブ・中国など

日本や韓国が経営する語学学校が多いセブでは珍しく、台湾資本の学校です。

非常に多国籍な学校として知られ、ノンスパルタ校なので門限もありません。
生徒間の交流を重視し、外出の時間も大切にするという観点から、2024年以降外出規制を撤廃しています。

CIA(セブ国際アカデミー)

正式学校名 Cebu International Academy
学校資本 韓国
設立 2003年
最大受け入れ人数 570名
日本人比率 25%
他国留学生 台湾・韓国・ベトナム・サウジアラビア・モンゴルなど

韓国人経営ですが、韓国人は25%なのでそれほど多くありません。

校内では英語以外は禁止でスタッフが監視しており、違反者には罰金が課せられます。
英語オンリーの厳しい環境の中で多国籍の人々に囲まれての生活なので、短期間で英語力を伸ばすことができるでしょう。

穴場にして本格派!IMSとPILA

次に、セブ島にある穴場的な本格派語学学校を紹介しましょう。

これらの2校も、日本人比率が低い学校です。

・IMS
・PILA

IMS

正式学校名 International Maekyung School
学校資本 韓国
設立 2015年
最大受け入れ人数 約150名
日本人比率 5〜15%
他国留学生 韓国、台湾、ベトナム、中国、モンゴル、ロシアなど

セブ島バニラッド地区に位置するIMSは、日本人比率が5〜15%程度ととても少ないのが特徴です。

IELTSなどの試験対策に加えて、大学進学後に必要な英語力を養う「English for Academic Purposes」も開講されました。
また、毎週木曜日には様々な国の料理が週替わりで提供されるサービスがあるので、食の面からも異国を味わうことができます。

PILA

正式学校名 PILA Education
学校資本 韓国
設立 2007年(2024年に新校舎へ移転)
最大受け入れ人数 約130名
日本人比率 約10%
他国留学生 韓国、台湾など

2007年設立のPILAは、2024年にセブ島ITパーク近くの近代的な新築ビルにキャンパスを移転した、非常に便利なロケーションにある語学学校です。

日本人比率はわずか10%程度なので、英語漬けの環境を実現したい人にはぴったり。
屋内プールやジム、カフェ、コンビニなどの設備が完備されています。

バギオで探す日本人が少ない学校「MONOLとPINES」

次に、フィリピンの中でも治安が良く自然に囲まれた環境が人気のバギオで、日本人が少ない語学学校を紹介します。

ここで紹介するのは、以下の2校です。

・MONOL
・PINES

MONOL

正式学校名 Models of Nonpareil and Outstanding Learning
学校資本 韓国
設立 2003年
最大受け入れ人数 300名
日本人比率 約10%
他国留学生 韓国、台湾、中国、サウジアラビア、ベトナムなど

MONOLは、2003年設立で日本人比率は約10%と、フィリピンの中でもかなり日本人の少ない語学学校です。

MONOLは学校内の設備が充実していることでも知られています。
ゴルフ練習場やヨガ、ピラティスなどの無料アクティビティがあるので、勉強で疲れた時のリフレッシュに最適です。

PINES

正式学校名 Pines International Academy
学校資本 韓国
設立 2001年(2018年に新校舎へ移転)
最大受け入れ人数 約280名
日本人比率 約30%〜40%
他国留学生 韓国、台湾、中国、ベトナム、モンゴルなど

PINESはバギオ市にある語学学校の中でも指折りのスパルタ校で、日本人比率は約30〜40%程度に抑えるよう調整されています。

メインキャンパスは細かく10段階にレベル分けされ、グループレッスンとマンツーマンを組み込んだコースの種類が豊富にあります。
メインキャンパスは広大な自然に囲まれ、静かな環境で勉強に集中することができます。

多国籍校ならではの学習効果と文化交流


ここまで、フィリピンで日本人比率の低い語学学校を紹介してきました。

次に、多国籍校ならではの学習効果や文化交流について以下の4点を解説します。

・自然な英会話力が身に付く
・グローバルな視点が養われる
・国際的に人脈を広げることができる
・学習モチベーションが維持できる

自然な英会話力が身に付く

多国籍校なら、実践的で自然な英会話力を身につけられます。

留学中の学校生活はもちろんのこと、寮や宿泊施設でも全ての会話が英語になるため、日常会話がスムーズに出てくるようになるでしょう。

また、フィリピンにある多くの語学学校では学校や寮内のほとんどの場所で英語以外が使用禁止となっています。

多国籍校に身を置くことで、日常的にさまざまな場面で使える英語を習得できます。

グローバルな視点が養われる

多国籍学校では、グローバルな視点を養うことが可能です。

日本人の多い学校だと、英語は学べても直接的に異文化に触れることは難しいでしょう。
しかし、ここで紹介したような多国籍学校では、あらゆる国々の人たちと授業を受け、生活を共にします。

実践的な異文化交流を通して、日本では得られなかったグローバルな視点で物事をとらえることができるようになるでしょう。

国際的に人脈を広げることができる

多国籍学校に留学することで、国際的に人脈を広げることができます。

留学中に同じ目的を持って勉学に励んだり時にはグループで遊んだりした仲間は、帰国後も良い友達として関係を続けることができるでしょう。

そうして築いた関係性を大切に育てていけば、将来は国際的に人脈を広げる糸口にもなり得ます。

学習モチベーションが維持できる

英語を学ぶ同じ目的を持った多国籍の仲間と過ごすことで、英語学習のモチベーションを維持することができます。

勉強はひとりでやっていてもなかなか続かないものですが、厳しい環境の中で一緒に過ごすとモチベーションの維持に役立ちます。

しかも各々が色々な国から集まった多国籍のメンバーだとなおさらです。
日本にいるときとは違ったテンションで、モチベーションを保った勉強を継続しやすいといえるでしょう。

選ぶために押さえておきたいポイント

最後に、日本人が少ない語学学校を選ぶ際に、押さえておきたいポイントを紹介します。

ポイントは以下の3つです。

1. 日本人比率は「時期によって変動」する
2. 日本語サポートの有無を確認
3. EOP(English-Only Policy)の徹底度合い

① 日本人比率は「時期によって変動」する

語学学校の日本人比率はその時々によって変動するため、日本人の少ない時期をねらうのがポイントです。

長期休暇のシーズンは日本人が多くなるので、調整が可能なら避けるようにしましょう。

日本人が少なくなる時期は、長期休暇をはずした4月~6月や10月~12月です。
学費や航空費も比較的安くなりやすく、おすすめの時期だといえます。

② 日本語サポートの有無

日本語でのサポートの有無を確認することも、大事なポイントです。

日本人の比率が少ない語学学校は英語の勉強には適していますが、生活面や学習面で質問があるときや、万一体調が悪くなった場合には日本語でのサポートが無いと困るからです。

理想は日本人のスタッフが常駐している学校がおすすめですが、最低限、日本語でのサポートがあるところを選ぶようにしましょう。

以下のサイトでは日本人スタッフが常駐している学校を紹介しているので、参考にしてください。
日本人スタッフ常駐の学校一覧

③ EOP(English-Only Policy)の徹底度合い

EOP(English-Only Policy)とは、「母国語での会話を禁止するエリアまたは時間」のことです。

日本人の少ない語学学校へ留学しても、EOPが徹底されていない環境では十分に英語力を伸ばせない可能性があります。

日本人の少ない語学学校を探す際にはEOPの徹底度合いを確認し、自分に適した程度の学校を選ぶことが大切です。

まとめ

とても勇気のいることですが、あえて日本人の少ない語学学校へ飛び込むことで、留学の効果は何倍にもなりそうですね。

さらに、多国籍の友達を作ることでグローバルな世界が広がる可能性も大きいといえます。

今回紹介したところ以外にも、フィリピンには日本人の少ない語学学校がたくさんあるので、ぜひ調べてみてください。

この記事があなたの留学先を決める参考になれば幸いです。

 

 

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